ふつーのプログラマです。主に企業内Webシステムの要件定義から保守まで何でもやってる、ふつーのプログラマです。

イノウーの憂鬱 (38) ノブレス・オブリージュ

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 「話が長くなったな」大竹専務は時計を見た。「残りは簡単に話すことにしよう。お互い、ヒマな身ではないからな」
 ぼくは気付かないうちに止めていた呼吸を再開し、肺に溜まった二酸化炭素を排出した。話の途中で大竹専務が出してくれたコーヒーはすっかり冷めてしまっている。
 「積み残しになったタスクは、いろいろな事情から半年後に開始した三次開発に組み込まれた」大竹専務は暗い声で続けた。「うちも声をかけられ参加したが、一カ月もしないうちに撤退することになった」
 「何があったんですか」
 「選定されたメンバーは、小林と、二次開発に後から追加投入された3 名とならざるを得なかったんだが、私は小林を入れることに反対だった。まだ体調が回復していなかったから、本人も乗り気ではなかった。それ以外にも不安点があった。三次開発のボリュームは二次開発より対象となる機能数が大きく、スケジュールもハードになりそうだった。すでにサガラ電装の現場で生産管理システムは稼働中で、デグレードなど許されるはずがない。君もプログラマなら、その困難さはわかるだろう」
 ぼくは頷いた。新規システムをゼロから構築するより、既存システムの修正の方が難易度は高い。安易に手を入れると、正常に動作している機能を破壊することになるからだ。
 「小林はまだ生産管理システムの隅々まで理解しているとは言いがたく、既存ロジックに影響を及ぼさないように、新機能をマージさせるスキルは未熟だった。うちで最も経験が長いメンバーということで中心的な役割が期待されたが、本人にはプレッシャー以外の何物でもなかっただろう。何とか外そうとしたが、営業部が強引にメンバーに入れた。小林はひどい咳が治らないまま、サガラ電装に常駐していった」
 大竹専務は言葉を切って立ち上がると、窓から薄闇が広がりつつあるみなとみらいのビル群を眺めた。
 「三週間後の深夜、小林は駅の階段を駆け上がったところで倒れた」窓の外に顔を向けたまま大竹専務は言った。「終電に急いでいたんだ。三次開発が始まってから一日も休みがなかった。病院に搬送されたが二度と目を開かなかった。診断は急性心不全。25 才だった」
 「......」
 「社内では大騒動になったが、世間からマーズネットが非難されるとか、遺族から裁判を起こされるということにはならなかった。私はその騒動から隔離されていたが、法務部がかなり強引な解決を図ったらしいということだけは聞いた。当然、サガラ電装のプロジェクトからは撤退となった。うちに関する限り、サガラ電装とキヨドメ情報システムズとの関係は、それが最後だ」
 沈黙が降りた。大竹専務はコーヒーメーカーまでゆっくり歩くと、2 つのカップに新しいコーヒーを注いだ。
 「小林の件はサガラ電装とキヨドメ情報システムズでも問題となった。両社は全ての責任を諸見に負わせ、諸見は退職に追い込まれたそうだ。その後、どうしたのかは知らんし知りたくもない。どこかでくたばってくれていればいいが、ああいう人間は、どんなときでも生き延びるからな」
 ぼくはマスクを外してコーヒーをすすった。
 「大竹さんは何をやったんですか」
 「ん?」
 「やれることがある、と思われたんですよね」
 「私がやったのは、開発部門の解体だ」大竹専務は腰を下ろすと、ぼくをじっと見つめた。「サガラ電装案件が強制終了になったと同時に、その作業に着手した。幸いなことに、それほど大きな抵抗はなかったよ。最大の抵抗勢力となるはずの営業部は、小林の件で社内から非難され、当時の営業部長は左遷されていたからな」
 「なぜですか」ぼくは訊いた。「なぜ開発部門を潰したんでしょうか」
 「わからないか」大竹専務はぼくの無理解を哀れむように言った。「棚橋も岩名も小林も、開発部門にいたことで、それぞれ不幸な境遇に落ちた。ある意味では諸見もそうだ。棚橋と諸見の同期の話によれば、棚橋は同期の中でも勉強熱心で、同期や後輩を時間外に集めてプログラミングの勉強会を開いていたこともあったそうだ。諸見も参加していたが、進んでというより、一種の同調圧力に負けたというのが真実だったらしい。棚橋はついていけない諸見をカバーしていたが、諸見はそのことをうとましく思っていたという話も聞けた。諸見が歪んでしまった遠因は、やはりプログラマという職種にあったと言える」
 「......」
 「あんな事態は、この会社では二度と起こしてはならん。棚橋や小林が身を挺して明らかにしてくれた教訓だ。だから開発部門を廃止した。そのために私はあらゆる手を使った。口にはできないような汚い真似もした。墓場まで持っていかなければならないほど卑劣な行為だってした。私が生きている間は、開発部門など二度と復活させない。たとえ社長や役員が何を言おうともだ」
 「だからといって......」
 「プログラマ職を全否定するのはやりすぎだと言いたいのか」
 「はい」
 「プログラマ職を否定しているわけではない。誰かがプログラムを書かなきゃいかんからな。その存在は尊重する。ただ、前に言ったかもしれないが、うちで実装などやる必要はない。やりたい人間や会社は無数にいるからな。そういうところに任せればいい」
 「サードアイのような?」
 「サードアイのような、優秀な会社にだ」
 「そういうベンダーで、お話にあった棚橋さんや小林さんのような悲劇が起こるかもしれない、ということは無視されるんですか」
 「よその会社のことまで気にかけていられんね。私はうちの会社のことだけで精一杯だ。第一、なぜ、よその会社のことなど気にしてやらなきゃならんのだ」
 「ノブレス・オブリージュという考えがあるじゃないですか」ぼくは反論した。「IT 業界の上流工程にいる企業なら、業界全体を健全化させる義務というものがあるとは思いませんか」
 「義務うんぬんはともかく」大竹専務は面白そうにぼくを見た。「健全化とは何を指すんだね」
 「プログラマの労働環境の改善とか」ぼくは言った。「立場を利用して無理な納期を押しつけることをやめるだけでも......」
 「それで何が生まれる?」
 「長時間労働がなくなるのでは?」
 「責めるわけじゃないが、君は非常に狭い範囲しか見えていないな。長時間労働がなくなる、イコール、大抵のプログラマが定時退社できる環境、ということか」
 「そうなります」
 「だが一方で」大竹専務は指摘した。「プログラマの給与水準が、上流工程職種に比べて低く設定されている、という現実がある。日本のプログラマの多くは、いまだにスペシャリストとみなされてはいない。代替えの効くワーカーでしかないんだぞ。ほとんどのプログラマは残業代を前提に生活設計をしている。君は彼らからそれを取り上げろと言っているわけだ。それで日本中の全プログラマが君に感謝するとでも思うのか」
 「それは......」
 「プログラマの給与が上がる見込みはない」大竹専務は嘆息した。「本来ならもっとその専門性を評価されてもいい職種なのは確かだが、すでにできあがってしまった日本のIT 業界は、内部からも外部からも、それを変えようとはしないだろうな。なぜなら、IT 業界のトップ層、君の言うところのノブレス・オブリージュを持っているはずの層の人々にとっても、IT 業界を利用しているユーザ企業にとっても、今の構造を変えてもいいことは何もないからだ。世間一般の考えだって同じだよ。今までうまくいってきて、今だってそれなりにうまくいっている。なぜ、それを変える必要があるんだ、と誰だって言う。ごくたまに生活に対する影響度が高いシステムの不具合が発生したときだけ、この歪んだ構造に対する疑問が一部の専門家から放たれる。去年の東証のシステム障害のようなケースだな。だが、それだって一時の話だ。何人かのライターが、もっともらしく警鐘を鳴らし、原稿料とページビューを稼ぐ、それだけだ。今、東証のシステム障害が、ポータルサイトのトピックスに上がっているか? ほとんどの日本人は、そんなことがあったことさえ憶えちゃいないよ。コロナ禍であろうとなかろうとな」
 「プログラマの待遇が改善されなければ、日本のIT 技術は衰退していくんじゃないですか」
 「だからなんだと言うんだね。海外には優秀なプログラマがいる。日本とは比べものにならないぐらいのな。それらに外注すればいい。レベルの低い日本のプログラマに出すより、よほどクオリティの高いコードが上がってくるかもしれんぞ。どうだ、そっちの方が業界全体にとって有益だとは思わないかね」
 「オフショアにはリスクが......」
 「もちろん承知しているとも。言語や生活習慣、仕事に対する責任感、そういった問題はあるだろうし、今後、世界の情勢によっては、特定の国との商取引ができなくなるかもしれない。そう言いたいんだろうが、そうなったら別の国を探すだけのことだ」
 「プログラミングの知識がなければ、正しい品質管理もできないのではないかと思いますが」
 「最低限の知識があれば問題ない」
 「システムの品質は最低限の知識で担保できるようなものではないんじゃないですか」
 「専門のプログラマ職が必要だというのかね」
 「必要だと思います」
 「だとしても」大竹専務は鼻を鳴らした。「うちの会社に置かなければならない理由にはならんね。必要ならサードアイのような優秀なベンダーに依頼すればいい」
 ぼくが黙り込むと、大竹専務は笑った。
 「君の本音はIT 業界全体のことなどではないんだろう。自分がプログラミングを仕事としてやっていきたい。そのための道を切り開きたい。そういうことじゃないのか」
 「否定はしません」
 「君はプログラミングが好きなんだな」優しいといってもいいぐらいの声だった。「私もかつてはそうだった。プログラミングというより、実装を含めたシステム構築が、ということだったが。確かにプログラミングは面白い仕事だ。それは認めてもいい。だがさっきも言ったように、決してメインストリームになることはないだろうな。未来はない。それが現実だ」
 納得はできなかったが、効果的な反論を行うには、ぼくの経験と知識は不足していた。それに比べて、大竹専務が今の考えに至り実行するまでに、長い時間をかけて考え抜いたことは間違いない。ぼくは何とか言葉を探した。
 「メインストリームにならなくても、スペシャリストとして一定の地位を確保する手段はあるはずです」
 「どんな?」
 「それは......わかりませんが」
 「君の話を聞いていると、関西の方で活動していた男のことを思い出すよ。プログラマの地位向上を目指して、イニシアティブとか何とかいう組織を作って活動していた。一時期、首都圏にも手を伸ばしていたらしいが、結局、撤退したようだ。うまくいかないことがわかって諦めたんだろうな。君もうちの会社にいる以上、プログラミングなどに見切りを付けたらどうかね。まだ遅くない。マネジメント方面に職種を変更するんだ」
 「そんな気にはなれません」ぼくは叫ぶように言った。「プログラミングを行う部門は有益です。コスト削減にもつながります。いずれはパートナーマネジメントなどでも手助けができると考えています」
 そんな考えは今のいままで浮かんだこともなかったが、それを正直に口にする必要はないだろう。
 「そこまで言うなら」大竹専務は小さく笑った。「試してみよう」
 「試す」ぼくは首を傾げた。「と言いますと?」
 「ダリオスの改修をシステム開発室でもやってみろ」
 「システム開発室"でも"?」
 「そうだ。もちろんサードアイにも発注する。最終的にどちらが優れた結果を残せるかを比較する。君らの改修結果が優れているとなったら、システム開発室の廃止を、そうだな、一年間猶予しよう」
 「優れた、ってどうやって比較するんですか」
 「私がジャッジする」そう言った大竹専務は、ぼくの目に浮かんだ不審を目ざとく捉えたらしい。「私が君たちに不利な判断を下すんじゃないかと心配してるのなら、私にもエンジニアの端くれとしてのプライドがある。公正なジャッジを約束するし、理由を明確にする。それでどうだ」
 どうだ、と問われても、他に選択肢などない。だが訊かずにはいられなかった。
 「どうして、そこまで譲歩していただけるんですか」
 「譲歩?」
 「今期いっぱいで廃止すると決定されても、ぼくには何の抵抗もできません。専務にとっても、その方が楽なはずです。なのに、なぜチャンスをいただけるんですか」
 大竹専務は悪魔のように含み笑いをもらした。
 「これがマンガなら、君の真摯さに心を動かされた、という展開なんだろうな。あいにくそうではない。理由は簡単だ。君たちが勝つとは考えていないからだ。相手はサードアイだ。東海林さんの実力と実績は、私は君以上に知っているつもりだ。君に勝ち目などない」
 そう言われると返す言葉がない。
 「それだけじゃない」大竹専務は真面目な顔になって続けた。「いいか。私はうちの社員に誰一人不幸になって欲しくない。これは嘘偽りのない本心だ。縁あって社員になった以上、君の将来のことだって心配している。さっき、ノブレス・オブリージュと言ったな。それに近い考えが私にあるとすれば、君を含めた全社員が豊かな人生を送れるような環境を提供することだ。君が開発部門の不要性を納得すれば、別の職種へ転換することへの抵抗も少なくなるだろう。その方が君にとっても、会社にとっても有益だ。嫌々仕事をしていても、いいパフォーマンスは出せないからな」
 「......」
 「どうする?」
 「ぼくだけで決めるわけには......」
 「言っただろう。キーマンは君なんだよ、イノウー。これは君が決めることだ。手続き的な問題を気にしているなら、私から夏目くんに言っておく。私が気まぐれでそうすることにしたとな。さあ、どうする」
 選択の余地はなかった。ぼくは肯定の印に頷いた

 (続)

 この物語はフィクションです。実在する団体名、個人とは一切関係ありません。また、特定の技術や製品の優位性などを主張するものではありません。

Comment(41)

コメント

匿名

> ああいう人間は、どんなときても生き延びるからな
どんなとき「でも」

やはりマーズネットは暇な会社だ…どこからカネ出てるんだろ?

匿名

この流れで最後にイノウーって呼ぶのに違和感しかない

匿名

まさかのナレ死

匿名

話の流れで開発力対決になるのは仕方ないけど、
プログラマーとしてどちらかが100%無駄になる作業をするのはうーん・・・。

匿名

随分、短絡的な人だなあと思ってましたが、ここまでだとは思ってなかった
プログラマーになったのが不幸なのではなくて、この人が上司になったから不幸になった気がする

匿名

ナラティブが続くと思ってたら、憂鬱に戻ってきた

事情を知ったとしても東海林さんが手を抜くことは考えづらく…果たして?

匿名

> 棚橋も岩名も小林も、開発部門にいたことで、それぞれ不幸な境遇に落ちた。ある意味では諸見もそうだ。
こいつらが不幸になった根本原因は、開発部門にいたことではなく、上司が大竹だったことだろ…。

匿名

小林くんとばっちりすぎる…
けどあるあるというか、主原因が退職になっただけ自浄作用が少しはあってマシとも言えるのがまた怖い

一読者

システム開発の内製化と外注化って、行ったり来たりする波のようなもので、どっちかに振れすぎると逆方向に戻る力が大きくなるのではないかと思います(集中化と分散化も同じ)。
長く業界にいるとそういうことは分かってくるはずで、専務氏は極めて近視眼的で、作者さんがこの先の話をどう収めるのか興味があります。
(いろいろな産業で、全部外注化して非正規化している今の日本をモデルにしたような…)

匿名

部下が大勢不幸になって悲しかったんゴ・・・ ←わかる
開発部門は立場が弱いんゴ・・・ ← まぁそうかもね
だから弊社から開発部門を完全に無くすんや! ← なぜそうなる??

匿名(元)PG

うーん、管理職の対応が悪かったのも一因と思うんだけど
そちらはスルーして開発部門無くす!とはw

匿名

諸見の転属希望が通ってさえいれば良かったんだから、根本原因は面談すらせずにプログラマを押し付けた大竹って言うことになるんだよな。

匿名

大竹の話はぜんぜん納得できませんが、それはおいて『憂鬱(2)』によると
イノウーがサードアイから転職したのは

・サードアイは〜昇給の見込みも少ない
・東海林「少し上流の会社の業務を実地で体験できるのは、貴重な機会だぞ」

で、

パートナーマネジメント部に所属予定だったのが
先輩のアクシデントでソリューション業務本部にきた

わけですから、給与にこだわらず現場で直接開発する業務を続けたがるのも
初心を忘れてるというか、ちょっと違うかなと思いました

ゆう

極端な人だなぁ。
自身のマネージメントの内容や問題を先送りし続けたことの反省は?とは思いましたが、
仮にPMの大竹専務が優秀でこの案件を乗り切れっていたとしても、
同じようなことは他でも十分起きうる事だと思いますし、
その時のPMも優秀とか限りませんから,
自社の従業員の幸せを考えるなら、まぁ無難で合理的な判断ではあるかなと思いました。
 
自分も同じような話を見聞きもしましたし、比較的似た経験もしたし
大竹専務よりもっとひどいPMもたくさん見てきました。
 
マーズネットが二次、三次請けあたりにいる企業なら、
構造的な問題を猶更どうにかする力はないことも分かります。

匿名

諸見の転属希望については、課長レベルで握りつぶされて大竹部長には上がってきておりませんでした。
それはそれで部下の掌握に難があったエピソードではありますが。

匿名

自分の無能を棚に上げて何を言ってるんだこのオッサンは…

藤井秀明

この会社でどうするべきか、という観点で見れば正しいのはイノウーより専務の方な気がしますがね。
この会社で開発部門復活させても幸せになれないでしょう。

匿名D

これで終わり?
夏目氏がコピペに大金払ったとか、
伊牟田グチ氏が、エースに出勤を食らっている会社に
発注しかけていたのをとがめられたとか、なんで話題に上らないの?
品質管理ができていないって証拠じゃないか。


大竹専務がやっていることは、責任転嫁や臭いものに蓋をしているだけ、
という指摘には同意。

加納

日本ではどの観点で見ても、大竹専務の方が正しいように見えますね。

「プログラマが給料が安い」のは事実だし、将来性はない。
私などは、プログラマ以外の職が出来なかったので、しがみついてますが
イノウーなんか若いのだから、いくらでも転身が効くし、転身したほうが幸せになれそう。

特に転身しようにも、無能でできなかった底辺プログラマとしては。

匿名

「イニシアティブとか何とかいう組織」…

育野

目の前で不幸になる人を見ない、というのだけが目的であれば
大竹氏の対応は合理的と言えなくもないとは思います。
ただし痛切な経験を繰り返したくないがための局所最適解でしかない。
問題が起こりうるタスクを「仕事」としてよそに投げる(当然そこで起こったことには責任を負わない)というのは
廃棄物を「資源」として輸出してその後は我関せず、という構造と同じで倫理的にどうかと私は考えます。
それに本質的な問題を放置したままこの構造が将来にわたって維持できるかというと、
いずれ適切な価格で必要な品質を保証できる受け手がいなくなって終わるように思えます。
いわば焼畑農業みたいなものでしょう。
# せめて自社からの発注分くらいは無理な値切りとか納期設定(変更不可)とかしてないといいんだけど……
# 外注先で同じことが起きてないか、もし気にもかけていないなら相当に邪悪な印象

匿名

相変わらず Press Enter■ 世界では労基が仕事をしていない……。ションベン刑とはいえ、労災隠しはれっきとした犯罪行為だというのに。

> 私はその騒動から隔離されていたが、法務部がかなり強引な解決を図ったらしいということだけは聞いた。

「強引な解決」の内容は果たしてどんなものだったのやら。事件屋でも雇って、恫喝混じりに示談を強引にまとめたとかだろうか……?

匿名

例えば遺族がたまたま事故にあって一人もいなくなるとか五体満足でなくなったら裁判を起こしたくても起こせなくなるよね

匿名

今後は、ビンゴやおみくじも外部に発注するんですかね。

匿名

大竹専務のやっていることはおかしい・・・。
だけど、日本の現実と照らし合わせると、正しい・・・。

自分なんかは開発したいのに、コミュ不足の現場で調整役を率先してやったら
管理できると勘違いされて、他の現場でも管理業務しかやらせてもらえなくなったし・・・。
いまは転職して1人情シスだけど、開発業務が恋しいなぁ・・・。

匿名

過去シリーズ作で、残念な上流とそうでない上流も登場していますが皆さん結構な激務
プロジェクトが燃えればみんな燃える…
大竹さんの(給与はともかく)上流なら激務がないような雰囲気はかなーり詭弁にも思えます苦笑

3倍速い赤い人の発想にも通じるな

匿名

> 例えば遺族がたまたま事故にあって一人もいなくなるとか五体満足でなくなったら裁判を起こしたくても起こせなくなるよね

「たまたま事故にあって(その「事故」に何者かの作為が介在していないとは言っていない)」という事ですね分かりました。
さすがにそんな口封じめいた事をしてまで、訴訟活動を妨害をするような企業なんてありえないだろ……とも思ったが、 Press Enter■ 世界はクトゥルフ神話とクロスオーバーしていることまで計算に入れるなら、ワンチャンありえなくもないか?
仮に遺族の命を奪わなくても、 SAN 値直葬な事態に遺族を巻き込んでやれば、廃人になってもらう形で「口封じ」は達成できるだろうし。

やわなエンジニア

なんだろう、この
神様「せっかく人類を作ったけど殺し合いばかりしているので滅ぼすことにした」
的な論理……

まさにその神に抗おうというイノウー

リーベルG

匿名さん、ご指摘ありがとうございます。
「でも」でした。

匿名

いや、やっぱり悪いのは営業部やろ?www

なんなんし

社内の人間のことだけ考える
ある意味まっとうな経営層なんだよね

近視眼的なのは
昨今の経営層にはそれが求められるから
最短で効率求めたら仕方ないかなぁ

匿名

ビンゴやおみくじみたいなクソな案件も、自社に開発があるからタダのリソース扱いされる、開発が無かったら単に提案すらされないだけ、かな。

匿名

>そのために私はあらゆる手を使った。口にはできないような汚い真似もした。墓場まで持っていかなければならないほど卑劣な行為だってした。

その覚悟をもっと早く持って、
諸見に毅然と対応したり、棚橋や小林を守ったりすることに力を注ぐべきだったんじゃないですか?
自身の怠慢を正当化し、自身に原因があるのではなく、プログラマという仕事に原因があると
責任転嫁している無能管理職という印象しか持てないですが。

匿名

木名瀬さんやマリとわちゃわちゃやってた頃が懐かしい…

匿名

一発逆転で、大竹専務が意見を翻すとしたら・・・

イノウーが、今もPGやってる棚橋氏を連れてきて「プログラマーでよかった」と言わせることかと、ふと思った。
あの仕打ちを受けて、PGを辞めずにいられるのかは期待薄だけれども。

匿名

一発逆転で、大竹専務が意見を翻すとしたら・・・

イノウーが、今もPGやってる棚橋氏を連れてきて「プログラマーでよかった」と言わせることかと、ふと思った。
あの仕打ちを受けて、PGを辞めずにいられるのかは期待薄だけれども。

匿名

自身の「幸せ」を追求していくと、まずは身近な人である家族だったり友人、同僚が幸せじゃなくてはいけない。その人たちが幸せでいてもらうためにはその近くの人たちが幸せでなければならない。と考えると、関係のあるPGも幸せじゃないといけない。


でも全員幸せってまあ不可能だから、達成できなくても理想に近づくためには強烈な縛りが必要になるから、大竹専務の考え方は非常に理にかなっているなーって感じました。イノウーを排除していないところも、もう少しだけその先を見据えていそうだし。


もしかして開発部門はいらないけど東海林さんのような営業から末端までをこなせる、緊急時の特効薬のようなスペシャルヘルパー?みたいな人材を作りたいとk・・ないか。だけどそうであってほしいですね。

匿名

クロラ氏とも懇意だったイノウーですから、思わぬ人脈を介して棚橋氏とつながる可能性もなくはないかも?
さもなくば菅井先輩が復職して、イノウーもパートナーマネジメント部に収まるか…

匿名

今回のハッピーエンド条件は、開発部門の存続なのか?
それとも大竹部長を倒す(改心含む)なのか?

ついつい最近増えた情報ばかりに考えが偏りがちになってしまいます。
1話から読み直してこようかな。

ゆう

ただ大竹専務の考えが広まると、
COCOAのようなお粗末なケースがもっとたくさん起きるでしょうね。
あの体制図にあった7社だか8社だかのような、
中抜きするだけでソフト開発もまともにできない企業ばかり増える、、、
それも困りますね。

匿名

たしかに、イノウーvs大竹専務の構図では、どちらに転んでもすっきりしないエンディングになりそう。
ここからどう着地するのか、楽しみではあります。

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