ここに1枚の履歴書、そして面接。アナタは採用する?
サーチマン佐藤です。
こんにちは。
プロ野球・巨人軍の
高橋由伸監督が退任することになった。
退任会見で、
「うれしかったこと浮かばない」
と言うほど辛かったようですが、
(ほんと、お疲れさまです)
いみじくも、この事態を予言した御仁がいた。
今は亡き、星野仙一さんだ。
高橋監督の就任時、
星野さんは、
高橋監督の以下の発言を聞いて、
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何でもかんでもの押しつけは、
時代に合っていないのかなと思う。
選手の意思を尊重し、
個性をみていくことが、
今の選手に合っていると思っている。
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「そんな事言ってると、大失敗するぞ」と、
警鐘を鳴らした。
私もリーダー論の観点から、
個性や意思の尊重は二の次であって、
「何が何でもリーダーの命令に従わせること」と言い、
この発言の危うさを、取り上げたことがあった。
(覚えてますかね?)
う~ん。
もちろん、
高橋監督の人間性を批判するものでない。
たぶん、きっと、
「いい人」で「さわやか」なんだと思う。
しかし、それだけでうまくいくわけでもない。
リーダーの難しさを、
一つ見たような気がしました。
さて、本題へ。
今、私は、
「いい人材を、どう見極めるのか?」
というコンテンツを作っています。
もちろん、長くつきあえば、
その人が、どんな人かはわかってくる。
しかし、我々がプロジェクトを組む時、
協力会社や派遣会社からのメンバー候補を、
履歴書と面接だけの短時間で、
どうやって見極めるのか?
その具体的なノウハウを作っていますが、
今日は、それに関連して、
一つクイズを出してみます。
ここに、1枚の履歴書があります。
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※もちろん個人情報伏せてます。
学校名も、それらしい名前に変更。
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この履歴書は、
私が初めてのリーダーの時、
「サブリーダー候補」として上がった人のもの。
プロジェクトで必要な技能は、
「Linux」「Java」「Oracle」です。
その観点から、履歴書をみてください。
私も当時、この履歴書をみた。
そして、面接となった。
面接では、その人(彼)と、
こんな会話があった。
私:「Javaやって来られたんですねえ」
彼:「Javaは、そこそこ自信あります」
私:「前のプロジェクト、メンバー何人いたんですか?」
彼:「最盛期は、11人いました」
まあ、こんな当たり障りのない感じで、
普通の受け答えがあって、面接が終わった。
さて、アナタは、
この履歴書と面接で、彼を採用しますか?
私の立場になって、決めてください。
・・・と言っても、
ムチャブリかな(笑)!?
いや、そうかもしれませんが、
でも、履歴書と面接で決めるって、
そんなもんかもですよ。
さあ、どうしますか?
一つクリックしてくださいね。
(2018/10/31 クリックは、終了しました)
採用する(問題なし)
採用する(多少のリスクは仕方ない)
採用しない(他に確認することあり)
採用しない(採用しない理由あり)
わからない
そのほか
次回、これをもとに、
「いい人材を、どう見極めるのか?」
考えてみましょう。
IT業界のプロジェクトだけでなく、
他の仕事、ひいては人生も、
大いに関係ありあす。
大事ですね。
ではでは、またお会いしましょう。
ありがとうございました。
●追伸
私が作っているリーダー論ですが、
それは、よくある
精神的や観念的なものでないですよ。
手に取ってできる
具体的なノウハウ術です。
お楽しみに。
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サーチマン佐藤のJava