あなたにとってエンジニアの喜びは何?
こんにちは、手塚規雄です。
最近自分について省みること、自分の得意分野は改めて何かを考えてみたときに思い出したことがありました。それはエンジニアとしての喜びでした。それを今回のコラムにしました。
エンジニアとしてどんな瞬間が一番楽しいとき、嬉しいときですか?
・お客様に感謝された時
・自分が作ったシステムが世の中にリリースされた時
・自分のスキルアップを感じた時
こんな3パターンに限らずいろんな喜びがあります。その中でも私の場合は
「自分が組んだプログラムが思ったとおりに動いた瞬間」
です。この後にフールプルーフやフェイルセーフなどの異常系処理の作り込みがあるのですが、個人的にはあんまり好きじゃないです。たまにこれがちゃんと動いて嬉しいときもありますけど。作ったものが動く喜びというのはモノづくりという観点から言うと、この喜びを好む人が多い気がします。
他人や社会がどうこうより、自分勝手な喜びがあったほうがいいかもしれない
仕事のやりがいには「他人に役立つ」「社会に貢献する」とか就職活動でよく使われる言葉があります。でもそのやりがいは自分以外の部分が大きく影響してしまうので、カンタンにくじかれてしまう気がします。それより自分勝手なやりがいを見つけることができると、そこから外れない限りやりがいを失ってくじけてしまうことが少ないと思いました。
現場側から管理側になったときに初めて他人や会社、社会にどうこうを考える
エンジニアとしては優秀だった人が、管理職になるとダメになってしまうことはよくある話と思います。これってモノづくりの楽しみを持っていた人がその喜びを取り上げられてしまったのでやりがいが失ってしまった。だから力を発揮できなくなったのだと思います。
このときに自分勝手なやりがいから、周りに対してやりがいを見つけられると管理職としても上手くいくのだと思います。でもそうカンタンに切り替えられる人はそう多くはないと思っています。私自身もその一人です。
自分勝手なやりがいしか持てなかった人は?
自分勝手なやりがいしか持てない人は、管理職になるキャリアではなく他のキャリアを考えたほうがいいと思います。その道の一つとしてフリーランスのエンジニアという選択肢、転職という選択肢、と選択肢を多く持っていると、会社の中だけで悩みが減っていくものだと思いました。
管理職はなりたい人がなればいいし、社員全員が管理職にむけてのキャリアを考える会社には合わないし、それが普通の考え方なのでは?
あなたにとって、今の喜びは何?
あらためてこの質問をしてみますが、あなたの答えコラムと読む前と今で変わっているとしたら、ひょっとしたら本当に何が喜びなのか忘れてしまっているかもしれません。それを夏休みにゆっくり過ごしながら思い出してみるのもいいのかもしれません。
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