テストエンジニア時代の悲喜こもごもが今のわたしを作った

適度に力を抜いて運動しよう

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 こんにちは。第3バイオリンです。

 5月に入り、わたしの住む街もよい気候になりました。それに合わせて、わたしの会社でもフットサルやテニスのサークル活動が活発になってきました。わたしはサークルには入っていませんが、今年の2月からスポーツジムに通い始めました。

 今回は運動しようと思ったきっかけと、運動して思ったことを書いてみようと思います。

■ダンスから始まり、ラテンエアロへ

 ジムに通い始めたきっかけは、初心者向けのダンスのプログラムが新設されるという広告を見たことでした。今さらいうのも何ですが、わたしの趣味はバイオリンで、地元の市民オーケストラにも所属しています(プロフィール画像の楽器は私物です)。演奏にはリズム感が大切ですが、最近自分のリズム感が怪しいかも……と思うようになってきました。そこでリズム感を鍛えるべく、ダンスプログラムに参加することにしました。

 初心者向けのプログラムとはいえ、いきなり動けるだろうか……という不安がありましたが、始まってみるとそんな心配は杞憂に終わりました。ヒップホップ系のリズムに合わせて体を動かすのは楽しいものでした。これならずっと続けられる、そう思ったのですが、インストラクターの転勤により、3月いっぱいでプログラムは終了してしまいました。

 似たようなプログラムは他にもありましたが、平日の昼なので参加することができません。そこで、終了したダンスプログラムと同じ時間帯にやっていた初級ラテンエアロのプログラムに参加することにしました。ラテンエアロとはエアロビクスにラテンのリズムやステップを取り入れたもの、といった感じです。

 最初に参加したときは正直「これが初級?」と思うくらいハードでした。しかし慣れてくると、情熱的なラテンの音楽に合わせて腰を振り振り踊るのが楽しくなりました。ラテンエアロを始めて、心なしか女らしくなったような気がします(あくまで主観です)。

■ヨガも始めました

 このジムにはヨガのプログラムもありました。ヨギさんのコラムを読んでヨガに対する興味が湧いたので、1カ月ほど前から初心者向けのヨガのプログラムにも参加することにしました。

 ヨガをやってみて思ったことは、これは自分の体との対話だということです。普段の生活では自分の体のことを意識することはありませんが、意識して動かそうとすると意外と動かないものです。おまけに呼吸とも合っていません。そのうえわたしは体が硬いので、ポーズを取って静止すると手足がプルプル震えてしまいます。まだまだビギナーですね。しかし終わったあとには体と頭がすっきりします。肩こりも楽になり、また来週も来ようという気持ちになります。

 余談ですが、ヨガのポーズには動物の名前が付いたものがあります。一例を挙げると、コブラのポーズ、ウサギのポーズなどです。こういうポーズをするときに、動物の気持ちになりきって……と余計なことを考えてしまいます。毎回ポーズを取りながら、「コブラの気持ち、ウサギの気持ち」と変な想像力を働かせています。それ以外はちゃんと真面目にやっていますよ。

■力の抜き方って大切

 ラテンエアロとヨガをやってみて思うことは、どちらも体の力の抜き方が肝心ということです。力を入れることはそれほど難しくないのですが、意識して力を抜くのは意外と難しいものです。しかし必要以上に力が入ってしまうと、しなやかに動くことができません。それでは見栄えも良くないし、かえって疲労がたまってしまいます。

 普段の生活でも、体や心に必要以上に力が入っていないかどうか意識するようになりました。運動を通して、自分の体に対する気遣いができるようになった気がします。

 ちなみにジムに通い始めて体重は1kg、体脂肪率は2%ほど減りました。外見はそれほど変わっていませんが、ジーパンが1サイズ小さくなりました。まだ始めて4カ月ですからね。夏までにもうひと頑張りしようと思います。

Comment(4)

コメント

ヨギ

こんにちは。

ヨガを始められたのですね。(私のコラムリンクを引用頂き恐縮です)

それにしても始めて4ヶ月なのに、結構深いところに気付かれていますね。(^^ ;;) タジタジ
>自分の体との対話
>意識して動かそうとすると意外と動かない
>体の力の抜き方が肝心

特に最後の「体の力の抜き方が肝心」は、なかなか気付かないか、
分かっててもできない(頑張ってしまう)ものです。

僕の経験からしても、ベテランの先生ほど、ポーズがビシッと決まっているのに脱力していますし、力が入っているにしても、肝心な箇所(例えばおへその下の丹田)だけにグッと力が集まっていて、あとは脱力しています。

>しかし終わったあとには体と頭がすっきりします。肩こりも楽になり、また来週も来ようという気持ちになります。

私と同じ感覚を持つ方がいて、嬉しい。
そういう気持ちになる前に、止めてしまう方多いんです。

お節介ですが、4ヶ月~半年くらい経つと、身体の奥に溜まっていた疲れや汚れが、ゆるゆると出てきて、思い当たるフシがないのに微熱が出たり、頭痛がしたり、どこかが急に腫れたり、痛くなったりすることがあります。

そんなときは、相談できる関係であれば、ヨガの先生に相談してみて、それでわからなければ医者に行く、というふうにしてみるといいですよ。

どうかこれからも続けてみてくださいね。

第3バイオリン

ヨギさん

今日もヨガに行ってコブラの気持ちになってきました。

>それにしても始めて4ヶ月なのに、結構深いところに気付かれていますね。
ヨガのほうはまだ1か月ちょっとくらいです。
初めてやってみたときに、「こんな風に自分の体のあちこちを意識して動かしたこと無かったな」と思ったのです。
なんとなく、NHK教育の「からだであそぼ」という番組を思い出していました。
(最近は見ていませんが)

>お節介ですが、4ヶ月~半年くらい経つと、身体の奥に溜まっていた疲れや汚れが、ゆるゆると出てきて、思い当たるフシがないのに微熱が出たり、頭痛がしたり、どこかが急に腫れたり、痛くなったりすることがあります。

そうなんですか。
今のところはそういった症状は出ていません。今後はちょっと注意しようと思います。
アドバイスありがとうございました。

wona

はじめまして。
私も体や心のしなやかさを身に付けたいなと思っていたときに、ヨギさんのコラムを読んだので、通っていたスポーツクラブでヨガを始めたばかりです。
同じく体がかたいので脱力しないといけないのに、いつも力んでしまっています。

溜まっていた疲れや汚れが出てくるって、雑誌で色々な人が言っていますが、やはり本当なんですね。早くそのレベルに達したいものです。

第3バイオリン

wonaさん

はじめまして。コメントありがとうございます。

>同じく体がかたいので脱力しないといけないのに、いつも力んでしまっています。
私も最初はそんな感じでした。
どうやって力を抜けばいいのかわからないんですよね。
少し慣れてくるとなんとなくですが、前回よりも手足が伸ばせている、少し無理めなポーズでもよろけなくなった、といった感じで手ごたえがつかめてきます。
お互い、ゆっくり続けていきましょう。

>溜まっていた疲れや汚れが出てくるって、雑誌で色々な人が言っていますが、やはり本当なんですね。早くそのレベルに達したいものです。
私はヨギさんのコメントで初めて知りました。
ちょっと怖い気がしますが、私も早く悪いものを出してしまえるまでになりたいです。

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