冷たい方程式(28) ぼくたちの失敗
渕上マネージャは、その隣に立つ磯貝課長と、無表情のまま何事か話していた。あたしたちを見ると、2人は同時に口をつぐんだ。すでにデモは終了したようで、会議室には人気がない。
渕上マネージャの姿を見た途端、亀井くんの顔に怒りとも後悔とも取れる複雑な表情が浮かんだ。あたしは、いつかのような事態の勃発を怖れて、亀井くんの前に一歩進み出て、二人の視線を遮断した。ところが、渕上マネージャの方が見ていたのは、なぜかあたしの顔だった。
「日比野くん」渕上マネージャは、亀井くんを見事に無視して、あたしに呼びかけた。「ちょっとこちらへ来たまえ」
あたしの返事を待たずに、渕上マネージャは会議室の中へ入っていった。亀井くんは心配そうな顔であたしを見たけど、磯貝課長がその肩を軽く叩いた。
「亀井くん、ちょっといいかな」
そう言いながら、磯貝課長は、亀井くんの背中を押すように、ITマネジメント課の方に連れて行ってしまった。残されたあたしに、唯一可能な行動は、会議室に入っていくことしかなかった。
総務の女子社員にでもやらせたのか、会議室はすでに通常の配置に戻されていた。後片付けの時間を考慮して、デモ終了後、1時間は予約してあるので、しばらくは誰も入ってこないはずだった。
渕上マネージャは、適当な椅子を指して、あたしに座るように命じた。あたしがそれに従うと、自分は立ったまま、冷静な口調で次の命令を発した。
「報告したまえ」
「何をですか?」
あたしは白々しく聞いたが、それが時間稼ぎにしかならないのは分かっていた。もちろん、渕上マネージャにも分かっていたにちがいない。それでも、渕上マネージャは、無限の忍耐心を発揮して繰り返した。
「先ほどのデモにおけるレスポンス遅延の原因と、君が対処した方法について報告したまえ」
あたしが迷いながら口を開こうとしたとき、渕上マネージャがオーバーライトするように付け加えた。
「後ほど亀井からも事情を聞く。食い違うことがあれば、再度、説明をしてもらうことになる」
――口裏合わせぐらいしとくべきだったか
ひそかに舌打ちしたものの、たとえその時間があったとしても、亀井くんは堂々と自分がやったことを報告することを選んだにちがいない。それに、渕上マネージャが亀井くんから事情を聞く、と明言したということは、すでにおおよそのところは、想像がついているのだろう。ムツミさんか、東海林さんがあたしと同じ結論に達していて、それを渕上マネージャが聞き出したのかもしれない。
「……分かりました」
あたしは、ロードバランスの設定と、どのように回復させたかを簡単に説明した。
「……大まかに言えばそういうことです。でも……」あたしは付け加えずにはいられなかった。「システムに回復不可能なダメージを与えようとか、デモを台なしにしようとか、そういう意図はなかったんだと思います」
「それは問題ではない」渕上マネージャは冷ややかな視線と口調をあたしにぶつけた。「亀井の意図などどうでもいい。やったことだけが重要だ。君は亀井の行為を容認するのかね」
「いえ、まさか」あたしは首を横に振った。「被害は軽かったとはいえ、やっていいことだとは思っていません。でも……」
「なんだ?」
「……亀井くんの気持ちも、少しは理解できるというか……」
次の瞬間、渕上マネージャは想像を絶する行動に出た。ひょろ長い足で、演台の側面を思い切り蹴飛ばしたのだ。木製の演台は、ぐらりと揺らいだが、この理不尽な攻撃にけなげに耐えた。
「あいつの気持ち?」渕上マネージャは顔を歪めていた。「あいつの気持ちだと? あいつがやったことは、社会人として、エンジニアとして許されざる行為だ。サーバに意図的に悪意のある設定を追加し、大切なデモを妨害し、新システムに対する拭いようのない不信感を出席者に植え付けたんだぞ」
あたしは呆気に取られて、初めて感情を爆発させた渕上マネージャの姿を見つめていた。反射的に心に浮かんだのは、ここに亀井くんがいればよかったのに、という、われながらアホらしい子供じみた思いだった。
――ああ、亀井くんが見たかったのは、この人のこういう姿だったんだろうな。
「このシステムは、君たちが作ってきたような、どうでもいいような使い捨てシステムとは違う。私のシステム、私が高度なマネジメントを駆使して、ここまで作り上げたシステムだ」渕上マネージャは少し声を低くしたが、冷静さを取り戻すには至っていなかった。「その成果を、ただの私怨だけで台なしにしようとした。断じて許すことはできない」
確かに亀井くんの行為に弁解の余地はない。その点では、あたしの意見は、渕上マネージャのそれと一致している。あたしが、引っかかったのは、その前の言葉だった。
「誰のシステムですって?」あたしは渕上マネージャの言葉が途切れた隙に口を挟んだ。「渕上さんが作ったわけではないと思いますけど」
「ほう、そうかね」渕上マネージャは一歩近づくと、かなり上からあたしを見下ろした。「では、誰が作ったというのだ」
「それは、やはり私と亀井くん、ホライゾン、サードアイの人たちだと思いますけど」
渕上マネージャはせせら笑ったりせず、軽蔑するように鼻を鳴らしただけだった。
「君はシステム開発というものが分かっていない」
「どういう意味でしょうか?」
「実装する人間だけで、システムが完成されるわけではない。重要なのは、マネジメントをする人間だ。PMの意思こそが、システムの根幹となる思想そのものなのだ。思想のないシステムは、いずれ何らかの瑕疵か矛盾によって自己崩壊する運命にある」
「マネジメントは確かに重要だと思いますが……」あたしは言葉を選びながら反論した。「実装のクオリティも、システムには重要な要素ではないでしょうか」
「クオリティが高いに越したことはないが、必須条件ではない。優秀なプログラマが100人いても、PMが無能なら完成するシステムはできそこないだ。そこには思想がないからだ。仏像を作って魂を入れていないのと同じだ。逆に無能なプログラマばかりでも、マネジメント方針が首尾一貫していれば、エンドユーザーから高い評価が得られるシステムができあがる」
「そんな極端な……」あたしは鼻白んだ。「じゃあ、私たちプログラマのスキルは、重要ではないと仰るんですか?」
「一定のスキルさえあれば、それ以上の差はない」渕上マネージャは断定した。「いくらでも交換可能な駒にすぎない」
「駒?」
「そうだ。駒は自分の考えなど持たないし、持ってはならない。指し手の意思によって動けばいい。もし、駒が独自の考えで、闇雲に敵陣に突撃していったらどうなるか考えてみたまえ」
怒りを感じるべきだったのかもしれないが、あたしが感じていたのは恐怖に似た感情だった。
「お忘れかもしれませんが、私たちは人間なんですよ。私たちに自由意思はないとでもおっしゃりたいんですか?」
「いや、実装担当者としての意思は持つべきだ」渕上マネージャは、やや落ち着いてきた口調で答えた。「ソフトウェア工学は、PMの思考をそのままコーディングできるようなツールやIDEを生み出すに至っていないからな。君たちのコーディングスキルは尊重している」
「本当に尊重しているんですか?」
「何が言いたいのかね」
「尊重しているなら、定時コミットや、詳細すぎる日報や、進捗報告なんか不要なんじゃないんでしょうか」
「不要か。君たちの自主性に任せろというのか」
「そうです。私たちは、自分たちでスケジュールを管理する能力を持っているし、エンドユーザーの要求を仕様に落とすことだってできます。これまでだってそうやってきたんです」
「やはり、システム開発の本質を理解していない」渕上マネージャは繰り返した。「実装担当者に必要なのは、指示された仕様を過不足なく実装するスキルだけだ。スケジュール管理の能力などは必要ない。むしろ邪魔なだけだ」
「邪魔って……」
「実装担当者はシステム全体を知る必要はない」反論を受け付けない断言口調だ。「今、目の前にある実装にだけ集中すべきで、他人の進捗状況や、他のソースについて知る必要はまったくない。気を散らす役にしか立たず、プロジェクトの進行に何ら利益をもたらさない」
「そんな」知らず知らずのうちに、怒りが噴き出してきていたらしく、あたしの声は高くなっていた。「それじゃあ、良いシステムなんてできないと思いますけど!」
「良いシステムなどというものはない」
「は?」
「良いシステムなどというものはないのだ」渕上マネージャは繰り返した。「有用なシステムと、無用なシステムの2種類があるだけだ。そして有用なシステムを作るには、高度なマネジメントが欠かせない」
「私はそうは思いません」あたしは反論した。「私と亀井くん、それにホライゾンのメンバーだけでも、新勤怠管理システムは完成できたはずです」
「そうかな」渕上マネージャはあたしを睨んだ。「私がここに来たときには、設計スケジュールが遅れ気味になっていたし、実装も見切り発車しようとしていたようだが」
「それぐらいはリカバリ可能だったはずです。実際に遅れが出たのは、むしろ、定期コミットや日報や進捗報告のために余計な時間を取られたせいではないんですか?」
渕上マネージャは、あたしの問いには答えず、逆に質問を返してきた。
「つまり君は、私が導入したマネジメントがなくても、期日通りにカットオーバーできたと言いたいのか」
「もちろんです」
「その場合、シフト管理機能は残らずリリースできたといえるのかね?」
思ってもみなかったところを突かれて、あたしは絶句した。確かに、あたしはシフトエントリ機能を、今回のリリースから外すことを決めたが、渕上マネージャは、それをしっかり含めることに成功した。実際、シフトエントリ機能は、人事部門や現場担当者からは好感触を得ている。
「いえ」あたしはやっとのことで声を出した。「シフトエントリ機能などは、実装できなかったと思います」
「そういうことだ」それがすべてだ、と言わんばかりだ。
「でも!」あたしは身を乗り出した。「そのために、サードアイさんを引っ張ってくる必要があったわけですよね? 余計なコストをかけるというのは、経営戦略本部の命に反しているんじゃないんですか? エンドユーザーにいい顔したいだけじゃないんですか?」
「君はコストの意味を、いまだに理解していない」渕上マネージャは冷静に指摘した。「コストダウンというのは、無闇に削ったり、単に金をかけなければいい、ということではない。必要な部分に必要なだけかけ、それによって最大の効果を得ることがコストダウンの意義だ。サードアイの参加はコストをかけるべき部分だ」
「そのかわり、私や亀井くんの残業を削り、ホライゾンさんに支払うべき費用を削ったんじゃないんですか? そうやって捻出したんじゃないんですか?」
「そのとおりだ」渕上マネージャは平然と肯定した。「それが削るべきコストだった」
「そのせいで、ムツミさんは身体を壊し、他のメンバーも出社拒否になってしまったんですよ」あたしは指摘した。「ただでさえ、安い見積もりでやってもらったというのに……」
「それが甘えにつながっているとは考えないのか」
「甘え?」意外な言葉だった。「どういう意味ですか?」
「安くやっている。だから、個々のプログラムの精度が多少落ちても仕方がない。そう考えてはいたのではないのか?」
「……いえ、そんなことは……」
「そんなことはないと言い切れるのか?」渕上マネージャの声は辛辣だった。「それとも、その分、自分たちがカバーすればいい、それが社内SEの仕事だ、などとバカげた考えを持っていたのではないだろうな」
「それのどこがバカげているんですか」あたしは辛うじて反論した。「会社は違っても、1つのプロジェクトを遂行するチームじゃないですか」
「開発グループだけで作っている、納期も品質も問われないような、使い捨てシステムなら、チームごっこで自己満足に浸るのもいいだろう」渕上マネージャは容赦なかった。「だが、ホライゾンやサードアイは、君にとっては単なる下請け業者にすぎない。使える間は使い、必要がなくなれば付き合いは終わりだ。それ以上の感情を抱くと、亀井のような愚かな行動に出ることになる」
渕上マネージャが放つ冷徹な言葉の数々は、完ぺきなぐらいの正論だった。残念ながら、あたしには、理詰めで反論することはできそうになかった。
あたしは渕上マネージャから目をそらして、窓の外のどんよりと曇った空を眺めた。すでに退出したムツミさんが、その下のどこかにいるはずの空を。
「私には、そこまで割り切ることはできそうにありません」あたしは小声でつぶやくように言った。「渕上さんの考えだと、システムを完成させるためなら、私たちは協力会社さんを使い捨ててもいいということになります。私はムツミさん……片寄さんたちとチームのつもりでしたし、その考えが間違っていたとは思いません」
渕上マネージャはあたしの顔を見つめていたが、何も言おうとしなかった。
「私が間違っていたとすれば、そもそも最初にホライゾンシステムを選定してしまったことです。見積もり金額だけで選んでしまったことは失敗でした。それは認めます。自分の査定に影響するかもしれない、ということしか考えていなかったんです」
あたしは灰色の空に見切りをつけると、渕上マネージャの顔を見つめた。
「でも、それ以上の失敗は、あのとき、サードアイを選んで、ホライゾンさんを残さなかったことです。最初にホライゾンさんを選定した瞬間から、私には責任が生じていたというのに。やっぱり私は、自分のことしか考えていなかったんです」
「君がホライゾンを残すべきだと後悔しているなら、それは間違って……」
「分かっています」あたしは――おそらく初めて――渕上マネージャの言葉を遮った。「今後のことを考えれば、ホライゾンさんを選ぶ理由はありません。そんなことは分かっているんです。それでもなお、私はそのことを後悔し続けると思います」
「くだらないセンチメンタリズムだ」その口調からは、すっかり熱気が冷めていた。「君は、これからも感情まかせのシステム開発を行って、第2のホライゾン、第2の亀井を生み出して、その都度、後悔すればいいと思っているのか。それならそれで、好きにすればいい」
渕上マネージャは、踵を返して会議室を出て行こうとした。その背中に、あたしは呼びかけた。
「亀井くんはどうなるんですか?」
渕上マネージャは足を止めたが、振り返ろうとはしなかった。
「どうもならない」
「え?」
「どのみち退職する人間だ。今さら、けん責や懲戒を与えても仕方がない。開発グループに対する信頼を、これ以上損なうことに何の意味があるのか」
そう言い放つと、渕上マネージャは今度こそ会議室から去っていった。残されたあたしは、言いようのない無力感と敗北感に襲われて、長い時間、立ち上がることができなかった。
(続く)
この物語はフィクションです。実在する団体名、個人とは一切関係ありません。また、特定の技術・製品の優位性などを主張するものではありません。
コメント
hode
まあ頭来るよね。渕上さんが机蹴っ飛ばすのも致し方ない。
nanashi
「道具以外の何だというのだ」
とか、
「壊れた道具だな、お前たちは」
という台詞が良く似合いそうな御仁ですねw
wm
「マネジメント」とやらが無くても、実装出来る人間がいれば「なんとなく」でも、進むもんだ。
なんといっても、「マネジメント」という言葉が生まれる前から世界は動いてたんだから。
何か勘違いしてないかい?
toanna
今回の答え合わせ(読み間違えポイント):
・過去に推測した「渕上コミュ障説」は間違っていました。話す気すらなかったのですね。
・「高度なマネジメント」について「部下への発言であり言葉通りではないのでは?」と
推測しましたが「私のシステム」からも判るとおり、言葉通りの意味だったんですね。
渕上マネージャーが想像以上に人間の泥臭さを排除しようと努力していて、読み間違えてというより読みきれませんでした。おぉぅ!
いやぁ、答え合わせは楽しいですね。
不治ソフト
過去話とかは無かったけど、充分渕上の中身が解る話でしたね。
こりゃ結婚出来ないわ。自分以外見下してるナルシストだろ。コミュ力の対岸の塊みたいだ。
まさに「課程や方法なぞ、どうでも良いのだ!」を地で行ってる。
最終回は渕上も所詮会社の駒だったと、切り捨てられて閑職に追いやられて廃人エンドとかかな?
それとも成果を基に役員就任エンドとかか?
AFH001
「なんとなく」で作られたシステムは意思の統一が図られていないため、大抵平均かそれ以下の価値しかもたない、あまり有用でないシステムになることが多い。
この「なんとなく」であまり有用でないシステムが出来てしまうのを防ぐため「マネジメント」というが生まれた。
従って有用なシステムの開発には「マネジメント」を行う人間が必須。
~その「マネジメント」が淵上氏のいう「高度な」マネジメントである必要はないが。
兵隊だけで戦争が出来るなんて、何か勘違いしてないかい?
アレクサンダー大王 or ナポレオンの言葉を思い出してみるといい。
あなたが有用なシステムを作ってきているなら、そこには必ず有能な指揮官が存在したはずだから。
Na
有用なシステムを作るためには
優秀なマネージャだけでOK⇒まちがい
優秀なプログラマだけではダメ⇒ただしい
優秀なマネージャと優秀なプログラマが揃う⇒せいかい
というごく当たり前な話だけど渕上氏の理解は最後の段まで及んでいなかったってことか。
今回だって東海林氏率いるサードアイという優秀なプログラマがいたからこその成功だと感じるしな。
tmp
>後ほど亀井からも事情を聞く
殴られるぞ、やめとけ。
siro
渕上氏にはOS開発のマネージメントはできないであろう。
http://www.amazon.co.jp/product-reviews/4822740161/ref=dp_top_cm_cr_acr_txt?ie=UTF8&showViewpoints=1
人間(感情)は現状のコンピュータでは表現できないほど
複雑です。
いぬこ
>重要なのは、マネジメントをする人間だ。PMの意思こそが、システムの根幹となる思想そのものなのだ。
まったくそのとおりで結果が亀井
暁 紫電
そもそもプロジェクトの成功に、優秀なプログラマは別に100人も必要ない。
超優秀なプログラマが3~5人ぐらいいれば十分
通行人A
渕上Mの考えを軍隊にたとえると
「将さえ優秀なら傭兵(外注・派遣)で十分。正規兵(従業員)のケアなど必要ない。」
なんでしょうか。頭の中が中世で止まってますね。w
ライン製造ならありかもしれませんが、開発でそれをやると優秀な人は逃げ、
イエスマンとやる気のないまましがみつく人しか残らない・・・
なんて話はこれまで散々やってましたよね。
さくら
サードアイが投入された理由が分からなくなりました
FIRE
「駒」と言ったらNGでしょ。
渕上氏の頭の中で部下のことを「駒」と考えるのは良くても、
それを発言した段階でOUT。
仕事をしているのは駒でもなんでもない。
今回の仕事をしているのは、紛れもない人間です。
それを駒などの「モノ」として捕らえて言葉にした段階で、
人間性を疑いますね。
サルーン
コストについて講説たれてるけど、それなら最初から開発費ケチらずにサードアイに頼めば良かった。
おそらく開発費が3倍くらいになるけど。
サードアイに頼む開発費用を捻出した手腕は評価出来るけど、予算変更のゴタゴタの責任をPLに責任転嫁するのは無責任ではないか?
saboten
ふっちーは機械属性だと思ってたのに…
しかしふっちーはすごい思い違いをしているね。
1:ふっちーは優秀なPMじゃないwww
2:顧客の要望に応えることが全てではない
3:コミュニケーションを取ることで生産性が落ちるわけではない
4:メンバーのモチベーションを上げるのはPMの仕事
5:良いシステムはあるwww
6:パートナーとの信頼関係は重要
7:デスマでコストカットは下策
8:PMが最もシステムに対する影響力が高いが、SE,PGに影響力がないわけではない
etc
突っ込みどころ満載だなー。
TK
優秀な指揮官は指揮と同時に駒の扱いにも長けているものだ。
軍なら手元の駒に反逆されれば死だし、実際反逆は起きている。
敵を知ることはあっても、己を知ることがなかった。
片手落ちでは100戦危うからず、とはいかんな。
しかし渕上氏がコストカッターの頃は理解できたが、後半はマネジメントバカに成り下がったな。
人物描写の落差が激しい。急遽変えたのか、あるいは前半の描写が足りなかったと思われる。
無料小説だからいいや、ならばそれでよし。なんであれこちらは自由に意見を述べるのみ。
昔々のエンジニア
>ぼくたち
ふっちー:自分の野望に比べて詰めが甘かった。
将棋のプロだと生涯A級1組に上れない=「名人位」を獲れない。
亀井君:精神的成長不足。
「自分探し」に行ってらっしゃい。
主人公:「楽な現場」幻想を捨て切れなかった。
成功⇒昇進⇒異動でふっちー(厄介)払い。急がば回れ。
ふっちーが亀井君の辞職を知っているのは磯貝課長から聞いたのか。
磯貝課長はまめに社内情報を収集しているし。
やる気を見せず、ふっちーの敵にもならず、しぶといなぁ、磯貝課長。
次回、闇の左手。
亀井君のパンチvsふっちーキック。
「・・・いいパンチだ」
「あんたが人を蹴っ飛ばせるとはね」
「ふ、蹴っ飛ばすだけが能じゃない」
「権力マニアめ」
「・・・何が悪い」
第二ラウンド開始。
elseorand
やっぱりサイコパスな人間でしたね。
こういうのからは仕事を辞めてでも逃げるのが正解でしょうね。
とはいえ何でこういう人間はコストを考える癖に、
感情を害された人間が辞めていく「離職のコスト」を視野に入れないんですかね。
現在の段階で属人性の完全排除なんてできていないのに。
elbereth
想像通りコメント欄では渕上マネージャはフルボッコ状態ですが、俺は一点を除いてこんなマネージャでも許容しますよ。というか、渕上マネージャの発言は、逆に清々しさすら感じてしまいます(笑)。
世間には、下の人間をこのように見てる人なんて掃いて捨てるほどいて、その一人一人に怒りを覚えてたら疲れませんか?人がどういうスタンスで仕事してようが関係無い。
俺なら、こういう人間の目を覚まさせるような素晴らしい仕事してやりますよ。
とかいう俺も、仕事がそれほどできない人の気持ちを理解できないわけですが。
一点だけ許容できない所は、
> 逆に無能なプログラマばかりでも、マネジメント方針が首尾一貫していれば、
> エンドユーザーから高い評価が得られるシステムができあがる
ここですね。
無能なプログラマばかりでエンドユーザーから高い評価が得られるシステムを作る事は不可能じゃありませんが、それはマネジメント方針が首尾一貫していても駄目で、途方も無いコストを掛ける必要があります。
tui
渕上さんの話は、大体正しいと思うけど、理解されないんだな・・・。
PGという、枠に収まりきっている人間に言っても視野が狭いから
仕方ないって事か・・・。
>「駒」と言ったらNGでしょ。
外注本人に言ってる訳ではなく、社内SEにPMとしての、
思想を言ってるだけなので、別に構わないでしょ。
PGであれば、駒以上の働きをしなければ行けない方がおかしいと思う。
どっかの誰かが、サボっているか、無能か・・・。
wm
上に書いたように、「マネージャ」というものは居なくても「システム」は出来るんですよ。
では、「マネージャ」の存在意義は?
顧客に満足してもらう、だけで終わってたら、別にブラックでもなんでもありでしょ。
そういう事を渕上さんはやっている。
顧客と、製作の間を縫って、より品質のよい、そして、製作側には十分な配当を払ってこそ、マネージャの意義があるんでしょ。
このままだと、単に搾取する人だよ。
TT
駒だと思うのは結構なんですが、駒は能力に応じて一番効果の出るところで使ってこその駒であり、それをやるのがマネジメントだと思ってたけど違うんですかね。
渕上さんは「本来の駒の動きを逸脱した動きしろよ。できない?じゃあ金払ってそういう動きできる駒買ってくるよ、俺の指揮についてこれないやつはいらない」って言ってるように思えるのですが。
そんな自分の理想の中でしか結果を出せないマネジメントってどうなのよ、という感がひしひしと。
saboten
>tuiさん
釣りだと思うけどあえて釣られると、
まず、ふっちーに同調しない人 = PG ってう考え方は視野が狭いのでは?
あと、ふっちーの駒発言は主人公も含めて言ってるのでは?
D
昔のPJでリアルに近い人いました。
PMではないですが役職ついている人で、デスマーチPJの決起集会に「PGなんて人数増やせばシステムできんだろ。ぐだぐだぬかすな」的なこと言ってましたねー。
相手が人間であること、必ずしも正しいことを理解していないかもしれないこと、を考慮してマネージメントするのが真のPMだと思うのですが・・・どうでしょう。
ななしんぼ
>演台の側面を思い切り蹴飛ばしたのだ
二人きりの部屋でいきなりこんなことされたら脅迫だね。
23年生
大手からしたら実際駒だしな。
ま。感情だけで決済システムや旅客運行システムのダウンが解決出来るなら
中国みたいで良いなら、それでいいわな。
結局金にならない、使えない、動かないシステムを作っても仕方ないしな。
遊びでやるなら趣味でやれ、チームごっこは学校でやれってこと。
ま、そのうちITドカタもただのドカタになるから、今のうちに広い視野を
持っといたほうがいいぜよ。心の病気に掛かったりすんなら、悪いこと
言わんから業種変えた方がいい。
動くものを作って当たり前、客の話が理解出来て当たり前、チーム内の
コミュニケーションが取れて当たり前。完成して「ありがとう」と
言って貰えて初めて入金してもらって当たり前。それすらわかってない
JP自称エンジニアのなんと多いこと。
mukumuku
毎回、コメント欄の『俺ふっち~解かるわ~ な自称優秀』vs『渕上は悪。絶対! な小市民』が面白すぎる。
この作品はコメントも含めて一つの作品だね。
別に善でも悪でもどうでも良いよ。とりあえず今までこんなのに遭ってない運命に感謝。
うとぅん
さすがにふっちーはもう擁護のしようが無いな・・・。
とはいえ、一点だけ同意できる所がありますね。
「メンバーは一定のスキルさえあれば誰でもいい」
という部分です。
実際のプロジェクトではそんな事はあり得ませんが、
単に「マネジメント手法」というのは、
そもそもそれを前提にした思考実験という側面がありますからね。
本来はどれだけマッチした人材を充てられるかから始まりますが、
そこは往々にして議論しても仕方がないので、
どれだけ「汎用的」に使える理論か、が重視される傾向にある気がします。
そういった意味では、渕上氏は言わば現代的マネジメントの化身の様なものとして設定されていたということでしょうか。
ここにきて些か感情的になったのが個人的に残念ではありますが、
そういったマネジメントの闇的な所を表現する役者ということでしょうかね。
ほ
ふっちー流の駒の扱い方はだいたい理解できた
今度はふっちー流の人材育成論について伺いたいなぁ
さく
>ほさん
育成論なんてあるわけないでしょう
必要に応じて適当なところから外注なりを引っ張り込んで使い潰すのみ
自分以外が死のうが逃げようが最後に自分だけでも立っていればそれでよしとするタイプの人間なんだから将来への投資なんてやるわけがない
こんな人間がサードアイみたいなところを見つけてきちんと終わらせるなんてにわかには信じがたいけれど
いつまでたってもデスマーチじゃ進まないから話の都合上なのでしょうね
AFH001
>wmさん
>上に書いたように、「マネージャ」というものは居なくても
>「システム」は出来るんですよ。
思想なき、魂の入っていない有用でないシステムならできるけどね。
「マネージャ」が居なくても作ってきた!っていうなら、きっとあなたが気づかないだけで誰かがロールとしての「マネージャ」をしてたんですよ。
>顧客と、製作の間を縫って、より品質のよい、そして、製作側には十分な
>配当を払ってこそ、マネージャの意義があるんでしょ。
「品質のよい」に顧客に利益をもたらすが含まれていれば、そのとおりかと。
>elseorandさん
淵上氏をサイコパスって連呼するけど、単語の使い方おかしいですよ。
この程度でサイコパス認定なら、世の中サイコパスだらけです。
淵上氏の発言は実装担当者の資質に関しては不当かとおもったけど、オフショア開発などを考えると妥当な気がしてきた。
となると、淵上氏の言葉の使い方についてはいろいろ問題があるが、発注側or会社規模の大きい1次受けのマネージメント方針としてはあってるな。
g
この主人公は、ホライゾンの担当者が東海林さんのような性格の男性だったら、ホライゾンを切る時にどう思ったんでしょうね。ここまで入れ込まなかったでしょう。
片寄さんが気の合う女の子だったから、切ってしまうのは忍びないという感情が8割以上だったんじゃないでしょうか。
つまり、指摘されているチームごっことか甘えとはそういうことで、仕事に私情を持ち込んでいる主人公は全面的にダメです。
渕上さんの言ってることは言い方に問題こそあれ、間違いではないと感じました。
仕事に私情を挟む人で、まともに仕事出来る人を、私は知りません。
逆に、渕上さんのように私情が仕事から作られる人は、恐ろしいパフォーマンスを発揮することがありますね。
サルーン
>言い方に問題こそあれ、間違ってはいない。
こんな言葉が擁護になるって発想が既にアレ。
システムに言い換えれば
>処理速度に問題こそあれ、間違ってはいない(実際には使えないほど遅い)
とか
>可読性に問題こそあれ、間違ってはいない(1メソッドが1万行)
って言ってるようなもんですよ。
メンバーのモチベーションを下げるPMなんて、仕事の半分を放棄してるも同然
g
ま、システム開発と趣味を混同している程度の人には、そのようにしか理解できないんでしょうけどね。
g
ところで、メンバーのモチベーションが下がって、生産性が低下したって描写は、どこにありましたっけ?
としろう
以前も書いたが、主人公が少し理解できません。
ムツミさん達は苦労が報われないにしても渕上氏と今後も付き合う事や
保守メンテナンスで付き合い、今後も修正していく事を考えると
ホライズンの開発者達はこれからも酷く苦しむであろうから。
ホライズンの会社としてはアテが外れたのは痛いかもしれないが社長の自業自得
そして主人公も今後の事を会社として見ればサードアイなのも明らか
この選択で自業自得以外の誰も不幸にならないと思うから。
しかし、私のシステムとは渕上氏もまたおかしな事を
会社の物であって何を言ってるのか。
駒といえば渕上氏本人も代えの効く駒のはずだし
全ての情報統括・管理が渕上氏だけならココがネックのリスク要因
何か有ったら直ぐに代わりが引継ぎできるようにしてあったのですかね?
規模が大きければその必要がある。
今回は不要だが、それならば開発者他にも自分の所以外も知り、議論し、調整する
そうしてシステムを構築していくものだと思うのだが
「メンバーは一定のスキルさえあれば誰でもいい」
これは管理の手法として、リスク管理の視点から最悪「一定のスキル」が有れば
失敗しないようにするための前提であって従の戦術である。
「一定のスキルがあればどうとでもなる」事は無い。
だから極論でいえば、誰でも良いように頑張るが、人選に関われるなら
選んだり適材適所で管理するべきだと思うが。
例えば、一定のスペックがあれば良いとは言え、
よりスペック上のマシンや特化機能が欲しいという事は無いのかと。
AFH001 さんへ
>思想なき、魂の入っていない有用でないシステムならできるけどね。
それは別に開発者が作ったらに限った事ではない。
ユーザーだけでも発注側の経営者だけでもマネージャだけでも全く同じ事
それらと開発者がベターを目指して協議出来てこそ
上流側の言うがままでもある程度思想はあるかもしれないが
まとまりも無く、矛盾や支離滅裂に満ち溢れている事が少なく無い
今回の例では、渕上氏の思想や選択が独り善がりで彼が間違えば終わりのリスク要因でしかない。
渕上氏が金を出しているのならそれでもいいのだがな。
ド
うーん、なんだろう。
バラモスだと思ったらカンダタだったみたいな違和感が。。。(古いか
私はふっちーは完璧主義であって成果主義ではないと思ってたから
ちょっとがっかり。
渕上理論に反証するのはとても簡単だけど(やってみればいい)
反論したくもないです。
こうも露骨に成功のプロセスしか追わない人間は
仕事であることを考慮してもサイコパス一歩手前だなあとは思いますけど。
とにかくレベルが低すぎるので
陰謀論であってほしいことを祈るばかりです。
へろへろ
ふっちー理論をちょっとマイルドにして実践してるのが、前作のエースシステム。
というか、今の情シスとかITベンダだよな。
旗は振ったけど何か間違っていたり、一度トラブルが起きると自分たちだけでは
まったく解決できなかったりする。
それでもなんだかんだでサードアイを抱え込めているから、客の前でとりつくろう
ことさえできれば、とりあえずはどうにかなる。
金が続く限りは。
サードアイも支払いが確実だから、ちゃんと人を出す。
金の切れ目が縁の切れ目かもしれないが、それでもそこには信頼関係がある。
では、信頼関係を放棄したふっちー理論だとどうなるか?
ふっちーはまあ、正しく旗を振るかもしれない。場合によっては笛だって吹くだろう。
でも、支払いすら確実でないところによって来たものが、果たして正しく踊れるのかは
定かではないよな。
サルーン
少なくとも2人脱落者出て、タイトルにさえなってますけれど覚えてないんですか?
一人前未満が脱落した結果サードアイへの乗り換えが進んだって意味では生産性向上かもしれませんが(笑)
tui
>sabotenさん
仕事サボって長文書く暇が無かったのです。
>まず、ふっちーに同調しない人 = PG ってう考え方は視野が狭いのでは?
結局の所、全員が幸せになる事は出来ません。
ホライゾンを取ればユーザーが不幸になり、
ユーザーを取ればホライゾンが不幸になります。
そういう二択を迫られた時、目の前の自分に関わりのある人間しか見ず、
組織の一員と言う事を意識しない選択をする事を
視野が狭いと言っています。
>あと、ふっちーの駒発言は主人公も含めて言ってるのでは?
主人公については、本来マネジメントを行うべきプロジェクトのはずです。
しかし、主人公は自分の事を「私たちプログラマ」と言ってます。
駒扱いされるのは主人公の自己責任です。
nullpo
渕上のようなPMはまだマシよ。
世の中には渕上のような性格に加えて、無責任で逃げ腰で内弁慶なPMが多すぎる。
でじゃぶー
配下を駒扱いして何のリスクも感じないとか底抜けの馬鹿だな。
精神的苦痛で訴えられたら間違いなくアウトじゃね?
主人公はさっさと録画して訴訟してやれ。
こんなのプロジェクトの成功とは全く関係もない、ただの差別発言じゃねーか。
普通に勝てるぞ。さあやれ。
BEL
渕上さんはもはや亀井くんを呼び捨てしている。こ馬鹿にしてるくらいで
殆ど意に介していないと思ったけど、かなり嫌いみたいだ。
「日比野くん」て、気にしてなかったけど会社で女性をくん付けで呼ぶ人って見たことないな。
将棋では金将と金将をすり替えても影響はないだろう。けれども
人を駒に例えるなら、この世に2人として同じ種類の駒は存在しない。
それに、差し手がしょぼければ飛車角落ちにさえ及ばないことがある。
「優秀なプログラマが100人いても」や「無能なプログラマばかりでも」は
大袈裟だが、スーパープログラマーはさほど必要ではなく、より多くの人が
一定のスキルを満たしていることの方が重要、というのは正しいだろう。
誰がやってもブレの少ないようにしよう(≒平均的なスキルを上げてよう)
という考え方は大事だ。アイディアを盛り込みながら作っていくようなWEBの
自社サービスなら別だが、受注やなんかを中心にやってく場合には。
toanna
渕上マネージャーのトップダウン的な方針や「私のシステム」のような考え方は海外では普通にあることだったので、日本から飛び出したほうが成功しそうですよね。
# 確かここのコメントのように考える民族のほうが少ないのではなかったでしたっけ?
でじゃぶーさん
本当に訴訟で勝てますか?
法律に照らし合わせると「部下」を「駒」のように扱う気がしたもので。
いや、全然専門外なので否定ではなく純粋に教えていただきたいです。
勝てるとしたら渕上方式な外資系企業などはガンガン訴訟が起きているのかな?
という国内事情なども興味深いです。
昔々のエンジニア
ふっちーの目標は「社内権力を握る」ことなので、部下も下請けも、その為の道具(駒)であり、何の感情も持ちえないのが、ふっちーにとって当たり前です。
仕事は、目標のための機会(チャンス)に過ぎません。
ゆえに理論武装として理屈を捏ねているので、内容の正誤や善悪はどうでもよいのです。
理論武装=道具だから、部下をやりこめる「力」さえあれば良いのです。
ふっちーが望むのは「自分の成功を上層部へ印象づける」こと。
極論で理屈づけたマイクロ・マネジメントで、とりあえず開発が成功すれば、自分の豪腕がさも奏功したように印象操作できるでしょう。
実際はサードアイが実装に参加しなければ、すべてが失敗していたのは明白ですが、サードアイの実務的能力すら一顧だにしないのは、すべてを自分の手柄にしたいからです。
主人公のやり方を難詰して無価値と決め付けるのも、そう言いきることで、自分の仕事はおまえらと違って素晴らしいノダ、という印象を与えたいのです。
しかし、脇が甘く詰めが甘くて、ITマネジメント課に残った亀井君に(本当は外部へ飛ばしている筈だった)晴れ舞台の邪魔をされてしまった。
そこで、主人公に「自分にとってのよき駒となれ」と価値観を強制したのですが、珍しく反論されて、説得にまでは到らなかった。
もともと、部下をやりこめる為の理論武装であって、他人を味方に引き込む為のものではないから、同じ野心を抱く者以外に通用しないのですが。
もとより有能・有用な人材は「営業」などの直接部門に配置されるものです。
なにしろすべての利益の根本である「売り上げ」を上げてくれるのですから。
ふっちーは会社全体では、端っこにいるので、ここまで非道で極端な手段を使うのです。
さて。
年が明けての保守とメンテナンスの業務。
冷え切った上司と部下の人間関係の中、開発チーム・メンバーを信用できなくなった、ふっちーの次の一手は?
ここは「総取替え」したいでしょうが、1月に大きな人事異動ができるだろうか(IBMではあるまいし)。
「開発チームの恥をさらす」ことは避けたく思うらしいので、妥協して主人公を使わざるを得ません。
閑話休題。
ええっとですね、ふっちーは「非実在中年」です。
小説のキャラクターです。
それゆえ極端な性格付けがなされています。
だから、これは登場人物分析です(小説論とかでやるでしょ)。
上記の文中の、ふっちー⇒「ふっちー」と書けば判りやすいかな。
まあ、こういう強烈なキャラクターに対して、凡庸な亀井君キャラの反抗くらいでは釣り合いません。
東海林氏くらいのキャラクターでなければなぁ。
という訳で、今作は、ドラマツルギー的にちょっとなあ、と思います。
辛口ですよ、私、作者に対しては。
ふっちーLove
>ふっちーの目標は「社内権力を握る」
初めて知った。
何話に書いてあったか確認したいんで、明確に教えてね!
よろしく!!!
ふっちーLove
というか、昔々のよ。
俺らが駄目だから今の若いのに迷惑かけているんだろ。
少しは謙虚にいこうや。
でじゃぶー
toannaさん
アメリカは知らんが日本じゃ公開叱責や人格否定はパワハラにあたる。
ちなみに指導は理由にならない。判例もある。
証拠があれば後必要なのは職場をやめる覚悟だけ。
当然会社も責任取らされるがな。
偽装請負がバレたら更にヤバそうだ。
ロビー
ふっちーと日比野の会話を知った亀井は、俺たちを人間扱いしていないと2chに晒す。
祭り勃発で自社HP炎上、電凸で総務部悲鳴。
これを重く見た役員会はふっちーに自主退職を迫る。
船外に放り出されるのはふっちーじゃね?
ひまひま
これで、日比野さんがクビになったらどうやって保守するんだろう。
設計者全員引き継ぎもなしでクビなんて前代未聞だよなぁ。
サードアイさんが逃げないと良いんだけど。
逃げたら誰も保守なんてできないよなぁ。システムわかる奴は全員自分の力で追い出してんだから
tui
>でじゃぶーさん
>ロビーさん
仕事が出来なくって怒られたら裁判を起こす?2chに泣きつく?
どこのお子様ですか。
もー、「ゆとり乙」としか言えんわ。
ド
駒発言で読み直してみたんだけど
結局ふっちーはマイクロマネジメントやってたってことでいいんですかね。
ロビー
tui氏へ
はあ?何言ってんだか。
俺のはちょっとしたおふざけな予想にしか過ぎん。
でじゃぶー氏のだってこの物語の感想を述べ、突っ込まれたから答えてるだけだろうが。
その程度のことなのに、何がゆとり乙だ。
勝手な解釈して他人を貶めるなんざ「ゆとり」にも劣る。
toanna
でじゃぶーさん
あー申し訳ないです。聞き方が悪かったですね。
仰った内容は想像のできる範囲でした。
お聞きしたかったのは
> 勝てるとしたら渕上方式な外資系企業などはガンガン訴訟が起きているのかな?
> という国内事情なども興味深いです。
という実情のほうです。
ボクの身の回りでは聞いたことがなかったので。
実際に頻発しているとしたら、トップダウン方式は淘汰されていくはずで
ほぼボトムアップ方式になりますよね。
となると出稼ぎに来る外国人にも優秀な外国人にも居心地が悪く
魅力的な市場ではないのかなーと感じた次第です。
# ボトムアップには団結力が欠かせないため
どうなんですかね。
わかめ
おおっ! ふっちーLove さんが戻って来た!
長〜い奴で、興味が湧いたので、ふっちーLove さんの過去のコメントを読み込んでみたんですが、(多分)ふっちーLove さんって頭の切れる人ですよね?(おちゃらけ口調の書き込みで結構惑わされますけど、それは照れ隠しですか?)
ところで、1人では持ち上げられない重くて大きな岩を多人数で持ち上げようとした場合なんですが、誰かの「せーの!」の合図で、一斉に力みますよね?
作業に参加しているメンバー全員が「この岩を持ち上げる」という目的を共有していて、合図を出す人の声に反応してタイミングを合わせて、各自が各自の出せるだけの力を出すでしょ。これが最も原始的なマネージメントだと、私は理解しています。「せーの!」とか、「一旦ここに置いて」とか指示を出す人がマネージャです。マネージャ自身も岩の持ち上げに参加してもいいのですが、マネージャ自身は岩の持ち上げには参加しないで、周囲から動きを見て適切な指示を出した方が、多分良いと思います。
マネージメントは、参加者全員が「岩を持ち上げる」という目的を共有していなければ成功しません。「カッタリー」とか思っていて力まない人が交じっていると、岩を持ち上げる時にバランスが崩れて、危険です。
で、まず、マネージメントは、人類の登場とほぼ同時にあったと思っています。ただ「マネージメント」という言葉がなかっただけなんじゃないかなと思っています。
このお話に登場する主人公と愉快な仲間達の3人組は、はたして渕上マネージャが見ていた「岩を持ち上げる」という目的を正しく理解していたのでしょうか?
マネージャが見ている目的を、メンバー全員も見ていないとマネージメントは成功しませんよね。甲子園に行く気ゼロのレギュラーがいたら、やっぱり甲子園にはたどり着けないと思います。
このお話の主人公は会社員なのに、自分勝手なフリーダムモードで「あたしはあたしの目的(考え)」でマネージメントを破壊しているように見えます。亀井くんに至っては超論外のファンタジーです。
ホライゾンとかサードアイは、このお話の設定では、メンバーが岩を動かすときのテコに使う木の棒みたいなものだと思います。主人公は最初に拾った棒に、変な愛着を持つみたいですね。
渕上マネージャの号令の掛け方にも問題はありますが、それは、まあ、そうしないとお話が盛り上がらないからだと思います。(あと、棒なんだから、折れたら新しい棒を拾えばいいじゃんって思っているような感じがするのも、ちょっと……)
でじゃぶー
>toannaさん
訴訟が起きないのは単に日本は裁判で解決する習慣がないからじゃね。
不満があるなら判例を調べんさい。
トップダウンが即パワハラになる判例はないがな。
toanna
でじゃぶーさん
いやいやwwどうもありがとう。
表面化してなくて調べようのない訴訟前の火種の数?気配?を知りたかっただけです。
不満はまったくありません。ありがとうございました。
熱血修造みたいなPMも厭だな
「渕上くんの気持ちも、少しは理解できるというか」
なんて云ったら蹴りが飛んでくるでしょうか。
渕上氏嫌悪派でしたが、今回初めて人間的な感情の爆発を見せてくれて安心というか
鬱積していた物が晴れました。
勝手な想像ですが、冷徹を通してきた彼にとっては、感情を顕わにする事など唾棄すべき恥ずべき事なのでしょうから、
この後自分自身に対して怒りを覚え苦悩するのでしょうかね。この物語中で今のところ彼にとって最大の汚点に見えます。
それでも今尚渕上氏バッシングがコメントに絶えないのを見て少し驚きます。
主人公主観で描いておられるから渕上氏はヒール役となっていますが、渕上氏主観で描かれた物語ならば、
コメント欄もまた変わった色になっているかも知れませんね。
その物語がこれほどに熱烈な愛読者を増やす物語になっているかは別として。
前々作から通して作者様の描く人間達って皆、ヒーローでなくて、完璧なヒールでもなく、どこか欠落していて、
身近に居そうで全員に愛着を感じます。
そして全ての登場人物に厳しい不幸を訪れさせずに巧くまとめられる描き方に、救いを感じます。
判例とか色々で盛り上がってる所に、とんちきな感想書いてすみません。
加納
>「あいつの気持ち?」渕上マネージャは顔を歪めていた。
もうここまでくると、哀れ、という感じですね。。
自分のカルマを自覚できないのでしょうね。
渕上氏の場合、人を見下す(というか見ないことにした)
のがカルマなのでしょうな。。
カルマを見つめることなく、否認していると、
延々とカルマが顕現してきます。
こういう人は自分は仕事が出来て、自分の言うことはすべて正しいと
思い込みながら、一人でずっといることになるのでしょう。
哀れだ。。
もうそんな感想しか浮かんでこない。。
あと結局は「高度なマネジメント」の中身は以下でいいんですかね。
(1)とりあえず低単価で下請けを使って土台を安く作る
=>プレッシャーかけて、常駐も含めてこきつかう。
=>プレッシャーかけても出来ない分は下請けのせいにして単価は払わない。
=>ついでに「低単価」な責任を部下に回して自分の点数にする
=>部下に責任を押し付けるのなら、本来「低単価」で仕事を発注すると
評価される仕組みじたいを変えるべきなのは、あえて無視
(2)余った分を追加分に回す
=>追加分==「シフト管理機能」
>むしろ、定期コミットや日報や進捗報告のために余計な時間を取られたせいではないんですか?」
>渕上マネージャは、あたしの問いには答えず、逆に質問を返してきた。
質問で返すという、話をずらしてしまったので分からないのですが
定期コミットが「余分な時間」なのか「生産性を上げた」のかどちらなのでしょうね。
結果的にスケジュールがだだ遅れしているので「余分な時間」と考えることも出来るし
完全に遅れているのを少し取り戻すぐらい「生産性をあげた」かもしれないと考えることも
出来るのですが。
なんせ発生した現象の原因を除去を重視しないPMというのはよくわからない。。。
PMが原因取り除かなくてだれが取り除くんだ。。
ポテサラ
こういうことを書くとフルボッコにされそうですが、主人公がホライゾンを選んだ責任を全うするとしたら、
主人公は保守業者としてホライズンを指定し、ホライズン側にはTeedaの開発要員を育成することを要求すべきだったと思います。
そうやってホライズンに挽回のチャンスを与えるのが、正しい責任の取り方かと。
本編通りでは、今後未来永劫ホライズンは主人公の会社と取引できなくなっちゃいますよね。
それって将来的に考えて得策なんでしょうか。
もしもホライズンの社長が改心してTeedaを使えるメンバーを育成したら、結果的にお互いが成長するチャンスを得ることができたのではないかと。
確かにそこまで到達するには相当なハードルもあるし、主人公もムツミさんもまた大変苦労するでしょうし、ユーザさんもしばらくはシステムを使いづらいと思うでしょうが。
でも、ビジネスパートナってそうやって育てるものではないのでしょうか。ましてや大手メーカの子会社くらいの余裕があるところであれば。
渕上さんのやり方は焼き畑農業そのものですね。
延々と焼ける土地があればいいのかもしれませんが。
ロビー
ポテサラ氏へ
>もしもホライズンの社長が改心してTeedaを使えるメンバーを育成したら、
それがさ、しないのよ。
大手もそうかもしれないが、特に中小零細は社員の技術教育に投資できる余裕がないだろ。
酷いとこだと人売りして利鞘を稼ぐことしか考えてない。
ちゃんとやってるところもあるとは思うが、そうなら日本のソフトウェア産業がダメな理由の中に列ねたりしないさ。
技術者不足とも言われたりしないんじゃないか?
>延々と焼ける土地があればいいのかもしれませんが。
あるんだなこれが。仕事にありつきたい人、会社はいくらでもいる。
大概そういった会社なんかは、何人送ればナンボなんて勘定して送り出す。
送り出す方は大変だったねーっとは思うかもしれんが、自分がやるわけじゃないから所詮は他人事。
この繰り返しさね。
日本の大手企業についても投資して育てるって考えがまだまだ定着してないんだろうなと思う。
たもつ
登場人物に思い入れはないけど続きがしりたい。
早く来い来い月曜日。
ふっちーに幻滅
今までは完璧を目指して頑張っているそぶりがあったので
多少独善でも拘りを見せるのはすばらしいと言えた。
が…これはないわ。
ふたを開けてみればプロジェクトを機能面でしか分析できず、
不要と判断したことを見下してサボタージュしただけ。
しまいには反乱フラグ立ててしまった自分を棚に上げ、机蹴っ飛ばして逆切れ
とは。
査定には反映されないかもしれないが酷い無能だ。
こいつが管理をサボったせいで精神を無駄に壊す人間もかなりいただろう。
亀井はどうしようもない奴だが、それに近い壊れた人間を量産しただろう。
あるいは亀井のような人間を自称完璧なマネジメントで排除する事で
功績を作ってきたのかもしれないが、だとしたら酷い自作自演だとしか
言いようがない。
ふっちーはいい加減人に尽くすということを学べ。
高度なマネジメントはサボるためにあるんじゃない。
又三
業務管理する上でソフトウェア工学の教えは結構役立つ。
「凝集度は高く、結合度は低く」とかね。
渕上氏の本意はどういうところにあると理解した。
彼の考え方自体はそれほど間違ってはないと思う、でもそこに「感動」はない。
組織の中における個人の自己実現を否定してるから、ドラッカーの教えに完全に反してることは明らか。マネジメント手法は独善的かつ自己流のもので、「標準化」されたレベルにすら達していない。
誤解をおそれずに言えば、ウチの業界でいえば、大阪市長さんによく似ているな。
コスト意識のところなんか本当にソックリだよ。身内に「仮想敵」を作り出して、それを徹底的に弾劾することで自分の評価を上げるところとかもね。
こんな人相手にしたら、誰が議論してもまず勝てない・・・大衆を味方につけることができれば、大胆な政治を行ってくれそうな人ではあります。
クリケット
あんだけマネジメント本を読んでおいて、レンガ職人のエピソードは読まなかったのかな
豚
良いPMからは良い結果が生まれるは同意。
今回はPMが悪かったから悪い結果が生まれた。
ふっちーが勘違いしてるのは自分は常に正しいという偏った思考だからかな?
そのプロジェクトで良い結果と悪い結果が同時に得られたとして、良い結果だけ自分の成果だひゃっほ~♪ってのは通用しないと思う。
上の人にちゃんと全部報告したら当然ふっちーにも何かあっても仕方ないと思うんだが...この人そこまで考えてるのかな?
ALPHA
(1) 宇宙(または『方程式』)
(2) 密航者
(3) 密航者を放り出すパイロット
として、最初は
(1) 渕上氏
(2) ムツミさん(≒ホライゾン)
(3) 主人公
と思いながら読んでいて、とても違和感を感じていたんですよ。
で、前回までのエピソードで
(2) 亀井君
だったのか、作者のミスリードに引っかかっちゃったかな?
と思っていたのですが、今回でまた分からなくなりました。。。
渕上氏の今回の言動は『IT業界の方程式』と呼ぶには疑問符が。。。
# ぢつは、ふっちーが密航者でした、チャンチャン。
# とはならないんだろうけどなーー(^^;;
前作・前々作は、胃のギリギリするような状況の中、ひと筋光が見えて
カタルシスを感じていたので、このまんま終わりにはなって欲しく
ないですねぇ。
あと、キーマンは磯貝課長でしょうか?
昔々のエンジニア
****************************************************
そう言いながら、祖父江くんが記憶を辿って話してくれたところによると、渕上マネージャは、もともとK自動車の生産管理部にいたのが、情報統括対策委員会発足と同時に、モリシタ精機に移ってきたらしい。出向なのか転職なのかは分からない。
「名目はERPパッケージ導入の責任者ということなんだけど、いずれは、うちのCIOに就く予定だったらしいな。実際、コストを最小限に抑えてERPの導入を成功させた手腕は、まあ、高く評価されてたみたいだしな。本来ならもう何年も前にCIOの役職が新設されて、初代に渕上さんが就任するロードマップになってた。でも……」
他に手が空いている人がいなかったのか、志願したのか、いずれにせよ、現・勤怠管理システム導入の責任者を引き受け、それが実質的に失敗と見なされたことで、完ぺきだった渕上マネージャの職務経歴に浅からぬ傷を残した。
「それに加えて、K自動車からとはいえ、外から来て、CIOなんて重要な役員に収まろうとしていた渕上さんに対して、やっかみの空気もあったんだろうなあ」
渕上マネージャは、今に至るまで、情報統括対策委員会の椅子を暖め続けることになった。
****************************************************
第14話「過去の影」より抜粋。
第14話にて、ふっちーが勤怠システムのリプレイスに関わってきた、隠された動機が示されました。
閑話休題。
歳はとりたくないし、若者の芽を摘む悪趣味もありません。
でも、灰色の脳細胞を使わないとボケちゃいますし。
ななしんぼ
ふっちーって元はK自動車の生産管理部の人でしたか
科学的管理法って言葉が似合いそうな御方ですね
anekdoten
この小説のタイトルは冷たい方程式だけど、これが方程式ものだって作者が名言したことってあった?
ALPHA
> anekdoten さん
> これが方程式ものだって作者が名言したことってあった?
本日14時過ぎの発言に関していえば、私が勝手にそー解釈してるだけです(^^;;
タイトルそのものがミスリード狙い、という可能性も当然考えなきゃいけない
ですね
たかの
なるほどね、つまり、
(1) 宇宙(または『方程式』)
(2) 密航者
(3) 密航者を放り出すパイロット
でいうと、
(1) IT業界
(2) ホライゾン、亀井くん(とこのままだと主人公も?)など、PJ脱落者
(3) 渕上
て感じかな。
「渕上が正しい」っていってるやつらは、「密航者は放り出して当たり前」っていうことだ。人として終わってるな。
大切なのは、なんとか密航者を助ける方法を考えることだと思うけど。
そのマインドが、世に多くの「方程式もの」と呼ばれる作品群を生んだんでしょ?
アトアト
作者様、次回作は悪が滅びる結末でお願いします。
ロビー
そもそも密航者なんていないし。
この物語の配役で誰かがその役割だったとしても、そいつがいることで何か危機的状況に陥ってるわけじゃないし。
その密航者を何とか助けようと奮戦したが万策尽きたってことでもないし。
どうしようもなくなって苦渋の決断をしたわけじゃないし。
断腸の思いで船外に放出するわけじゃないし。
違和感があるとか、ミスリードと思うのはこういうところにあるんじゃない?
Amd
もしトヨタ自動車の生産管理部員(部長?)がITシステムのマネージャーになったら?
Anubis
紆余歪曲いろいろあったが、生産システムは無事完成した。
デモとは打って変わって社員からの評判も良かった・・・・。
しかし、三か月後思わぬ事態が起きた。東京に大地震が起きたのだ。
日本の積み重ねてきた経済は崩れもろくも去ったが、人々は意外にも明るかった。
ただ稼ぐ、本当に自分の幸せを見つめることができない社会のシステムが崩壊し、人はそれぞれ生きる道を考えるようになったのだ。
倒壊したビルの瓦礫を運ぶ人々。その中に亀井くんの笑顔があった。何かが崩れる事、それは確かに悲しい。しかし、立ち直ろうとする若者達は決して弱く無かった。
「亀井くーーん!!」
遠くから呼ぶ声が聞こえる。むつみさんだ。亀井君は明るく手を振った。
・・・そう、彼らの物語ははじまったばかりなのだ。
(続く)
ロビー
>しかし、三か月後思わぬ事態が起きた。東京に大地震が起きたのだ。
ホントに起きそうだから恐い。
残念
まあ、「私のシステム」とか言って興奮している時点で、小学生だけどな。
鮭飯
定量的な評価が難しいPMの立場ってのはいい燃料だなw
名前だけはよく売れたPMBOKを導入したらそれに伴う書類作成に忙殺されて
実装が遅れに遅れて炎上プロジェクトを大量生産した話を思い出すわ
結果が出せるPMがいいPMとかいうアホがいるけど
PMの最終的な責任に「プロジェクトの成功」なんて無いよ
渕上マネージャはPMの立場な訳だから「納期に対する責任」を負う
主人公他PMはPGの立場な訳だから「実装に対する責任」を負う
渕上マネージャは「納期に対する責任」を守った
プロジェクトは成功した・・・とこの後判断されるのかな?
ただ彼はPMの仕事を十分出来てはいなかった。
プロジェクト進行の障害排除が「納期に対する責任」の為の仕事だった筈なのに
障害そのものになっちゃPM役としてはよろしくない
磯貝課長のチクリでそこらへんが経営サイドにバレて閑職続行が好みだけど
主人公も抜けて保守要員不在から結局、「無用なシステム」完成とか
作る側からしても悲しい結末は簡便してほしいですね
Z
アニヲタでごめんなさい。
渕上さんがZガンダムに出てくるパプテマス・シロッコに見えました。
亀井くんがカミーユ・・・
いや、両方ともあまりに無能なシロッコとカミーユだけど。
でじゃぶー
冷たい方程式つっても、渕上Mが駒をメンテナンスする意思さえあれば
回避できたっぽいからなあ。もしかして今回の話のキモはそこなのか。
渕上マネージャと全く同じ行動、全く同じ論理、全く同じ決断をすれば
同じ結末を迎えるかと言えば、んなわきゃーないと。
仕事ができないから放逐する=冷たい方程式は完全にミスリードだった。
感情的に渕上Mを非難した人の感覚が文章の裏を疑い続けた人の論理よりも
渕上Mの人柄を正確に捉えていたのは皮肉だな。
saboten
ふっちー擁護派が息してない件について
people
ぼくたち、って誰と誰のことだろう?
A
ふっちーを責める意見が多いのはまあ納得できるんですが
ふっちーを責めつつ亀井を責めない人が多いのは納得がいきませんね。
あいつもふっちーと同じ類の(パワハラという意味で)発言をして下請けを辞めさせてるんですよ。そして業務妨害。
ふっちーの気持ち、わかります。ウチの職場にも亀井の同類がいました。
実際にいたら、すごくすごくすごーーーーーく、邪魔です。
サルーン
亀井は擁護する人も居ないので、
ネタにする価値もないと言うことでしょう
すぷらっしゅ
>Zさん
亀井君はカツだと思います。
ガノタですみません。
g
> サルーン 2012年7月23日 (月) 21:42
> 少なくとも2人脱落者出て、タイトルにさえなってますけれど覚えてないんですか?
>
> 一人前未満が脱落した結果サードアイへの乗り換えが進んだって意味では生産性向上かもしれませんが(笑)
一人目の脱落者は、PG同士がコミュニケーションを取った結果、来なくなりました。
二人目の脱落者は、あまりに酷いソースを書くので直すよう指示した結果、来なくなりました。
渕上さんがメンバーのモチベーションを下げて、生産性が低下したという描写ではないですね。
ホライゾンがまともな仕事できなかったのは渕上さんのせいだと言う意見の人は、この業界にいてほしくないですね。
擁護したい。
ふっちーを。
ホライゾンデスマの原因は、八木社長6割、主人公4割くらいかと。
八木社長が再見積や撤退の決断をするタイミングは山ほどあったのに
元々の費用、人員で実施。結果として能力不足、時間不足でデスマと作業減。
(ムツミさんに至っては自社にかえって別作業もさせていた。)
デスマの原因は安い金額で受けて、作業増にも関わらず今後の付き合いの為に
金額変更しなかった為に自社の投入をケチっただけです。
主人公はひどい、かわいそうと諸所発言しているが、デスマの原因の
ほとんどは彼女が責任を持って行動していれば回避できていた。
基幹システムの変化は説明できないので変更を飲み込む。
ホライゾンツールは一旦彼女が許可したのにも関わらず、
ふっちーに説明できないのでTeedaへ変更を飲み込む。
面倒ごとをかぶりたくないので逃げていたようにしか読み取れなかった。
ふっちーのマネジメント方法については、
少なくとも報告をこなしながら、亀井君が抜けても主人公は
定時キープ。システムは期日に完了してるのでOKだと思っています。
人員を借りているのでは無くて、開発委託の為、
その業務範囲に、投入する人員、スキルについては受けた側の
責任でしょう。
elseorand
擁護をしたいのなら
>ふっちーのマネジメント方法については、
>少なくとも報告をこなしながら、亀井君が抜けても主人公は
>定時キープ。システムは期日に完了してるのでOKだと思っています。
なんて「結果的にうまくいったからOK」ではなく、
「高度なマネジメントがプロジェクトに貢献した」という証明をしないと。
ただ「高度なマネジメント」の一環の定時コミットで「信頼できるバージョンが全くわからない」なんてことは示されていませんし、
定時コミットでプロジェクトに貢献したとも示されていません。
ただこんな定時コミットをやらかした場合、
開発フェーズはよくても保守フェーズでは一旦SVN作り直しですね。
ほまらら
何はともあれ納期は守り、
機能も最低限以上に実装したのは立派でしたが、
チームはボロボロですねえ。
「手術は成功したが患者は死んだ」ならぬ、「手術は成功して患者も生き残ったが医者は死んだ」状態に。
長期的に見て会社にダメージ食らわせてるようでは、
責任ある立場としては、職責を果たしたとは言えませんね。
社員を使い捨てにするのを是とする企業なら、別にいいのでしょうけど。
cat_o_tails
「高度なマネジメント」によって豊富なドキュメントが成果として残っており、
サードアイのような第三者が途中参加しても問題なく開発を引き継げる、
人的リソースが容易に交換可能なまさに理想的なプロジェクトの締めを迎えていると思います。
開発とはこのような状態で終えたり、引き継ぎたいものです。
elbereth
> elseorandさん
まぁ、定時にコミットしろなんていうの聞いたことないけど、最低限ビルドできるものをコミットしろと言ってるわけで、これがそれほど問題だとは思えないんだよなぁ。
> ただ「高度なマネジメント」の一環の定時コミットで「信頼できるバージョンが全くわからない」なんてことは示されていませんし、
基本的には、個人個人で別の場所のコーディングをやってるわけで、いつでも全体が信頼できるバージョンになってなくてもいいでしょ。必要無いところはローカルに毎度毎度取り込む必要も無いんだし。
ここから先は、この物語とはちょっと離れるけど、全体が信頼できるバージョンにしたいのはらCIツールでコミットをフックしてUnit Testを走らせて、全てOKならtrunkにマージとか、なんかそういう運用にすればいいよ。
で、そういう仕組みを考えるのは、主人公や亀井君の仕事。
elbereth
> 擁護したい。さん
> ホライゾンデスマの原因は、八木社長6割、主人公4割くらいかと。
ムツミさんの責任ゼロですか。
俺は、ムツミさん5割、他メンバー2割、八木社長1割、主人公1割、渕上マネージャ1割、それくらいだと思ってます。
ところで、能力不足によるスケジュール遅延もデスマーチって言うんでしょうか。
ちゃんとした(笑)デスマーチに失礼な気がする。
Edosson
ネズミ擁護派の主張してることって、
「ネズミの命令通りに動けば問題ない」といってるだけだね。
今回、主人公を問い詰めているやり方も、
「自分は正しい。間違っていると思うのなら、論破してみろ」
って、下駄を預けたように見せかけてるが、
実は揚げ足取りしてるだけなんだから楽なもの。
とっても卑怯な論法だと思う。
わかめ
elbereth さんに賛成!
ホライゾンはデスマじゃなくて自爆だと思います。(^_^)/
自社製のなんか変な奴じゃないとダメなのに、なんでも大丈夫ですっていうウソで自爆ボタンを押して、そして予定通りに自爆しただけだと思います。
アマチュアが趣味で書いたようなドキュメントを提出したところから渕上マネージャに目を付けられて、次々と爆薬を上乗せされたので、予定よりも激しく爆発したかもしれませんが、身の丈に合っていない仕事に手を出した結果だと思います。
ちゃんとした(笑)デスマーチに失礼な気がする。
には爆笑しました。
わかめ
注文住宅を建てた人が、
「この家は私の家だ」
「この家を建てたのは私だ」
と言うのは普通のことで、「えっ大工さんでしょ」って突っ込む人はかなりの変態だと思います。その家の間取りがすばらしくて、使い勝手が良いのは、その人がそう望んだからで、建築士の図面がすばらしい訳でもありません。
大工さんは一定の技能を満たす人なら誰でも良いわけですし、後々増改築するときも、最初の大工さんじゃなくては困るということもありません。
従いまして、渕上マネージャの言いたいことに、特におかしな点はないと思います。だた、言葉の選択、態度、状況は、ちょっと適切ではないと思います。
ロビー
なるほど、ふっちーは建築士とか大工側なのに、「この家を建てたのは私だ」と豪語してるのか。
tui
>私のシステム、私が高度なマネジメントを駆使して、ここまで作り上げたシステムだ
一定の責任感を持って仕事をしていれば、「自分が作ったもの」という意識は、人それぞれにあるもんだと思います。
マネージャーであれば、システムを
システムエンジニアであれば、機能を
プログラマであれば、コードを
その後の論理展開はどうかと思いますが…。
>ロビーさん
>なるほど、ふっちーは建築士とか大工側なのに、「この家を建てたのは私だ」と豪語してるのか。
建築士や大工の「この家を建てたのは私だ」に対して、「ペンや金づちが家を建てたんでしょ」って言うのはおかしいと思います。
ド
どうも、ふっちーが駄目すぎてがっかりしているドです。
今から書くことは駄文かつ長文の"独り言"ですが、
また炎上した時に頭に置いておくと議論に有用な気がしなくもないので、
憂さ晴らしを兼ねて書くことにします。
そもそも何故がっかりしてるかというと、ふっちーが典型的な
ダメ成果主義者だったからなわけで・・・まあ勝手に妄想した私が悪いんですが。
私の知る限り、成果主義者には3つのひどい悪癖があります。
1.成果以外を極端に軽視する。
とにかく成果主義者は点でしかものを見ません。
ただし都合の良い線だけは見ます。なので大抵の人は論理的にも
完璧ではありえません。(プロセスを"あえて"見ないため)
2.お互いに原因がある場合、他人がすべて悪いかのような
オーバーな主張をする。いい要因なら自分の手柄を訴える。
二元論が好きな人が多いです。
カチンとくるとウイッチイズベター?が口癖です。
格付け議論などが起きる時は必ず自分を上位に置きます。
3.不必要だと思ったものに対して態度が冷酷である
逆はかなり好意的に接します。
この落差が他人からゴマすりと揶揄される原因になります。
以上を踏まえた上で、成果主義批判の観点から
私、ドが考えたふっちーが逃れられない批判、論点は次の3つです。
1.成果物ができただけであとは全然駄目であること。
開発チームがボロボロになったという「結果」を強く主張します。
主人公や亀井君の能力不足はここでは論点になりえません。
チームの能力が低いから悪いというのはただの二元論であり、
ふっちーが原因の一端である点を強く訴えましょう。
結果を見ても「よかった」とは言えないのです。
2.亀井君や主人公が自主的に動かないという論点に強い異議を唱えること。
下っ端が指示待ちになってはならないように、
ふっちーが結果待ちに徹する必要はありません。
そもそも、どっちかが悪いという議論が水掛け論でありえないのです。
言い負かした方の責任も取らせましょう。
ちなみにふっちーは実は聞き分けのいい指揮者だった、という妄想は
今崩れたばかりです。
3.主人公やホライゾンに対する態度が機能低下を招いた遠因であること
主人公や亀井君が機能だというなら、その機能を低下させたのは誰か、
主張するまでもありません。
開発チーム全員が聖人であることはまずありえないのです。
顔や性格や態度に左右されるのが普通の人間です。
出世するほど周りの環境に配慮を行うのが普通の社会です。
そもそも冷酷に接するメリットもないのです。
無意味かつ非論理的かつ非効率なので
顔を曲げてでも営業スマイルしろと言いましょう・・・え、駄目?
でも無意味に人を見下す行動が批判されるのは社会常識ですよ?
以上、このとりとめのないクソ駄文が
「こっちには成果物があるんだ」と言わんばかりの言い訳ループを
breakしてくれたら幸いです。
昔々のエンジニア
あ。
磯貝課長って、じつは現・経営陣(ふっちーに汚名を着せた~い)側のスパイ?
ぎょぎょぎょーーーー
ふっちーは本当は亀井君を遠くへ飛ばそうとしたのに、課長が裏で暗躍して・・・
こいつは妙だ、おかしいなぁ、と感じていた。
ふっちーの意思が通らない横槍を入れられるというのは・・・
デモに参加していた人事部長・・・まさか!!
背中に冷たいものが、デス。
執行役員ポストの新設というのは、権力闘争的には一大事だものなぁ。
toanna
いやー渕上マネージャーを応援してはいますけれど
現状たる理由?は50%だと思いますよ。
# 現状を是とするか非とするかはそれぞれの感じ方次第
部下を駒だと考えていたとして、じゃあその駒を存分に活用できたかというとそうじゃない。部下をうまく采配するのは責任者の務めですよね。
じゃあ失敗したのかといえば、プロジェクトとしては成果を上げている。
何を主眼とするかによって原因?理由?成果?の割合は変わってきますが
チームである以上、良くも悪くも一人が責任の半分を超すことは無いのではないでしょうか。
ということで
あらゆる事象は関わる人すべてに原因があるのだから
誰かを一方的に批判する方々の理論のほうがよっぽど不自然に感じます。
批判の先頭に「○○の観点から」というワードを足せば、どれも概ね正しくなるのではないかな。
Fu
ドさん
プロマネに夢を見すぎです。
プロマネも人であるのだから。
渕上マネージャが直面した初期状態はひどすぎるものであったこと、最初の質疑応答での主人公のダメさ加減から、だんだん要求が理不尽になったのは致し方ない気がします。
よくもまぁこの初期状態からまがりなりにも予定通りデモまでこぎつけたものだと思います。
ところで、開発チームがぼろぼろになったというのは、なにをもっての判断でしょうか?
亀井君は自業自得、主人公は別にぼろぼろになっていないと思うのですが、なにがぼろぼろになったというのでしょう?
ホライゾン? プロジェクトに対してサボタージュした会社がどうしたと?
サードアイ? ぼろぼろにされることなく、プロジェクトをすすめていますね?
(12月の土日がなかったようですが、それをもってぼろぼろとは言わないと思いますので)
とはいうものの、今週の渕上マネージャは売り言葉に買い言葉というところを加味しても、担当者にかけてはまずい言葉をかけてしまっているとは思います。
「……亀井くんの気持ちも、少しは理解できるというか……」
これで切れたんだと同情しますが...
それまでおさえていた、主人公、亀井君に対する不満、怒りが爆発したんでしょうね。
それでも言っていいことと悪いことがあると思います。
最後まで冷徹にすすめてほしかったんですが、残念。
この状態から来週いったいどうなるのか? そういう意味では冷徹を貫かれると話が終わってしまうか^^;
cat_o_tailsさん
構築する人たちは、その後何年も保守する人のことなんか考えていないんですよ。
「記録のない作業は趣味」です。
主人公が始めていたこのプロジェクトはまさしく「趣味」
動くものはできたかもしれないが(期日遅延するのが目に見えていますが)、また保守性の悪いごみシステムが出来上がっていたことでしょう。
保守フェイズに入った後の対応に、ホライゾンとサードアイを選択できる状態でプロジェクトを終われるということが、どれだけちゃんとしたことであるか!
開発した会社との契約が切れたり、開発した人が異動したり、仕様を忘れたらもう誰もわからないシステムはもうおなかいっぱいです。
ドさん
「こっちには成果物があるんだ」ではなく、「成果物が現物しかないのはそもそも論外」です。
ド
一応言っておきますが、私は人それぞれの感じ方を否定まではしませんよ。
補足しておくと、あの反論は「否定しているはず」の
成果主義者の主張っぽく書いてあったりします。完成しきれず
皮肉にもならんまま放り投げてしまったかもしれないけど。
要するに同じような主張するような人間が出そうだったので
成果主義的な表現でカウンターを置いておくことで、フラグが立ちつつある
つまらないループを止めようと思ったわけです。
ちょっと過剰だったかな…
あの見るに堪えない駄文の内容に思わず引いてしまうなら
それは鏡を見ているにすぎません。もっと小さいレベルの主張なら
みんなずっとしているのです。
50%に聞こえるならくだらない諍いはおきんのですよ。
わかめ
私も、開発チームはボロボロになったのではなくて、元々ボロボロだったという感想を持っています。システムを開発する以前に、会社員としてもダメな、愉快な3人組が開発チームで、前後で変化無しだと思っています。
家を建てろと言われて、満足な図面も工程表も描かない&描けない主人公と亀井君、そして純粋にコストでしかない課長さんという建築士軍団に、その建築士軍団が選択した工務店は満足に釘も打てないホライゾン。遅れて参加してみたら、建てたいと切に願っている家とは全く違った物が建設されようとしているのを目の当たりにした渕上マネージャが繰り広げる、魅惑のファンタジーだと思っています。
サルーン
>g 2012年7月25日 (水) 12:52
>一人目の脱落者は、PG同士がコミュニケーションを取った結果、来なくなりました。
>二人目の脱落者は、あまりに酷いソースを書くので直すよう指示した結果、来なくなりました。
想定どおりの回答ありがとう。
トリガーイベントさえ起きなければプロジェクトは安泰だったのにというのなら
ファーストサーバーも福島原発もまだ健在だったのにね
ロビー
tui氏へ
言ってることは正しいが、俺にそれを言う意図が解らない。
独り言。
且つて細川忠興は息子忠利に、部下は将棋の駒と思えと言ったそうだが、ふっちーのとは意味が全く違うんだよな。
ド
Fuさん
>渕上マネージャが直面した初期状態はひどすぎるものであったこと、最初の質疑応答での主人公のダメさ加減から、だんだん要求が理不尽になったのは致し方ない気がします。
私は致し方なかったかどうか、現状から判断する事はできません。
としか言いようがないです。
別に無能だからと無下に扱う必要もないと思いますが。
どちらにせよ、主人公率いる7人(だっけ?)の開発チームの
今後に期待する事は私はできません。
駒としても貴重な人材が一人減ったことで、前より性能が落ちてしまった。
という現実は残りました。
それが即、渕上マネージャの責任とはなりえないですが
上司によっては渕上氏の無用に人を怒らせる体質を問題視すると思います。
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以下全く関係ない妄想ですが、
この性格だと、逆にエースシステムのような(無意味に)偉そうな大手が出た時に
態度のでかさから責任を全部なすりつけられる気がしますね。
ド
今読み直すと文章ダメダメですね・・・
今日の事は忘れてください(苦笑)
加納
>ファーストサーバーも福島原発もまだ健在だったのにね
どのみち、どっかの会社と一緒で、イベントが発生したのは渕上氏の責任じゃないとかの責任逃れするだけなのでは。
渕上氏を擁護する人は、私か言わせると、いったい何と比較して「良い」と言ってるかが全然分からんのですな。
もしかして、20才年下の主人公と比較してるのですかね?!
渕上氏レベルの予算執行権限をもつPMであれば、評価軸は「複数のプロジェクトを過不足なく運営すること」になるはずです。
だから、評価するのであれば、まずどのように各プロジェクトで権限委譲して
うまくいく環境を作るかが分かれ目になります。
よって、権限委譲することもなく、渕上氏自身が画策して作業するなんてことは、しかもわざわざ1日おきに
進捗管理するとかは、評価を落とす行動であること以外の何物でもありません。
さらに遅れを取り戻すのに原因も追究していないし、そもそもなーんもしていない。K自動車のコネで良さそげな下請けつれてきただけだ。。。
それはPMの能力ではなく、天下りの権力で解決してるだけでしょ。
しかも、プロジェクトに予算がないからという理由で、下請けにプレッシャー
かけて予算作るとか、下策しか執れないのであれば「無能」という感想しか
浮かんできません。
さらに、人がついてこないとか、がんがん辞めてるとかは、PMとしては無能すぎてどうしようもないので
結局「一人部署」にずっと居れば?という結論になります。
一人部署からきてアドバイザーだけしてれば良かったのに。。
加納
>俺は、ムツミさん5割、他メンバー2割、八木社長1割、主人公1割、渕上マネージャ1割、それくらいだと思ってます。
一応聞いてみようかな。PMにはプロジェクトリーダ(実質片寄さん)をサポートする義務はないと考えるのですか?
プロジェクトリーダには契約で枷をはめたから、サポートは一切せず
上が言ったことを出来なきゃ交代すればいいと。
もしそうだとすると、本来のPMとはかけ離れた存在のように見えます。。
片寄氏の責任が50%ということは、実際にプロジェクトを回しているリーダ
が持っている責任に対して、何もしないのが「PMとして正しい」と言っているように見えます。
PMは、リーダが何か言うまで何もしないのですか。
それこそ「指示待ち」人間なのでは。。。
elbereth
> 加納さん
おそらく勘違いしていると思うので重ねて言っておきますが、その数字はホライゾンがデスマらしき状態に陥った原因の割合ですよ。
プロジェクトへの貢献度などとは一切かかわりのない数字です。
質問に答えておきます。サポートの具体的内容がよくわかりませんが、基本的に渕上マネージャはホライゾンの手助けをする必要はありません。ホライゾンの事情はホライゾンで解決すべきです。
Fu
ドさん、加納さん
私も渕上マネージャがすばらしいPMでプロジェクト遂行方法が完璧だとは思っていません。
ただ、「要求が理不尽になったのは致し方ない気がします」と書いた通り、最初のほうを読むと、この主人公がリーダでは権限を委譲することもできず、状況把握もできないために、渕上マネージャがいらいらしている様子がうかがえます。
そして、この状態の打破にいろいろ試みている様がうかがえるなぁと考えています。
もちろん、ドさんがコメントした通り、ここはあくまで物語の流れからの推測で断言できるところではないです。
まぁこの程度の理不尽な要求に対してだらだらと言われるがままに流される主人公がこんな状態にしたと思います。
リーダ(主人公)なら、その指示の目的、ゴールを把握してよりリーズナブルに目的を達成する方法を探り、PM(渕上マネージャ)と交渉しないでどうするんだ?と思います。
ホライゾンも同様です。 社長かムツミさんのどちらがリーダなのかはともかく、常駐だのなんだのだらだらと受け入れた上に、サボタージュですからもっと悪いかもしれない。
>がんがん辞めてるとかは、PMとしては無能すぎてどうしようもない
ホライゾンの社員が辞めているのはホライゾンの責任でしょう。
亀井君が辞めた責任は問われるでしょうが、こいつが辞めた原因まで渕上マネージャに求めるのは酷な気がします。 ラインの上司である磯貝課長の責任のほうが大きいのでは?
>渕上氏を擁護する人は、私か言わせると、いったい何と比較して「良い」と言ってるかが全然分からんのですな。
私は擁護しているわけではありませんが、渕上マネージャの評価は、誰がどのようにすればこのプロジェクトをよりよく成功させることができたか?
ではないかと思います。
私にはこれ以上いいエンディングに持ち込む自信はないです。
私だと、主人公たちに対してここまでがちがちに管理することはないと思いますが、その結果、目が届かないところが(都合の悪い状況を隠蔽されて)ゴミだらけになって後で頭を抱えることになったと思います。 正直、この面子でスケジュールキープする自信はないです。
故に、渕上マネージャの出した結果を手法はともかく評価している次第です。
saboten
ふっちー擁護派の意見で無理があると思うのは、
1:主人公,亀井君を過小評価、もしくは、年齢/役職に見合わない点を要求して、ふっちーを相対的に持ち上げている(高度な要求をされる立場なのはふっちー)
2:ふっちーがいないとどうしようもないシステムができあがる(せいぜい自社フレームワークが使われたぐらい)
3:デスマに対する責任がPMにほとんどない(誰がプロジェクトをコントロールするんだろうか?)
4:ふっちーのおかげで、素晴らしいドキュメントができあがった(細かすぎる指摘を行っただけ)
5:人材が潰れても成果物を重要視する(典型的なデスマPM思考)
6:高度なマネジメントが本当に高度だと思っている(どう考えても作者の皮肉ワロローンwww)
あと、大工が「この家私が建てたんですよ!」って言ったとして何の違和感もないが、仲介業者が「この家が建てれたのは私のおかげだ!」とか言ったらなんだこいつ状態。
ななしんぼ
ふっちー功成りて諸々の人々枯る
どら猫ホームズ
~どら猫ホームズの展開予想~
渕上マネージャ→次回松葉杖をついて登場。良い所まで行ったが、
詰めが甘く、最後の最後で亀井の邪魔によってプロジェクト失敗の
汚名を着せられ、(磯貝課長の上層部への進言により)再び左遷
→自主退職。高度なマネジメントに重大な欠陥があった事に、
今更ながら気づき人間関係を重視する新しく立ち上げた会社で
そこそこ成功。家庭も築き10年後、街で偶然出会った主人公に
変わり様に驚かれる。
磯貝課長→渕上マネージャがほとんど作り上げた(見かけ上失敗)
プロジェクトを引き継ぎ、結果横取り。評価を大いに上げる。
その後もサードアイや主人公を駆使して、成果を上げ、見事役員へ
昇格。
主人公→磯貝課長の立派な右腕に成長。たまにふと(亀井くんは
今どこで何をしているだろうか…)とセンチメンタルフラグが
立ったりする。
亀井くん→次回「よくやった…がもうお前に用はない」と磯貝課長に
言われ海の底へ(消息不明)。
elbereth
> sabotenさん
> 2:ふっちーがいないとどうしようもないシステムができあがる(せいぜい自社フレームワークが使われたぐらい)
俺々フレームワークを使うのも論外だけど、それを抜きにしてもホライゾンがまともなコードを書けるとは到底思えないよ。
そして、想像だけど渕上マネージャがいなければ、主人公はコードレビューをしないか、しても遠慮したりして、ゴミコードの塊でなんとか動くものしかできないと思う。
> 3:デスマに対する責任がPMにほとんどない(誰がプロジェクトをコントロールするんだろうか?)
プロジェクト全体としてみれば、デスマにはなってないと思うけど。
上でも言ったように、ホライゾンが炎上したのは、ほぼホライゾンの責任。
ピーク時に、推定でムツミさんは月150~200時間の残業ペース、その他メンバーは100時間程度の残業ペースだと思うけど、これ渕上マネージャの責任なの?
擁護したい。
人の考え方に擁護派と、非難派のズレが激しいですが、
elberethさんがおっしゃるように
社内のプロジェクト全体はデスマにはなってません。
ホライゾンの人材がぼろぼろになったのは、
撤退・増額交渉をせずに人材の投入もしなかったホライゾンの責任。
契約的にはサードアイとホライゾンは同じで、外部への発注。
八木社長が進捗報告の頻度やモリシタでの作業を了承した為に
一緒のチームで一緒の作業をやらなくてはと、
主人公、亀井君が錯覚していただけです。
仮にサードアイさんが進捗報告で本システム作業の所為で
残業が増えたとか、人が逃げたとか報告した場合、
主人公達は憤りを感じ、ふっちーの責任にするんでしょうか。
まあふっちーの説明不足が山ほどなのは否定しません。
Na
ちょっと気になったんだけどふっちーのホライゾンに対するマイクロマネジメントって偽装請負にならないのかな?
今までの話で言及されてる箇所なかった気がするけど請負形態でこういう指示の方法って問題ないんだっけ?
名無しの
請負なら窓口になっている人間に対して、お願いをするって形が正解。
命令やらになったらだめだし、個々のメンバにお願いするのはNG.
g
> ファーストサーバーも福島原発もまだ健在だったのにね
言い負けると話を逸らす人って、何を言っても伝わらないので、これ以上構うのはやめておきます。ありがとうございました。
改めて言うと、私情に振り回されて仕事しているような連中に、まともな仕事など出来やしないということです。駒呼ばわりされても仕方ないでしょう。
昔々のエンジニア
>・・・そう、彼らの物語ははじまったばかりなのだ。
突然、人々の悲鳴が響き渡った。
ああ、なんということか、一難去ってまた一難。
「関東無法地帯」を宣言し、鉄の規律と無慈悲な所業で畏怖される、あの軍団が!
その名もバイオレンス・ジャックならぬ、バイオレンス・フチガミ!!
「畜生、俺のパンチが届くなら、一撃でノシてやるのに」
「やめて、取り巻き連中に囲まれたら、おしまいだわ、
あなたまで失いたくたくないの・・・
日比野さんみたいなことは、もう(涙)」
亀井君は武器にしている 10Base Hub を悔しそうに握り締めた。
(掌中に石を掴んで殴ると効果絶大という「あしたのジョー」直伝の喧嘩テクニック)
※ワルノリしちゃいました、Anubis さん、ごめんなさい。
我ながら、なんて昭和なんだと苦笑。
そうそう、亀井君が「幻想殺し(イマジン・ブレイカー)}だってことに・・・
止~めた、っと。
saboten
あれから10年、
私は渕上式マネジメントにどっぷり染まっていた。
他にどんな選択肢があっただろうか?
和気合いあいとした職場…そんなもの幻想だ。世の中は実利で回っているのだから。
「日比野マネージャー。バーティカルからお電話です」
「はい、日比野です。…期限を延ばしてほしい?そちらでできないのであれば別の会社に依頼します。…ええ、作業速度を上げて下さい」
ガチャ。
向かい側に座っている新人が、非難がましい視線を投げてくる。
チッ、どいつもこいつも。
私は平静を装いつつ、内心で悪態をついた。
ふとモニタに目を移すとメールが来ている。
見慣れないアドレスだな…メールには赤文字でこう書いてあった。
「I SEE YOU」
反射的に窓の外を見る。
離れの棟に見覚えのある輪郭があった。
あれは――
「亀井くん…」
そうか。ふふ…私は自嘲的な笑いを浮かべた。
ごめんね、私には病気の母がいるのだ。今さら後には引けない。
止められるものなら止めてみなさい…
滅多にみられない日比野マネージャの笑みに、新人は背筋を凍らせた…。
サルーン
自分が言い出した話題くらい覚えておいてくださいねw
>サルーン 2012年7月23日 (月) 19:29
>>言い方に問題こそあれ、間違ってはいない。
>こんな言葉が擁護になるって発想が既にアレ。
>メンバーのモチベーションを下げるPMなんて、仕事の半分を放棄してるも同然
>g 2012年7月23日 (月) 19:59
>ところで、メンバーのモチベーションが下がって、生産性が低下したって描写は、どこにありましたっけ?
との話題に対して小説の中では以下の記述がありました。
============================================================
第一の脱落者
1)マイクロマネジメントによって不満が募っている描写あり
2)直接的なトリガーは亀井のパワハラ
第二の脱落者
3)コードレビュー中に渕上の指摘に耐え切れず脱落
============================================================
これに対して
1→忘却
2→亀井の管理責任は渕上には存在しない
3→クズにクズと言って何が悪い
と回答して勝利宣言を始めたのがあなたです。
やはりコミュニケーション能力に難のある方にとって渕上は希望の星に見えるのでしょうか。
elbereth
> サルーンさん
別にどっちの味方もしないけど、
> 3)コードレビュー中に渕上の指摘に耐え切れず脱落
この人、レビュー開始10分で泣き出して逃亡だよ?ありえないよ。
それに、別にクズと言ったわけじゃなくて、稚拙なコードを指摘しただけでしょ。亀井君でさえ「おかしなコード」と評すくらいだから、よっぽどおかしかったんだよ。
サルーン
elberethさん
派遣契約ならその理屈も通りますが、今回は請負ですよね?
上にも話題に上がってますが、偽装請負まがいのマネージメントをした結果
開発者をつぶしたということではないんですか?
文中に「きつい言葉が投げつけられた」ともありますし
さそうたける
> 「日比野マネージャー。バーティカルからお電話です」
>「はい、日比野です。…期限を延ばしてほしい?そちらでできないのであれば別の会社に依頼します。…ええ、作業速度を上げて下さい」
別の会社で代替できてしまう時点で、バーティカルって会社は終わってる。
残念ながら、日比野マネージャーが正しいと思う。
elbereth
> サルーンさん
この話は以前にも何度かしているので詳細は繰り返しませんが、俺は擬装請負紛いの扱いにホライゾンメンバーが甘んじたのは、多分にホライゾン自身の責任が大きいと思ってます。
繰り返しになりますが、ホライゾンメンバーが脱落したのは自滅だと俺は思っているので、この話は平行線のままだと思いますよ。
k
渕上はPMとしての責務に特化し過ぎなのでしょう。
PMの責務以外の部分は殆ど放棄。
平たく言うとPM原理主義者。
中長期を見据えた「人材育成」なんかは「PMとしての責務」を考えた場合範囲外、あったとしても優先度的には相当低いとこになるでしょうし。
ふっちーLove
>渕上はPMとしての責務に特化し過ぎなのでしょう。
同感です。
主人公や亀井君の教育は磯貝課長の責任だったとしても、もうすこし、彼らの成長を考えてやっても良かったと思います。
私はふっちーに近い立場で仕事をしているのでふっちーを応援しています。
そしてユーザー企業側のマネージャーとしてはふっちーは最優秀の部類であるという認識も変わりません。
それは、技術者と差しで話ができるほどIT技術に詳しい、会社組織の動かし方を心得ている、会社から与えられた仕事に誠実に向き合っているといった美点を評価してのことです。
私はふっちーが完璧でないという理由で否定しません。
それでもふっちーの欠点が周りの人に対する思いやりがなかった点は残念でなりません。
ユーザー企業のマネージャーがITスキルに詳しければ、もっと適切に判断が出来て、もっと良いシステムが創れるはず。ユーザー企業のマネージャーがSE・PGのスキルを正しく評価できればもっと効果的にマネジメントができるはず。架空の人物ですがふっちーは私が理想とするマネージャーに最も近い人物でした。実際、経営層と利用者部門はふっちーを評価するでしょう。でも開発メンバーからは敵意と失望の対象とは。。。
正直、せつないっす。
ふっちーLove
ちなみに私が考える主人公の最大の欠点は、いまだにモリシタ精機の社員になっていないことです。
ユーザー企業の情シスに転じたからには忠誠心は開発チームにささげるのではなく、モリシタ精機にささげるべきです。主人公が仲間意識を抱くのはホライゾンではなく、工場や営業で働いている同僚です。開発費用がどこから出ているのか、自分の給料がどこから出ているのか、ちゃんと理解すれば、ホライゾンが仕事を出来ないとき自分や亀井君がフォローすれば良いという発想は出てこないでしょう。
それはホライゾンが果たすべき義務を肩代わりすることで、ホライゾンに払う費用と自分の給料で二重に同僚が稼いだお金を無駄に使う行為です。
外注さんを思いやり自分の給料を稼いでくれる同僚社員に思いが至らない主人公と、暴発してせっかくの正社員のキャリアを棒に振った亀井君を見ると、磯貝課長を撲殺してやりたくなります。
k
>外注さんを思いやり自分の給料を稼いでくれる同僚社員に思いが至らない
企業の情シス部門が独立/子会社化されて下請構造に組み込まれていってしまう大きな原因の一つですね。
ド
半分冗談だけど、日比野さんが今の性格のまま渕上式マネジメントを実行するのが
丁度いい気はしますね。ふっちーは強いオブザーバーになってもらう形で。
私の脳内趣味レーションではホライゾンは偽装請負のちさようならになりますが
亀井君と開発チームその他に次のような恩恵を与えます。
・実質開発の中心人物に明確な役割が与えられる。(一番のメリット)
・日比野さんはマネジメントのノウハウと体験ができる。
・実質的には裏でふっちーが動かざるをえないので、
日比野プロマネは社畜化する。
(ふっちーは典型的な成果主義者なので、名も実も全部もっていかれる。)
代わりに、
・ふっちーの考え方が日比野さんを通して下に伝わり、機能的上昇が見込める
(最重要事項。そもそもこれを他人の自発的行動に任せるのがおかしい)
・表の顔は日比野さんなので駒を動かす冷徹さが消える。
・表の顔は日比野さんなので亀井君のシャウトフラグがつぶれる。
・表の以下同文により原作の緊急ミーティングなる公開処刑場が高確率で消える
(ふっちーにも日比野さんにも利益がないため)
・長い目で見ればふっちーはおそらく原作より評価があがる
(+人材育成補正)
あれ、適当に書いたけどよりどりみどりだ・・・
ふっちーが日比野さんに切れて過労死しなきゃいけそうですね(ニッコリ)
わかめ
ふっちーLoveさんに賛成!
主人公が会社員として最もダメな点は、自社の社員を裏切るところだと思います。
わかめ
ふっちーLoveさんに賛成!
不静定次数とか材料力学とか耐震強度とかで、建築士と対等に渡りあえる建築主が家の間取りを考えれば、破綻のない、それでい使い勝手の良い家が、お手頃価格で納期通りに、バリッと建つと思います。
その建築主には思いやりがあって、建築士の設計図面の出来映えや、大工さんの仕事っぷりを正しく評価できたら最高ですね。
サルーン
elberethさん
ホライゾンの技術力の低さと、契約の甘さは同意します。
ただしそれは渕上が偽装請負をする免罪にはならないというだけです。
二人目の脱落者の年次は分かりませんが、
まだ現場に慣れていない中で高圧的な社員二人がかり(亀井は味方ではありません)でコードレビューされたら
泣き出すまではないものの、次の日から出社拒否なんてのは十分想定される事態です。
elbereth
> サルーンさん
以前の発言の繰り返しになるけど、再度簡単に説明します。
まず、ムツミさん以外のメンバーの常駐なんて事態を招いたのは、10月のホライゾンの進捗があまりにも悪く、そしておそらくコードの品質もダメダメだったからです。
そして、常駐が始まった後、ホライゾンは自社でマネージメントをする気配さえ見せません。
自社マネージメントとは、誰かがリーダーとなり、タスクの洗いだしと分割をし、作業見積りをしてアサインをし、属人的な開発速度を計測し内部スケジュールを更新し、遅れたら何か手をうち、そしてそれらをお客様にアピールすることです。
それらをやらないから、渕上マネージャの介入を招くこととなり、その責任は、八木社長とリーダー格のムツミさんにあります。
二人目の脱落に関して。
高圧的な態度でコードレビューしたとありますが、俺はそんなことないと思います。淡々とダメ出ししたんじゃないですか。
saboten
>ふっちーLove氏
典型的な下請けいじめ思想だなwww
>ホライゾンに払う費用と自分の給料で二重に同僚が稼いだお金を無駄に使う行為です。
長い目でみれば、コミュニケーション環境の確保、デスマによる品質低下軽減、生産性向上と、自社側の利益に繋がるんだよ。その感覚が分からないならPM向いてないわ―。
あと自演うざい。
擁護
ホライゾンへ依頼した機能に対して品質担保させて納期に納入させてるから
モリシタの利益はこの関係の中十分です。
あなたの指摘点解消して利益繋がるのは一社だけですよ。
sabotenさんの自社はどこ?
saboten
>sabotenさんの自社はどこ?
モリシタに決まってるでしょjk
>ホライゾンへ依頼した機能に対して品質担保させて納期に納入させてるから
>モリシタの利益はこの関係の中十分です。
成果物しかみない人って↓は考えないの?
サードアイのコスト
人材流出
職場不和
パートナーからの信頼低下
デスマでやらせた成果物の品質がどこまで担保できてるかもわからんわー。
擁護
サードアイのコストはホライゾン作業減とコストカットのバッファ
人材流出は自爆した亀井?地震で今後悩んでるとか言ってて
主人公止めれてないからいずれ辞める。
職場不和はマネージャ一人とその他の人全員ってよくあるでしょ。
信頼低下したパートナーは他社よりやすい金額で飛び込利益確保の為に人の投入増やさなかったホライゾンだけ。
成果物の担保させるために細かい進捗報告してたんでしょ?
あれで駄目っていうなら、こんな安い金額で受けた会社の成果物
を担保させるほうが困難。
saboten
>サードアイのコストはホライゾン作業減とコストカットのバッファ
コストが上がるのは明らか
>人材流出は自爆した亀井?地震で今後悩んでるとか言ってて
>主人公止めれてないからいずれ辞める。
いずれ辞めるとは限らない
>信頼低下したパートナーは他社よりやすい金額で飛び込利益確保の為に人の投入増やさなかったホライゾンだけ。
ホライゾンからまわりまわって情報は伝わる
>成果物の担保させるために細かい進捗報告してたんでしょ?
>あれで駄目っていうなら、こんな安い金額で受けた会社の成果物
>を担保させるほうが困難。
PMしだい。
saboten
忘れてたー
>職場不和はマネージャ一人とその他の人全員ってよくあるでしょ。
そんなないよw
サルーン
elberethさん
私も繰り返しますがホライゾンの管理がダメダメなのは同意しています。
elberethさんに求める回答は下記のいずれかしかありません。
1.今回のPJ形態は偽装請負に該当しない
2.偽装請負に該当するがPJ成功のためには仕方ない
またコードレビューですが
>淡々とダメ出ししたんじゃないですか。
『主人公に対して勤務時間改ざんを命令するマネージャー』と
『前任者をパワハラで脱落させた張本人』から「きつい言葉が投げつけられた」事を「淡々と」と表現するのならきっとそうなのでしょう。
elbereth
> サルーンさん
> 1.今回のPJ形態は偽装請負に該当しない
> 2.偽装請負に該当するがPJ成功のためには仕方ない
申し訳ないけど、どっちも俺の興味外の話題です。
俺が興味があるのは、なぜ物語のような展開をしたのかってことです。
コードレビューに関しては、実際の場面描写がないわけなので、それぞれ個々人が思い描く渕上マネージャ像をもって、どういうレビューだったのかを想像するしかないです。
俺は、淡々としたんだろうなぁと思ったわけで、それはどうやってもくつがえりませんよ。
Na
ふっちー登場後のタスクの指数関数的な増加に対してホライゾンが再見積もりして金額引き上げ&人員増強しなかったのが進捗遅れ&成果物クオリティ低下の大きな原因ではあると思う。
だけど、ふっちー再見積もりによる工数の増加をほとんど認めないような発言してるからなあ。下請けとしては強く言えないし、東京での仕事の起点としたかったみたいだからそのまま請けるしかなくて泥沼にはまってしまったというのが正直なところじゃないかと。
翻ってサードアイ側の契約がどうなってるのかも気になるところ。途中参戦で最初から渕上マネージメント下の状況がわかっていたのは大きいか。それにサードアイはお願いされた立場だから価格交渉とかもやりやすかったかもしれない。話が終わる前にここらへんが書かれる事はあるのかな、ホライゾンとの対比はかなり興味があるし。
どりみ
主人公:
・最初の選定がそもそも間違い
・現場の心情軽視のふっちーに対しまともな交渉ないし反論ができていない
・私情に流されがちでコスト意識が希薄
亀田:
・社会人としては論外な行動言動の数々(多すぎていちいち突っ込めないレベル)
ホライゾン:
・ふっちーの無茶振りに対して交渉ができていない
・根性と残業でどうにかしようとする無計画さ
・技術力、人員の不足
ふっちー:
・自分のマネジメントに対する説明責任の放棄
・他人の心情を一切考慮しない言動(亀田の恋愛感情に対する突っ込みから察すると考慮できないのではなく、していない)
全員が全員何かしら問題があって、誰か一人の責任にするのはいろいろと無理がありますね。
個々の問題を列挙してみるとふっちーが一番問題が少ない気もしますが、一番改善が見込めなさそうなのもふっちーと言うのがなんとも。
ふっちーが説明責任を果たすか、主人公がふっちーに対してある程度理詰めで交渉出来ればだいぶマシな展開にはなったんでしょうけれど……
ななしんぼ
>現場の心情軽視のふっちーに対しまともな交渉ないし反論ができていない
どのような交渉ないし反論が有効でしょうか?
ワーク
マネージャーとしての仕事は優秀なのかもしれないけど、
協力会社を使い捨ての駒と言い切ると、その内どこの会社も
このPMからの仕事を断る気がするなあ。
確かに、使い捨てかもしれないけど、感情と言うものが
ある以上、使われるだけ使われて、あとはポイじゃ、
次も一緒にと言う気持ちは起きない気がする。
そして、最後にはあのPMからの仕事は誰も請けたがらない
結果になると思う。
こんな考えは、社会人としては甘いし、失格なのかもしれなけど。
育野
ハンパな社会人の個人的な感想です.
(末尾にちょっとした質問があります)
確かにホライズン側(特に八木社長)の対応はまずいし能力も不足だとは思いますが,
それでも渕上氏のマネージメントは妥当でないと考えます.
理由としては次の通り.
(1)コスト優先で決定した外注先に対し,
追加コストを払うことなく想定以上の要求をしているように見える
(2)自分の指示については決定事項として伝え「高度な管理手法」として
根拠を説明しないのに,それへの反論に対しては詳細な根拠を即時要求する
(3)こと細かな指示を出すことにより,部下の裁量権を事実上認めていない
主人公の能力・意識が低くホライズンが使えなかったから
やむをえずこうせざるを得なかったという見方もあるようですが
そう主張される方々にお聞きしたいです.
ご自分が,低コストを前提に開始したプロジェクトの一員だったとして,
途中からやってきた渕上氏の今回の手法を受け入れられますか?
あるいは,あなたが渕上氏のプロジェクトメンバーだった場合,
このようなマイクロマネージメントを受けないだけの能力があると
自信を持って言えますか?
※今後に関わる必要のない渕上氏が,意図的に焼畑農法をやったという印象.
toanna
育野さん
そうせざるを得なかったとは全く思いませんが、
渕上氏という人格を尊重しているので回答してみます(ほぼ自問自答)。
> ご自分が,低コストを前提に開始したプロジェクトの一員だったとして,
> 途中からやってきた渕上氏の今回の手法を受け入れられますか?
受け入れられないでしょうね。
徹底的に話しあって双方にとっての最善策を議論するでしょうね。
それでももし受け入れられなかった場合は、ボクの能力不足によるものなので
何がまずかったのか、やっぱり徹底的にフィードバックするでしょうね。
その時はどうするって?もちろん従いますよ。
だってボクの能力不足だから。
たとえば健康診断で採血をするなら
手を差し出すのではなく存分に抵抗した挙句に敗北してから抜かれたいほうです。
大人なのでしませんが
> あるいは,あなたが渕上氏のプロジェクトメンバーだった場合,
> このようなマイクロマネージメントを受けないだけの能力があると
> 自信を持って言えますか?
上の回答と同じですが能力があるから受けなくて済むのではなくて、
恐らく渕上氏が向きあって対決してくれるから可能なことですよ。
こういう人種は聞く耳持たない性格の場合が多いからこそ、
渕上氏はそれだけ貴重な存在だと感じています。
k
>あなたが渕上氏のプロジェクトメンバーだった場合,
>このようなマイクロマネージメントを受けないだけの能力があると
>自信を持って言えますか?
受けないように色々やってみる。
ダメだったら諦める。
諦めつつも色々考える。
それだけの話なのでは。
飲み屋で愚痴るだけ、なんてのは下の下です。
toanna
kさん
確かにそれだけの話なんだけれどさ
きちんと向き合っている人には同じようにきちんと向き合えばいいのに
どうせ顔を合わせることもない人だけど
そういう人にこそ丁寧に気を使うべきだと思うのですよ。
# 同じことを初対面の人に言えるほど豪傑な方でしたら謝ります。
でじゃぶー
ま、今時スポ根精神は時代遅れってこったな。
星野より落合が称えられる時代に
ラオウが真人間扱いされると思う方が間違いだわ。
toanna
> ま、今時スポ根精神は時代遅れってこったな。
それ就職した先輩たちが連呼していたセリフ!お互い古いですねw
バブル時代も知らない就職先も見つけにくい、そんな夢のない世の中に生まれた人たちは、きっと僕らよりも腹括って人生を歩んでいるのでしょうね。
おっとまた関係ない話でした。失礼失礼。
elbereth
渕上マネージャが際限なく要求を増大しているとか、理不尽な要求をしているとか、そういう風に感じてる人がいると思うけど、それってこの物語に入り込みすぎなんじゃないかと思う。
一旦この物語のことを忘れて現実世界に目を向けると、世のSE、プログラマが何に苦しんでるのか思い出すんじゃないかな。
いつまでもFixしない要件、レスポンスの悪い顧客、突然の仕様変更、無償の仕様追加要求、アンドキュメンテッドな隠れた仕様、無償のサポート要求、etc.etc.
そういうのに比べたら、ほら、渕上マネージャなんかとるに足らないザコに思えてきませんか?
わかめ
elbereth さんに質問なんですが、泣いちゃった人のって、コードレビューになるのでしょうか?
定時の進捗報告で、遅れていると言われたので、遅れている理由を聞いたら、「ムツミさんが休んでいるため、思うように進まない」と言うので、何がどのように思うように進んでいないのかを具体的に確認するために、ソースを見てみたら(なんじゃこりゃ〜!)だったので、一つ一つダメな点を指摘しだしたら、いくつか(あの)亀井くん的にはきつい言葉を使用したみたいで、泣いちゃったぜ、という流れだと思うのです。
コードを見たのはもののついででも、進捗の確認はコードレビューになるのでしょうか? よろしかったら教えてください。
育野さんへの回答にはならないのですが、渕上マネージャは「コスト優先で決定した外注先」とは理解していなかったと、私は思っています。このお話の会社にも外注先を選定する規定がある設定ですので、ホライゾンは、その規定の通りに選定された、まともな外注先(例えばサードアイで、サードアイはその規定に沿って選定されたハズ)だと、渕上マネージャも当初は思っていて、まともな外注先として取り扱ってみたら、どうも様子がおかしいので、渕上マネージャは、いろいろとお話が盛り上がるような事を始めたと理解しています。
主人公と課長さんがグルになって、会社の規定を無視して値段だけでホライゾンを選定していて、その行為自体は、会社(の仲間達)への背信行為だと私は思います。
Fu
ここまで極端ではないにせよ、渕上マネージャータイプは実在します。
むしろ渕上マネージャータイプは扱いやすいのですね。
主人公がすべきことは、自らの判断、行動についてなぜその判断(行動)を選んだのか?、他の選択肢はなかったのか?その選択肢と比較してどういう優位性(あるいはリスク)をがあることを根拠にこの判断(行動)を選択したか?をマネージャに説明することです。
その説明が正しければ、このタイプのマネージャーは聞く耳を持っています。
ただなんとなく、XXさんに言われたからという理由で選択し、行動しているからこの手のマネージャーからの理不尽な要求に対抗できない。
マネージャーの要求を感情的に反発したり、無条件に受け入れて後で文句を言うといった態度をとると、この手のマネージャはさらなる要求をしてきます。
その結果が「ホワイトボードで進捗管理」です。
ホライゾンもしかり、発注元はまずは「金はださんがこの作業もやれ」と要求してきます。
追加費用が必要だと言えば、なぜ必要なのか説明せよと要求してきます。
この要求に答え、説得できて初めて対価をいただけるのです。
もちろん、途中で要求をあきらめたら無償で対応です...
その結果、ホライゾンはサボタージュし、投資を減らす(要員の質を落し、リーダーダウン時に放置し、かつ補充、追加をしない)ことで収益を確保しました。
サードアイがホライゾンのような理不尽な状況にならなかったのは上記をちゃんとやったからであろうと推測します。
実際に、追加機能の対応の代わりに他の作業の期限延長を勝ち取っていました。
ここらへんが、私が渕上マネージャーをさほどひどいと思わない理由です。
ただし、今週の暴言と、ムツミさんダウン時の直接指揮はイエローカードだと思います。
ほんとうにひどいマネージャーはどのような説明をしても、理屈に合わない要求を取り下げず、無条件に指示に従うことを要求するマネージャーです。
ロビー
>※今後に関わる必要のない渕上氏が,意図的に焼畑農法をやったという印象.
高度なマネージメントって自分で言ってるぐらいだから渕上にとってこれが真髄なんだろ。
力関係を利用してごり押しすることも高度なマネージメントの内なんだろ。
でじゃぶー
毎日下を見ては言い訳をして、上を見ては嫉妬して現実を呪う。
悲しいかな後ろ向きの人生とはそういうもの。
弱肉強食を是として動かねば生きられない。
若いもんは真似しちゃいかんね。
普通に実力をつけて、普通に室井さんのようなバランスタイプになればいい。
素人思考
相変わらずコメントが盛り上がってますね。
>elseorand 2012年7月23日 (月) 11:07
私もほぼ同意です。
渕上氏の『高度なマネジメント』は恣意的なものだったみたいですね。
もう少し意図的なものがあるかと思ってたのにw
コメント欄で深読みが盛り上がっていましたが、
結局単なる悪役でしたか。
まあコメント欄の全員が納得できるほど全員を深く描写していたら、
円熟の極みを見せている作家のような、
ものすごい能力が必要とされるでしょうからねえ。
作品としてはわかりやすくまとまってこっちのほうが評価できるでしょう。
まあ今後の展開にもよりますけどね。
加納
>その数字はホライゾンがデスマらしき状態に陥った原因の割合ですよ。
なるほど、「ホライゾンのプロジェクト」としての割合のつもりですか。
その意見には賛同しませんが、言いたいことは理解しました。
>基本的に渕上マネージャはホライゾンの手助けをする必要はありません。
>ホライゾンの事情はホライゾンで解決すべきです。
必要がない、というのはプロジェクトマネジメント教科書にそういう風に書いてあるからですか?
「ホライゾン」の事情だからという理由で、遅延している「駒」に支援しないというPMがいたら
「無能」としか「感想」のいいようがありません。
「ホライゾンの事情はホライゾンで解決すべき」と思うのは自由なので、かまわないのですがね。
それと「片寄さんが再見積もりをしてプロジェクトを立て直すべきだった」という論理展開を
ちゃんと否定しておきましょう。
以前のコメントでは片寄さんが再見積もりを行って受け入れられる可能性が0ではなかったので
とりあえず放置しましたが、「高度なマネジメント」が明らかになった以上、
可能性がないことが証明できてしまうので。
上記「再見積もり論」の前提は「業務形態が請負」であることを前提としていると思います。
契約は関係ありません。契約が仕事するわけではありませんので。
業務形態の実態が「請負」であるか「派遣」であるによって以下の状態が異なります。
「請負」:責任は「ホライゾン」。「ホライゾン」のやり方で業務を進める。
->見積もり責任は「ホライゾン」
「派遣」:責任は「モリシタ精機」。「渕上氏」のやり方で業務を進める。
->見積もり責任は「渕上氏」
業務形態が「請負」であるなら、「再見積もり論」は正しいものとなります。
というか、まずそれが必要だとしか思えません。
でも、物語の流れでは、「ホライゾン」の業務形態は「派遣」に該当すると思います。
理由を一言で言えば「偽装請負だから」に尽きます。
>> 1.今回のPJ形態は偽装請負に該当しない
>> 2.偽装請負に該当するがPJ成功のためには仕方ない
>申し訳ないけど、どっちも俺の興味外の話題です。
>俺が興味があるのは、なぜ物語のような展開をしたのかってことです。
「偽装請負」なのは、厚生労働省が出している指針ではまんまです。
指針を見てみると分かりますが、結構具体的に書いてあります。
労働形態として、「派遣」か「請負」か分からない状態というのは特殊な労働形態です。
問題が出なかったので放置されてきましたが、近年はおおよそわかるようになってきています。
「偽装請負」は指揮命令権が請負元にある状態と定義されてます。
であるならば、「ホライゾン」がどのような見積もりを出そうが
無意味です。指揮命令権は「渕上氏」にあるのですから、聞く耳を持つ理由がありません。
「高度なマネジメント」的には、要するに安くやればいいだけですから、例えば
「渕上氏」の見積もりが6日のタスクがあったとして、「ホライゾン」の見積もりが7日だった場合
「渕上氏」は普通に否定するでしょう。7日だとコストが高くなりますからね。
「偽装請負」==「派遣」の状態で、「ホライゾン」が再見積もりをするのというのは
ほぼ無意味です。なので「再見積もり論」は明確に否定できます。
>それらをやらないから、渕上マネージャの介入を招くこととなり、その責任は、八木社長とリーダー格のムツミさんにあります。
その「介入」は売っていないものです。「介入」しているのであれば「偽装請負」ですので。
売ってもいないものを取ろうとするのは「犯罪」ですね。
「犯罪」の責任を八木社長や片寄さんに背負わすのは無理筋です。
亀井君の「犯罪」行為をを許容できないのと同じでしょ。むしろ渕上氏の方が責任重いんですけどね。
Anubis
>昔々のエンジニア さん
勝手にスピンオフな続編
~砂に書いた方程式~
世界は軸を変えて回りだす・・・。
乞うご期待!?
elbereth
> 加納さん
前に説明したことを全く理解してないことがわかりました。
プロジェクトの規模を見積もれなんて言ってませんよ。
作業量の見積りをして、自ら内部線表を引けと言ってるんですがわかりませんか。
あと、作業量見積りが属人的であることを理解してますか?
それと、貴方も何が言いたいんだかよくわかんないんだけど。
俺を全否定して悦に入りたいのかな?
taku
ふっちーを擁護したいと思います。
そもそも、今回の話で、ふっちはー下請け業者を駒として扱えなんていっていません。駒として割り切れといっているんです。
ふっちーは最後で、主人公のやり方では第2のホライゾンを生み出す、第2の亀井をうみだすと言っています
現状から見て、このままホライゾンに任せた場合デスマになるのは明らかです。(すでになりかけていますし)
逆説的に、デスマを防ぐのがふっちーの方針であるとすると、
「会社全体として実力が伴わない下請け業者は、デスマになるまえに担当からはずす」
がふっちーの高度なマネジメントのひとつと考えられますし、それを実際に行っています。
また、主人公の「自分たちがカバーすればいい」の考えを否定していますが、これは言葉通り社内SEだからだめだといっているのではないと思います。
カバーすることによって主人公自身もデスマに巻き込まれることを否定しているのだと思います。
「開発グループだけで作っている、納期も品質も問われないような、使い捨てシステムなら、チームごっこで自己満足に浸るのもいいだろう」ってふっちー自身も言ってますしね。
うまく書けたかな(掲示板に投稿するのは初めてなもんで)
反論怖いよー ^^;
elbereth
> 加納さん
少しだけ続けてみようかな。
今回の案件は請負なんだから、請負側の問題はまず自ら解決する努力をしろってのは、至極まっとうな考え方だと思うんですがいかかですか。
それから、ホライゾンがデスマ状態になったとき、渕上マネージャが何かサポートすべきだとお考えのようですが、そのサポートの具体的内容はどんなものなんですか?
ド
最近盛り上がっている議論は、論理的な話というよりは
各人が「普段の仕事や人間関係で何を嫌っているか」というお話なのだと
勝手に解釈していますが、人によって結構違うものなのだなあ、と
思いながら勉強させていただいております。
個人的には、私は何かできないことで否定はしませんが、
個人であれチームであれ完璧であろうという姿勢は欲しいですね。
勘違い甚だしいふっちーの対応には失望しましたが、
それは私が彼を過大評価しただけなんでしょう、
明後日は磯貝課長が政治で亀井君を救ったお話かな。
でじゃぶー
よう判らんが、偽装請負確定なら堂々と訴えて賠償金取りゃいいよな。
裁判所なら自助努力ガーは通じないから
渕上Mはお払い箱でグッドエンドだぜぃ。
素人思考
今回に限らずコメントが盛り上がるのは、
個人が脳内補完した物語を前提条件に
話題を振りまくからだと思います。
以前の物語では煽り専門に見えるふっちーLoveさんも
>ふっちーLove 2012年7月26日 (木) 22:13
>ふっちーLove 2012年7月26日 (木) 22:25
見るとまともな人に見えますしw
ふっちーLove
SE・PGの土俵である技術でろくに議論できず、ふっちー流マネジメントに代わる手法も提案できず、契約条件の見直し交渉から逃げ出し、自社の要員の教育も労務管理も放棄したホライゾンの馬鹿社長。
未知数の会社を安いという理由だけで採用。プロジェクトの推進に全く貢献せず非力な主人公を放置。やばくなるとふっちーにチクって責任を主人公になすりつけ、自分はいい人ポジションの偽善者課長。
こいつらにくらべれはふっちーは尊敬に値しますが、目の前でウルサイ事を言う人に脊髄反射で反発するお局さまには分からない。と常々言ってきましたが、それが煽りになっていたのでしょうか?
ド
あらら、折角いい人フラグが立ったのに・・・
台無しだ(苦笑)
育野
お返事・言及いただいたみなさま,ありがとうございます.
>toannaさん 2012年7月27日 (金) 20:50
>> ご自分が,低コストを前提に開始したプロジェクトの一員だったとして,
>> 途中からやってきた渕上氏の今回の手法を受け入れられますか?
>
>受け入れられないでしょうね。
>徹底的に話しあって双方にとっての最善策を議論するでしょうね。
>kさん 2012年7月27日 (金) 22:00
>>あなたが渕上氏のプロジェクトメンバーだった場合,
>>このようなマイクロマネージメントを受けないだけの能力があると
>>自信を持って言えますか?
>受けないように色々やってみる。
>ダメだったら諦める。
>諦めつつも色々考える。
お二方の回答に同意します.私も同じ状況になったらそうするはずです.
しかしこの小説の場合,主人公側から話し合いの申し出をしても
渕上氏が応じてくれないか有効な話し合いにならないと思うんです.
管理が強化されるまでに主人公は不意打ちに近い質問を数回受けていて
有効な回答を即答できていません.
その結果,渕上氏はメンバーの能力を不安視し
マイクロマネージメントを採用したのでしょう.
さて,渕上氏も最初から超管理をやっていたわけではありません.
話し合いのタイミングは管理への対応コストが無視できなくなった
段階だと思いますが,その時点では渕上氏からの低評価は確定しています.
指示に対する質問に「高度なマネージメント」が返ってくる状態では
相当上手にもっていかない限り
「(能力不足のメンバーから)意見を聞くために時間を割くメリットはない」
「意見は聞いたが管理方針を変えるまでの合理性はない」
と言われて終わりな気がします.
※そもそも厳しい残業制限の中で話し合いの提案をまとめる時間があるのか
管理への対応コストや作業への影響を適切に計測し伝えられるのか?
Na
教育や労務管理は最初やろうとしてたけどちゃぶ台返し食らって放棄したってのが正しいところな気がするけどねー。
実際Oracle買ったりムツミさんのTeedaの教育したりしてるしね。
そこで投げ出すなんて下請けとしてけしからんってのはまあわかるけど、増大していくタスク、請負なのに細かな作業まで線表を勝手に引かれる、再見積もりも受け入れられないetcetcとくればしょうがないかなと。
ふっちーも駒だって言うならさっさとこれまでの作業分を払ってホライゾンをきって代わりを連れてくればよかったのに。ふっちーにはふっちーのお眼鏡にかなわないものをうまく使う能力はないんだから、そうやって早くホライゾンを解放してあげればみんながもっと幸せだったかもね。
ついでだから主人公もフォローしとくと別に推進に貢献しようとしてなかったわけじゃないよね、ふっちーがなにもするなと厳命してなにもさせなかっただけで。
磯貝課長はプロジェクトメンバーでもないし話にほとんど出てこないので除外。最後になんか重要な役目がありそうな感じもちらほらとするけどw
Na
正確にはなにもするな、じゃなくてマネジメントは俺の仕事だから口出すな、手だけ動かして与えた作業だけしてろ、ってところか。
まあなんつーか、さんざん言われてきてるけどふっちーには最低限の人間同士のやり取りの過程がすっぽり欠落してる気がするわ。能力だけ見てる人はそれで評価してるみたいだけど、俺は下として働くのはもちろん、同僚や上司の立場でも嫌だわ、どっか全く面識のない部署で業績の部分だけおいしくあやかりたいわw
育野
自己レスで何ですが,
>管理が強化されるまでに主人公は不意打ちに近い質問を数回受けていて
>有効な回答を即答できていません.
>その結果,渕上氏はメンバーの能力を不安視し
>マイクロマネージメントを採用したのでしょう.
これ,即答できないから能力不足というのには納得しがたいです.
理由は以下の通り.
(1)質問者はポイントを絞っているので回答が予測しやすく
反論を事前に準備できるのに対し,
回答者はどこを聞かれても答えられるよう常に備える必要がある上
時間的な余裕がなく不公平
(2)頭の中にあることを瞬時に適切に表現するのはまた別の技能だと思う
ふっちーLove
実際、主人公はレベルが低い。質問に即答出来るかという以前のレベルでダメ。
私だってふっちーの立場なら大事な仕事を任せる気にならない。
で、ホライゾンの社長。
ふっちー相手なら契約見直しを中途で放棄してもしょうがないとムツミさんの立場の人は納得できるものなの?
素人思考
ふっちーLoveさんすいません。
煽り専門と書いたのは私の勘違いでした。
申し訳ない。
私も渕上氏はマネージャとしてほぼ最優秀だと思ってますし、
以前にもその旨のコメントをしています。
渕上氏も欠点はありますが、
他の登場人物と比べるとそれほどクリティカルな欠点とは思いませんし、
マネージメントのひとつの方向性としては素晴らしいと思います。
人とのコミュニケーションを重視する方々には不評みたいですが、
ほとんど仕事をしてないように見える磯貝課長を評価する人
がいる方が不思議でなりません。
ふっちーLove
いえ、最近、猫かぶっていたので亀井くん的に爆発してしまいました。
失礼しました。
ふっちーLove
いらねーよ。いい人フラグ。
k
>これ,即答できないから能力不足というのには納得しがたいです.
即答できる必要はないですねー。
四六時中ほぼ一緒に居るんでしょうし。
Fu
>これ,即答できないから能力不足というのには納得しがたいです.
それ以前に、普段から根拠をもって仕事をしていれば答えられるはずでは?
記録もとらずに根拠もなしに仕事をするから、理由を問われても答えられない。
答えられないからいい加減な反応をして自分の信頼度を下げる結果となる。
自業自得です。
ふっちーLoveさん。 あなたはとてもいいひとですね。
でもいい人なことが裏目に出ることもあるのよねorz
ふっちーLove
今、例のコメント欄をみました。
良かれと思った書き込みでしたが、完全に裏目ったようです。
本当にすみません。
k
>今、例のコメント欄をみました。
あっちの話はあっちですべきです。
Fu
ドさん
>各人が「普段の仕事や人間関係で何を嫌っているか」というお話なのだと
勝手に解釈していますが、
いやいや鋭い解釈だと思います。
なんとなく、各人の仕事上の立場が透けて見えるなぁとは思っていましたが、自分が忌み嫌っている人と同じような行動をとる登場人物を責めていたのかぁ >俺
思い当たる気がします^^;
わかめ
1話目で、磯貝課長をプロジェクトリーダーとする、開発プロジェクトが発足していますので、磯貝課長はプロジェクトメンバーどころかプロジェクトリーダーです。
従いまして、磯貝課長の設定は「すごい事になっている」と、私は思っています。
21話目で、東海林さんから、
「しかし、こういっちゃ何ですが、サンデープログラマみたいな書き方ですね」
「それにしたって、業務システムの実装をやるレベルじゃない気がしますけど」
と評価されちゃう低能力ホライゾンが、デスマらないために「ごめんなさい。私達には無理です」と謝って、手を引かせてもらうというのはダメでしょうか?(ダメだろうなぁ)
私的に、このお話の中で、磯貝課長の次に設定が「すごい事になっている」のは、最初の脱落者であるホライゾンの小川くんです。17話目では、まだホライゾンの実力を読者は知らないのですが、実は、東海林さんから業務システムの実装をやるレベルじゃないと言われちゃうのに、自分を「プロのエンジニア」と表現しちゃう、かなりの痛さに加えて、アンポンタンな亀井くんからアンポンタンな事を言われただけで、連絡が取れなくなるという社会人的なダメさは、亀井くんといい勝負をしていると思います。
ロビー
ふっちーLove氏、素人思考氏へ
主人公、亀井、磯貝、ホライゾンの面々が低レベルすぎてどうしようもないのは自明。
だが渕上はほんとに優秀なの?
結果を出したって言ってもたかだか数人規模の社内プロジェクトだし、仕様もぶれない案件だからな。
よっぽどアホなことしなければ、マイクロマネージメントだろうがなんだろうが結果は出るだろ。
ホライゾン切りだって別に渕上が優秀だからってわけじゃない。
債務不履行による契約解除なんて珍しくもないからな。
むしろ開発初っ端で主人公と磯貝が決めた業者の再選定をしないで、開発終盤までホライゾンに任せてたってのが致命的。
サードアイを引っ張ってきたが、主人公と亀井の残業削るぐらいで捻出できる程度のことで優秀なのか?www
まーそんなわけだが、力技が通用しない状況や立場だった場合や数百人、数千人規模のプロジェクトだった場合に渕上流は通用するのかね?
育野
>kさん 2012年7月28日 (土) 23:08
>
>>これ,即答できないから能力不足というのには納得しがたいです.
>即答できる必要はないですねー。
>四六時中ほぼ一緒に居るんでしょうし。
少し時間をもらってでもきちんと回答できれば良い,と解釈しました.
それなら同意です.
育野
>ふっちーLoveさん 2012年7月28日 (土) 22:37
>
>実際、主人公はレベルが低い。質問に即答出来るかという以前のレベルでダメ。
>私だってふっちーの立場なら大事な仕事を任せる気にならない。
「質問に即答出来るかという以前のレベルでダメ。」について
確認したいのですが,
(1)即答できるかは能力評価には関係なく,主人公の能力は低い
(2)即答できるかは能力評価には重要で,即答できなかった主人公の能力は低い
どちらの意図で言われてますか?
ふっちーLove
即答するための専門的スキル以前のリテラシでダメと評価しています。
物事を判断するための物差しがデスマのプログラマの価値感で、
ユーザー企業の情シスじゃないです。
答えになっていますか?
elbereth
> Naさん
渕上マネージャは、ホライゾンの細かなスケジュールは引いて無いと思うよ。10月は渕上マネージャの手の届かない所にいたし、11月以降常駐が始まってタスクボードを導入したときも、ホライゾン担当分は一塊だったし。
育野
>Fuさん 2012年7月28日 (土) 23:14
>
>>これ,即答できないから能力不足というのには納得しがたいです.
>それ以前に、普段から根拠をもって仕事をしていれば答えられるはずでは?
>記録もとらずに根拠もなしに仕事をするから、理由を問われても答えられない。
>答えられないからいい加減な反応をして自分の信頼度を下げる結果となる。
>自業自得です。
即答の可否については言及がないので,
ふっちーLoveさんにしたのと同じ質問をさせていただきたいところ.
それはともかく
>答えられないからいい加減な反応をして自分の信頼度を下げる結果となる。
Fuさんが考える,答えられない場合の「いい加減」でない反応とは
どんなものでしょうか?
自分の能力や知識の不足で評価が下がるのは仕方ないとしても
信頼度まで下がるのを避けられるのなら,ぜひ教えていただきたいです.
サルーン
私が渕上を評価しない理由は単純です。
ストーリーのなかで渕上のマネージメント及び成果物を評価する描写が無いからですよ。
あるのは「サードアイに任せたら開発がうまくいった」
という結果だけです。
何回か言っている通りサードアイはチート武器という認識なので、うまくいって当然、失敗したら救いがたい無能です。
育野
>ふっちーLoveさん 2012年7月29日 (日) 01:20
>
>即答するための専門的スキル以前のリテラシでダメと評価しています。
>物事を判断するための物差しがデスマのプログラマの価値感で、
>ユーザー企業の情シスじゃないです。
>
>答えになっていますか?
即答の可否が技術的能力評価にとって重要か?を聞いたつもりだったので
残念ながら私の質問への答えではない…と思ったのですが
(1)のようですね.
ふっちーLoveさんが主人公の総合的能力を小説全体から評価し
評価基準に即答の可否を含めないこと自体は妥当だと思います.
ですが私が考えていたのは,管理強化の根拠となったと思われる
劇中の渕上氏による主人公の能力評価についてです.
彼に主人公の心中は見えるはずがありませんから
突然の質問で確認していたのは主に専門的スキルでしょう.
で,この方法では能力を低めに見誤るのでは?というのが
私が納得しがたい点であり,
「能力があれば即答できて当然(即答できないのは能力がないから)」
と読めるコメントをされた方々に確認したかった点だったわけです.
ふっちーLoveさんのお考えが私の解釈に合っているのなら
参考までに上で書いた理由(1)(2)について伺いたかったのですが
能力評価自体が別の基準によるようなので断念いたします.
回答ありがとうございました.
Fu
育野さん
うーん、ケースバイケースであり、本人のスキルしだいではあるんですが...
つまり、本人の能力の及ぶ範囲で自分の判断の根拠をちゃんともつことだと考えています。
その根拠が間違っていたのであれば、上司がその根拠の間違いを指摘し、是正することで正しい判断ができるようになります。
このプロセスを繰り返すことによって、上司からみたその担当者の仕事の信頼性は上がっていきます。
根拠を提示できないと判断そのものが間違っているという指摘しかできず、進歩がありません。
重要なのは、根拠の正しさではなく、根拠を持っているか否かです。
根拠なしに仕事をしていると思われると、その人の仕事の信頼性が下がります。
一見正しい仕事をしているように見えても、それは正しい判断をしたからではなく、たまたまの可能性があるからです。
そうなると、仕事ひとつひとつに対していちいち確認しないと信頼して仕事を任せられなくなります。
例えば、今回の小説では最初のミーティングで、DB,OS等の選定理由を問われたときにしどろもどろになって結局無償、オープンソースへの変更を余儀なくされています。
なぜOracleを選んだのか、説得力のある理由が提示できないために後戻りが発生しています。
Oracleを選ぶ理由がなければ最初からオープンソースを選ぶべきです。
例えば、リスク管理の観点で考えた場合、社内システムであるからといって、製品サポートを受けられないDBを選んでも大丈夫なのか、このシステムのサービスレベルはDB起因でのサービス停止を何日間許容できるのか、といったいくつかのリスクを検討した上で判断すべき事項です。
当然ながら、必要な検討の結果の判断であれば、その判断の根拠を示すことで、なぜOracleを選んだかを提示することができます。
その根拠が上司の視点で間違っていた場合、どの根拠が間違っているのかを指摘すれば問題ありません。
この小説では後からマネージャーが来ているので、ややこしいことになっていますが、通常マネージャーの承認を取るということはこういうプロセスが必要と考えます。
そういう意味でも磯貝課長は前任のマネージャーとしてダメダメだと考えています。
即答の可否についてはさほど重要ではないと思います。
その場で提示できる根拠であれば提示すればいいし、検討した結果を整理する必要があるのであれば、概略を説明した上で、いついつまでに提出しますと伝えればいいと思います。
それ以前にというのは即答云々以前に答えを持っていないことが問題という意で書きました。
ここまで話が進んでみると、
安易に東海林さんが活躍しなかったのは、
物語的に必然だったのですねえ。
渕上さん的な管理手法の弊害には、
技術的に作業が進まなくなるという面もありますが。
それ以上に、心理的にメンバーを委縮させ、
一人一人の全体に対する貢献を阻害する、
という面があるでしょう。
この段階でこの展開ということは、
この小説は心理的な面をクローズアップしたい小説だった、
ということなのでしょう。
そういう面で渕上さん的な管理手法を、
小説という手段をもって批判するのならば、
東海林さんでは無理なのでしょう。
主人公や、あと亀井さんのような視点が、
重要になってきます。
コメント欄では最初から、
私を含め、技術的側面に焦点を当てた話ばかりをしていましたが、
前作までならともかく、今回の物語のコメントとしては、
あまり適切ではなかったのかもしれませんねえ。
(最近目立たないところで人間性についての話も出ましたがね。)
主人公とか亀井さんとかも、
部署単位で見ればいらない人材といっちゃってもいいんでしょうが、
会社全体や、もっと言えば社会全体で見れば、
捨てちゃうわけにも行かないですし。
そういう人こそ多数派なのですから、活躍してもらわないと。
十分に主人公をはれる人材でしたね。
さて。
ここまできて、来週以降主人公の技術不足を責める展開にはあまりならなそうですが。
まあコメント欄に技術的なことを書きたいような人間の一人としては、
そっちの話もちょっとはまとめに入れてほしいところではありますね。
いやこの願いはかなわないほうが小説の完成度的にはよいのだろうか。
素人思考
>ロビー 2012年7月29日 (日) 00:39
>よっぽどアホなことしなければ、マイクロマネージメントだろうがなんだろうが結果は出るだろ。
よっぽどアホな事を主人公がやってた訳でして
>債務不履行による契約解除なんて珍しくもないからな。
1.その様に仕向けて、有能な協力会社を見つけてきてますね。
>むしろ開発初っ端で主人公と磯貝が決めた業者の再選定をしないで、開発終盤までホライゾンに任せてたってのが致命的。
2.契約交わした相手を理由もなく再選定出来るとは私は思いませんので、
かなり根回しをしているでしょう。
3.さらに引継ぎも出来るようなドキュメントを整えて、
怪しげな内製フレームワークの使用を阻止しています。
4.コストに関しても、近視眼的にカットするのではなく
必要な部分には適切に出させてますね。
5.技術面でもそれなりに知識があり、東海林さんとのやり取りを見ると、
理があれば採用しているようなのでゴリ押しだけの人物ではないと思ってます。
>主人公、亀井、磯貝、ホライゾンの面々が低レベルすぎてどうしようもないのは自明。
ご自分が低レベルと言ってる方々が
ユーザの求めるレベルのシステムを完成させられると思う根拠が私には判りません。
ロビーさんの参加しているプロジェクトはきっと皆が羨むほど素晴らしいものなのかも知れません。
羨ましい限りです。
私は特に1.3.の理由で渕上氏を評価しています。
育野
>Fuさん 2012年7月29日 (日) 10:29
>
>育野さん
>うーん、ケースバイケースであり、本人のスキルしだいではあるんですが...
>つまり、本人の能力の及ぶ範囲で自分の判断の根拠をちゃんともつことだと考えています。
>その根拠が間違っていたのであれば、上司がその根拠の間違いを指摘し、是正することで正しい判断ができるようになります。
>このプロセスを繰り返すことによって、上司からみたその担当者の仕事の信頼性は上がっていきます。
>根拠を提示できないと判断そのものが間違っているという指摘しかできず、進歩がありません。
>重要なのは、根拠の正しさではなく、根拠を持っているか否かです。
>根拠なしに仕事をしていると思われると、その人の仕事の信頼性が下がります。
>一見正しい仕事をしているように見えても、それは正しい判断をしたからではなく、たまたまの可能性があるからです。
>そうなると、仕事ひとつひとつに対していちいち確認しないと信頼して仕事を任せられなくなります。
(中略)
>即答の可否についてはさほど重要ではないと思います。
>その場で提示できる根拠であれば提示すればいいし、検討した結果を整理する必要があるのであれば、概略を説明した上で、いついつまでに提出しますと伝えればいいと思います。
>それ以前にというのは即答云々以前に答えを持っていないことが問題という意で書きました。
回答ありがとうございます.仕事の信頼性の件,大変参考になります.
即答の可否に関する部分にも同意します.
引用省略した「例えば、」以下ですが,考え方については納得できます.
※まっとうな判断・決定を下すコストがこんなに高いものだとは驚きでしたが
※こう説明していただくと,自分がいかにヌルい会社でしか働いていないか分かります.
ただこの例,私が納得しがたい理由の典型でもあります.
※今回,渕上氏の真の目的のための手段だったと判明したのでなお悪い.
最初のミーティングでは,渕上氏は事前に目的を一切告げていません(不意打ち).
その上で,即答できない・あげられた根拠が薄いとして重要な方針変更を決定します(即答を要求).
この状況でも有効な反論ができる有能な人はそんなにいるのでしょうか.
ロビー
素人思考氏へ
>1.その様に仕向けて、有能な協力会社を見つけてきてますね。
契約上の責任を果たせない業者にいてもらう必要なんてないだろ。
そういう業者は契約解除して責任を果たせる業者に依頼するのは当たり前。
>2.契約交わした相手を理由もなく再選定出来るとは私は思いませんので、
かなり根回しをしているでしょう。
まー確かに契約交わしてたらよっぽどの瑕疵や債務不履行が明らかになってからでないと契約解除できんからな。
これは了解した。
ってか業者選定、アーキテクチャ選定は重要だろ。予算にも関わってくるし。
そういう重要な局面でPM不在ってこの会社どうなってんだw
>3.さらに引継ぎも出来るようなドキュメントを整えて、
怪しげな内製フレームワークの使用を阻止しています。
こんなの当たり前だろ。
実績も利便性も保守性も未知数でホライゾンでしか使われていなさそうな怪しいフレームワークをプロジェクトに
導入しようなんてやつがいたらそいつは気が触れているとか思えんわw。
まーお手製フレームワークを案件にバーターしてくる大手SIerはいるけどなw
>4.コストに関しても、近視眼的にカットするのではなく
必要な部分には適切に出させてますね。
これも当たり前。これ出来なかったらPM失格。
完璧とはいかないまでもそう努めるのが当たり前。
>5.技術面でもそれなりに知識があり、東海林さんとのやり取りを見ると、
理があれば採用しているようなのでゴリ押しだけの人物ではないと思ってます。
そうか?渕上式マネージメントの正当性の理由が「高度」だぜ。
自分で自分のやり方を称賛するなんて思考が硬直化してる現われだわ。
そうか・・・そういう考え方ややり方もあるのか・・・なんてことにはならないと思われ。
>ご自分が低レベルと言ってる方々が、ユーザの求めるレベルのシステムを完成させられると思う根拠が私には判りません。
俺が言ってるのは渕上式マネージメントについてなんだが。
ホライゾンの素人同然PGは論外としても、それ以外は目的のものを実装できるスキルはあるんだから
マネージャーがユーザの求めることを把握して開発メンバーをコントロールできてんなら
渕上式マネージメントでなくても成果は出るだろってこと。
しかも数人規模の案件がぶれない社内プロジェクトだからよっぽどアホなことをしなければ成果は出るわな。
というわけで渕上が優秀なんて判断はできん。
>ロビーさんの参加しているプロジェクトはきっと皆が羨むほど素晴らしいものなのかも知れません。
それほどでもないが、この程度で優秀ってw
よっぽどブラックなとこにでも行ってんのかいな?
elbereth
> ロビーさん
難しいのは、今回の案件が請負だってことです。ホライゾンメンバーをガッツりコントロールするということは本来できません。
俺は、FWをTeedaにすると決め、ホライゾンのムツミさん以外のTeeda教育をしないかあきらめたかした時点でほぼ詰みなんじゃなかったかと思います。
俺はPMをやったこと無いので、それでもちゃんとサードアイなんか入れずにちゃんとプロジェクトを成功に導ける手法があるのかもしれないけど、想像できません。
MもVもCもぐちゃぐちゃで、コピペコードが散乱し、数年後を想定したデータ量だと何をするにもレスポンスが数秒かかる、そんなものが出来上がるんじゃないかと思います。
Fu
育野さん
>最初のミーティングでは,渕上氏は事前に目的を一切告げていません(不意打ち).
>まっとうな判断・決定を下すコストがこんなに高い
その判断のリスクに応じてコストは変わります。
根拠には、「どちらでもかまわないのでとりあえずこっち」もありですから(笑)
>その上で,即答できない・あげられた根拠が薄いとして重要な方針変更を決定します(即答を要求).
>この状況でも有効な反論ができる有能な人はそんなにいるのでしょうか.
この状況では無理です。
ただし、それは上記理由ではなく、主人公たちが私が例に挙げたようなプロセスで重要な方針を決定しなかったためです。
例えば、保守に有償サポートが必要であるとか、明らかにOracleでないといけない理由に基づいてOracleを選定したのであれば、このミーティングの場でその選定理由を主張すればいいと考えます。
もちろん、そのようなものは不要という判断を下されるかもしれませんが。
そして、このケースの厄介なところは、一旦マネージャ(磯貝課長)の承認を得たのに、あとでひっくり返されたというところです。
故に、若干主人公に同情すべきところはあります。
ロビーさん
>そうか・・・そういう考え方ややり方もあるのか・・・なんてことにはならないと思われ。
つ24話
ロビー
elbereth氏へ
>難しいのは、今回の案件が請負だってことです。ホライゾンメンバーをガッツりコントロールするということは本来できません。
請負や業務委託だと作業者に直接指揮命令できないって意味で、実作業や就業規則に関わるところはコントロールすることは出来ないってのは正しいけどさ。
だとしても、その作業者の会社に指示してコントロールするんだぜ。要件、進捗、品質、開発に関わる約束事とかはさ。
ガッツリコントロール出来ないなんてことはないね。
しかもさ、進捗遅れについて何度か八木に改善するよう要求してたんじゃなかったか?
サンデープログラマーの3人を常駐させたのだってその原因を疑ったからだし。
それでも改善されなくて、ホライゾンに瑕疵があるのが明らかになったこの状況。
まともな人間なら明らかにダメな業者を契約解除するだろ。
改善されないなら債務不履行[完成不能]と見なす事が出来るからな。
というわけで渕上が優秀だからホライゾン切りしたとは言えない。
>俺は、FWをTeedaにすると決め、ホライゾンのムツミさん以外のTeeda教育をしないかあきらめたかした時点でほぼ詰みなんじゃなかったかと思います。
技術教育についてはホライゾンの責任。
>俺はPMをやったこと無いので、それでもちゃんとサードアイなんか入れずにちゃんとプロジェクトを成功に導ける手法があるのかもしれないけど、想像できません。
そんなこと俺は言ってないけどな。もちろんサードアイを入れたのは正解だ。
俺が言ってるのは、数人規模で仕様のぶれなく、前回のプロジェクトから回収要件が明らかで、技術的な問題もないプロジェクトなんだから
よっぽどアホなことをしなければ失敗しないだろうよってこだよ。
従って渕上が優秀などとは判断っていうか評価出来ない。
>MもVもCもぐちゃぐちゃで、コピペコードが散乱し、数年後を想定したデータ量だと何をするにもレスポンスが数秒かかる、そんなものが出来上がるんじゃないかと思います。
あのさ。MVCに限らず、PACやその他のモデルでもそうだけどさ。そうならないように設計するんじゃないの?
構造的欠陥は設計時点で明らかにして潰してくもんだぜ。
コードとイコールなドキュメントは要らないけど、必要なとこもやらないで、しかも設計を守らないで実装するって論外だろ。
そんなことしてたら瑕疵担保責任を問われるわw
ロビー
Fu氏へ
それって相手が正論を言ってて自分の思考に合致してるからじゃないの?
合致してると言うのはコードやソフトウェアの品質。
それも渕上の目的でもあるからな。
んじゃ、渕上マネージメントについて東海林がダメ出ししたら素直に聞き入れてたんかな?
Fu
ロビーさん
マネージメントに対する話に限定されているということであれば、撤回します。
私の誤読ですね。
渕上マネージャの中盤からのマネージメントについては東海林さんは受け入れていないか、もしくは最初から要求されていないようですね。
(少なくとも進捗は毎週であることから)
あと、ロビーさんと素人思考さんはあまり変わらない意見のような気がします。
主人公、ホライゾン一派はダメダメという点で。
渕上マネージャが素晴らしいかどうかというところは素人思考さんはどう考えていたのでしたっけ? 朝なのでそこまでさかのぼれない^^;
ロビー
Fu氏へ
ホライゾンがダメダメなのは共通の認識だよ。
ふっちーLove氏や素人思考氏が渕上が最優秀な部類のマネージャーって言うもんだから、どこが?って反論してるとこ。
素人思考氏はその理由をいくつか出してきたけど、俺はそれらはマネージャーがやるべき当然のことなんだから、出来てて当たり前、もしくはそうするように努めるのは当たり前って言ってるのさ。
しかも極々当たり前なことだし。
以下、素人思考氏が列したポイント
特に1と3で渕上を評価しているんだと。
>債務不履行による契約解除なんて珍しくもないからな。
1.その様に仕向けて、有能な協力会社を見つけてきてますね。
2.契約交わした相手を理由もなく再選定出来るとは私は思いませんので、
かなり根回しをしているでしょう。
3.さらに引継ぎも出来るようなドキュメントを整えて、
怪しげな内製フレームワークの使用を阻止しています。
4.コストに関しても、近視眼的にカットするのではなく
必要な部分には適切に出させてますね。
5.技術面でもそれなりに知識があり、東海林さんとのやり取りを見ると、
理があれば採用しているようなのでゴリ押しだけの人物ではないと思ってます。
elbereth
> ロビーさん
ひょっとして、俺が渕上マネージャを優秀だと評価していて、ロビーさんに何か反論しているのだと思ったとしたら、それは違います。
この物語に沿って考えたとき、渕上マネージャは要件も品質も進捗も一応コントロールしました。それにもかかわらず、ホライゾン一社でプロジェクトを完遂させることはできませんでした。
果たして、優秀なPMならそれが出来るのだろうか、出来るとするならどうすれば良かったのかというのが俺の疑問です。
ロビーさんの会社あるいは部署、チームは、一定以上かあるいは優秀なんだと思います。自分で言うのもアレですが、俺の所もそうです。
だから、普通にやったらまともな設計もできない、ドキュメントも書けない、コードも書けないようなレベルの低いホライゾンの成功パターンが、俺は想い描けないんですよ。
ロビー
elbereth氏へ
そういうことだったのね。早とちりした。申し訳ない。
>だから、普通にやったらまともな設計もできない、ドキュメントも書けない、コードも書けないようなレベルの低いホライゾンの成功パターンが、俺は想い描けないんですよ。
俺も想い描けない。
そもそも技術者としても社会人としても不適合で単純作業ぐらいにしか使えない
疑似PGを技術者の人数に入れるなんて、八木ってのは典型的な人売り派遣業者と同類だね。
しかし現実にホライゾンみたいな本当にシステム開発屋なのか疑わしい会社を何社か知ってるけど、何故か倒産しない不思議。
toanna
もうここは読まれないだろうけれど「即答」についての認識が少し違っているのでカキコ。
議題の「即答」する側?は確かに即答する必要はない。
むしろより正確な回答をすべきでしょう。
けれど「即答」を要求する側は
悪意の場合もあるけれど、通常は質問者にとっては考え続けていたことでもあるので
突発的な質問だとは認識していない場合が多いですよね。
# あれってどう思う?とか、あれ?じゃあどう考えているの?とか
または「この問題について当然考えているよな。で、どう思う?」という意味での確認作業が含まれていたりもします。
同じ問題について認識していれば、そこから議論を始められる訳なので、
結果的に「即答できる」とも言えます。
更に、
このように問題意識があって悩んだり考えていたとしたら、
例え質問者と意見が一致していなくても、説得できる可能性は十分にありますよね。
# 反論を即答している時点で議論上等なわけですし
ではもし思いがけない質問で、なおかつ違和感を感じた場合はどうするか?
その時は相手の考えを理解する作業(考えていない旨の回答と質問の意図についての質問)に終始すればよいですよね。
で、最終的にもう1ターンが生まれるように持っていけばよいだけです。
誰かに対してきちんと反論できる人が、技術的に優秀である必要はなく
・現在ボールを持っているのが誰なのかをはっきり認識している
・相手の言わんとしていることをきちんと理解している
・自身の意見との相違点を抽出できている
といった誰でも思いつきそうなことを地味におこない続ける人こそが
「優秀な反論者?」たる条件ではないでしょうか。
以上、妄想力こそが勝利するという自身を擁護するための提案でした。
加納
>作業量の見積りをして、自ら内部線表を引けと言ってるんですがわかりませんか。
ええ、上記が無駄だと主張しています。「偽装請負」+「高度なマネジメント」では。
以下の記述は、基本的に「偽装請負」+「高度なマネジメント」==「渕上氏的手法」と
定義し「渕上氏的手法」を前提とします。
「作業量から見積もった内部線表」は、当然ながら、なんらかの作業期間が
記述されているはずです。属人的な要素が加味されていて「ホライゾン的に妥当」
だといえるものだとしましょう。その作業期間を「ホライゾン作業期間」と
します。
そして「渕上氏的手法」でも作業期間があります。
「冷たい方程式(15) もしプロジェクトマネージャが手当たり次第にマネジメント本を読んだら」
にあるタスクカードです。
>「私が承認したら検印を押す。このとき、完了予定が不適当だと判断したら、そこで修正する。検印をもらったら、タスクボードに戻したまえ」
とのことなので、検印時の完了予定が「渕上氏的手法」作業期間です。
で、「ホライゾン作業期間」は原理上、以下の三つの状態がありえます。
(1)「渕上氏的手法」作業期間より「ホライゾン作業期間」は短い
(2)「渕上氏的手法」作業期間と「ホライゾン作業期間」と同じ
(3)「ホライゾン作業期間」の方が、「渕上氏的手法」作業期間の方がより長い
(1)および(2)は物語上ありえないでしょう。以下の理由からです。
-タスクのシャワーを浴びている状態が続いている
-「ホライゾン」の技術力が足りないことが随所に書かれてる
-「高度なマネジメント」の影響が不明
=>定時コミット、定時にごとにコミットし、コミットした内容を記述して承認印を得るやりかた、
や、毎日進捗報告、がどのぐらいの作業量であるか不明なので、影響がわかりません。
ということは(3)しかありえないです。
で、(3)であるなら、「渕上氏的手法」が却下します。
どんなに「ホライゾン作業期間」が妥当なものであっても、そんなものは何の関係もありません。
「偽装請負」状態で、そもそも見る必要さえありませんし、「高度なマネジメント」
的に、安く済めばいいだけなので「正しい」見積もり通りに作業する必要は「渕上氏的手法」的
にはありません。
「渕上氏」の言ったとおり実装すればいいだけです。
で、出来なかった結果は見てのとおりですね?
ということで、(1)(2)(3)どれも無意味、ということは
「「作業量から見積もった内部線表」作成、それ自体が無意味」という結論になります。
>それと、貴方も何が言いたいんだかよくわかんないんだけど。
私は物語の「方程式」として、片寄さん項を解いた結果、「片寄さんに出来ることは何もない」
という解なので、作業量を見積もれば、なにか違う結果だったという主張に「違う」と言っているだけです。
>俺を全否定して悦に入りたいのかな?
私はあくまでコメントに対してコメントしているだけです。
個人を特定して攻撃?をする必要性はそもそも感じていません。
>今回の案件は請負なんだから、請負側の問題はまず自ら解決する努力をしろってのは、至極まっとうな考え方だと思うんですがいかかですか。
もちろん、まっとうだと思いますよ、普通であればね。
私の言う「普通の」作業請負における自助努力は以下の流れで発生します。
(1)要求定義がおおよそ出来た時点でWBS(Work Breakdown Structure)を決定し、
各作業名、作業量、および作業期間を定義する。
(2)外部仕様を設計途中、あるいは完了する時点でWBSを見直し、作業請負の範囲を
決定する。スコープが広がっている場合は、その広がりを考慮して実装作業の
作業請負の契約を行う。
(3)請負側は、自助努力として、スコープが広がった時点(例えば、プロジェクトリーダが倒れた等)
で「再見積もり」し作業量、および作業期間を再定義する。あまりに異なる場合は
対応策についてPMと協議する。
上記(3)は「普通」のことです。しかし、物語にはWBSに相当するものさえ、全然出てきません。
タスクボードが多少代わりになっていますが、タスクを新たに追加しているようなので
WBSとしての用を成していません。
そもそも「渕上氏的手法」的には上記作業請負の自助努力は馬鹿げてますね。
>それから、ホライゾンがデスマ状態になったとき、渕上マネージャが何かサポートすべきだとお考えのようですが、そのサポートの具体的内容はどんなものなんですか?
まず、私は「渕上氏が」とは言っていません。
普通のマネジャーであれば何かサポートするだろう、とは言いましたが。
私は渕上氏ではないので、何をするべきなのかは不明です。
もちろん、通常はまず第一に「偽装請負」を無くすべきですが
渕上氏はそんなことは気にしていないという、私から見るとほぼ「狂気」な人物ですので
全く分かりません。
elbereth
> 加納さん
普通のマネージャなら具体的にどんなサポートをするんでしょうか。
その他の話は、お互い時間の無駄なのでやめましょう。
育野
>Fuさん 2012年7月30日 (月) 07:11
ていねいな説明ありがとうございます.基本的な部分では私も同様の考えを持っているつもりです.
また,同情の程度には差がありそうですが
>そして、このケースの厄介なところは、一旦マネージャ(磯貝課長)の承認を得たのに、あとでひっくり返されたというところです。
>故に、若干主人公に同情すべきところはあります。
こちらにも同意です.
なのになぜ全面的に賛同できないのか考えていました.
どうも私の中では「不公平」がキーワードになっているようです.
まず情報の非対称性です.
このミーティングの例で,Fuさんは主人公側が根拠を説明できていない点を強調されていますが,
同じ基準で見た場合渕上氏の根拠説明もまた不十分だと思います.
Fuさんの一つ前のコメントの通りなら,オープンソースを導入するに当たり,
経験に乏しくともある程度安全に運用できることぐらいは説明しなければならないでしょう.
また,その後の主人公の質問に対する「知る必要はない」発言は正当化できないと思います.
もう一つは,立場が下の人間に失策のしわ寄せが来る構造です.
データベース・OS選定を承認した磯貝課長ではなく主人公が矢面に立たされています.
安さにつられた主人公たちのツケを払わされたのはホライズンの社員(片寄さん)でした.
いずれもしわ寄せを受けた側に責任が無いわけではありませんが(特にホライズン八木社長)
同じ現場にいてミスの責任を取れない状況というのはなかなか納得できないです.
※社会とはこうしたものという意見もあるでしょうがやはり納得しがたいです.感情論なのは認めます.
本編も終了したのに長々と失礼しました.
育野
toannaさん
突然の質問に悪意のない可能性もあるという点,同意です.
ただ,呼び出すに当たって「xxについて聞きたい」と事前に伝える配慮は
特に周りより優秀な人であればできないものか,という疑問は残ると思います.
>誰かに対してきちんと反論できる人が、技術的に優秀である必要はなく
>・現在ボールを持っているのが誰なのかをはっきり認識している
>・相手の言わんとしていることをきちんと理解している
>・自身の意見との相違点を抽出できている
>といった誰でも思いつきそうなことを地味におこない続ける人こそが
>「優秀な反論者?」たる条件ではないでしょうか。
こちらは全く同感です.自分もそうありたいと強く思います.
素人思考
>契約上の責任を果たせない業者にいてもらう必要なんてないだろ。
これをどこで判断するんです?
私はホライゾンに余計な負荷を掛けて、主人公にも分かりやすい方法で
その様に仕向けているように見えます。
>実績も利便性も保守性も未知数でホライゾンでしか使われていなさそうな怪しいフレームワークをプロジェクトに
>導入しようなんてやつがいたらそいつは気が触れているとか思えんわw。
主人公がやらかしそうでしたね。
最悪ホライゾンが実装した部分はブラックボックス化して、保守回収でボッタくられる可能性がありました。
>>ご自分が低レベルと言ってる方々が、ユーザの求めるレベルのシステムを完成させられると思う根拠が私には判りません。
>俺が言ってるのは渕上式マネージメントについてなんだが。
>ホライゾンの素人同然PGは論外としても、それ以外は目的のものを実装できるスキルはあるんだから
渕上式マネージメントがなければ進捗が進んでしまって、
ホライゾンを切る理由がなくなると思いますが、
何をもってして契約上の責任を果たせない業者と判断するんです?
どういう選定をしたか結局物語では出ませんでしたが、
サードアイを引っ張って来ただけでも優秀ですよ
ちなみに格安ですw
予め契約会社を切ることを前提に動きながら、
期限内にシステムの向上を図れる人を普通というなら
ロビーさんの周りに空恐ろしさを感じます
ロビー
素人思考氏へ
そう枝葉を広げなさんな。
>予め契約会社を切ることを前提に動きながら、
>期限内にシステムの向上を図れる人を普通というなら
どこをどう読んだら俺がこれを普通だと言ってることになんの?
俺が言ってるのはPMの責務として当たり前にやることを優秀とは言わないといってるのだが。
しかも二択で応えられることでっせ。
Q. プロジェクトが遅延し、改善を求めても一向に改善されません。
このままではこの業者が責任を果たすことは不可能です。[完成不能]
しかも作業者が勝手にフェードアウトする問題のある業者です。
今ならまだ他の業者に乗り換えることも出来ます。
どちらを選択するのが普通ですか?
A.このまま継続させる
B. この業者の契約を解除して責任を果たせる別の業者に依頼する
どっちよ?
でさあ。これやったの渕上だろw
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
>予め契約会社を切ることを前提に動きながら、
>期限内にシステムの向上を図れる人を普通というなら
ほらほらww素人思考氏も予めホライゾンを切ることを前提に動いていた渕上はおかしい。って結論に達したやんw
それとも空恐ろしさを感じるほど徹底してるから優秀なのか?w
Fu
育野さん
>経験に乏しくともある程度安全に運用できることぐらいは説明しなければならないでしょう.
もちろん、説明するのがベストなんでしょう。
マネージャーはコストの観点から選択すると宣言しています。
そのあとの反論が弱ければそのまま通ってしまうのはまぁよくあることです^^;
そのしわ寄せを担当がかぶることもよくあることです。
担当が知らない間に決定されたことで担当が頭を抱えることすらあります。
「知る必要はない」発言あたりは、いいやり方ではないというところは同意します。
その手のやり取りを経た後は主人公に対する信頼性は低下していたため、だんだん説明が雑になっていったのかなぁと思っています。
(読み直してないのではずしているかも^^;)
あと、そこらへんの情報非対称性とかは現実にあることだと若干流しています。
(もっとひどいやつを見た(やられた)ことがあるというのも...)
また、この物語が主人公視点であることから、渕上マネージャーの言動も割り引いてみています。
まぁどちらが正しいという話ではなく、どちらも感情論なのだと思います。
立場が違えば読み方も違うという意味で。
それ故、このコメント欄がいろいろ参考になると思うのです。
toanna
育野さん
> ただ,呼び出すに当たって「xxについて聞きたい」と事前に伝える配慮は
> 特に周りより優秀な人であればできないものか,という疑問は残ると思います.
その通りですよね。
渕上氏の性格を考えると、実は脳内では常に自問自答をおこなっていて、
誰かか干渉してきた場合や誰かと対話する場合に、その「部分」だけを
漏らすのでしょうね。
これは説明下手の方に多く見受けられ、改めて尋ねると
きちんと説明していただけることが多いようです。
ですので先ほどの同意を翻して
「自身の立場であればそうあるべきですよね、ただし相手である場合は気が付いた自分がフォローや再質問をすべきでしょうね」
というのが個人的な回答です。
# 他人に対して尊重するけれど期待はしていないのですよ。
# 人生は常に自己責任でありたいです。
# 他人へ向ける無駄な心労エネルギーは、自身へのウキウキに廻したいですね。
育野
>toannaさん 2012年7月31日 (火) 08:00
>渕上氏の性格を考えると、実は脳内では常に自問自答をおこなっていて、
>誰かか干渉してきた場合や誰かと対話する場合に、その「部分」だけを
>漏らすのでしょうね。
>
>これは説明下手の方に多く見受けられ、改めて尋ねると
>きちんと説明していただけることが多いようです。
なるほど,そう考えると納得はできます.
しかし上司に持たれるとしんどい個性ですねぇ.
>Fuさん 2012年7月31日 (火) 07:13
>まぁどちらが正しいという話ではなく、どちらも感情論なのだと思います。
>立場が違えば読み方も違うという意味で。
>それ故、このコメント欄がいろいろ参考になると思うのです。
その通りですね.
Fuさん,toannaさん,そのほかコメントくださったみなさま,
参考になる数々のコメントをありがとうございました.
加納
>普通のマネージャなら具体的にどんなサポートをするんでしょうか。
「普通の」PMなら、機能を削る(か後ろにずらす)んじゃないですかね。
少なくともプロジェクトメンバーを入院させてまで、シフト管理機能を早期に完成させようとは思わないでしょう。
「高度なマネジメント」しなくても、無理っぽいのか、それとも出来そうなのか判断できるでしょ、「普通」なら。
プロジェクトに「普通」ってのは難しいですが、渕上氏の「高度なマネジメント」が特殊すぎて、「普通」以外の
説明をしようがないですね。
「シフト管理機能」は早期に作ったほうが、それはいいのでしょうけど
「違法」な状態を放置してまで作る機能だとは「普通」は思いませんね。
どちらかというと、PMがプロジェクトリーダーを支援しない理由を証明できない
と思うので「PMがなんかするだろう」ぐらいしか思いませんけど。
なお、何をすべきかはPMによって千差万別です。もともとは「普通」なんぞありはしません。私は機能を削ればいいと思いますが、
「そうすべきだ」とは主張しません。
elbereth
> 加納さん
スコープの見直しや納期延長などの何らかの手を打つ必要があるということには同意しますが、それを「サポート」と呼ぶのかどうか、その必要な手当はどのようなプロトコルで行われるべきかということについては、俺と多分見解が違いますね。
えに
作者様、お疲れ様でした。
個人的に気になったのは、
サードアイや東海林さんってどのくらいもらってるのかな~ということです。
確かなスキルを持ってる会社・人ですから、多めにもらっていて欲しいなあと思います。
ホライゾンはいくらなんでしょうねえ。。。
ホライゾンの次に安い会社の70%くらいとあったので、
標準=100とすると、
ホライゾンの次に安い会社=頑張って95くらい?
ホライゾン=95×70%=66.5
常駐のために急遽人を集めたようですが、
これじゃマトモなエンジニアは採れなかったでしょうね。。。
安物買いの銭失いって感じ。(ムツミさんご苦労様)
ついでにサードアイ、120~130くらいもらってて欲しいなあ。
渕上さん、よく予算を通しましたねw
個人投資家
ダメ社員の尻を叩いて、プロジェクトを遂行し、PLとしての自覚がない主人公の仕事を肩代わりし、新機能追加と引き変えにカットオーバーの延期を役員会から引き出し、だめな外注を切って優秀な外注と入れ替え、やっとこさカットオーバーに持ち込んだというのに、肝心のデモンストレーションでユーザー部門から信頼性・性能に不信感をもたれて、しかもその原因が馬鹿な部下の私怨によるサボタージュ。
渕上PMが机を蹴飛ばすのも無理はない。