テストエンジニア時代の悲喜こもごもが今のわたしを作った

憧れの勉強会とカンファレンス

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 こんにちは、第3バイオリンです。

 今月のお題は「勉強会の夏、カンファレンスの夏」だそうです。わたしは勉強会やカンファレンスの類には参加したことがありません。しかし、参加してみたいソフトウェアテストの勉強会やカンファレンスはあります。

 そこで本日は資格に続き、「テストに○○なんてあるの!?」シリーズ第2弾、ソフトウェアテストの勉強会やカンファレンスの紹介をしたいと思います。本当は自分で参加して報告するのが一番いいのでしょうけれど、今回は参加したいという憧れだけで書いてみます。

■ソフトウェアテストワークショップ「WACATE」

 まずは、ソフトウェアテストワークショップ「WACATE」です。その名の通り、若手テストエンジニア向けのワークショップです。年に2回、夏と冬に開催されています。ちなみに、今年の夏はもう終了したようです。残念!

 サイトの概要によると、1泊2日の合宿形式のようです。参加費の金額から判断すると、このワークショップがいうところの「若手」とは35歳以下を指すようです。この基準であれば、わたしは若手に含まれます(会社では中堅社員なのですが)。

 タイムテーブルを見ると、講義あり、演習あり、飲み会ありと盛りだくさんです。まさにテスト三昧! の2日間といったところでしょうか。なんだかサークルの合宿みたいですね。

 わたしは大学時代にオーケストラ部に所属していたこともあり、夏には毎年合宿に行っていました。だからこういう合宿のようなノリが大好きです。いつか参加したいと思っています。基本的に開催日は土日なので、今年の冬に都合がつけば行ってみようかなと思っています。

■ソフトウェアテストシンポジウム

 次に紹介するのは、ソフトウェアテストシンポジウム(JaSST)です。このシンポジウムでは、ソフトウェアテストに関する論文の発表や講演、パネルディスカッションが行われています。さらにチュートリアルや情報交換会もあるようです。何だか学会みたいですね。

 JaSSTのサイトには、過去の論文発表の資料がPDFファイルで掲載されています。発表者は一般企業のテスト担当者から、大学の研究者まで、さまざまな経歴や職業の方がいます。発表資料を見た限りでは、企業に勤める方は実務経験をもとにした実践的な内容が多く、研究者はより理論的、実験的な論文が多いです。

 わたしは院卒ということもあり、こういう学会のようなノリが大好きです。いつか参加したいと思っています。ただ、開催日が基本的に平日であるところがネックになりそうです。

■開催場所も大切?

 最後にカンファレンスについて、わたしのこだわりを述べたいと思います。

 わたしはカンファレンスというのは、開催場所も重要な要素だと思っています。WACATEは東京中心ですが、JaSSTは北は北海道から南は九州と、日本各地で開催されています。

 JaSSTの次の開催地は北海道です。もし参加するなら、ついでに北海道のおいしいものを食べて、六花亭のバターサンドをお土産に買って帰れるなぁ……なんて考えています。あるいは来年の6月くらいまで待って、高松で開催されるときに行けばついでに実家にも帰れる……と考えることもあります。

 いや、もちろん参加するなら真面目に勉強するつもりですよ。でもちょっとくらい楽しみがあってもいいじゃない!

Comment(10)

コメント

今度、「WACATE」の主催者の方に取材しようかなと企画中です!
何か聞きたいことがあったら教えてください~。

あずK

> ちょっとくらい楽しみがあってもいいじゃない!
当然です(笑)
自分も学会に行ったときは観光は絶対していましたから。事前に計画を立ててまで。

> JaSSTの次の開催地は北海道です。
行けるといいですね。北海道はいいところですよ^^
昨年、一人旅で行きました。
昔から青函トンネルを潜ってみたかったので(笑)。海底駅の見学もしました。
食べ物(函館の海産物)は美味しかったですし、
空気や雰囲気、人も良くて、また行きたくなるほど素敵な所でした。

Ahf

はじめまして。コラムニストのAhfです。

ソフトウェアシンポジウムが北海道で行われるのですね。
北国在住の身としては、このような機会はなかなかないところなので
ちょっと参加してみようかなぁ・・・などと思っています。

稟議申請して通れば・・・ですがw

インドリ

私はまだ一度も勉強にいった事がありません。
でも興味はあって、詳解Linuxカーネル読書会とかに心惹かれています。
かといって参加するには勢いが要るので参加できずに居ます。
勉強会って興味はあるけど、参加する勇気の様なものがない私の様な人も多いかと思います。
関西は少なくて東京ばっかりですしね・・・
開催場所と心理的ハードルの両方が勉強会にあると思います。
以上。私の感想でした。

第3バイオリン

みねさん

コメントありがとうございます。

>今度、「WACATE」の主催者の方に取材しようかなと企画中です!
わあっ、これはタイムリーでしたね。取材の記事を楽しみに待っています。

>何か聞きたいことがあったら教えてください~。
それでは、女性の参加者がどれくらいいるのか、女性一人で参加しても大丈夫かどうか聞いてみてくれませんか。

サイトに写真が掲載されていますが、そこに写っていた参加者が男性だけのようだったのでちょっと気になりました。

第3バイオリン

あずKさん

コメントありがとうございます。

>当然です(笑)
>自分も学会に行ったときは観光は絶対していましたから。事前に計画を立ててまで。
そうですよね。私だけじゃなくてよかった(笑)。

>行けるといいですね。北海道はいいところですよ^^
それが・・・北海道で開催される日(10/2)はちょうど担当している
プロジェクトの仕事が山を迎えるので行けそうにないんですよ。
(やはり高松開催を狙うか・・・)

でも、北海道は一度行ってみたいですね。
富良野や美瑛のような、道路以外の人工物がほとんどないところを車で走ってみたいです。
(あ、話がずれた)

第3バイオリン

Ahfさん

はじめまして、コメントありがとうございます。
Ahfさんのコラム、いつも拝見しております。

>ソフトウェアシンポジウムが北海道で行われるのですね。
あずKさんへのコメントにも書きましたが、10/2に開催されます。
私はちょっと行けませんが。

>稟議申請して通れば・・・ですがw
日程とあわせて、ここもネックになったりするんですよね(苦笑)サラリーマンの宿命です。
こういうご時世ですから、私の会社でも研修はともかく、勉強会やカンファレンスの類はなかなか稟議が下りないみたいですね。
参加できたとしても1日だけとか(要は日帰り出張ということです)。

自分で有休取って行くしかないのか・・・報告会しなくていいからある意味そっちのほうが楽かもしれません(笑)

第3バイオリン

インドリさん

コメントありがとうございます。

>勉強会って興味はあるけど、参加する勇気の様なものがない私の様な人も多いかと思います。
いや、普通はそうだと思いますよ。
私だって今回のコラムで書いたワークショップやシンポジウムは1年くらい前から知っているものの、参加したいと思いながらなかなか実行できないというのが実情です。だから「憧れ」です。
今回コラムを書いてみて「実際に参加してみなくちゃカッコがつかん」という気分になっていますが、それぐらいの圧力がかからないと腰が上がらないです・・・。

>開催場所と心理的ハードルの両方が勉強会にあると思います。
仕事ではなく個人で参加するとなると、参加費や交通費をどう工面するかが大きな問題になってきますね。
日帰りで行けない場合だと家族の理解も必要だと思います(私は独身なのでそんな心配ないのですが・・・いいか悪いかはわかりません)。

はじめまして。
コヤマン@WACATE実行委員会の回し者です。

記事を拝見させていただきました。
まさに「合宿」という言葉がしっくりくるワークショップとなっております^^

WACATE 2009 冬の参加者募集を開始いたしました。
参加ご検討されていらっしゃれば是非ご参加くださいませ。
http://wacate.jp/

ではでは。

第3バイオリン

コヤマンさん

はじめまして。コメントありがとうございます。

>コヤマン@WACATE実行委員会の回し者です。

わー、実行委員会の方が直々にコメントくださるなんて嬉しいです!

>WACATE 2009 冬の参加者募集を開始いたしました。
>参加ご検討されていらっしゃれば是非ご参加くださいませ。

さっそく申し込みをさせていただきました。
勉強会への参加は初めてなのでちょっと緊張していますが、楽しみにしています。

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