ふつーのプログラマです。主に企業内Webシステムの要件定義から保守まで何でもやってる、ふつーのプログラマです。

人形つかい(22) それでも、生きてゆく

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 お許しをもらったぼくたちは、一度、港北工場の敷地から出た。数千人が勤務する工場なので、近くには喫茶店かレストランがたくさんあるだろう、と思っていたが、意外に数は少ない。たぶん工場内に――社員には――安い食堂が完備されているためだろう。

 「何にもないですねえ。あそこのミニップ行きますか?」

 「ミニップって何だ?」

 「ミニストップのことに決まってるじゃないですか」

 「知るかそんなもん。お前、何でもかんでも略して話せば、若く見えるとでも思ってるのか?」

 「ぼくは若く見えるじゃなくて、実際に若いんです」

 結局、道路を渡ったところにあるココス・レストランに入ることにした。午前7時から朝食バイキングをやっていたのだ。店内はこんな早い時間にしては混んでいたが、ぼくたちは運良くボックス席に座ることができた。

 しばらくぼくたちは、ガツガツと食べ物を詰め込むことに専念した。それどころではなかったので忘れていたが、考えてみれば、昨夜の22時にコンビニ弁当を食べたきりだったのだ。

 東海林さんは一足先に食べ終えると、店の奥にある狭い喫煙所に飛び込んでいった。ヘビースモーカーだが、際限なく路上喫煙をするほど非常識な人ではないので、そろそろ我慢の限界だったのだろう。

 ぼくの方もようやく満腹し、2杯目のコーヒーを楽しむ余裕が戻ってきた。デザートのケーキと一緒にコーヒーをすすっていると、満足した顔の東海林さんが戻ってきた。手には山盛りのフルーツとコーヒーカップ。

 「しかし疲れましたね」ようやく長かった夜のことを話題にする元気が出てきた。「今度こそ、これで何もないといいですね」

 「何もないってことはないだろうな」東海林さんはどきりとするようなことを口にしたが、それほど心配している様子ではなかった。「といっても、まあ、バッチに関しては問題ないだろうし、『承認くん』本体に関しても、今日、すぐにどうのこうのってことはないんじゃないか?」

 「今日すぐじゃなかったら問題ありってことですか?」

 「さあな」東海林さんはパイナップルのスライスにかぶりついた。「何しろ、おれたちはユニットテストレベルでしかシステムを知らないからなあ」

 ぼくはうなずいた。うちが実装を求められたのは、設計書に基づいたロジックに、ほぼ限定されている。ほとんどがユニットテストで片付く範囲だったし、ブラウザを用いたテストを行ったのは、全体の2割ほどでしかなかった。全体の設計がしっかりしていれば安心していられるのだが、トップの高杉さんがあの調子では望み薄だ。絶対に大丈夫だと豪語していたイニシャルデータ作成バッチでさえ、ボロボロだったのだから。

――バッチといえば……

 「そういえば東海林さん、やけに、バッチの仕様に詳しかったですね」

 「ああ、おれぐらいになるとな、個々のモジュールを見れば、全体の仕様が大体分かるんだよ」

 と、東海林さんは真面目な顔で答えた。ぼくは素直に感心しかけたが、とたんに東海林さんが笑い出した。

 「ウソだよ。そんなわけないだろうが」

 「……じゃあ何か理由が?」

 東海林さんはカバンから、何かのプリントアウトを取り出して、汚れた皿の上にポンと置いた。エースシステム標準仕様書書式のドキュメントで、表紙に印刷されているのは「承認くん イニシャルデータ作成バッチ仕様書 ver 1.0」の文字だった。

 ぼくは言葉を失って、しばらくその表紙を見つめていた。

 「これ、どうしたんですか?」

 「橋本さんがコピーしてくれた」東海林さんはたいしたことではない、という口調で、あっさり告げた。

 ぼくにとっては仕様書がここに存在していることよりも、入手先の方が驚きだった。

 「橋本さんが、ですか?」

 「情報共有ミーティングで、バッチのことが話題になったことがあっただろう」

 「東海林さんが話題にしたんですよ」ぼくは訂正した。

 「そうとも言うな。その後、すぐに、橋本さんが喫煙ルームに来たんだよ」

 「吸う人でしたっけ?」

 「吸わないよ。でも、高杉さんに見られない確実な場所が、そこだけだったんだろうな」

 確かに高杉さんは猛烈な嫌煙家だ。

 「要するに橋本さんは、バッチのことが心配になったんだろうな。もしくは、高杉さんの根拠のない自信が」

 「それで東海林さんに仕様書を渡して、中を確認してもらおうと思ったわけですか」

 「そういうこと」東海林さんはカットメロンをほおばった。「まあ、その仕様書も相当いい加減だったけどな。それでも各プロセスの概要ぐらいは知ることができたわけ」

 高杉さんのいいなりに動くだけの、なんちゃってSEだと思ってたら、橋本さんは橋本さんなりにプロジェクトのことを心配して、自分のできる範囲で手を打っていたわけだ。

 「そこまでやるぐらいなら、高杉さんに直訴するとかできなかったんですかねえ」

 東海林さんは、それができれば苦労しない、とでも言うように肩をすくめた。

 ぼくはバッチの途中でトラブルが発生したときの高杉さんを思い出した。有効な指示は何1つ出せなかったくせに、エンドユーザの目があるときだけは、とにかくリーダーシップを見せつけようとしていた。意味不明な専門用語――というには稚拙だが――を並べ立てることまでして。ぼくはそれを口にして、最後に付け加えた。

 「ぼくなら、何、意味不明なこと言ってるんですか、ぐらいのこと言っちゃったかもしれませんよ」

 「そんなことしたってクソの役にも立たないからな」東海林さんは朝食の席にはふさわしくない単語を口にして、隣で食べていた老夫婦の顔をしかめさせた。

 「でも、少なくとも、高杉さんをギャフンと言わせられたかもしれませんよ?」

 「あの生き物がそれぐらいでギャフンとなるわけないだろう。逆ギレされて、ますます事態が悪くなるだけだよ。ああいう人が何よりも大切にするのは、仕事を完遂することじゃなく、自分の面子をつぶされないようにすることだからな」

 「それはそうですが……」ちょっと悔しい。「誰かがはっきり言わないと、永久に変わらないんじゃないですか?」

 「言ったって変わらないよ」東海林さんは冷静だった。「おれだってああいう人種にはムカつくよ。でも、この業界は、どういうわけか知らんが、上に行けば行くこと、ああいう人種が増える構造になってるんだ。技術力皆無で、政治能力ばかり高い奴らがな」

 東海林さんはフルーツを平らげて、コーヒーに口をつけた。

 「ああいう奴らは、自分に技術力がないことを恥じているわけじゃない。奴らにとって、プログラミング技術なんて、上流工程に携わることができない下流の人間がやることなんだよ。おれみたいな年になっても、まだプログラミングやってるというのは、いわば負け組ってことだな」

 そういえば、高杉さんも橋本さんも「プログラマごときが」という意味の言葉を発することが多かった。あれはエースシステムの文化なのだろう。

 「もちろんプログラミングは、エースの人たちが思っているような、誰にでもできるような技術じゃない」東海林さんは続けた。「プログラマは、もっと尊重されていいはずの職種だ。努力が人を裏切らない職種の1つでもある。つらいことも多いが、その何倍ものリターンがある。知識や、達成感や、新しいことを学ぶ楽しみでそれが得られるんだ。分かるか?」

 「分かると思います」ぼくは答えた。「なんとなくですが」

 東海林さんは苦笑いした。

 「まあ、それを得るためには、おれぐらいの年までプログラミングを続ける必要があるかもしれないがな。新しいことを学び続けるのも、なかなか大変だし、かといって、学ぶことをやめてしまったら、プログラマとしては死んだようなもんだし。選択によっては間違った頂上に到達しちまうかもしれないしな」そこで東海林さんは、何かを思い出して笑った。「ほら、川嶋が言ってただろ、K自動車の何とかいう非オブジェクト指向プロマネおやじ。あれは到達してはいけない典型的な例だな」

 ぼくも川嶋さんから聞いた話を思い出して笑った。

 「おれが到達したくないもう1つの例が、エースシステムの高杉さんみたいな似非エンジニアだな。人形つかいみたいに、プログラマを自由自在に操ることが、システムエンジニアだと思ってるような奴らにはなりたくないね」

 でも、それが、業界トップクラスのSIerの正しいキャリアパスなのだ。技術力を磨こうともせず、コードではなく設計書を書くことだけに長け、下請けをこきつかうことが仕事だと思い込んでいる、自称システムエンジニアになることが。東海林さんのいう「人形つかい」になることが。

 「なんか、お先真っ暗って感じですね」

 「明るくはないな」東海林さんも同意した。

 「でも、今回のことで、高杉さんもプログラミングの重要性を理解したんじゃないですか?」

 「いや、こういうことは今回だけじゃなかったはずだ。そのたびに下請けか、そうでなければ、橋本さんみたいな部下に仕事や責任を押しつけて、自分は結果だけ持ってったんだろう。そんな人が、プログラマをもっと大切にしなければ、なんて思うか?せいぜい、外国の高級チョコを配るぐらいなもんだよ。それにしたって、おれたちを馬車馬みたいに働かせるエサぐらいにしか思ってないに決まってる」

 ぼくは思わずため息をついてしまった。

 「なーんで、こんな業界になっちゃったんでしょうかね」

 「それについちゃあ、おれにも責任があるなあ」東海林さんは面白くもなさそうに笑った。「おれたちの世代が、何も行動を起こさなかった結果、こうなっちゃったわけだからな。せめてもの罪滅ぼしに、ここはおごってやるよ」

 「それはどうも」ぼくも笑いながらお礼を言った。「でも、もう、変えられないんですかね」

 「少なくともおれが現役でいるうちは無理だろうな」東海林さんは断言した。「おれにできることは、せいぜいその被害を最小限にとどめることぐらいだ。そうして、いつかどこかの賢明なエンドユーザーが、エースシステムみたいな大手SIerの真の姿に気付いてくれることに期待することぐらいだな」

 「イヤにならないですか?」

 「まあ、たまにはな」東海林さんはカップを干した。「それでも、そうやって生きていくしかないんだよな」

 「そうですか……」

 「ま、おれたちの世代が、何とか現状維持して、せめて逆行しないようにするから、おまえたちが変えてくれ」

 ポケットの中で携帯電話が振動していた。取り出してみると、橋本さんからの着信だった。

 「はい、細川です」

 『橋本です』疲れた声だ。『休憩中にすみません』

 「どうしました?」

 『承認くんを、事前にシステム部門の何人かに使ってもらっているんですが、少し使うとすぐに落ちてしまうんですよ。再起動すれば使えるようになるんですが……』

 「分かりました」ぼくは聞こえないようにため息をついた。「これから戻ります」

 ぼくは電話を切った。

 「予想が外れたか」東海林さんは伝票をつかんで立ち上がっていた。「こんなに早いとはな」

 「これからトラブル対応ってのも疲れますね」

 「取りあえず燃料補給ができただけマシだろ」

 「そうですね」

 ぼくもぼやきながら立ち上がり、一足先に店を出た。東海林さんは会計を済ませると、無用の長物となったバッチの仕様書を、入り口の横にあるゴミ箱に突っ込んで証拠隠滅していた。

 「ごちそうさまでした」

 「行こうか」

 ぼくたちは、朝日を浴びながらK自動車港北工場へと戻った。

 (続く)

 この物語はフィクションです。実在する団体名、個人とは一切関係ありません。似たような行動や言動があったとすれば偶然の一致でしかありません。また、特定の技術・製品の優位性などを主張するものではありません。

Comment(32)

コメント

みにっぷ

さすがにミニップはないな!!

・・・・ないよね?

みにすと

ミニストじゃないですか?

Tom

>無用の長物となったバッチの仕様書を、入り口の横にあるゴミ箱に突っ込んで証拠隠滅していた。

あの・・・これって機密保持契約に違反していませんか?少なくとも自社に帰ってシュレッダーにかけないとダメだと思うのですが。

elseorand

これで終わりの引きかと思いきや、まだ続くんですね。

確かに馬鹿じゃないエンドユーザーさんが増えてきたと感じています。
周囲では下請けPG出身の方々がエンドユーザーのシステム部に増えてきていて、
前職の縁でできる開発会社に直接仕事回すようになっています。

そういった方々と呑むと
「パソコンとシステムの区別がつかない人間しか、元々居なかった。
こんな連中をシステム部に据えていたから、俺達が苦労したわけだ」なんてよく言っています。

けい

>>無用の長物となったバッチの仕様書を、入り口の横にあるゴミ箱に突っ込んで証拠隠滅していた。
>あの・・・これって機密保持契約に違反していませんか?

こっそりもらったんだから機密保持契約なんて関係ないでしょ。
まぁ、誰でもあさることができる場所に捨てるなんて不用意すぎる行動と思うけど。

miww

ミニップでもミニストでも「伝わればおk」と思えない時点で意識を共有できて
ないんじゃないかなぁw

まあそんなことはさておき、結局のところ今回触れられた問題については、
個人的にはプロマネと設計屋がごっちゃにされてることに根があると思って
おります。設計屋(SE)から実装屋(PG)への要求がどっちにせよ一方的になると
無理が出る、なんてのは製造業とかの他業界でさんざん前例があることです。

そう考えると、「到達してはいけない典型的な例」とされてるおやじさんも、
プロマネであるとして見ればそこまで酷いものではないと思うのです。

もちろん理想的には新しい方法を理解して導入するべきだったんでしょうが、
それを導入するには管理態勢の再構築が必要になって、過去のテンプレに
頼れず(短期的には)無駄なリソースが発生するわけで。結局はリソースの
なすりつけあいでしかない。

結局「文句を言うならまず納得させられるだけの代替案を用意しろ」って話に
なって、代替案を用意できないんなら黙ってがんばるしかないわな。

acb

>結局「文句を言うならまず納得させられるだけの代替案を用意しろ」って話に
なって、代替案を用意できないんなら黙ってがんばるしかないわな。

たとえ代替案がなくても駄目なものは駄目。駄目なモノが出来るのが分かっているのに、代替案がないってだけで駄目なモノを作るのはおかしい。


まあ、「もう引き返せない!」ってのはよくあるので実質上はそんなこと出来ないことの方が多いですけどね……。

たふ

中学生の姪っ子は、確かに、ミニップと呼んでましたね(^-^)
関東一帯だけですか?

ハムレット

>結局「文句を言うならまず納得させられるだけの代替案を用意しろ」って話に
なって、代替案を用意できないんなら黙ってがんばるしかないわな。

日本の製造業の強みって、よく現場の改善力って云いますよね。トップダウンで一気に変えていくのではなく、現場の状況に応じて、改善を積み重ね、場合によっては設計等の前工程にも提案したり、働きかけていく。

上手くいっている会社だと、現場と設計の立場はあくまで立場の違いだけであって、ほぼ対等だと思うし、お互いに論議する土壌はあると思う。

しかし、試験工程やリリース後の不具合に対する改善活動って、情報システム開発では、何故か弱いんですよね。・・・

その理由ですが、個人的には、東海林さんの文言を借りるなら、「システム設計は、もっと尊重されていいはずの職種だ。努力が人を裏切らない職種の1つでもある。つらいことも多いが、その何倍ものリターンがある。知識や、達成感や、新しいことを学ぶ楽しみでそれが得られるんだ。」って事を自覚していない、SEが余りに多い為なのかと思う次第です。技術者どおしなら立場は違っても、まだ建設的な話が出来るように思います。


何処かの大手SIerの社長が、一時期、SEには大切なのはコミュニケーション能力だ、理屈ばかり云う奴は必要ないとか云って、文系出身者ばかり採用していたり、どんだけ設計技術を知らんのやって、思う事も多いですね。・・・

Joe

>こっそりもらったんだから機密保持契約なんて関係ないでしょ。
おいおい、何言っているんだ?しっかりしろよ。

こっそりだろうが何だろうが、携わっているシステムに関する資料を受領したら、機密保持を遵守するのは常識だろうが。ダマテンでもらったからって、ネットにアップしたり、公衆の見えるところに放置していいのか?そんなわけないだろ。バックオフィスの仕様書とはいえ、システムに関する重要な書類であることには変わりなし。

最近はこんな基本的なこともわからない人々がシステム構築に携わっているのか?恐ろしいなぁ・・・

タムラ

まぁ、でも東海林みたいな奴がPJリーダーだったら、
もっと悲惨な展開になっていたと予想する。

える

>コードではなく設計書を書くことだけに長け
ほんとに設計書がきちんと書けていればいいんですけどね。
あときちんとしたテストプランを立てることにも長けていればいい。
そういう人は下流のプログラマを蔑んでも良い。
この話でも現場の人間に設計書のロジックのミスや矛盾を指摘されているし、基礎である筈のAフレのテストすらまっとうにできていなかった。
上級SIなりSEなりの責務を果たせていないんですよ。要するに。

自分の仕事(責務)すらきちんとできていない人間が他人を馬鹿にすることは最低の行為だし、周囲からそういう人間が馬鹿にされるのは当然のこと。
そこに上流も下流もないわけで。

fuelman

『人形つかい』
出てきたから終わりかと思った。

BEL

いやあ秀逸なドラマだ
港北とかココスとか具体的なのが出てきましたなw

ミニップってありそうだと思ったけどミニストップだとは思わなかった。

私も人形つかいが出てきたから終盤なのかなと思ってました。

著者の主張の出方がちょっとずつ濃くなってきましたかね。

wm

>試験工程やリリース後の不具合に対する改善活動って、情報システム開発では、何故か弱いんですよね。・・・
現場の人にそっぽ向かれたら改善も何も無いから、かな。
基本的に、日常の業務というのは「繰り返し」で「何度も繰り返して訓練する事によって習熟していく」ので、最近でてきているアジャイルなんかとは相性悪いんじゃないかな、と思う。
man machine interfaceがくるくる変わっていたら、現場の人、覚えきれないし習熟して改善点をどうの、なんて話にはならないからね。

さざ

> 最近はこんな基本的なこともわからない人々がシステム構築に携わっているのか?恐ろしいなぁ・・・

この話はドラマでありフィクションですよ?
演出は多少入るものでしょう。
本来やっちゃいけない行為をあえてそのように描写するところに、何らかの皮肉や風刺を作者が表してるんじゃないか、と思いながら楽しむのがドラマであり小説なのではないでしょーか?
現実とドラマの分別がつかない人も十分恐ろしいですよ。

匿名

> 最近はこんな基本的なこともわからない人々がシステム構築に携わっているのか?恐ろしいなぁ・・・

こっそり貰ったってことは契約外のもの。受領した事実すら存在しないここだけの話。機密保持もなにも受取っていないものはどうにも関係がない。。

バレるとやっかいだから処分はしっかりした方がいいということ。


だいたい機密保持なんて言ってたら橋本さんがまずアウト。

miww

機密保持契約結ばないと見ちゃいかん資料を契約も結ばずに扱っていることに対して
契約が関係ないとか頭大丈夫か?って話してんだろ。物語の中がどうとか関係ないよ。
最近はこの程度の読解力もない人々がシステム構築に携わっているのか?恐ろしいなぁ。
とでも言ってほしいの?

通りすがり

みんな、たかだか1コラムの文章に何をむきになってるの?気持ち悪い。

Lefty

さざさん
joeさんは、けいさんを煽ってるだけで作者様は煽ってるわけでは
ないのでスルーしましょう。物語が演出なのは理解していますよ。

Joeさん
Joeさんの発言自体は正しいのですが、言い方がそうだと受け入れられないでしょう。
理解して欲しくていってるのであれば、もっと伝え方を考えなきゃだし、
煽りたい、自らの優位性を振りかざしたい、というのであれば、
すみません、私も釣られました。

いずれにしても、作者は「主人公含めた登場人物は必ずしも
全て正しい行動を行っているわけではない」という旨の発言を過去にしています。

それからすると、けいさんの「機密保持契約なんて関係ない」という
コメント自体がミスリードになっちゃってますね。

本来、「そうですね、公衆のゴミ箱に捨てるのは望ましい行動ではないですが何か?」で
終わるところでしょうか。

BEL

秘密保持契約結ぶにしても、しっかりした会社なら際限なく責任を負うような
契約はしないわけで。何が秘密情報かを定義すると思いますが、
秘密情報と明示することが条件となっている場合が一般的ではないでしょうか。
となると、さすがに密かに渡した情報は含まれないことになるでしょうね。

ただ、契約とは別に法的手段に出た場合、どうなるかはわからない、といったところでしょうか。

>本来、「そうですね、公衆のゴミ箱に捨てるのは望ましい行動ではないですが何か?」で
>終わるところでしょうか。
そんな感じだと思います。東海林さんがモラル的によろしくないのは確かです。
もっとよろしくないのは橋本さんですが。
事の次第によっては背任にあたる可能性もあるわけで。

Lefty

>もっとよろしくないのは橋本さんですが。
>事の次第によっては背任にあたる可能性もあるわけで。

確かにそれはそうだと思います。ただ、橋本さんがモラル的にどうのというより、
「そうせざるを得なくした」職場、業界に根本的な問題がある、
というのが作者のメッセージでしょうね。

実際、「会社ルールの遵守 ※契約含め」と「プロジェクトを成功させるため、顧客のために必要な行為」が時によっては、両方成立しないことも現場ではあることで、
そういった中で、我々は常にぎりぎりのジャッジを求められるわけです。

東海林さんと高杉さんのUSBのくだりに関してもそのうちの一つでしょう。

そういったグレーな行為(又は黒)をする必要がなくなるような職場を
創っていくことが、今後、我々に求められてくるということなんでしょうね。

最も、東海林さんは次世代に譲っちゃいましたけど(笑)

K

再び海外勤務の私から、(1企業にしか勤めていないのでどこまで一般的なのかわかりませんが)参考までにこちらでの技術職の様子を紹介させてください:

・一定以上のスキルをもったプログラマには500万~1200万ぐらいの報酬が与えられる。(一定のスキルを満たさないお荷物さんはプログラマになれない)報酬は技術能力による。それ以上の高額報酬が期待できない反面、一般的には比較的余裕のある暮らしができる

・特別な事情がないかぎり比較的自由な勤務体系、有給の完全消化、残業も最低限とするがいずれもいかに結果を出すことが条件

・顧客との折衝や社内での競争など、営業や管理職に比べると精神的に楽。逆にビジネスの結果に対するインセンティブはあまりない

・最新の技術についていく気力と勤勉さが必要。年齢制限はないが、一般的には50歳をすぎるとだんだんついていくのが厳しくなる(ついていけないときは職を失う)

以上な感じで1プログラマーとして人生を全うするもいいが、以下のような職種に転移していくことも可能。これらの職種は相対的に年齢的に高いほうが適正があり、報酬の上限もプログラマよりも幅がある一方、競争がはげしくなり(より職を失うリスクが高まる)ストレスも高い。低位のマネージャ・プログラムマネージャは上位のプログラマより低報酬。

・シニアプログラマ:卓越した技術力、コミュニケーション能力、包括的な問題解決能力をもち、単独での貢献に加え、他のプロラマへの技術的指導も行う。基本的には管理職ではない。

・プログラムマネージャ(日本ではSE?):顧客との折衝やプロジェクトの進捗・危機管理なども幅広く請け負う。シニアプログラマと違い技術的にプログラマを凌駕している必要なないが、顧客要望を十分に理解し、プログラマとコミュニケーションをとり、実現可能で最適な仕様を策定する。基本的には管理職ではない。

・マネージャ:複数のプログラムマネージャやプログラマへの作業割り当てや人事的なケアを行う管理職。ある程度技術への理解も必要だが、管理能力や人的調整能力・人材育成能力・プレゼン力が求められ生産性や結果に責任をもつ。3つの中でも最も報酬的上限が高いが、上位のマネージャは技術の枠を超えて営業・経営能力も問われる。

いかがでしょうか。日本に比べるとこう待遇かもしれますが、労働法の違いもあり、お荷物さんは即解雇です。
高杉さんのような方が出世するのはこちらでも一緒です。:)

pic

コメントを読んでると、それなりにリアリティのある話のように思えてくるが・・・

そうだとすれば、余りにレベルが低いなぁ。閏年問題など、完全に門外漢のオレから見ても判る留意点。基幹ソフトをこんな現場で作っていると思うとゾッとする。発注する側から見ると、何に気を付ければいいのやら。

x

22時に食べたきりで朝7時とかだと別に普通だからここまでがっつかなくてもよくないですか。確かに徹夜はおなかすきますけど。メタボが心配

wm

>picさん
某オープンソースにがしがし貢献してて、本が出た時に献本されるような方から「うまく動かないアプリ」について相談されて見てみたら、暗号についての基本的な事を理解していなかった為にうまく動かなかったんだ、というような事がありました。
確かに閏年問題なんて初歩的ではありますが、基幹ソフトなんてーと色々な専門技術の集合体だから、それぞれの基本を全て押さえる、というのはかなり難しい事なんだと思いますよ。
それぞれの専門家、それぞれの担当がプログラミング出来るのが一番話は早いんでしょうけど。。。

>> xさん
オイラの場合は徹夜明けだとおかゆくらいしか腹に入れたくなくなりますな。

mu

>picさん

日本の現場では普通なことですよ。
ヘタすると消費税の税率は考慮されていないわ金額の端数は考慮されていないわ、それはまぁ悲惨です。

ほまらら

>>picさん

>発注する側から見ると、何に気を付ければいいのやら。

発注する側に気を付けて欲しい事は、
例えそれが見た目の微細な変更であろうと、
開発が中盤過ぎてから変更を入れるなら、
納期を延ばすか、2次開発に回してください、
という点に尽きます・・・。

もし納期も延ばさず仕様を変えたなら、
発生したバグは発注側の身から出た錆と思ってもらって結構です。
ことソフトウェアに関しては、小さな改善を積み重ねて良いソフトになるなどとは思わないでください。
小さな改善をするたびに、
バグは増え、ドキュメントは実体から乖離し、パフォーマンスは悪くなり、
ソースコードの保守性と可読性は低下していきます。
そして最後には保守不能なスパゲッティコードの山が残る事でしょう。

それはプログラマのスキルが問題なのではなく、
ソフトウェア開発のノウハウも持たない発注側が、
実務で使うのは自分たちだと思って余計な嘴を突っ込むのが問題なのです。
それは、作りかけの高層建築に、建設のノウハウを持たないド素人が
『あれを変えて。これを追加して』と指示を出すくらい危険な事です。
それをやったら、出来上がった建築物は劇的アフターな九龍城状態になるでしょう。
ソースコードもそうなります。

発注側には発注側の、開発スキルが絶対に必要です。
それを持たずに発注するなら、
変更したい事を、せめて1カ月単位でまとめてください。
ちまちま改善する事が、ソースコードを前衛芸術化させる主要因です。
まあ、閏年などは問題外ですが、
消費税の税率などは客側が仕様のレベルで指定しておくべき事です。
ソースコードのあっちこっちに『*=ConstValues.SHOUHI_ZEI』と書かれたくなかったら、
開発の前半に言うか、納期を延ばすか、2次開発に回して下さい。

tallgisu

研究室の先生に
「君が思っている以上に、酷いプログラマが世の中にはいるんだよ」
と言われた。

まぁ、そのプログラマが酷いのか
そうあるようにした企業が酷いのかはワカランが。

aaa

思っている以上にひどいSEやプロマネ、そして客もたくさんいる

けい

ミスリードっすか。そうかもしれませんね。
一応補足しておくと、仕様書の流出に対して契約を盾にした対応ができないってことです。
流出してしまえば契約以外の点で責任が発生するのは明らかなので,「不用意すぎる」につながるんですがね。

BBB

どうでもいいことにいちいち突っ込みを入れる人は何なんだろうか

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