罪と罰(37) 全てのクズ共のために
しばらくの間、誰も口を開こうとせず、私たちのテーブルは沈黙が支配していた。時間帯のせいか店内は閑散としている。そのことが沈黙に重みを加え、私はその空気に耐えきれずに質問した。
「あの、さっき、社内がボロボロになったから辞めた、と仰ってましたが」
エヌ氏はうなずいたものの、すぐには答えようとせず、空になったグラスをじっと眺めていた。お代わりを注文するかどうか迷っていたのか、単に高ぶった気持ちを抑えるために時間を稼いでいたのか。結局、エヌ氏はグラスを脇に押しやった。
「コンサルが改革を進めるにつれて、社内は大きく2つに割れてしまった。1つは改革の波に乗って積極的に会社を変えていこうとする派、1つは元の会社を維持しようとする派だ。こう言うと、いかにも後者の方が悪のように聞こえるかもしれんが、別に俺たちだって会社がいい方向に変わることを望まなかったわけじゃない。ストアドが好きになれないなんてのが、自分勝手だということもわかってた。ただストアドを推進するならするで、もう少し緩やかな移行期間のようなものを設定してもよかったんじゃないか、というだけのことなんだ。わからない人のために講習を開くとかな。まあ、古株社員を若手に置き換えるのが目的なんだから、そんな移行期間なんぞ、はなっから設けるつもりはなかったんだろうが」
その言葉を聞いた木下が、反抗的な目つきで反論した。
「それこそ甘えじゃないですか。自分で勉強することもできずに、会社が何かしてくれるのを待ってるだけなんて。そういう受動的な人は、ドロップアウトしても自業自得だと言えませんかね。勉強する時間なんて、土日祝日でも、電車の中でも、寝る前でも、その気になれば、いくらでも作れるでしょう」
「おい」エヌ氏は私に言った。「このウザいぐらいに元気な若者は、イニシアティブのメンバーか何かなのか?」
「いえ、そういうわけでは......」
「まあいい」エヌ氏は木下を一瞥した。「今、こいつが言ったことは、極めて狭い範囲でしか正しくないことぐらい、あんたならわかるだろう。こいつよりは多少年食ってるわけだしな」
「年って......」
「IT企業だからといって、そこにいる人間がみんなスーパーエンジニアばかりじゃないし、年がら年中、コードのことばかり考えてるわけじゃない。与えられた仕事をそこそここなせるぐらいのスキルがあれば、平日の夜は家に帰ってビールでも飲みながらドラマを見たいし、土日は寝坊して、起きたら妻と子どもと一緒に、ラゾーナやコストコやイケアに行って買い物をする。行き帰りの電車の中じゃ、雑誌や小説を読むか、スマホのゲーム。そういう人間だっている。いや、そういう人間の方が多いんだよ。特に、年齢を重ねてくればな。あんたの会社には、そういう社員はいないのか?」
木下は話にならない、とでも言うように顔をそむけた。ただ、その顔には戸惑いが浮かんでいる。私がそうであるように、木下もカスミさんのことを考えたのだろうか。
「話を戻すが、うちの会社――いや、元の会社か――が、最終的にどうなったかというと、技術競争が始まったんだよ」
「技術競争ですか?」
「そうだ。そのコンサルが導入したのが競争の原理だ。緊張感を生み出すためだと言ってやがったが。冷戦時代の軍拡競争みたいなもんだな。ただし、この場合、他人を蹴落とすための武器は技術力だったわけだが」
「そんなの、どうやって計測するんですか?Oracle Master や、MCPD に合格するとかですか?」
「そういうのもあるが、一番、多かったのは、他人のアラ探しだ」エヌ氏は忌々しそうな顔で吐き捨てるように言った。「誰かが、何かの業務で、何かのロジックを組んでSubversion にコミットしたとする。そうすると、あっという間に何人かが襲いかかって、そのソースをリファクタリングするんだ。冗長な部分を取り除き、より効率的に動作するようにな。その後で、私がここをこう修正した結果、実行時間が0.5秒間も短縮された、と全社員宛にメールする。エビデンスを添付してな。そうやって自分のスキルが、元の実装者より優れている、とアピールするわけだな」
「......やりすぎですね、それは」
「もちろん、修正者に対して、別の人間がさらに修正する場合もあるわな。上司のコードを部下が修正する場合もあるし、その逆もある。やった方はドヤ顔だが、やられた方はムカつく。だからやり返す。その過程でAPIドキュメントを読んだり、デザインパターンを勉強して適用してみたり、トライアンドエラーを繰り返すから、確かに個々人のスキルは上昇したし、納品物のクオリティも高くなったよ。だが、その代償として、社内の雰囲気は最悪になっていった。それまで、よく言えば和気あいあい、悪く言えばなあなあだったが、それなりに良好だった部門内の人間関係は、日に日にギスギスしていき、小さな口論が怒鳴りあいに発展することも珍しくなくなった。聞いた話だと、そのうち何件かは物理的な暴力行為にまで発展したし、少なくとも3組のカップルが別れることになったそうだ」
最後の言葉を冗談だと思ったのか、黙って聞いていたアツコさんが、思わずプッと吹きだした。私も「カップル」と聞いて、思わずクミとマサルを想起し、もう少しで笑い出すところだったが、エヌ氏の次の言葉で固まった。
「結局、7ヵ月めで、コンサルとの契約は解消されたよ」
「解消?」私は思わず訊き返した。「でも、コンサルは1年契約なんじゃ......」
途中で中断した場合は違約金が発生するはずだ。
「そうだ。ばか高い違約金を払って解消したんだ。理由がお笑いでね。表向きの理由は、コンサル内容が我が社の社風に合わない、ということだったんだが、本当は最初にコンサルを依頼した部長が、技術競争についていけなくなったからだ。な、笑えるだろ?」
エヌ氏は本当に笑い出したが、私は同調できなかった。木下も居心地悪そうな顔で横を向いている。
「コンサルがいなくなっても」ひとしきり笑うと、エヌ氏は話を続けた。「もう、社内の風潮は変わらなかった。俺もがんばってはみたんだが、社内の雰囲気に嫌気が差してきてね。何人かの同期が辞めて、俺自身の仕事も減ってきたから、思い切って退職することにしたというわけだ」
退職に至るまでにはいろいろあったんだが、それは個人的な話だからおいておく、と付け足して、エヌ氏は水を飲んだ。
「つまり、その」私は訊いた。「結果的にイニシアティブのコンサルは、失敗だった、ということになるんでしょうか?」
「目的は達成したんじゃないのか?」エヌ氏はどうでもよさそうに言った。「俺みたいな古株を放逐して、若手と置き換えることには成功したんだから。ビジネス的にも、違約金のおかげで、損もしてないだろうしな。そもそも、それも想定内だったのかもしれん」
「どういうことですか?」木下が訊いた。
「転職活動をしている間に、やっぱりイニシアティブのコンサルを受けた会社の人間と話をする機会があったんだがな。そいつは、技術者じゃなくて、人事畑の人間だったんだが、気になってイニシアティブのことをいろいろ調べてみたらしい。人脈がある奴だったから、それを辿ったんだろうな。そうしたら、面白いことがわかったそうだ。聞きたいか?」
当たり前でしょう、と言いたくなったが、我慢してうなずくだけにしておいた。
「判明した限りでは、イニシアティブのコンサルは、7割以上が途中で解消されているらしい。そいつは、本来得られる正当な報酬よりも、違約金の方を主な収入にしているんじゃないか、なんて言ってたけどな。おたくの会社は、3割の方なのかな」
「そんなバカな」木下は笑い飛ばした。「だったら、もっと悪い評判なんかが口コミで広まるはずでしょう」
「ネットで検索しても、イニシアティブの情報がほとんどないのは何故だと思うんだ、お前?イニシアティブとの契約内容やコンサルの具体的な内容は、イニシアティブから書面での許可がない限り、第三者に明かしてはいかんことになってるからだよ。それは契約が終了するか、解消した後でも有効なんだ。しかも、その契約は、会社ばかりじゃなくて、個人に対しても拘束力があることになっている。SNSなんかに、あることないこと書きこみしておいて、会社とは関係ない、個人でやったことだ、と言い抜けすることはできないんだ。自分が訴えられるのもイヤだろうが、自分のせいで会社に迷惑がかかるとなれば、大抵の人は躊躇するだろうな。読んだことがあるかどうか知らんが、このことは契約書にきちんと書いてあるはずだ」
アツコさんと木下が、問いかけるように私の顔を見た。私は首を横に振った。
「あたしも読んだことはないよ」
エヌ氏は、そうだろうな、と言うようにうなずいた。
「俺たちは、何とかその抜け道がないか、探っているところなんだがな」
「俺たち、というと?」
「イニシアティブにキャリアを粉々にされた奴らの同盟だよ。アンチ・イニシアティブとでもいうべきかな」
「アンチ......」私は眉をひそめた。「目的は何なんですか?元の会社への復職とか?」
低く短い笑いが、エヌ氏の口からこぼれた。
「そんなことじゃない。イニシアティブの目的は、IT業界を変革することだ。そのために奴らが取っている手段は、手法はいろいろあるだろうが、つまるところ、IT企業に優秀なエンジニアだけを残すことにあると言ってもいいだろうな。そりゃあ若くて希望に満ちた奴らにとっては理想だろうさ。だが、今さら変われない者はどうなるんだ?会社の命令に従って古い技術ばかりに携わって、他のことをやる機会がないまま、年を食ってしまった俺たちみたいな人間は?少なくとも、イニシアティブの描く未来図に俺たちが含まれていない事だけは確かだ。そんな未来を認めるわけにはいかん。そう思ってる奴らを集めて、いつかイニシアティブの実体を公表する手段を見つけられれば、と思ってる。最新技術にはついていけなくても、会社のために貢献してきたようなエンジニアが、あっさり切り捨てられたりしないようにな」
エヌ氏は時計を見ると、グラスに残っていた水を飲み干した。
「すまんが、俺はそろそろ失礼させてもらう。最後にあんたらの会社にいる、イニシアティブのコンサルにひとつだけ伝言を頼んでもいいか?」
私と木下は顔を見合わせた。
「なんでしょう?」
「俺はイニシアティブの優秀な人たちから見れば、クズみたいな存在かもしれんが、クズにはクズなりの気概だってある。そういうものを無視した改革なんぞ、くそくらえだ。この通り、一言一句違わずに伝えてくれよ」
エヌ氏は伝票を私たちの元に残して店を出て行った。
アツコさんはそのまま直帰し、私と木下はほとんど無言のまま、会社へと戻った。いつもなら、こういうとき、木下はどうでもいいことをベラベラと喋り続けるのが常なのだが。さっき聞かされた情報が、脳内回路をぐるぐるとループして、過熱状態になっているのだろう。
帰社したときは、18:00になっていた。私はカスミさんがまだ席にいるのを見て、少し驚いた。今日は水曜日だから、早く退社するはずだったからだ。
「あれ、カスミさん、まだ帰らなくていいんですか?」
「それが......」カスミさんは声を潜めた。「......課長が、レイコちゃんたちが帰ってくるまで待っていてくれって」
私は課長席の方に顔を向けた。中村課長は電話中だったが、私の視線に気付いたのか、小さくうなずいた。隣の五十嵐さんの席は空だ。五十嵐さんは、年が明けてからというもの、ほとんど席を暖めることなく、営業の誰かしらを連れて、外回りの日々を続けていた。Webシステム開発部に第2営業課が新設されて、新しい営業要員が増えたが、以前、岩田さんが懸念していたように、セールスのノウハウがない。そのために、五十嵐さんがいわばOJTとして営業に同行しているのだ。最後のギリギリまで、自分がいなくなった後のことを考えてくれているのは嬉しいのだが、反面、もう開発課の方の指導をしてくれることがほとんどなく、少し寂しさを感じる。
「あ、そうだったんですか」私は首を傾げた。「遅くなってすいません。でも、何なんでしょう?」
カスミさんが答える前に、中村課長は電話を切ると、こちらに歩いてきた。
「今、部長が来る。ちょっと待っててくれ。進藤さん、もう少しだけ待てるかな?」
「はい、後少しなら大丈夫です」
待つほどのこともなく、瀬川部長が急ぎ足で入ってきた。
「あー、みんなすまん。ちょっと聞いてくれ」部長は声を張り上げた。「座ったままでいい。すぐすむから」
立ち上がりかけていた私たちは、顔を見合わせながら座り直して、部長の言葉を待ち受けた。
「実は久保くんが退職することになった。退職の日付は1月末日なんだが、有休消化で残りの日数は出勤しない」
ざわめきが広がった。私はカスミさんと顔を見合わせたが、社内に独自の情報収集ネットワークを持っているカスミさんの顔にも、私と同じ驚きの表情が浮かんでいる。中村課長と武田さんは、もちろん知っていたらしく、苦々しい顔で床を見ていた。
久保さんの顔を最後に見たのは昨年末のことだ。KSR案件が山場の時期に、KSRチームの2人が出勤してこなかったとき、武田さんの横で茫然としていた。翌日、インフルエンザで病欠して以来、ずっと出勤してきていなかった。病気が長引いているのかな、ぐらいにしか思っていなかったのだが、まさかそのまま退職してしまうとは。
「引き継ぎなんかは、中村課長と武田くん、箕輪さんで相談してくれ。以上だ」
質問はあるか、とは訊かれなかったが、村瀬さんが手を挙げた。
「あの、退職理由は何なのでしょうか?」
「聞いていない」中村課長が答えた。「一身上の都合、ということだ」
「そういうことだ。忙しいところ済まなかった。仕事に戻ってくれ」
そう言うと、部長は来たときより速度を増した急ぎ足で出て行ってしまった。
しばらく茫然としていたカスミさんは、ハッと我に返ると、急いで帰り支度を始めた。
「また、いきなりねえ」カスミさんはランチボックスをカバンに押し込みながらつぶやいた。「挨拶もなしに退職なんて。送別会もできないってことよね。何か急な事情でもあったのかしらね」
「そうかもしれませんね」
私は曖昧に答えたが、久保さんの退職理由は、何となくわかる気がした。
久保さんは、武田さんの忠実な副官のような存在だが、実は意外に計算高い人でもある。年末にKSRチームの2人が休んだとき、この案件は失敗する、と悟ったのではないだろうか。当然、武田さんも責任を追及されるだろうが、自分がその一部でも背負わされるのはごめんだ、とでも思ったのだろう。だから、インフルエンザということにして、自分をその場から遠ざけた。
同時に、第1開発課の行く末についても、ある程度、想像がついたのではないだろうか。沈む舟にしがみついていても得られるものはない。ならば、さっさと見切りをつけた方が得策というものだ。出社して敗戦処理に忙殺されるぐらいなら、転職活動でもした方がいい。久保さんは独身だし、住まいも賃貸だ。管理職の給与テーブル適用だから、それなりの貯金もあるだろう。転職の障害になるようなことは何もない。
あくまでも想像にすぎない。根拠は何もない。だが、以前に荒木准教授から聞いた蜂群崩壊症候群の話、さっきエヌ氏から聞いた話を合わせて考えた結果、この全てを五十嵐さんが計画し、久保さんはその計画通りに会社を離れることになってしまったのではないか、という考えが、頭の片隅に生まれていたのだ。
いくらなんでも、そこまで人の行動を計算できるものだろうか、とは思う。だが一方で、どんな仕事でも、ある程度の長い間続けていると、私たちがカンと呼ぶ分析能力が備わるものだ。ましてや、五十嵐さんを始めとするイニシアティブのコンサルたちは、ずっとこの手の問題の解決に時間を費やしてきた。そのプランニングもメソッドも何度かの失敗を経て洗練されてきているはずだし、正と負のノウハウも蓄積されているだろう。久保さんのような人をイニシアティブが望む方向へ誘導するのは、実は私が想像しているより簡単なことなのかもしれない。
「じゃ、お先に」
カスミさんは慌ただしく退社していった。私はその後ろ姿を見送りながら、背筋に冷たいものが走るのを感じた。カスミさん、そして武田さんは、これからどうなるのだろう。
「箕輪さん」中村課長が私のデスクに近づいてきた。「久保くんの担当業務引き継ぎについて、ちょっと時間取れるかな」
「わかりました。じゃ、10分後でいいですか。ちょっと、いくつかメールに返信しておきたいので」
中村課長と武田さんが出て行った後、急いでメーラーを開きながら、私はふと皮肉なことを考えた。少なくとも、引き継ぎ事項はそれほど多くはないだろう。第2開発課発足以降、久保さんの業務量は急速に減っていたのだから。五十嵐さんは、そこまで考えていたのだろうか。
(続く)
この物語はフィクションです。実在する団体名、個人とは一切関係ありません。また、特定の技術・製品の優位性などを主張するものではありません。
コメント
lav
終わらない歌を唄おう
dotC
部活動でたとえれば、「目指せ甲子園!」派の熱血勢が、「部活は息抜き」派の日和見勢を憎む感じですか。
前者はいかにもイイコトそうに見えるけれど、追い出し行為まで発生しだすといよいよ怪しいぞ、と。
Buzzsaw
ストアドが最新技術だったころって何年前の話かね?
ってか、「最新技術」なんてそんなキラキラしたもの、あってないような
ものだと思うけど。
ただ、N氏の会社の様子と箕輪の会社じゃ、改革時のムードがあまりにも
違いすぎるってところが疑問。単純にイニシアチブの技量がまだ稚拙だった
から?それともN氏の”スーパーエンジニア”が子供ちゃんの集まりだったから?
ii
自分が冗談半分でで言っていた「イニシアティブ被害者の会」ネタが、
マジネタになりそうな勢いなんですが……。
この展開は、予想外!
kiya2015
「それこそ甘えじゃないですか。自分で勉強することもできずに、会社が何かしてくれるのを待ってるだけなんて。そういう受動的な人は、ドロップアウトしても自業自得だと言えませんかね。勉強する時間なんて、土日祝日でも、電車の中でも、寝る前でも、その気になれば、いくらでも作れるでしょう」
↑
これと同じようなことを飲食店の経営者が言うとネットは総叩きなのに
IT業界だとこういうネオリベのマッチョイズムのシバキ主義が
無批判に受け入れられているのが本当に不思議。
hoge
若手なり同僚が活躍して自分もがんばろうという気になれないの?
ITじゃなくても他の業種でもこういうことはないのかなと気になったので、今後聞いてみたいな。
ところでN氏のところはコンサルが馬鹿としか思えないんだけど・・・
勉強することは大事だけど押しつけや強制はよくない、勉強する人にメリットをあげるだけどいいと思うんだけど競争したいならしたい人だけどやればいいじゃない。
やらない人はメリットを受けられないだけですし、やりたくなれば参加すればいい。
ピープルウェアという本を読むべき
ところで、N氏って星新一の小説に出てきそうで、人物像のイメージが取れないw
SZSR
N氏の会社と箕輪さんの会社の状況が違い過ぎる・・・。ってか同僚のあら捜しする社員って一体・・・・^^;
>iiさん
>自分が冗談半分でで言っていた「イニシアティブ被害者の会」ネタが、マジネタになりそうな勢いなんですが……。
預言者あらわる。
>kiya2015
>これと同じようなことを飲食店の経営者が言うとネットは総叩きなのに
>IT業界だとこういうネオリベのマッチョイズムのシバキ主義が
>無批判に受け入れられているのが本当に不思議。
報酬と程度の違いですかねぇ。私も業務時間外の勉強を強要するのは反対。
ただ、勉強する人を尊敬する気持ちはある。
同じ会社内で排斥されるような競争はヤダなぁ・・・。切磋琢磨っていい言葉だよね。
>hogeさん
>ピープルウェアという本を読むべき
ちょっと買ってきます。興味があるので。
メネメン
>これと同じようなことを飲食店の経営者が言うとネットは総叩きなのに
それは、業界の違いじゃなく、発言者が、経営者か平社員かの違いだと思う。
IT業界でも、経営者が言うとブラック認定されると思う。
屑二号
いやエヌの話は「エヌからはそう見えた」ということでしかないですよね。
武田に自社の騒動を語らせたとしても、多分同じようなことを言いますよ。
武田視点だと、三バカあたりの若者については「不憫だ」として処理されているでしょうね多分。
つまりエヌの会社に残った人達は、「俺達はこれを求めていたんだ!」とばかりに社内競争に嬉々として取り組んでいる可能性があります。っていうか多分そっちの可能性の方が高いでしょう。
通行人
>これと同じようなことを飲食店の経営者が言うとネットは総叩きなのに
全く別物ではないでしょうか。
方や知識や個人的なスキルは不要の単純労働、一方は本来なら知識やスキル自体が最も必要とされる職業。
それに、過去のキャラクターの発言から、技術者に正当な対価と待遇を求めるという組織の方向性からして、いわゆるブラックでよくあるパターンの、プライベートタイムを使って会社に奉仕しろという主張は完全に矛盾しています。
発言しているキャラもかませポジション的(笑)なキャラクターですし、まず第一に向上心を持つべしという、根っこの主義を曲解した例としての表現とも取れる気がします。
他の方が書かれているように、当初よりも手法が洗練されてきたという事なのではないでしょうか。
病を治す為に作られた薬が、当初は副作用もあったものの、投薬された臨床例からのフィードバックを経て副作用も減った、というような事に思えます。
n
他の人がより良いコードを考えてくれるのって嬉しい状況じゃないですかね。
コードを修正されたことで傷つく、くだらない自尊心なんか捨ててしまえ。
否定されたのは能力であり、人格ではないことに気付け。
とはいうものの、そう思えない人が多数いるのもわかる。
あら探しするより、勉強会を開かせるとかの方向にうまく誘導すれば良かったのにね。
はど
エヌ氏が去った後の会社の人間に、エヌ氏の仕事ぶりや人間性について聞いてみたいものですw
コンサル業務を依頼するなら普通、NDAは結ぶはずだと思うけどな。
だってコンサル側にとっちゃ組織変革のノウハウはメシの種だし、依頼した企業側にとってもコンサル事例を勝手に開示されて、コンサル側の営業ネタに使われちゃ困るでしょ。経営陣にとっては株主へのいいアピール材料になるかもしれんが、その辺は交渉次第だね。
国内企業だけで競争してるうちはまだいいんよ。
これが海外との競合になると、値段の叩き合いでも技術力でも絶対に敵わない。
アドバンテージがあるとすれば、納期とサポート対応くらいか。
メネメン
リアリティの濃い作品の中で、イニシアティブだけがやたらと空想的ですよね。
恨みを持つ人たちのネットでの発言を封じ込められるとか、金盾なみでは。
>SubVersion にコミットしたとする。そうすると、あっという間に何人かが襲いかかって、
こういうやり方をするのは、自信の無さのあらわれだと思うので、
残っている人たちが「俺達はこれを求めていたんだ!」と思ってる可能性はかなり薄い。
ただ、現実世界では、リアファクタリング合戦なんて、何ヶ月も続かないと思う。
不必要な最適化に時間を割いてたら、いくら時間があっても足りないし、必要な最適化なら、
コードをリファクタリングするより、コードを書いた人を育てたほうが早いから。
Subversionの大文字小文字は少し気になる。javaScriptくらいに。
ななしん
H&G社の場合は
・年長組の技術力が低すぎて競争の生まれる余地がなかった、自滅した
・イニシアティブに賛同する仲良しグループ一つに技術向上を促した
・嫌われ役は飛田が一人で請け負っている
なので、最初から競争も対立も最小限で収まっていると言う罠。
しかしまあ、全てはN氏の妄想であり能力不足だ!
…という論陣を貼ったらなんでもありになってしまうので肯定も否定もしないが
イニシアティブのやり方で競争に敗れていった人間を
単なる技術や順応性の問題として片付けるべきかは、非常に微妙な問題に思える。
なお
そもそも良い悪いの話ではないかなと。
停滞しているだけじゃ競争で衰退するのは明らかで、
テコ入れが入るのは組織として必然。
変化は少なからず犠牲も出るし失敗もある。
耐性(相応の技術力)を身につけなければ淘汰される。
これってエンジニアだけの話じゃなくて、
今まさに起きてる世界の縮図かなぁと。
どう生きるかは自分で決めるしかないよね。
ITエンジニアはかくあるべきって押し付けられるのは嫌だけどね(苦笑
通りすがり
主人公の会社もエヌ氏の会社も
同じことが起きている気がするのですが……。
主人公側ではまだアラ探しが始まっていないだけで。
個人の技術力だけを過剰に持ち上げ、
そこから外れる人間の排除はやむなしという空気は醸成されているので
(木下をはじめとする3バカの発言の変化やカスミさんに対する今後の処遇から)、
退職者が出たことでより強い危機感を抱いたCS部の社員が
自分の能力をわかりやすく示すためにアラ探しを始めた、
という展開にいつなってもおかしくないかと。
sudo
エヌ氏が言う暴力沙汰というのが本当なら異常ですね。
技術競争云々以前に契約解消されるのは当然だと思いますし、むしろしなくてはいけないと思います。
MM
イニシアチブが、ますますフリーメーソンみたいな秘密結社になってますねw
しかし、エヌ氏が昔いた会社の説明もなんかウソくさい部分がある。
秘密保持契約(NDA)が、それほどに拘束力が強いものなのか? 2ちゃんねるに風評を書き込むぐらいはできるでしょ。違約金をどれだけ払ったかというのは、最終的に税金の申告に必要になるし、株式を公開してる会社は株主に説明する必要もある。
最近のサムラゴーチじゃないけどね、自分を正当化するために事実をねじまげる人は存在する。
リファクタリング合戦やカップルが3組別れたというのは、作り話っぽい。
H&G社を見る限り、使用や詳細設計にこだわりすぎて進捗が悪くなったのを人のせいにしたり根性論で解決しようとしたりして人間関係を険悪にしたのは武田氏のほうだった。
H&G社がペンペン草も生えないような職場になるか、それとも別の展開になるのか? 作者の落としどころがきになります。
Masa
飲食店のたとえが出ているけど、今回の話に置き換えるとこういうこと?
あるレストランが経営厳しくなってコンサル雇ったところ、そのコンサルは新型のオーブンレンジ入れたら経営がよくなるといって実際やった。
当初違和感感じた調理師もいたけど若手を中心に多くの調理師がとりあえずレンジの使い方を覚えているうち、その方がおいしい料理を作れることがわかり始めた。料理がおいしくなったことで客足も戻り、経営はよくなっていった。
調理師の間では、レンジの使い方やレンジを活用した新レシピの議論が活発になった。ただ、議論が白熱して喧嘩が起きることも多くなっていった。
そんな中レンジの使い方を頑固に覚えようともしない年配の調理師がいて、そのうちレシピがすべて切り替わって何も作れなくなった。さらに喧嘩が増えたのを見て雰囲気が悪くなったといってやめてしまった。
その後、その調理師は昼間から酒をあおり、いろんな人に「私は歳だから新しい機械の使い方など覚えられるわけないだろう」と文句を言っている。
とりすがり
>Masaさん
グラッパだからイタリアンのシェフなんですね・・・?(違います
それはともかく、エヌ氏のような人の和や雰囲気を尊ぶ和気藹々スキーからみれば活発な情報交換や過熱気味の意見衝突は喧嘩にしか見えないけど、フラットな議論が活発に行われるような熱い会社スキーからみれば正当進化だってことなんですかねー。
elseorand
業務外でコードを改良して、エビデンスつきで公開してくれるなんて、
親切だな~としか思えない。
結局、頭脳労働に向く人向かない人が居るけど、
日本のIT業界は「初心者歓迎・バカでも出来る」なんて、
新卒を騙してきたのが問題ですね。
Joel on SoftwareのJoelさんが、
「Schemeを分からない固い頭は、ソフトウェアで大成できないから諦めろ」
はその通りだと思います。
上でピープルウェアが紹介されていましたが、
「人月の神話」「ピープルウェア」「デスマーチ」「デッドライン」「プログラミングの心理学」など古典を古典と知らない、教育されていないなど、
過去の老害連中の罪は重いね~
通りすがり
>Masaさん
それはイニシアティブに肯定的な見方かと思います。
エヌ氏の視点だと、
レンジを導入した結果、
厨房ではレンジが使えないコックは無能だと思われるようになって、
レンジは使えないけど常連の客の好みに合わせて味を調整できるような
価値観の違う古いコックもいづらくなった。
さらに、レンジの使い方を熟知していることを誇示するために
「加熱時間は40秒より38秒の方の方が効率的だ」みたいな
阿呆な突っ込みを入れるコックも出てきて店の雰囲気は最悪になったので、
店をやめて呑んだくれてる。
「レンジが便利なのはわかるが、偏重しすぎだろふざけんな」
って感じかと。
通行人
>料理
本編のN氏の語りもですが、料理の例えも共に、最終的な客の視点が完全に抜け落ちているんですよね…。
料理で言えば、味の良し悪しに加えて栄養のバランスも良くなって、提供される食としての質が向上しているのにそこは考慮されていない、みたいな。
客からしてみれば、安く美味く栄養の有る料理が食べられればそれが一番良いはずなのですが、これまでそれが欠けていたという事の自覚が無さ過ぎる様に感じます。
ともあれ、N氏が自ら身を引いたのか実質的に干されて辞めたのかは解りませんが、少なくとも文中で表現されているキャラであれば、干されるべくして干されたとしか思えません。
キャラ作りとはいえ、まともな社会的としての常識を弁えていれば、真っ昼間から酒を煽って初対面の相手にタメ口で愚痴る等、まともな人間ならあり得ない事ですよね。
VC
ただ、どちらの視点でもレンジを導入したら業績が改善したっていう事実は
覆せないんですよね。業績が回復したという事実がある以上、経営的には
レンジ派に分があるような気がします。
ついでに、中長期的視点で見れば短期的効率主義は必ずしも正解ではないとか、急激な若返りのせいで中堅~ベテランが居付かなくなるのがリスクとか、そういう意見もあるようですが、短期的な利益があってこその中長期、という考え方もあるんですよね。
会社の業績が右肩下がりになっている状態だとすると、
1. 短期的な業績回復
2. 1.を持続的な回復にするための高効率な体質/競争力の確保
3. 2.の成長が鈍化した時に、再び1.を起こすような人材の育成
っていうのが優先順位なんじゃないかな、と。
H&Gではまさに1.を実施しつつあるわけで、今後発生するであろう
従業員の空洞化対策や効率第一主義に伴うリスク対策は、
1.を成功させた後の環境に対して行うのが正解なのかな・・?と。
実行しないことによって発生するリスクよりも
常に実行するリスクをとる、って断言してた知り合いの経営者を
思い出しました。(その会社は潰れたけどw)
通行人
×まともな社会的としての
◯まともな社会人としての
でした。
senasena
うーん、こういう展開になったか。半分予想通りで、半分予想外。
J社の人間関係がボロボロになるのは予想していたが、リファクタリング合戦までは
予想していなかった。
技術者から見ると、能力主義や成果主義は合理的に見えるけど、経営者から見ると
必ずしもそうではない。二重の意味で評価が難しいからだ。
能力主義も成果主義も、絶対評価が前提だ。全員が偉大な能力を発揮し、偉大な
成果を達成すれば、全員が偉大な報酬を受け取れるはずだ。
だが現実はそうはならない。経営計画で人件費の総額が決められている。人件費を
青天井にしたら、計画が立てられない。パイの大きさは有限だ。
となると、評価は社内での相対評価にならざるを得ない。必然的に「同僚の利益は
自分の不利益」という構図になってしまい、社内ではWin-Loseの関係しか成り
立たない。
以前にも社員同士の競争はあったが、「会社の利益はみんなの利益」という
家族関係に似た意識があった。だから同僚ともWin-Winの関係を築けた。能力主義や
成果主義を徹底すると、それは望めない。
これを経営者から見るとこうなる。
「和気あいあいとやっていたときは、個人の能力は高くないが、社員が協力して競合
と戦っていた。今は内戦状態で、競合との戦いどころではない」
人件費を青天井にせず、絶対評価を貫こうとしたらこうなる。
「わが社の待遇はスティーブ・ジョブズと同じだ。年俸は1ドル、後は
ストックオプションだ」
株価は経営の状態が反映される。(年俸1ドルはさすがに極端だが)経営に責任が
ある役員の報酬としてはストックオプションは適切だと思う。しかし経営に責任が
とれない技術者に適切だろうか? こんな条件で働きたい人はどれくらい
いるだろうか?
もう一つの問題は、公平な評価が難しいことだ。技術の高さを公平に評価する
手段がない。技術者より技術力が劣る経営者や管理職に、技術者が納得できる
評価はできない。しかし利害の当事者である技術者たちに任せるわけにいかない。
この二つの問題をクリアできなかったJ社は、なるべくしてそうなった。
内戦は負のスパイラルを生む。技術の継承は行われないし、新人も育たない。
自分の敵を作りたがる人間はおそらくいない。
敵しかいない環境で仕事をしたがる人間はどれくらいいるだろうか?
人材が流失する一方のJ社は、おそらく緩慢な死を迎えることになる。
アンチ・イニシアティブが登場したのは、予想外だった。あんまり現実感が
感じられない。まあそれを言ったら、イニシアティブもそうだが。
壮絶な泥仕合が展開するのかな?
エヌ氏の境遇には同情するが、横柄な態度は好きになれないし、
アンチ・イニシアティブにも同調できない。
やはり久保さんは敵前逃亡か。賢そうに見えるかもしれないが、退職した
理由がばれたら、どこにも転職できそうにないな。
あ
kiya2015 2014年3月17日 (月) 11:04
「それこそ甘えじゃないですか。自分で勉強することもできずに、会社が何かしてくれるのを待ってるだけなんて。そういう受動的な人は、ドロップアウトしても自業自得だと言えませんかね。勉強する時間なんて、土日祝日でも、電車の中でも、寝る前でも、その気になれば、いくらでも作れるでしょう」
↑
これと同じようなことを飲食店の経営者が言うとネットは総叩きなのに
IT業界だとこういうネオリベのマッチョイズムのシバキ主義が
無批判に受け入れられているのが本当に不思議。
↑↑そんなのIT業界でも例外でしょ。
会社の業務時間内だけでも十分に勉強できますよ。
でもクズな人は頭に何にも入らないから、いつまで経っても進歩が無い。
組織には仕事をしてない人が20%居るという組織論がありますが、
なまけものの20%は、いざとなったら仕事をするけど、
ここでの「クズ」な人っていうのは、その20%とは違って
有事になっても仕事ができない人のことでしょ。
fuga
×SubVersion
○Subversion
くだらない連絡のためにカスミさんを残業させるなんて
ブラックにも程があるな
says
なんとなく、N氏と飛田さんは同じ会社出身では?と妄想してみたり。N氏の会社ではストアドを新技術として採用、っていうのと、飛田さんはDBにこだわりがあるというあたり、なにかありそうな気が。
それに飛田さんがイニシアティブのメンバーで、技術力にも太鼓判押されている(五十嵐さんの言動より)にも関わらず、失業していた点も気になってますが。。。
あと、N氏の会社の問題はコンサルの罪なのか? コンサルの助言をうまく活用できなかった会社の失策なのか? というあたり、当事者(コンサルか経営者側)のコメントがほしいですね~
n
あの連絡ってわざわざ待たせるほどの緊急性はないよね
今まで容認していた部長がここに来て嫌がらせをしてきた
N氏の会社みたいにギスギスする兆候?
りりー
アンチイニシアティブねぇ・・・
それ労働組合じゃダメなの?
kiya2015
GitHubの女性エンジニアがハラスメントに耐えかねて退社 ネットで改善を訴える
http://blogs.itmedia.co.jp/burstlog/2014/03/github-f071.html
技術力にしか興味のない企業のなれの果て。
senasena
>それ労働組合じゃダメなの?
↑イニシアティブに報復がしたいんじゃないかな。
>「少なくとも、イニシアティブの描く未来図に俺たちが含まれていない事だけは
>確かだ。そんな未来を認めるわけにはいかん。そう思ってる奴らを集めて、いつか
>イニシアティブの実体を公表する手段を見つけられれば、と思ってる。」
とエヌ氏は言っている。
怨恨より就活に労力と時間を使った方がマシだと思うが。
だからアンチ・イニシアティブには同調できない。
?
飲食店との差は飲食店は一般的に多くの人と接点があるけれど
開発はここでは専門家だけを対象として、顧客であっても非技術者を対象とはしていない。
客の観点といった人は例えば飛田さんの様に明らかに業務的に改善が見られるアラ探しならいいという話でしょうか?
技術者に必要なのはコストと利益(報酬)の意識ですよね。
飲食店で叩かれる理由は飲食店の従業員の技術力向上には限度があるから。
一方流れの早いITだと限度は無制限であり、技術者もそれを承知だから批判しないんだと。
根本的なN氏の会社と現会社の話の流れの違いは利益を出しているかどうか。
殺伐として利益優先な会社はありますし報酬が相応なら問題ない気もします、選択はあって当然だとは思いますが。
学生の部活動は趣味の一環で、仕事とは異なるので例として挙げるのは適切ではないと思いますが。
極端な話同類ばかり集まってとんがった組織がいいという話になりますよね、イニシアティブって、誰が得するんでしょうか。
お客さんか経営者だけですよね、そうなったからって技術者の報酬に反映されるんでしょうか?
屑二号
> 業務外でコードを改良して、エビデンスつきで公開してくれるなんて、
> 親切だな~としか思えない。
そうですよね。
これがエヌからは「ボロボロだ」という風に見えてる可能性が高いのではないかと。
あいおー
Subversion+全社員宛メールって相当カオスになりそう…
GitHubでプルリク投げ合ってればマシだったかも(違
vi
この件で3人組の結束に何かしらの影響を与えるかもしれないね。
木下がN氏の話全てを一笑に付しているのならともかく、
少なくともそういうわけではなさそうだし。
あ
日本のIT業界は技術力がある人ってのは失業しやすい面があるんですよ。
技術力がある=給料が高い=偉そう=付き合いにくい=独善的とか色んな見方がされて居づらいというのもあるし、
「エヌ」みたいなアンチな人がすぐに追い出そうとするしね。
それでなくても、技術力が高いと仕事を短期間にキレイに終わらせるから、
かすみさんみたいに長期間ダラダラとできる仕事がないからね。
TKFM
エヌ氏にはとても同情できないけれど、
技術合戦はイヤだなぁ、と思ったりします。
自分に足し算しているうちは良いんですよね。「こういう新しい技術を手にしました!」みたいな。
でも技術合戦って、よっぽど上手く手綱を握らないと、相手から引き算しだすんですよ。
話の中にあるリファクタリング合戦って、エヌ氏の発言を信頼するならば引き算の発想になってる気がします。
?
プロジェクトの専属が問題かなとも思います。
上流SEとPG+下流SEで分けた方がいいのかなとか。
例えば顧客側で本来必要なのは上流SEですよね。
良し悪しはともかく、顧客側に実装チームはあるのに外注にシステムの発注があるというのは顧客側で業務(ビジネスロジック)を組める上流SEがいないという事。
プロジェクト専属だと技術的に優れたあるいは劣ったヒトが固定化されます。
どの案件もコミットできて、コミット内容を評価してその割合や程度で人事給与を決定がいいのかなと思いますけど。それだと成果主義はうまくいきそうです。
オープンソースだとそういう事がありますね、ただ定期昇級とか年功序列はなくさないといけなくなりまが。
その結果としてカスミさんやNさんが外されるのなら仕方が無いと思いますが、本作の場合公平性に欠くと思います。
n
TKFMさん
引き算は見る視点を変えれば足し算になりますよね。
要は受け取る人間次第です。
エヌ氏はギスギスしていたと感じたけど、賛成派からすれば緊張感のあるいい職場だったかもしれない。
それにこんなの一過性のものでしょう。
時間も能力も有限なので、どこかで必ず落ち着くはず。
実際はそこまで行き着くことはないでしょうけどね。
常日頃から勉強することに不慣れな人は、勉強することを習慣化なんてできないのです。
ジャンリュック
毎回楽しく読ませてもらっています。いよいよ佳境って感じですね。
少し疑問に思っていることを書かせてもらいます。皆さんの意見も頂けるとありがたいです。
疑問というのは技術とは何で、技術力とは何ぞやということです。本文では技術とは、最近はやりのフレームワークや言語というように描かれており、武田さんや久保さんはもはや現状の技術についていけず、プロジェクトも失敗しお荷物的な位置づけで描かれていますが、果たしてそうなのかというのが疑問なのです。
彼らとて自分たちが若かったころに流行った技術を使って、今まで様々なシステムを開発してきたことでしょう。そのような開発を通じて、使っている技術はもはや時代遅れかもしれませんが、固まらないシステムの作り方、性能が出ないときの改善方法、バグを生まない開発の手法など、使っている技術(フレームワークや言語)がどうであろうと一般的に使える、そして単に最先端の技術を知っているだけの人では解決できない、ソフト開発における共通的な知見とでもいうようなものを持っているのではと思うのです。それこそが技術とまでは言いませんが、それも技術者が持つべき技術であり、往々にしてこういう知見の有り無しが、組上げたシステムが規定通りの性能や想定通りの品質になるかどうかを左右するのではと、思うのです。最新技術を収得しようとしない姿勢は褒められたものではないですが、それでも彼らが持つ知見は得難いものではないのでしょうか。
私はここ1年くらいIT企業にいるのですが、もともと組込屋ですので、この辺の感覚がIT企業の人とは違うのかなぁと思い、質問してみました。技術って、最新技術を知っているかどうか、使いこなせるかどうかだけなんでしょうか。皆さんどう思われますか?
ヌー
「様々なやる気・能力の人がいることを理解したうえでどのように給与や仕事を配分してゆくか」を改善しないと、従業員を"スーパーエンジニア(や、それを目指す人)"と"クズ(前者をあきらめた人)"に分類して後者を排するだけでは、単に定期的な人の入れ替えが起こるだけだと思います。
もっともイニシアティブはそれが目的のひとつのようだし、J社経営陣も人を入れ替えたくてやっているのかもしれませんが。
イニシアティブの目指す「エンジニアが正当な能力評価のもとに給与をもらう」社会では、大手以外は単価の高い優秀なエンジニアを獲得できなくなり、多くの企業ではエヌ氏のいう"クズ"に近い(その代り安い)エンジニアを上手く使う必要が出てくると思います。
エンジニア個人からすれば自分の市場価値を上げることは正しい選択でしょうが、企業の側から見れば、能力の高いエンジニアだけを集めることが正しい選択になるとは限らないのではないでしょうか。
(人事や経営は門外漢なので的外れなことを言っているかも。自信ありません。。。)
結果からすればエヌ氏は技術力を磨いていればよかったわけですが、それだとイニシアティブがコンサルに入らずエヌ氏が従来通りのキャリアパスを経てマネージャになったときにマネジメント力が不足してしまっていたかもしれない、と考えると……。
在職中のエヌ氏が楽観的過ぎたとはいえ、気の毒に思います。「自分が学生で父親がエヌ氏と同じ状況になったらどうだろう」なんて考えてしまいました。
メネメン
>この辺の感覚がIT企業の人とは違うのかなぁと思い
知見を技術と呼ぶかどうかは、やや意見が別れるところだと思いますが、
感覚は、あまり違わないように思います。
ただ、私の知る範囲では、使っている道具や方法に依存しない知見を獲得し、
それを活用できているような人は、かなり少ないです。
それよりは、従来のやり方にとらわれ、新しい道具や考え方を学ばずに否定し、
共通の知見も獲得できてない人のほうが、多いかもしれません。(私の周りが残念なだけ?)
もちろん、前者にも後者にも当てはまらない人たちもいます。
それに、前者のような人は、使いこなせないまでも、
新しい技術を積極的に学び理解しようと努力する人たちという印象です。
武田さんは、明らかに後者だと思っています。(少なくとも今のところは)
大穴狙い
人は感情のある生き物ですしそれほど強くもない生き物ですので、エヌ氏の元会社で起こったような修正合戦が始まると、他人の修正をして評価された方は多少なりとも気持ちが良いし、修正された方はあまりいい気はしないでしょうね。
そして当初の目的である新しい知識・技術の習得やいい意味での切磋琢磨から、単純に他人を蹴落とす事や、蹴落とされない事自体が目的へとすり替わるでしょう。
そうなったとしてもイニシアティブに賛同しているエンジニアは耐性があるので耐えられる。もっと嫌な読み方をすると、イニシアティブだけにとって居心地がいい業界であれば、技術向上に熱心なエンジニアな非構成員も含めて他はどうでもよく、その為にもっともらしい理想を利用していたといったところでしょうか。
蜂群崩壊症候群という回もあった事ですし、エヌ氏に聞いたことを元に箕輪さんが五十嵐さんと話をしてみると「そのコンサルは私。業界を変える為にどうなるかわかっていてわざとやったけど、それが何か?」という展開を予想。
大穴狙い
変な日本語になってしまいました
× 技術向上に熱心なエンジニアな非構成員も含めて他はどうでもよく
○ 非構成員(技術向上に熱心なエンジニアも含めて)はどうてもよく
SZSR
>ジャンリュックさん
メネケンさんと同じく、特に意識の差は感じませんね~。
私の周りの話をさせていただきますと、私の周りにも確かに時代遅れの技術しか持たないメンバーはいます。では、彼らがお荷物かというと、そうではありません。
彼らは技術そのものではなく、技術(テクノロジ)を使うための技術(テクニック)を多く持っているので、それを若手のメンバーに拡散することでプロジェクト全体のナレッジを高めることができます。これは、ジャンリュックさんのおっしゃる通りで、直接的な生産性はありませんが、結果的にプロジェクト全体の生産性の底上げに繋がります。単に役割の違いです。
もう少し言えば、「最新の技術を知っている=技術力が高い」とは限らず、最新技術バカになって「古いものは悪いもの」と決めつけ、適切なテクノロジを選択できなくなってしまうと、それはそれで顧客の利益に繋がりません。
金融のシステムで未だにCOBOLが使われているように、ニーズにマッチさえしていれば技術の古い新しいは、それほど問題でないと私は考えています。
エヌ氏や武田さんが駄目だなぁと思うことは、自身の技術がニーズに合わなくなったときに「自分にとって新しい(未知の)技術」を学ばないところでしょうね。それだけならまだいいですが、技術のある技術者を押さえつけてプロジェクトの生産性を著しく落としてしまうのは、技術者以前に社会人としてあるべき姿ではないと思います。
Fu
エヌ氏の話をどこまで真に受けるかで判断は変わりますが...
「本当は最初にコンサルを依頼した部長が、技術競争についていけなくなったからだ」が事実であればこの会社の先は長くないかなぁ。
おーまさ
技術的な指摘をその場だけの批判じゃあ無く、汎用的な技術として公開・共有すれば大きな意味があるんでしょうけどねぇ・・・ 理想論ですが。
doc
途中で莫大な違約金払って解約した会社が
7割もあるというのが気になる。
前パートにあった「麻薬物質」という言葉通り、
副作用が強すぎたということだろうか。
n
>7割
判明した中での7割ですね。
サンプル数がないとなんとも。
3社中の2社をサバよんで7割といっている予感。
TKFM
>nさん
うーん、リファクタリング合戦が「技術の足し算」になるとは思えないです。
体系的に説明できる形まで落としこんで初めて技術って意味があるものになると思うんですよね。
大人数で集まって製作する都合上。
また、個人的にはこれは一過性のものではなく、
技術合戦の終着点がこういうリファクタリング合戦だと思っています。
人のモチベーションって上手くコントロールしないといとも容易く低きに流れるじゃないですか。
わかりやすいものであれば存在意義が分からない設計書とかそうですよね。
最終的に誤字脱字とか句読点とかのチェックをしだすような世界。
かなり上手くコントロールしないと、武田さんが詳細設計でやらかしたことと同じことに通じる気がしますけど。
?
ジャンリュックさん
少し違うと思います。
同種なモノが少なく経験の蓄積が困難であったり、同じものをやり続けて他のモノをやらないです。
組み込みだと複数の製品に携わる事になりますが、ユーザ企業のSEだと生涯一システムという場合もあります。
割り込みとかの処理だと組み込みだと一般的ですが、
顧客要件が共通化しにくい、業務パッケージの利用が日本では難しいのもこれ。
DBを使わないシステムすらあり、
業務系だと技術要件すら一般化が困難です。
最終的にこだわるのは顧客との付き合いや部下の抑え付け方になります。
武田さんがいい例ですよね。
顧客の業務を理解しているといっても社内の人間に比べたら劣ります。
じゃあどうするかというと自分の作ったプログラムが他の人には読めなくし
自己の価値を上げます、それを業務知識という事すらあります。
なので業務系の技術者はごく一部を除いては役には立たないですよ。
?
>顧客要件が共通化しにくい、業務パッケージの利用が日本では難しいのもこれ。
これは間違いです。
顧客要件が共通化しにくい、業務パッケージの利用が日本では難しい、これも一因です。
trek
40半ばの半技術者・半管理職の感想です。
リーダとかマネージャとかの肩書きがつき始めて、
最新技術を追いかけるのがだんだん厳しくなってきました。
(家庭に割く時間が増えたことも一因ですが)
リーダなので若手を育てるのも仕事のうちだと思って
自分の持っている技術を教えていくのですが、
最前線でコードをかかない状況のため、
入りより出の方が多いなぁ、と実感しています。
なので、武田さんやエヌ氏のようにはなりたくないですが、
イニシアチブが求める世界にはいきたくないですね。
だって、若い時分に蓄えたものをすべて吐き出した時点
(若手に伝え終わった時点)で、用済み/頸になっちゃんだとしたら
若手を育てることを躊躇しちゃいますよ(苦笑)
イニシアチブの考えに賛同している人は、
最前線から一歩引いて、かつ家庭をもった状況でも
入りと出のバランスをキープできる自信があるのでしょうか?
通り
外部コンサルを受けた結果としてパフォーマンス目的のリファクタリング合戦とか
始めちゃうような会社だとしたら、それは元々技術力に問題のあった会社なんでしょうね。
技術は(我々にとっては目的でもあるけれども)所詮は手段な訳で適材適所な手法を
選択する必要があるわけで、切磋琢磨は良いけどピーキーなチューニングとかされたら
それはどうなん?って流れにならん段階で残った連中の意識もちょっとって気が。
良いコードって、別にパフォーマンスに特化した訳じゃないですからね。
まあ、N氏の例は物語なので少し極端に方向に振っているのかもしれませんけど、
これはりファクタリングなんていう枝葉の話ではなく組織のあり方、人の評価の仕方が
単純化してしまう事の問題って気がします。
分かりやすい例ですと、F社がアメリカかぶれで始めた労働裁量制とかでしょうか。
あれは物の本によると、裏方仕事は評価されなくなってその方面で組織ガタつかせた
だけでなく、肝心の成果評価がいい加減で成果主義を信じてフロントで頑張った奴も
結局対して評価されずにいやンなって潰れていくという最悪の制度「改悪」だったみ
たいですから。
N氏の会社はその評価基準が「コードのパフォーマンスチューニング」って所に偏っ
ただけの話かと。
以前の繰り返しになりますけど、技術は評価される(金銭面でも仕事面でも)べき
だけど、組織やチームの潤滑剤である人材までも否定してしまう様な組織には
技術者の楽園は無いような気がします。
通り
>kiya2015さん
いや、この業界の場合、経営層がそれ言ったら無能で馬鹿のレッテル貼られますよ。
現実には、一部の技術に選ばれた人&環境に恵まれた人にしかできない事で、
それを行いやすい環境を作ったり、少なからずプライベートを犠牲にしながらそれを
行っている人を評価するべきなのが経営層の仕事ですから。
それも行わず低賃金でそれを、やれ、と言うのは経営層の只の怠慢です。
現場の若い人が言ったら「熱いな」「若いな」と思われるだけです。
?
>リーダなので若手を育てるのも仕事のうちだと思って
>自分の持っている技術を教えていくのですが、
>最前線でコードをかかない状況のため、
>入りより出の方が多いなぁ、と実感しています。
技術以外の勉強をゼロからやれって話です。
技術の勉強をせず食いつなぎだから問題なのでは?
まあ家庭の事はそうですが、家庭の事を考えて管理職が出来る事かは不明ですよね?
つめ
以前の採用の時に3人もイニシアティブのメンバーがいたのが気になるな
五十嵐さんは偶然って言ってたと思うけど多すぎる気が
これまでコンサルして崩壊した会社の中でも特に向上心が強いのをイニシアティブに勧誘して
他の会社にばら撒いてるとか…
屑二号
イニシアティブってリストラ屋としては割とよく機能してるよなぁと思いますね。
契約を結んだ会社は割と損してない感じ。
「途中解約で法外な違約金を取られた」って話は、実際そうだったのかどうかに関わらず、リストラされた者に「馬鹿な会社が悪徳コンサルに騙された」的なイメージを作らせ、会社に対する「恨み」を軽減してくれるという。
コンサルを解約しても、一度会社から離れた面々を呼び戻すような動きもないのでしょうしね。
ジャンリュック
メネメンさん、SZSRさん、コメントありがとうございました。
感覚あまり違わないということで、ちょっと安心しました。
この業界は特に技術の移り変わりがすさまじいですよね。
波に送れずあたらしい技術を吸収しながら、一方で普遍的な知見、見識を自分の中に貯めていきたいところです。
ジャンリュック
メネメンさん、SZSRさん、コメントありがとうございました。
感覚あまり変わらないということで、安心しました。
特にこのIT業界は技術の移り変わりが早いですよね。
新しい技術をどん欲に吸収しつつ、一方で普遍的な知見や見識を自分の中に貯めていきたいと思います。
割烹着ビッチ
正直、IT業界の技術の移り変わりが早いとは思わないなぁ。
もちろん、自分の知らないことは吸収し続けているものの、
「移り変わりが激しくて、ついていくのが大変!!」なんて思ったことない。
まぁ、最先端な客を相手に多くの案件を抱えている人なら大変かも
しれないが。
?
常に一歩ずつ着実に前進をつづければ問題ないのだと。
少しでも遅れると着いていけなくなりますよ、きっと。
運不運はあるとは思います。
VBだけの人にVB.netをやらせるというのは酷でしょうか?
以前にあった人は拒否反応はスゴカッタ気がします。
世の中にはそういう人も少なからずいます、そしてそういう人は@ITには来ません。
クマノテツ
技術至上主義が行き過ぎると、新人を指導しなくなっていきそうですね。
自分で勉強しろ、でできる人もいると思いますが、0を1にすることが
新人にはかなり難しく、挫折する人のほうが多いと思います。
私は新人を育てることは会社を維持する上で必要なことと考えていますので、
新人が辞めていく環境にならないことを願います。
?
技術といっても種類は結構あると思います。
オープン系をやっていましたが、新人時代に教わった方はCOBOLerです。
言語的な事はわかりませんが、アルゴリズムとかデータの入出力はかなりのものだったのだと思います。
一方VBをやっている人は元請が共通したライブラリを利用して画面からデータを出し入れするだけでした。
画面の意味やデータの意味の理解も曖昧でした。
COBOLerでもそういう人はいたので人によると思いますが、技術者として救いようが無いという人はいないという認識でしょうか、皆さんの考えでは。
新旧問わず優れた技術はあるとは思いますが、大した技術がなければ新しいものに飛びつくかそうでなければ、時代に取り残されるかだと思います。
Nさんの人となりがわかりませんが、カスミさんについては少し自分の中のVBだけやってる人と印象がかぶります。
古い技術で生き残れる方は技術力のある方だとは思いますがごく少数ですよね?
elseorand
新人教育か・・・
「効率よく修得できるという学習技術を、学生の内に身につけてください。」
「IT系を志すなら、C言語でポインタと再帰は必須。LispやSchemeなど関数型を触れていればなおよし。そして何より英語と、数学の集合論・圏論です。」
「あ、特にWebアプリ志望なんだ。じゃあ、Javascriptでcalleeとarguments使用して無名再帰で、JSONの多重配列でTreeつくったから、これを走査するプログラム作ってみてよ。」
ある後輩が彼の大学のサークルの後輩に言ったこと。
学生はドン引きしたらしいですが、まぁ正しいよね。
俗塵
>>これと同じようなことを飲食店の経営者が言うとネットは総叩きなのに
>全く別物ではないでしょうか。
>方や知識や個人的なスキルは不要の単純労働、
>一方は本来なら知識やスキル自体が最も必要とされる職業。
毎度、不毛だなぁと思って拝見しておりましたが、「飲食業は単純労働
やつらには知識とかスキルとか存在しないけど、俺らは知識やスキルの塊」
とのお考え、至高のご職業はやはり違いますね。
でも、自分で料理してるだけでも、こんなことは言えないと思うんですが。
家事は女の仕事みたいなマッチョな思想なんでしょうか。
で、誰一人窘める人すらいないという所に薄ら寒いものを感じます。
Jairo
職業それぞれで必要とされるスキルや知識の分野は違いますが、その必要とされる量も違います。それは認めましょうよ。
?
違いますよ要求水準が、
飲食業はサービスを受け入れる人を一定数作る事。
全国チェーンとか巨大FCなら別ですけど、良い分野が一つ(例えば出汁が他の店より良い)であっても近隣の店より良ければ値段次第ではお客は付きます。景気変動はもろにかぶりますが。
ITの場合、オフショアなど地域性はある程度は無視できるので、競争が激しいです。
そもそもITでもソフトでは独自色がありません、よって差別化は図れず価格勝負かあるいは付き合いで仕事をもらう事になります。
自社で製品を作る程でもない企業には地域性での優位(地域が近いので営業や改善提案などが頻繁で問題があれば即現地に行くとか)がなければ、仕事をもらっているだけになります。
極端に言えばパッケージ製品やハードウェアベンダや巨大SIerのフランチャイズにしかすぎないのがIT業界の大半の従事者だと思います。
フランチャイズだから元の企業との付き合いが重要で技術より上だという話になります。
技術があってかつ元の企業との付き合いが下手だと飼い殺しですよね。
単純にソフトウェア開発の競走が異常なレベルなのかなと思います。
安過ぎて食べていかれない状況だと思いますけど。
メネメン
>「あ、特にWebアプリ志望なんだ。じゃあ、Javascriptでcalleeとarguments使用して無名再帰で、JSONの多重配列でTreeつくったから、これを走査するプログラム作ってみてよ。」
後輩A:(走査ってのは、JSON.parse()を自作しろってことだろうか。。)
後輩B:(いやー、そりゃないわ。parse後の検索処理のことちゃうか?)
後輩A:(無名再帰で?)
後輩B:(いやいや、それは、先輩がJSON作るときに使ったただけで、関係ないやろ?)
後輩A:(じゃ、わざわざarguments.calleeを出した意味は?)
後輩B:(...知らんがな。オブジェクトツリーが再帰的っちゅうだけとちゃうんか?)
後輩A:(そりゃツリーだからね。 やっぱり、JSON.parse()的な何かじゃないの?)
後輩B:(わからへんわ)
先輩:(クックック、こいつら、ドン引きしとるな。。)
というのは冗談でして、私が文章を理解できなかっただけなのですが、
DOMツリーのような木構造のオブジェクトに対して、
getElementByIdやgetElementsByNameのような検索関数を書いてみてよ、
っていう意味だったんでしょうか?
通行人
>俗塵
飲食業の連中が何かスキルを持っているとでもいうのでしょうか…
nagi
日本帰ってきて第一声がコレなんですけど。
>通行人
>飲食業の連中が何かスキルを持っているとでもいうのでしょうか…
あなたにはない、どんな嫌な客にも笑顔で接するスキル。
オーダー内容を把握するスキル。
トラブルが起こった際に対応するスキル。
思いつくだけでも腐るほどあります。
職業差別みたいな意見を発する余力があるなら、自信の力と
相手を考える力を養ってはいかがです?
正直、上記の一言だけであなたの人間性を疑うには十分かと。
ふっちーLove
産業として見た場合、外食産業はバイトでも高レベルなサービスを提供できるぐらい、高度なノウハウを持っている。
要員にね、希少価値のある高いスキルを求めるのは産業としてはいまいち。
研究や、芸術や、プロスポーツでもビジネスとして成立させているのは
特別なスキルを不要とするノウハウの蓄積です。
プロスポーツでいえば競技場の外の事務所でやっている仕事がアスリートの存在を許しているのです。
そのようなビジネスの歯車にすぎない人が、
肉体的な資質やその他の才能をもって自分は特別な人間だと信じることは自由だと思います。
が、日本で受託開発をしている程度の人が自らのスキルをもって、外食産業のバイトを蔑視するなら爆笑ですね。
nagi
>ふっちーLoveさん
ごめん、言いたいことは判るんだけど回りくどいわ。
ぼんやりしか伝わらん。
結局言いたいのこれだけ?
>外食産業のバイトを蔑視するなら爆笑ですね。
その言いたいことに対して、研究、芸術とかプロスポーツとか言われても
ピンと来ないと思いますよ?
プレゼンしたことあるなら、分かりますよね?
読んでてオカシイと。
コロスけ
終了して下さい
tarosuke
実装と技術を混同しちゃいかんですよ。
両者は全然違うものです。技術は理解しておく必要があるけど実装は検索すりゃいい。実装はすぐ新しくなるけど技術が新しくなるのには何年も、場合によっては何十年もかかる。
例えば「オブジェクト指向」の概念は何年前からある?その間の「オブジェクト指向」を謳った処理系はいくつで、その実装はいくつある?そうそう、技術と実装の差の例だから具体的な数には意味はないよ。
それに、新しい技術ってのは既存技術のアンチパターン解決のために発生してくるんだから、それを把握している分には新しい技術の方が良いとは言える。ただこの業界、技術と称してただの別実装が出てくることも多い。だからこそなおさら技術と実装の違いを認識できる必要があるわけさ。
この話の「技術競争」だって結局のところ実装の枝葉を追う競争でしかないよね?本文中には「やり過ぎ」と表現されているけど、根本的に間違ってないかい?
そうそう、混同されやすいものついでで言えば技と術もまったく違うものだよ。