筆者は1970年生まれ。先輩から、情報技術者を目指す若い方へ生きてゆくためのコラムです。

応用情報技術者試験

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 ……本題の前に。僕は大阪のビジネスパーソン(決してなにわのあきんどではありません)で、家には4.5リットルの加湿器が備わっています。医局を抜けて我が家にアンビシャスジャパン(死語)しませんか? ただいま、ガンガン加湿していますので、お肌もぴちぴち(笑)。先にプレゼントがいいですか? それとも、で、デートしましょうか? じょ、女性の扱いは苦手で……(汗)。

 確かに、女医さんは、神聖にして侵すべからず、みたいなところがありますね。先日、脂肪肝で県立病院に行ったのですが、内臓エコーを撮る際に、ナースが密着してきて、お前、愛がないのに、そんな体位でいいのか!!(と、心の叫び)

 ……エコーの端子にローションを塗るのですが、それが「ぬ、ぬめらあああ!?」という、気持ちよさを通り越して、ぞくぞくっとする感触なのでした。でも、ナースか女医かと訊かれれば、圧倒的に女医さんでしょう。なんか、禁断の花園風味がしますし……。

【ここからが本題】

 ……そろそろ情報技術者に返り咲きたい自分。どうせスキルをつけるのならば、それなりのスキルを付けてみたいものです。そこで、あまりお金をかけずに、自分のスキルを証明してもらえるものとは何かと考えた挙句……。IPAが平成21年度から新たに始める試験「応用情報技術者試験」を受けようと準備……。ええい、こんにゃろ、やってやるぜー!!

【応用情報技術者試験 テキストをゲット】

 ミッドレベルの試験「応用情報技術者試験」のテキストをゲット。新しい試験ということで、とりあえず少ないテキストの中から取り寄せることにしました。果たしてこのテキストだけで「午後問」が大丈夫かどうかは別にして、このまま何もしないで手をこまねいているよりも、ちょっと難しめの受験切符を握りしめて玉砕する方が、まだしも前のめりに死ねる(苦笑)と思いまして……。それが受験動機です。

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  1. 2009年度版 初めて受ける 応用情報技術者
     日高 哲郎 編著
  2. 情報処理教科書 応用情報技術者 2009年度版
     日高 哲郎 編著
  3. 応用情報技術者試験精選予想600題試験問題集 平成21年度版
     東京電機大学 編著
  4. かんたん合格! 応用情報技術者問題集 平成21年度春期(大型本)
     五十嵐 聡 著

 テキストが届きました!! 自分的には、最初から難解な問題集に取り組むと、精神的にしんどいので、最後の仕上げに置いておきます。まずは概略から、詳細、そして応用の順番です。これ作戦(笑)。

 ほー。午前はほとんど工業高校の「情報技術」や「工業数理」、それに「実習」やねえ(笑)。僕が高校生時代に、いちばん苦手としていた部分。うーむ、どれどれ? ……総ページ数、630ページ。ぶ、分厚い……お前は時刻表かっ(笑)。もしこの本で、アタマを殴ったら、さぞかし痛いことでしょう(苦笑)。

  • ド・モルガンの法則: 多分、論理回路とかのあれだ
  • バブルソート: 左右の数を比較し、昇順に入れ替え続けて、ってやつだ
  • 逆ポーランド記法: なんか言語系で聞き覚えが
  • オートマトン: 何ですかそれは……あ、チューリングマシンみたいなものかー 

 はっはっは、どうすんのさオレ(苦笑)。……だ、ダメだ。おそらく、脳みそがオーバーヒートして、毎夜の如く、耳から血が出るぐらい勉強しないとわかんない、って感じですなあ。それが「春期」(2009年4月19日)だからますます……。もうあきらめて「秋期」にしようかな……。でも、それでは試験の緊張感が薄れますし。これを片付けて、早くベンダ系試験に取りかかりたいですし……。

 ……応用情報技術者試験を、簡単に「ミッドレベル」と言ってくれるけど、「そごう」「プロパン」「DTP」などを若い頃に経験し、開発スキルがないに等しい人間にとっては、「ミッドレベル」といえども、結構難しいんですよ。あの頃、真剣に情報技術者を目指していれば、こんな「ツケ」なんかは回って来なかったのでしょうけどもね。しかも、歳も歳だし、いわば「飛び級」を目指しているわけでして、新たな困難を自分で背負い込んだという気もします。テキストの後ろの方に書いてある「ストラテジ」分野には、なんと「労働者派遣法」の記述まで……。

  • SWOT分析(強み、弱み、機会、脅威)
  • PPM(プロダクトポートフォリオマネジメント)
  • バリューチェーン分析(価値連鎖)
  • マーケティング・マーケティングリサーチ
  • CRM(カスタマーリレーションシップマネジメント)
  • SCM(サプライチェインマネジメント)
  • ERP(企業資源計画・経営資源の最適化)

 ……なんと、僕がかつて受けていた「放送大学 専科履修生 ベンチャー企業論」の範疇も含まれるではないですか。何たる偶然。これはラッキーと捉えるべきか……。ううむ、またしてもか、と捉えるべきか……。ご覧のように、僕は「企業経営」の呪縛からは、どうやら逃れられない宿命にあると言えます(苦笑)。

 (模索と思索はつづく)

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