システムオーディタ川辺によるキャリアアップを目指したIT資格取得に関するコラム

目指せシステム監査人!!(11)

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 4月18日、システム監査技術者試験が終わりました。

 わたしのところにも、

  • 午前 I ができなかった
  • 午前 I 、II は比較的過去問ベースの学習で対応できた
  • 午後 I の問題の選択に失敗した
  • 論文は予想内容で解答できた

などの感想が寄せられています。

 また、気の早い方は来年の試験に向けた対策講座についての問い合わせもある状況です。6月の合格発表まで落ち着かない日々が続くかと思います。

■公官庁入札指定資格になっている「公認システム監査人」!!

 次回のシステム監査技術者試験は1年後になるため、現在「目指せシステム監査人」として取得可能な資格としては、

  • CISA「公認情報システム監査人」
  • システム監査技術者に準ずる「公認システム監査人」

があります。

 CISAは国際資格で、年2回試験が実施されており、次回は6月12日(土)に実施されます。情報システムコントロール協会ISACA東京支部で紹介しています。

 「公認システム監査人」については、以前、「目指せシステム監査人!!(6)」でご紹介しました。

 最近、わたしは複数の情報セキュリティ監査やシステム監査の入札案件に関わりました。このとき、「公認システム監査人」が、官公庁の情報セキュリティ監査やシステム監査案件を担当する監査人資格として指定されていることを知りました。

 応札企業、今後セキュリティや監査ビジネスを展開する企業にとっては、監査人資格としての「公認システム監査人」は、システム監査に比べて資格取得しやすいという点でメリットがあると思います。

 個人にとっても、CISAよりも維持費用がリーズナブルで、転職や退職後の資格として有効と感じております。ただし、公認システム監査人に認定されるためには、システム監査技術者試験合格と同等であることが必要です。特別認定講習を受け、最終試験にパスし、口頭試問試験にもパスする必要があります。

 特別認定講習と最終試験のパスは、思ったほど難しくないようです。口頭試問試験で認定されないケースはあるにはありますが、その場合でもシステム監査技術者試験合格相当の「システム監査人補」には認定されます。

 公認システム監査人に認定されるための条件は、「1人でシステム監査を実施できること」といわれています。

 監査計画を策定し、監査を実施し、監査報告書をまとめられることが必要となります。社長に提出する監査報告書を、1人で作成できる能力ともいえます。

 ですから、自信がなさそうな発言は禁物。「1人でシステム監査ができる」と胸を張って発言してほしいと思います。システム監査人として、どういった監査が実施したいかを語っていただければと思います。

 インターギデオンは、公認システム監査人特別認定講習実施機関に認定されておりますし、5月9日まで個人受講者支援キャンペーンを展開中です。ITコーディネータ、CISA、中小企業診断士、技術士(情報部門)、情報処理技術者(アプリ、プロマネ、アナリスト、情報セキュリティ)などの方は、ぜひこの機会に検討されることをお勧めします。

 http://www.intergideon.com/newken/tokunin.html

 (個人受講者は50%OFF。会社単位のお申し込みは2人目から50%OFFとなります)

 ぜひ、この機会を機にシステム監査人を目指していただければと思います。

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