罪と罰(16) 夏の終わり
今年の夏は猛暑になるという気象庁の予報は大アタリで、9月が終わっても、まだ残暑が続いていた。暦の上でも気分的にもとっくに秋だというのに、いつまでも続く暑さにいいかげんうんざりだ。寒いのは比較的平気だが暑さには弱い私は、一日でも早く秋らしい気候になってほしいと心の底から願っていた。通勤列車の車内は冷房などかけていないため、座っているだけで汗がにじんでくるので、うんざりしてしまう。
今朝はニュースを見てくるヒマがなかったが、駅のホームに表示されていた電光掲示板によると、今日の神奈川県南部の予想最高気温は29度だそうだ。先日のニュースで心配そうな顔のキャスターが、10月としては観測史上、過去最高気温が続いていて、各方面への影響が心配されている、と言っていた。それだけでも憂鬱になるのに、今日の私には、会社に足を向けることを躊躇う理由がもうひとつあった。
東急東横線の車内から見上げる空は、どんよりと曇っていたし、風も強そうだ。そういえば、昨日の夜のNEWS ZEROで、台風がどうとか言っていた気がする。私は先月機種変更したばかりのスマートフォンを出すと、天気予報アプリで神奈川県の情報を表示させた。
――やっぱりか。
画面には明日の夜から明後日の朝にかけて、台風24号が西日本に上陸するおそれ、と出ていた。明後日の朝は、美和学院大学に直行する予定なので、交通機関が止まってしまうと困る。
――あ、そういえば、<ハーモニー>にこういう機能があると便利かもね。
天気予報表示機能と、公共交通機関の運行状況通知機能があれば、いちいち別々のサイトを見なくてすむ。私は忘れないうちに、メーラーを起動して、会社のAチーム共通アドレス宛にメールを書いた。
<ハーモニー>に、天気予報と鉄道の運行状況表示機能の追加を検討すること。
送信すると、すぐに自分にメールが届いた。それを確認してから、また窓の外を眺めていると、2分も経たないうちに、まだ手に持っていたスマートフォンが振動した。今度はLINEだ。
クミリン
あ、それいいですね。
モリッチ
天気予報はlivedoorのRSSが使いやすいですよ。
キノ
電車のはNavitimeですかね。
アダッチー
運転見合わせなんかをメールで通知してくれる鉄道会社もあるから、そういうのをキャッチして、プッシュ機能で通知するのもいいですね。
マサル
早速試してみます。
私は「よろしく」とトークしてから、ちょうど到着した横浜駅のホームへ降りた。
ブルーラインに乗り換えて会社に向かいながら、私はiPad mini を取り出して、<ハーモニー>を起動した。インストールしてあるのは、昨夜、自宅で少しコーディングしたバージョンだ。コーポレートリスト――新着企業情報の一覧表示機能――の表示を少し変更したので動作をテストしておこうと思ったのだ。だが、今日の午後に発令されるはずの辞令のことで頭がいっぱいだった。
――Webシステム開発部 第2開発課 副課長か
これが私の新しい所属と職位だ。年度の途中の昇格も、この年齢の副課長も、女性の副課長も、うちの会社では何もかも異例づくしだ。
給与が増えるのは嬉しいが、それにともなって責任も一気に増えることになる。そもそも自分が管理職をやりたいのかどうかすら、全くわかっていないというのに。
<ハーモニー>と命名された、大学向け就職活動支援アプリの作成は、私たちの誰もが予想していたよりも早く進み、6月下旬にはベータ版を美和学院大学に納品することができた。これほど早く作り上げることができた理由は、思い切っていくつかの機能の作成を後回しにして重要な機能だけに絞ったことと、AIR for Mobile を使用したことによる。既存の知識とスキルだけで構築が可能な上に、面倒なクロスブラウザチェックの工程をカットできた。
「まあAIRはメインストリームとは言えないし、Adobeさんも今後、発展させていく気があるのかどうかも定かじゃないから」ある時、五十嵐さんは言った。「いずれはHTML5化するか、Objective-CとJavaを使ったネイティブアプリのスキルも必要となるかもしれんがな。当面はこれで充分だろう。とにかく使ってる方は、どんなテクノロジーで動いているかなんてどうでもいいことだからな」
まず、荒木准教授の協力の元、キャリアセンターの職員の方と数人の学生さんに使ってもらい、いくつかの微調整を施した後、全学生に対してベータ版として公開した。最初は微妙な反響だったものの、すぐに何件かの要望が届き始めた。2週間後には、就職活動をしていて、対応するデバイスを所持している学生のほとんどがダウンロードしてくれたようだった。
アプリ上には、クミの意見でご意見箱を設けてある。匿名で感想や要望を投稿できる機能だ。冷やかしやイタズラの投稿も一定数あったが、ほとんどは真面目に考えてくれたようで、具体的な画面レイアウト案を添付して送ってくれた学生さんもいた。
私はそれらの意見を分類し、優先順位をつけて、適切な実装メンバーに渡した。優先順位といっても2種類あり、1つはリリースまでの期間が短いものがリストの先頭に来る。長くても2~3日、早ければ数時間でリリースできるものが対象だ。これは、続々と新しい機能を加えていくことで、エンドユーザの興味の持続を狙ったもので、主に守屋、木下、足立に担当させた。
逆に、少し開発工数を要する大きめの機能は、マサルとクミに担当させた。特にマサルは、ゴールだけ明確にしてやれば、途中経過は自分の判断でガンガン進めていける性分だということがわかってきた。優秀なエンジニアは、あれこれ口を出すよりも、好きにやらせておいた方が、大抵の場合、良い結果が出る。
Aチームの指揮に復帰した五十嵐さんは、この段階になるとほとんど口出しをせず、途中経過を見守るだけで満足していたが、一度だけ意見を言ったことがある。大学のホームページにある「お知らせ」の内容を、<ハーモニー>にも表示させるために、メイン画面のレイアウトを大きく変更しようとしていたときだった。
「それはやめといた方がいいなあ」五十嵐さんはホワイトボードに書かれたラフスケッチを見て顔をしかめた。「せっかく学生さんたちが今の画面に親しんできた頃なのに、ここでガラリと変えたら、まだまだ未完成だという印象を与えてしまうからな。よっぽど致命的な問題があるなら話は別だがな。そうじゃないなら、変えない方がいいな。とにかくまだバージョン1未満なんだから」
「いやあ、でも......」守屋が残念そうな顔で言った。「こっちの方が、コンポーネントとしてはきれいだと思うんですけどね」
「うん、それはわかる。エンジニアとしてはそういうことを追及していく姿勢は大切だ。だけど、そんなのは学生さんたちにとってはどーでもいいことだろ?」五十嵐さんは諭すような口調で言いながら、守屋の肩を軽く叩いた。「エンジニアの自己満足を、エンドユーザに押しつけちゃいかんよ。そういうのは、裏でこっそりやって、コメントで自己主張するぐらいにしとくのが、正しいエンジニアライフというもんだ」
こうして<ハーモニー>は、毎日のように進化を続けた。他の大学にも口コミで広がり、少しずつ問い合わせのメールや電話が入るようになってきた。私は、それらの大学の担当者と仕様についての打ち合わせをするために、毎日のように外出の予定を組まなければならなかった。
7月に入ると、問い合わせはますます増えた。日頃から運動不足の私の足がそろそろ悲鳴を上げ始めた頃、五十嵐さんは魔法のように状況を一変させてくれた。Webシステム開発部に、第1営業課を設立させたのだ。
どういう手段を使ったのか見当もつかないが、CS開発部第1営業課からの2名と新規採用した1名は、正真正銘、Webシステム開発部専属の営業マンだった。これまでできなかったWebシステム開発部独自の営業活動ができるようになったのだ。もちろん当面の営業活動は、<ハーモニー>の売り込みである。技術的な打ち合わせには、開発課の誰かが同行する必要があるが、ドキュメントを見せながら概要を説明してもらえるだけでも、私の手間を大幅に減らすことができ、その分、開発業務と管理業務――こちらの比重の方が大きくなっていた――に専念することができるようになったのはありがたい。
7月から8月にかけて、<ハーモニー>は6つの大学に導入が決定した。各大学でログイン認証の仕組みがそれぞれ異なるため、大学別のカスタマイズ作業は必要だし、掲示板機能のフォーマットなど、独自に作り込まなければならない部分も多かったが、サーバ側の主要機能は、ほとんどInterfaceと具象クラスという構成になっているので、具象クラスだけを変更すればすんでいた。クライアント側も、ほとんどコンポーネントとして作ってあるので、大部分は組み合わせを変更すればよかった。後は、大学によって、blazeDs のendpoint が複数になる場合などの特殊例に対応するだけだった。
この間、Aチームの時間外労働時間は、36協定による上限の45時間を超えることが当たり前になっていた。申請すれば60時間まで上限を伸ばせる――ただし、年度内で労働基準法で決められた上限を超えないように調整する必要がある――ので、月の初めには全員で申請をするのが習慣になった。<ハーモニー>の販売価格は、イニシャル費用が60万円で、年間保守料が24万円と、ぎりぎりまで低価格にしてあったので、私たちの人件費を考慮すると、実のところ利益率が高いとはいえなかった。確実に赤字になっていた月もある。だが、開発のピークは越えつつあったし、いずれどこかの時点で利益のグラフが右肩上がりに上昇し、経費が下がっていく分岐点が出現するはずだった。
そんな忙しい8月のある月曜日、私は部長室に呼ばれた。瀬川部長が、私に対して、わざわざ部長室に呼んで告げなければならないどんな事情があるのか、さっぱりわからなかったので、私は少し緊張しながら部長室のドアを叩いた。
「どうぞ」瀬川部長の声が応じた。「入って入って」
「失礼します」
一礼して入室すると、瀬川部長が広いデスクの向こうで立ち上がるところだった。そして、その両脇には、五十嵐さんと中村課長が立っている。
「箕輪さん」瀬川部長は重々しく私の名を呼んだ。「これは来週の役員会で正式に承認される予定なんだがね、Webシステム開発部に第2開発課を作ることになった。つまり、Webシステム開発部の廃止という話は、とりあえずなくなったと考えてもらっていい」
「そうですか」
私は、知っています、とは言わず、そう答えるにとどめた。それは、カスミさんがCS開発部の同期から仕入れてきて、こっそり教えてくれた情報だった。
「あ、ひょっとして知ってたかな?」瀬川部長は少し残念そうに言った。「ちぇっ、少し驚かせてやろうと思ったのになあ」
子供か、この人は。そう思いながら、私はお義理で笑い返した。
「なあんだ。じゃあ、副課長が箕輪さんになるってことも知ってた?」
「は!?」
私は思わず大きすぎる声を上げ、それから絶句した。そんな私の顔を見て、瀬川部長は今度こそ満足そうな表情になった。
「あ、そっちは知らなかったんだ。まあ、当たり前だよな。ここにいる3人しか知らないことなんだから」
私は茫然とその3人の顔を見回した。瀬川部長はイタズラが成功した子供のようなニタニタ顔。五十嵐さんは微かに微笑んでいる。中村課長は仏頂面だ。
「わ、わ、私が」ようやく声を絞り出した。「副課長......ですか?」
「そう。やってくれるよな」
「いやいやいやいや」私は慌てて目の前で手を振りながら、後ずさった。「無理です、無理無理。私はそんな、まだ、その......」
「落ち着けよ、箕輪さん」五十嵐さんが苦笑しながら言った。「部長、とりあえず座らせてはどうですか?」
「おお、そうだな。じゃ、みんな座ろう」
私たちは4つ並んでいる応接用の椅子に腰を下ろした。私の場合は崩れ落ちたという形容の方が正しいが。
「何か飲む?」瀬川部長は私に訊いた。「レーコーでも持ってこさせようか?」
気が動転していた私は、レーコーって何ですか、と訊く余裕もなく首を横に振った。
「第2開発課といっても」と五十嵐さんが話し始めた。「要するに、今のAチームのメンバーがそのまま異動するだけだ。別に引っ越しするわけじゃないしな。席もそのままだ。今や、Aチームと、Aチーム以外のメンバーじゃ、やってる仕事そのものが違うからな。同じ課にしておくのも変だ。それを実情に合わせるわけだよ」
「それはわかりますけど」私はようやくまともな言葉を返せるようになった。「だからって、私が副課長なんて無理です。っていうか、課長はどなたが就くんですか?」
「五十嵐さんが兼務する」瀬川部長が私の狼狽ぶりを楽しむように言った。「とはいえ、知っての通り、五十嵐さんは1年契約だからな。いずれはいなくなる。そのときには、箕輪さんが課長に昇進だ。最年少課長の誕生だなあ」
「でも......」
「今でも、箕輪さんはAチームのリーダーだよな」五十嵐さんが続けた。「役はないが、実質的には課長クラスの働きをしている。だったら、それを正式なものにしようっていう、それだけのことだ」
「それだけって......」私は反論した。「でも、1つのシステムの開発チームを率いるのと、管理職じゃ全然やることが違いますよ」
「とりあえず、規定通り、マネジメント研修は受けてもらうけどね」瀬川部長が答えた。「でも、まあ、それほど心配することはないと思うよ」
「でも......」
「前に話したと思うがな」五十嵐さんが真面目な顔で言った。「スキルのない上司が、スキルのある部下を評価するっていう、おかしな状況がまかり通っているのが、この会社の現状だ。まあ、この会社だけじゃなくて、日本のIT業界全体の欠点なんだが。それを是正していきたいんだよ。これはむしろ、Webシステム開発部の副部長としてというより、イニシアティブとしての思いだがな」
「それはそうなのかもしれませんけど......」
村瀬さんや久保さんを追い抜いて、いきなり武田さんと同格になるわけだ。カスミさんはそういう出世などに興味がないから喜んでくれるかもしれないが、後の人たちは心穏やかではいられないだろう。
「武田くんたちのことなら心配はいらんぞ」まるで私の心を読んだかのように、五十嵐さんが笑いかけてきた。「もうすぐ彼らは、そんなことに構っていられなくなるから」
何のことだかわからなかったが、五十嵐さんはそれ以上の説明はしてくれなかった。
「それはともかく、私、自分が管理職に向いているとは、どうしても思えないんですが」
「最初は誰だってそうだよ。君ならうまくやれると思うね。まあ、1つだけコツを言うなら、管理職というのは、部下が考えないことを考えるってことだな」
「部下が考えないこと?」
「ある本の言葉を借りるなら、子供は今感じている空腹を満たすことだけを考えるが、大人は明日、空腹にならないことを考える、ってとこか」
「......わかったような、わからないような」
「そのうちわかる」
その後、30分ぐらい私はいろんな理由――年齢から性別から適性まで――を持ち出して、自分がいかに管理職に向いていないかをアピールしたが、瀬川部長と五十嵐さんを翻意させることはできなかった。中村課長だけは、賛成も反対も表明せず、仏頂面で椅子の編み目を観察していた。
とうとう私は承諾した、というか、させられた。
そのときのことを思い出しながら、重い足取りで私は会社のエントランスに入った。マネジメント研修も受けたが、自分が管理職を務める自信も実感も全くわかない。
オフィスエリアに入った途端、盛大な拍手が私に襲いかかった。私は思わず立ちすくんだ。
「おめでとうございます、箕輪副課長!」守屋が拍手しながらわめいた。
「「おめでとうございます」」と木下と足立がハモる。
「楽しみにしてますよ、レイコさん!」クミが抱きついてきた。「これからもよろしくお願いしますね」
マサルも満面に笑みを浮かべながら拍手している。
「おめでとう、レイコちゃん」カスミさんが私の手を握った。「レイコちゃんなら、いい副課長になれるよ」
さすがに感動して少し涙がにじんだ。
「あ、ありがとうございます」
かすむ視線を横に向けると、武田さん、久保さん、村瀬さんが、険しさの一歩手前の不機嫌そうな顔をしながら、それでも一応、拍手をしてくれていた。
前途に対する興奮と不安を抱えながら、私は自分の席に座った。
(続く)
この物語はフィクションです。実在する団体名、個人とは一切関係ありません。また、特定の技術・製品の優位性などを主張するものではありません。
コメント
n
あれ?人事権はなかったはずだが・・・。
次回に種明かしかな。
sudo
>>nさん
だから久々の瀬川部長の出番なのでしょう。
元々五十嵐さんを連れてきたのは瀬川部長です。
あらら
人事権を行使してるのは部長で五十嵐さんじゃないでしょ?
よく読まずに筆者に種明かし要求とかなにそれ
orchis
第二を立ち上げて既存の部署をごっそりカット・・・
想像しただけで背筋が寒くなるな (((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
zhuqing
また一週間だなぁ、後の進展期待しますよ
匿名
人数によらずの価格ってのはお得ですね。
しかし初期60万は安い!
でも保守は初期に比較してちと高いような。
保守が144万で営業2人と技術5人を養うってかなり厳しいでしょう。
簡単とはいえカスタマイズもしてるし、初期の費用な開発時の回収も
最初はあるし。
1月までの費用が6300万とか書いてましたよね。これ4月からですかね。
この部って10人でしたっけか、で考えるとちょっと給料安すぎる気もします。
a
武田はともかく、他の人までまとめて捨てられそうだなあ
特にカスミの余裕っぷりが物語的な死亡フラグにしか見えないwww
あと前回の話から結構日数経過してるっぽいのかな、
武田は見捨てても客は見捨てずすぐにフォローしてほしかった。
シノハラは犠牲になったのだ・・・
tadano
夏の終わりのハーモニーですか
ブルーワーカー
これだけ箕輪さんを持ち上げておく、ということは、最後に落とす用意があるんでしょうか。
最初は「ちょっと話としては退屈かな?」と思っていましたが、先が気になってきました。
「レーコー」は関西人を意識したジョークですね。多分、ほかの地方の人には通じにくいと思います(汗
BEL
今までのパターンだと主人公は大きく落とされることはなかったけど、
今回はなんか持ち上がりすぎですねえ。
リーベルGさんは以前、
"細かい修正はするが、全話書き上げてから一週ごとに公開する"
とおっしゃっていたけど、今回もそうであれば
「10月としては観測史上、過去最高気温」はかなり未来予測だな。
(それとも"細かい修正"なのかな。)
toanna
中村課長がなんか怖い
KAZY
レーコーって関西だったのか。名古屋だと思ってた。
Oakbow
重箱の隅ですが、「台風12号」が気になりました。
台風は発生順からナンバリングされるので、時期はまちまちなものの12号だと8月には発生しています。
最近のニュースを見ると分かる通り、10月に来る台風は26号とかそのくらい。
例年の半分しか台風が発生していないってことになりそうで、違和感を感じました。
もしかしたら何かの伏線なのか、とか・・・。
台風を良く経験する九州・沖縄出身者の感覚ですけどね。
個人投資家
課長職ともなれば、技術的な事柄だけでなく、毎年度の予算見積もり、実績見通し、予算管理など、技術以外のマネジメントの責任がメインになってくるから、そのスキルがなさそうな主人公に勤まるのかなあ?