今、話題の人工知能(AI)などで人気のPython。初心者に優しいとか言われていますが、全然優しくない! という事を、つらつら、愚痴っていきます

186.フリーランスになれない条件

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初回:2021/11/03

1.技術ネタも書かないと...

 最近、技術ネタをほとんど書いていないので、少し反省しています。ただ、最大の問題は、私の技術ネタは特殊なので、万人向けではないと思っています。

P子「まあ、特殊って言えば特殊よね」(※1

 月の初めは、技術ネタを書くことにしようと思います。という事で、来月から...いや中途半端なので、来年から始めたいと思います。

P子「やっぱり、書く気ないんだ」

 まあ、それ程期待してる人もいないでしょうし...

P子「それもそうね」

 いや、そこは否定してくれないと...

P子「言い訳の時間は終了でいい?」

 いいです。

2.フリーランスになれない条件とは?

P子「フリーランスになる条件じゃないのね」

 良く気づいてくれました。

 要するに、努力で何とかなるとか、そういう事ではなく、才能、能力、脂質といった事を話したいと思います。

P子「脂質って、太ってるってこと?」

 まあ、個人事業主は、それなりにスタイルとか服装とかには気を使うべきでしょう。

 ここ、エンジニアライフでは、フリーランスの方も多数居られますので『なる条件』は色々と書かれていると思います。
 私が個人的に感じるのは、技術力とか専門知識とかは、なくてもフリーランスになれると思います。

P子「有るに越したことはないけど、無いからなれないという事ではないと?」

 そういう事です。

 もちろん、一流のフリーランスや、高収入を目指すというのであれば必要ですが、IT系の仕事なら色々あります。フリーランスになってから、OJTで技術力を身に付けてもいいと思います。

 人に好かれるとか、容姿に恵まれているとか、そういうことも、なれる条件には含まれません。

P子「有るに越したことはないけど、無いからなれないという事ではないと?」

 そういう事です。

P子「上の2行、コピペしたでしょ」

 まあ、服装は自分で何とか出来るので、きちんとしておいた方が有利でしょう。

P子「勿体付けないで、『なれない条件』を早く言ってよ」

 簡単に言うと、あなたがポンコツエンジニアでも使えない奴でも『フリーランスになれる』のです。

 逆に言えば、ポンコツのフリーランスもいるので、注意しましょうという事でもあります。

P子「フリーランスの皆様に喧嘩売ってる?」

 普通のフリーランスの皆様も、ポンコツフリーランスには迷惑しているので、かまいません。

P子「今回は、やたらと前振りが長いわね」

 では、発表します。
 フリーランスになれない条件とは『人間不信になりやすい人』です。

P子「はあ?」

 あるフリーランスさんの個人的な見解で言うと、お客様(クライアント)の内、2~3割が地雷(モンスタークライアント)だそうです。(※2
 もちろん、そういう人達を避けて仕事を選ぶべきなんですが、それでも避けられない(発見が遅れる)場合は必ずあります。

 そういう場合に、人間不信になって心が折れると、フリーランスとしてやっていけなくなります。かといっていまさら正社員に戻るのも非常に大変でしょう。

 自分勝手、わがまま、横柄、上から目線、マウンティング...こうゆうお客様と笑顔で交渉するなんて、私には出来ないと思います。

P子「ガラスハートだもんね」

 あのね...

 それで感じたのは、お客様の為とか、お客様により良いものを提供しようとかすると、逆に反撃にあう可能性があるという事です。つまり、第一優先はお客様の意向であり、より良いものにするかどうかは、お客様がそういう意思を示された場合だけ、という事です。

P子「ある意味当たり前の事ね」

 でも、良くなる事が目の前にあるのに対応しない(対応してはいけない)というのは、技術者としては結構つらいものがあります。

P子「フリーランスは技術者とは違うという事が言いたい訳?」

 落としどころと言うか、妥協点という所でしょうか?

 もちろん技術者でも納期や予算などのシバリがあるので妥協は必要ですが、お客様に近い所で仕事をする場合は、自分の最高の成果物を提供できない覚悟が必要だと思います。

 純粋な技術者は、フリーランスにはなれないというのが、私の結論です。

P子「やっぱり、フリーランスの皆様に喧嘩売ってる?」

3.出所不明のたとえ話

 バロック時代の頃、教会が彫刻家に礼拝堂の壁に彫刻してもらう依頼をした所、完ぺきな出来にその依頼主が『素晴らしい、完成しましたね』と労をねぎらったところ、その彫刻家が『まだ半分です』と答えました。
 正面から見ると完ぺきに出来ていたのですが、誰も見えない後ろがまだだったそうです。
 依頼主はそれで完成でいい、料金も契約通り支払うと言ったのですが、その彫刻家は頑として拒否したそうです。

 さて、どちらの主張が正しいでしょうか?

P子「それって、モンスターフリーランスの例になってない?」

 教会としては早くお披露目したいでしょう。でも彫刻家はその作品が未来永劫そこに飾られるわけで、そんな中途半端な作品は残せないと考えたのでしょう。

 教会も未来永劫残すつもりがない(表面だけでよい)なら模造品でもいいし、職人ではなく商売人に頼むべきでした。彫刻家も契約前に、依頼主の目的をきちんと把握しておくべきでした。

 つまり、職人気質の技術者はフリーランスになれないし、なると不幸になるという事です。

P子「人によるんじゃない?」

 それを言っちゃうと、どんなことでも『人による』で片付いてしまいます。実際そうなんですけど...

ほな、さいなら

======= <<注釈>>=======

※1 P子「まあ、特殊って言えば特殊よね」
 P子とは、私があこがれているツンデレPythonの仮想女性の心の声です。

※2 2~3割が地雷(モンスタークライアント)
 https://sakigake-freelance.com/entrusted/44
 モンスタークライアントに要注意!フリーランスが出くわす厄介なお客たち
 2018/06/01 2019/01/17

 https://sakigake-freelance.com/entrusted/114
 モンスタークライアントに要注意!フリーランスでWeb制作案件を受託するうえで、依頼を断るべきモンスタークライアントの特徴
 2018/06/08 2019/01/17

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