テストエンジニアはオフィスの渡り鳥
こんにちは、第3バイオリンです。
今月のエンジニアライフの特集テーマは「エンジニアとオフィス環境」とのことです。そうはいっても、オフィスのことなんて意識したことあったっけ……と考えていると、ありました!
最近オフィスに関するちょっとしたイベントが発生したので、そのことをお話します。
■引っ越しました
先週、わたしの部署内で引っ越しがありました。とはいってもそんなに大げさなものではなく、部署内での席替えといった程度のものでした。この引っ越しの目的は同じテストチームのメンバー同士を集約することでした。
わたしが評価部署に異動してきてから、3回ほど部署内の引っ越しを経験しました。いずれも、今回の引っ越しと同じ理由からです。
評価部署の座席は基本的に同じテストチームのメンバー同士が近くなるように割り振られています。しかし、ある程度時間が経つとテストチームにも変化があります。
わたしの部署は派遣社員が比較的多いので、他部署とくらべて人の出入りが頻繁にあります。新しく来る方もいれば、自社に戻られる方もいますし、他部署に異動する方もいます。そうなると当然、テストチームのメンバー構成が変化します。
また、わたしも含めてほとんどの人が複数のテストチームをかけもちしていますが、各チームの業務の比重は人によってさまざまです。ときにはメインの業務よりもサブでやっていた業務の方が忙しくなって比重が逆転する、なんてこともあります。
さらに、開発プロジェクトの栄枯盛衰に伴って、テストチーム自体が新しく立ち上がったり解散したりすることもあります。ちなみにわたしは、新しい案件のテストチームに配属されて席を移動したものの、わずか1週間後に開発側の事情でテストチームが解散することになってガッカリしたことがあります。
■引っ越しのメリット
このように引っ越しがしょっちゅうあると、大変だねと思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、少なくともわたしは引っ越しを苦に思ったことはありません。なぜなら、引っ越しにはささやかながらもメリットがあるからです。
- 荷物の整理ができる
座席を移動するとなると、自分の荷物をまとめる必要があります。移動距離はほんの数メートルですが、それでも荷物が少ないのに越したことはありません。そのため不要な書類を処分したり、隣の席の人から借りたままになっていた本や文具を返したりして荷物を整理する良い機会になります。まあ、借りた物は引っ越しに関係なく用が済んだらすぐ返すべきですけれどね。
- 気分転換になる
小学校の時、席替えにワクワクした経験がある人は多いと思います。今までと違う席に移ることはそれ自体がいい気分転換になります。また、隣に今まであまり話したことがない人がやってくるときもあります。そういう人と休み時間に話してみて、意外と気が合うことがわかると楽しいものです。
■テストエンジニアは渡り鳥
わたしの会社のテストエンジニアにとって、引っ越しは荷物の整理だけでなく、担当業務の整理も意味しています。そうして定期的にテストチームを移籍し、開発プロジェクトを遍歴する姿はまさに渡り鳥です。
また、わたし自身には経験がありませんが、同じ部署には別のフロアの開発チームで作業している方や、他部署のヘルプに借り出されている方もいます。求められたらいつでも、どこにでも行けるように荷物はコンパクトに、頭にはスキルをぎっしり詰めておきたいものです。
コメント
えー、私事、あと2回のコラムで、少し小休止したいと思います。
昨年10月からお読みいただき、誠にありがとうございます。
MCP(5科目),CCNA(ICEND1,ICEND2),LPIC(Level1, Lebel2),MCSA(Word,Excel)をどれか優先順位をつけて、早く社会復帰したいです。
あと2週間、コラムをどうぞお楽しみに。
第3バイオリン
田所さん
>えー、私事、あと2回のコラムで、少し小休止したいと思います。
そうなんですか。さびしくなりますね。
また落ち着いたら戻ってきてください。
私は当分、今の調子でコラムを書き続けていこうと思っていますので、
休止中もコメントをくださると嬉しいです。