ふつーのプログラマです。主に企業内Webシステムの要件定義から保守まで何でもやってる、ふつーのプログラマです。

罪と罰(17) ボーダーライン

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 「では、第2開発課の第1回定例ミーティングを始めます」

 やや照れながら私が宣言すると、メンバーたちが一斉に拍手を始めた。少し頬が熱くなるのを感じながら、私は軽く頭を下げて応えた。横に座っている五十嵐さんも、満足そうな顔をしている。

 10月2日、火曜日。先月までなら、Aチームの定例ミーティングの時間だが、本日からは第2開発課の定例ミーティングのそれとなる。

 本来なら記念すべき第1回定例ミーティングの開会を宣言するのは、課長を兼務する五十嵐さんのはずだが、昨日、正式に辞令を受け取った際、五十嵐さんは明言した。

 「俺はほとんど口を出さないから、箕輪さんの思うとおりに運営してな」

 五十嵐さんがこの会社から去った後には、私が課長に昇格することはすでに公然の秘密となっているようで、私が仕切ることに関して、疑問を抱いているメンバーは1人もいなかった。そのことは私にとってプレッシャーにしかならなかったのだが。

 このミーティングには、新たに設立されたWebシステム開発部第1営業課も参加している。組織上は部全体の営業部隊なのだが、実質的に第2開発課の専属のようなものだからだ。その営業課のメンバーたちも、やる気満々のようだった。

 表面的に見れば、第2開発課の前途は明るいように見えたし、メンバーの顔にも未来に対する不安などは微塵も浮かんでいなかったが、私は楽観的な気分に浸ってばかりもいられなかった。それは、マネジメント研修と並行して行われた、Webシステム開発部の予算管理についての説明に由来する。

 これまで気にしたこともなかったのだが、Webシステム開発部には営業課がなかったので、CS開発部と公事開発部の営業課が兼務していた。そのため、私たちが行った開発や保守の半分以上が、経理システム上は他の部の案件として処理されていた。当然、利益は少なくなるが、逆にコストも少なくてすんでいたわけだ。どの案件をどの部持ちにするか、ということは、特に明確なルールがあるわけではなく、部長会議などで何となく決められていたらしい。

 ところがWebシステム開発部第1営業課が誕生したことで、そのような曖昧なやり方がなくなり、はっきりとしたボーダーラインが引かれることになった。利益もコストも、Webシステム開発部の総取りとなる。武田さんたち第1開発課の方には、新規システム開発を行うスキルがないので、従来の顧客の保守が中心になるだろうが、それでは大きな利益は見込めない。Webシステム開発部の廃止はとりあえず棚上げになったものの、今後も存続していけるかどうかは、私たち第2開発課にかかっていると言える。

 従って第2開発課は、できるだけ早く、利益を出すことを求められているのだった。<ハーモニー>のカスタマイズは続けていたし、大学からの問い合わせも途切れてはいないが、何らかの要因――たとえば他社の競合サービスなど――でこける可能性もゼロではない。保険をかける意味でも、そろそろ次のプロダクトなり、サービスなりの開発を考え始める時期だった。そのことは、メンバー全員にメールで伝えてあった。

 「さてと」拍手が収まり、ミーティングらしい雰囲気になると、私は全員に向かって訊いた。「次、何やろうか?」

 何本かの手が勢いよく上がった。

 「はい、守屋」

 「えーと、みんな毎週読んでる雑誌ってありますよね」守屋は全員を見回した。「ヤンジャンとか、サンデー、マガジンとか」

 何人かがうなずいた。

 「つまり」私は訊いた。「マンガ雑誌のこと?」

 「そうです。でも、隅から隅まで読むかって言うと、そうじゃないじゃないですか。マガジンだったら『はじめの一歩』、モーニングだったら『島耕作』と『宇宙兄弟』とか」

 「あたしはモーニングなら『OL進化論』と『クッキングパパ』」とクミが口を挟んだ。「それしか読まないですね」

 「だろ?じゃあ、そのために毎週雑誌買うか?」

 「コンビニで立ち読みですよ、そりゃ」クミは肩をすくめた。

 「だよな。で、考えたんですけど」守屋は私の顔を見た。「もし、自分の読みたい連載だけを、毎週まとめてスマホやタブレットに配信してくれるようなサービスがあったらどうですか?社会人なら、持ってる人も増えてますし」

 「ああ、なるほど」私はうなずいた。「『はじめの一歩』と『島耕作』だけ読みたい人に、それだけ配信するってことね」

 「そうです。今、コンビニでも雑誌に紐かけちゃうとこ増えてきてますよね。じゃあ買って読むかと言われると、たぶん買わない。何で買わないかって言うと、1個か2個のマンガ読むために、一冊丸ごと買うのはムダだって思うわけです。でも、好きなマンガだけを選べて、それなりに安ければ、社会人ならお金払うんじゃないでしょうか」

 「本当に読みたきゃ、単行本になるのを待つんじゃないか?」木下が疑問を呈した。「ブックオフに行くとか」

 「いや」営業課に新規採用された大橋くんも意見を言った。「単行本を買うほどじゃないけど、とりあえず続きが気になる、ってマンガはいっぱいありますよ」

 「そうそう」足立も同意した。「それに隔週とか、第3木曜日とか、そういう不定期発売の雑誌だと、つい読み忘れて一話空いちゃったりするしね」

 「別マガとかアフタヌーンなんか、コンビニに置いてないこともあります」マサルがボソッとつぶやいた。

 「実現したら面白そうではあるね」営業課の本間がうなずいた。「もっともちょっと実現までのハードルが高い気がするけど」

 それには全員がうなずいた。確かに出版社関連や著作権関連など、クリアしなければならない問題が多すぎる。それは、提案者の守屋でさえ認めた。

 しばらくは誰も発言しようとしなかったが、やがて営業課の岩田さんが手を挙げた。CS開発部第1営業課から異動してきた、私と同年代の営業マンだ。

 「面白いかもしれませんが、現実的にうちでサービスを開始するとなるとなるとどうでしょうね。うちの会社は、BtoBばかりだったわけですが、コミック配信となるとBtoCとなるわけです。ユーザーサポートとか、課金のノウハウなど、新たに作り上げなければならないことが多すぎる気がします」

 「よし、じゃあ、もうちょっと掘り下げてみてよ」私は守屋に指示したた。「電子書籍配信の基本とか、著作権とか、その辺りをいろいろ調べてみて。必要なら法務にも相談してみてね」

 「わかりました」

 「じゃ、他には?」

 今度は木下が手を挙げた。

 「はい、木下」

 「守屋が言ったように、スマホとかタブレットは流行だし、ニーズも増えていくと思うんですよ。だから、オンラインゲームとかどうですか?」

 「ゲームねえ」範囲が広すぎるとは思ったが、私はとりあえず木下に話を続けさせてみることにした。「たとえばどんな?」

 「パズドラとかモンハンとか、ああいうのがいいですね」

 「ばかか、お前」守屋が嘲笑した。「ゲーム一本作るのに、どんぐらいの金と時間がかかるかわかって言ってるのか?」

 「それぐらいわかってるよ。そんなことは後から考えればいいことだろうが」

 「どうせなら今考えたらどうだ」

 「そういう消極的なことで......」

 「はい、そこまで」私は素早く介入した。「ムダな言い争いで時間を費やすのは止めようね。じゃあ、木下が言ったゲームという案を、他の人はどう思う?」

 岩田さんが手を挙げた。

 「先ほどと同じですが、課金の方法など、それなりのインフラが必要ですが、ゲームというのは面白いかもしれません。少なくとも、うちがそういう事業をやってる、みたいなアピールの意味でも。特に、若い世代に名前を覚えてもらう効果はあるでしょうね」

 クミが首を傾げた。

 「今は無料でも、そこそこおもしろいゲームがいっぱいありますよね。うちがやるなら、無料ってわけにはいかないと思うので、お金を取らないといけないですね。でも、お金を取る以上、いい加減なものは作れないんじゃないでしょうか」

 「そんなことはわかってるよ」木下が遮った。「でも、最初からダメだって諦めちゃうのはどうかと思うけどな」

 「むげに却下すると、この人、いじけますから」足立がニヤニヤ笑いを浮かべながら言った。「誰かプラス意見、言ってやってくださいよ」

 「いいですか?」手を挙げたのはマサルだった。「ぼくもゲームは好きなんで、作ってみたいです」

 「現実的にやれるか?」守屋が真面目な顔で訊いた。「<ハーモニー>は、学生相手のサービスだったけど、基本は業務アプリケーションの延長だったから、うちでもできたんだと思うけどな。ゲームだと、それなりのグラフィックも描かなきゃいけないし、音楽もつけなきゃいけない。その上、面白くないといけないんだぞ」

 「ある程度のものを作ろうと思ったら、開発期間は半端ないですしね」とクミが同意した。「あたしも面白いとは思いますけど」

 メンバーたちは挙手することも忘れて、熱い議論に突入していた。それを聞いているうちに、私の中で何かもやもやしたものが生まれ、次第に実体を持ち始めた。

――これまで経験のない分野......リスク......ノウハウ......グラフィック......音楽......ゲーム......あたしたちのスキル......

 どんな議論でもそうだが、続けていると、誰も発言しない空白の時が、一定の周期で出現することがある。私はそうした瞬間を捉えて口を開いた。

 「ちょっと待って」私は考えながら話した。「私たちにゲーム制作のノウハウがないのは確かだね。だったらノウハウがあることをゲームにすればいいってことじゃない?」

 全員が怪訝な顔で私を見た。

 「どういうことですか?」木下が訊いた。

 「つまり、私たちは<ハーモニー>で、就職活動のプロセスについて、いろいろ知識を得たわけでしょう。だから......」

 「あ、わかった!」守屋が叫んで、私の言葉を遮った。「就活シミュレーションゲームを作ればいいんだ。違いますか?」

 「......その通りだけど、人の話を遮るのはやめなさいね」

 「なるほど」木下が考え込んだ。「確かに、それならできそうですね。女子と男子のキャラを用意して」

 「パラメータの設定で、性格なんかが変わって、面接や試験なんかの難易度に影響するとか」と足立。「でも、どうやって課金するといいんだろう?」

 「基本無料にして」大橋くんが考えながら言った。「追加のアイテムを有料にするとか」

 「それがいいかもね」とクミがうなずいた。「でも、そういうアイテムって、敵を倒すためにパワーアップするとか、強力な魔法を使えるとかが普通だよね。就活の敵ってなんだろ」

 「政府とか、企業とか?」と守屋。「違うな」

 「やっぱり就活生同士でバトルしかないだろ」木下が応じた。「負けると服装がボロボロになって、面接官の印象パラメータが下がるとかさ」

 「いや、就活生同士はむしろ味方の方がいいんじゃないかな」本間さんが楽しそうに言った。「面接に向かうときに、いろいろ敵が出現するとか。たとえば、渋滞とか鉄道事故とか」

 「そういうのをクリアするためのアイテム?タクシーチケットとか?」

 「いっそファンタジー要素を導入してもいいかも」

 「あんまりリアルな世界から離れちゃうのはどうかな」

 「花粉症ってことにして、敵を花粉にするとか。ちょうど就活の季節は花粉症の季節でもあるし」

 「他の学校の就活生ってのもありかもな」

 議論は尽きそうになかったので、頃合いを見て、私は手を叩いて注目を集めた。

 「じゃあ、みんな、このテーマでそれぞれ企画書作ってみようか。で、プレゼンしよう。お互いに向けて」

 「チーム分けとかしますか?」

 守屋が訊いたが、私は首を横に振った。議論しながら作った方がいい企画書ができる場合もあるが、発言力の低い個人の意見が埋もれてしまうことも考えられる。まだ、この段階ではどんな意見でも表に出しておきたい。

 「とりあえずは、各自で考えてみることにしよう。もちろん、あたしも考えるから。プレゼンした後、その内容を見て、チーム分けするかどうか考えようか」

 すると、それまで黙って様子を眺めていた五十嵐さんが立ち上がった。

 「どうせなら、プレゼンの最後に投票で点数をつけよう。一番高得点の企画には、俺が賞品出すから。あと、命名権もつけようか」

 一斉に拍手が沸き起こった。

 「じゃあ、来週のミーティングで発表ってことで。各自、パワポで用意しておいてね」私はそう宣言して締めた。「今日はここまで」

 メンバーたちは、興奮した様子で話し合いながら戻っていった。声が大きいのは、やはり3バカトリオだが、マサルとクミも熱心に相談している。営業課の3人は、それぞれ考えているようだ。私は、ミーティングルームの照明を消すと、五十嵐さんと並んで歩き始めた。

 「おつかれさま」五十嵐さんはニヤリと笑った。「いいミーティングだった。活気もあったしな」

 「ありがとうございます。賞品って、何を出すつもりですか?」

 「そうだな。缶ビール6本パックとか、ハンカチとか、そんな程度だよ。あんまり高価なものだとシャレにならんからな」

 「賞品っていうのは考えつきませんでした」

 「基本的にいい企画を出させようと思ったら、競争させるのが一番いいんだ。適度な緊張感も生まれるしな」

 「憶えておきます」

 「次回からは、俺は基本的に参加しないから」五十嵐さんは、私に笑いかけた。「今日みたいな調子でやってくれよ」

 「え、そうですか。もうちょっと参加してくれると心強いんですけど」

 「とりあえず前に言ったように、常に先の方に視線を向けておくことだけ忘れなければ大丈夫。俺もバックアップするから。別の方面からだけどな」

 「別の、というと」私は少し声を低くした。「第1の方ですか?」

 「まあな」五十嵐さんは遠い目になった。「俺がこの会社にいられるのも、もう少しだからな。それまでに、箕輪さんの課の障害をできるだけ取り除いておきたいんだよ」

 その言葉の意味を、五十嵐さんがいなくなった後も、武田さんたち年長組に、第2開発課と同等レベルのスキルを身につけさせる、ぐらいにしか考えていなかった私は、素直に礼を言った。

 「たまには顔を見せてくださいよ」

 「ああ。企画の結果も知りたいからな」

 オフィスエリアに戻った私が自席に座った途端、ほとんど同じタイミングで瀬川部長が中村課長を従えて入ってきた。瀬川部長はいつも忙しそうにしていながら、それを楽しんでいるようなところがあるが、このときはそのような余裕が見られなかった。

 「あー、みんなちょっと聞いてくれるか」瀬川部長は全員に呼びかけた。「KSR電機さんが来年度いっぱいでメインフレームを廃棄することになったと、先ほど連絡が入った。うちの部で関わっている案件はあったかな?」

 KSR電機は、CS開発部の主要顧客の1つで、確か売上の12~15%を占めていたはずだ。そこの仕事がなくなるとなると、CS開発部としては大きな打撃だろう。

 「武田くん、どうだったかな?」中村課長が訊いた。

 「ないですね。あそこのWebシステム関係は、社内システム部門での内製がほとんどだったはずですから」

 「そうか」瀬川部長はうなずいた。「なら、うちの部には直接的な影響はないな」

 そう言うと、瀬川部長は慌ただしく出て行った。それを見送った五十嵐さんが苦笑しながら告げた。

 「部長は影響はないと言ったがな、CSの方の売上が減るということは、うちにとってはチャンスでもある。その穴埋めができるぐらいの利益を、ここで出すことができれば、Webシステム開発部の存在価値を全社に認めさせることになるんだからな」

 私たちは、なるほどねえ、などと言いながらそれぞれの仕事に戻ったが、この件が本当にWebシステム開発部に影響を及ぼすとは、五十嵐さんも含めて誰も考えていなかっただろう。メインフレームの後継システムを受注する見込みでもあれば話は別だが、社内に開発部門があるのなら、その可能性は低い。

 「CSの方、大変でしょうね」私はカスミさんに話しかけた。「来年度いっぱいなら、まだ少し猶予があるんでしょうけど」

 「そうねえ」カスミさんの心配の度合いは、私よりも少しだけ大きいようだった。「KSRの仕事は私もちょっとだけ関わったことがあるけど、ずっとメインフレームなくす話はあったんだよね。だけど、毎年、既存システムの改修で乗り切ってきたから、CSでもあんまり先のことは考えてなかったかも。でもまあ、確かに来年度いっぱい猶予期間があるから、何とかするんじゃないかな」

 「ですよね」

 私たちの楽観的な予想は、翌月の最初の週に覆された。

(続く)

 この物語はフィクションです。実在する団体名、個人とは一切関係ありません。また、特定の技術・製品の優位性などを主張するものではありません。

Comment(13)

コメント

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今回も面白く読ませていただきました。
次回への布石が上手ですね~

eno

大口顧客のメインフレーム→WEBシステムへの転換で、Webシステム開発部が脚光をあびるわけですね。

自社開発じゃなくて受託開発という流れも、舞台となっているこの会社的には堅実な路線な気もします。
従来のように第1開発部陣が主体ではなく、第2開発部の若手が主体になってしまえば、確かに部内での立ち位置が入れ替わる要因としてはかなり決定的ですね。

yamada

これは内患の第1開発部を取り除いたらWebシステム開発部が全滅するパターン…
意外と会社って普段仕事に関わってないと思う部門が消滅すると全体が崩れる時ってあるからなぁ
体と一緒で患部は切除するんじゃなくて可能な限り治したほうがいいと思うなぁ…

あと間違いが
×第3開発部の存在価値を全社に認めさせることになるんだからな
○第2開発部の存在価値を全社に認めさせることになるんだからな
だと思います…。

yamadaさん、ご指摘ありがとうございます。
修正しました。
ただ、第3開発部 → Webシステム開発部の間違いでした。

zhuqing

これからどうなると、楽しみに待ってます。
つい思いました、毎日表面的に静かなIT界もいろいろなことがあるんだ。

個人投資家

>CSの方の売上が減るということは、うちにとってはチャンスでもある。その穴埋めができるぐらいの利益を、ここで出すことができれば、

 売上と利益は違う。
 利益=売上-経費

 IT産業の利益率は約12%だから、売上の穴を利益で埋めようと思ったら、
CS部の現在の売り上げの10倍の売り上げをWEB開発部が出さなければならなくなる。

a

ちょま、ここまできてなんか起こるんかwww
おそろしす><

匿名

言葉をあわせて書いたほうがいいんでしょうけれども

「CSの方の売上が減るということは、うちにとってはチャンスでもある。
(売上が減ることによって減る利益の)穴埋めができるぐらいの利益を
ここで出すことができれば」

ということですよね。

請負のITに比べると自主開発の製品なら利益率は高くなる可能性があるので
CS部と同じ売上ではなくてもいいだろうと思います。

といってもそんなすぐにうまくいくとは思えないですけれども。。。

匿名

その辺はお話の都合でなんとでもなるでしょ。
武田さんにいろいろ妨害されながら、
最終的には開発に成功して利益を得る、という流れですかね。

そもそもリアリティを重視するなら、黒字化のために博打を打ってる時点で
そもそもおかしいわけで・・・

gems

新規自社製品の開発費用なら 研究開発費(一般管理費)なので
売り上げ=利益になるはず(部門だけでみると)

B型

こまけーこたぁーいいんだってw

とはいっても楽しみ方はいろいろだからこういうのもありか。
アニメの科学的な矛盾点を探すみたいなもんで。

個人投資家

曲がりなりにも技術論だけでなく事業部の存続を掛けたビジネスのお話しをしているんですから、ビジネスプランの話はつじつまが合わないとおかしいよ。
いろいろすったもんだ末に
「来期より我が社は、HTCジャパンの傘下に入ることになった」
という結末でもいいかもしれんか。

開発技術プロセスのお話しに終始しているのは、どうかと思うが。

匿名

また創作を創作として楽しめない人たちが湧いてくる流れ?

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