250.ラズパイ購入しました
初回:2022/3/30
前から何台かは購入していたのですが、新しいのが来ました。
P子「会社経費で購入してもらったんでしょ?」(※1)
そうともいいます。
P子「そうとしか言わないわよ」
そんなことより、もうすぐ4月になります。折角なのでラズパイに関する連載を始めて見ようかと思っています。
P子「三日坊主にならないように、気を付けないとね」
1.ラズパイって何?
エンジニアライフの読者でラズパイを知らないなんて人はいないと思いますけど、一応復習を兼ねて説明したいと思います。
P子「そんな挑発に誰も乗ってこないわよ」
やっぱり...
まあ、ラズパイが、どれくらいの認知度があるのか、私もよく分かっていませんから、情報の整理も兼ねて、説明したいと思います。
≪参考資料≫
https://ja.wikipedia.org/wiki/Raspberry_Pi
Raspberry Pi
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
今回購入したのは『Raspberry Pi 4 Model B』です。本体自体は2年以上前には販売されていましたが、今回、64bit版OS『bullseye』の正式版がリリースされましたので、過去のラズパイも合わせて新OSに再設定してみようと思い立ちました。ハード的には、3Bの基板でも対応されていますが、やはり搭載メモリとか色々考えると、4Bのハードで動かしたいと思うのが人情というものです。
P子「ラズパイにも義理と人情の世界があるのね」
その通り、3Bで動かすには、ギリギリですから...
P子「...」
ラズパイというと、基板のみなので、普通に使用できる状態にするには、ACアダプタ、microSDカード、ケース、ディスプレイが必要です。CPUも熱を持つので、ヒートシンクやファンも欲しいところです。できれば、キーボードとマウスもあった方が良いでしょう。そういう意味では、個別に購入するより、スターターキットみたいなセット品を購入する方が楽だと思います。
2.ラズパイで何をするの?
IoTブームとかAIブームとか言われていますが、製造業の現場で各種センサー情報を取り込もうとした場合、「Arduino(アルドゥイーノ)」や「micro:bit(マイクロビット)」などのマイコンボードを使う手もありますが、RFIDの読み込みやビーコン信号、QRコードの処理やUSBカメラによる画像処理や、画面表示やデータ登録なども行いたいといった場合、マイコンではなくパソコンが現場に欲しくなります。かといって、型落ちのノートパソコンでも数万円することを考えると、小型軽量コンパクトのラズパイの方が、色々と活用シーンがあると思います。
ラズパイの互換ボードや代替えボードも色々ありますが、比較検討するベースはラズパイです。ラズパイと比較してどこが良い、どこが足りないという感じなので、まずはラズパイから始めてみるのが良いと思います。その中でやりたいことと合わない事が出てきて初めて、ではどうするかを考えればよいでしょう。
今回は入手が困難だったので、購入できませんでしたが、私としては「NVIDIA Jetson Nano Developer Kit」を比較検討対象として見てみたいと思っています。
『ラズパイで何をするのか?』と聞かれると『何ができるのか?』と聞き返されるかもしれません。つまり、ラズパイに関する連載の目的は『何ができるのか?』を探求することにしたいと思っています。
P子「要するに無目的って事ね」
ニーズではなくシーズを探るシリーズという事で。
P子「...」
ほな、さいなら
======= <<注釈>>=======
※1 P子「会社経費で購入してもらったんでしょ?」
P子とは、私があこがれているツンデレPythonの仮想女性の心の声です。