文章を書く練習
みなさま、おはようございます。Kyonです。
先日会社で論文を書くことがありました。どっかの学会で発表するわけでも、何かの媒体に載るわけでもありません。社内のメンバーと誰か偉い人たちが読むぐらいの論文です。
納期が非常に短く、半日ぐらいでガッと書き上げてなんとか提出したのですが、ふと"文章を書く"ことについて、考えてみたくなりました。
思えば小学生の頃から文章は書いてきた
一番最初に、自分以外の誰かに読まれるような文章を書いたのはいつでしょうか。
私が覚えている限りでは小学生の頃です。夏休みの宿題の読書感想文やら、なんとか協会が募集しているテーマ付きの作文等など。その後、中学や高校も似たような感じの文章を書いてきた気がします。高校は小論文もありましたね。
大学に行くと、週に何本もレポートで文章を書くようになります。毎回の講義のサマリーの提出を出席代わりにしている講義もあったりするとほぼ毎日何か書いていること人もいたかもしれません(それは私)。短大、高専や専門学校その他学校にもそういう文章を書く機会ってあるのかどうか存じ上げませんが、たぶんあるという想像で進めます。
社会人になって、文章を書くことが激減しました。文章は書くんですけど、設計書等のドキュメントの類が多く、ある程度まとまった長さの文章や、テーマやお題があるような文章を書くことは減りました。
久しぶりに論文を書きました
上述の論文です。
自分の考え等を書くわけですが、あまり行き詰まることはなかった気がします。このコラムを書くような感覚で書けました。
ある論点について書き、それの根拠はいくつあって、1つ目はこれ、2つ目はあれ。次の論点はこれで、それについて考えていることはこれだけあって、1つ目はこれ、2つ目はあれ。最後にまとめ。流れとしてはこんな感じです。
書き方としては、テーマに対する自分の論点をいくつかピックアップして、それに対する根拠や説明を書く。論点と対する根拠・説明をパーツとして、どう並べるか考える。順番が決まったら、適切な接続詞を入れて、文章を整える。こんな感じです。
文章を書く練習を継続すること
これはとても必要だし、大切なことだと思います。
文章を書くには、文章を考える&書く思考回路と言葉のストック(語彙力とも言うかも)が必要です。
文章を考える&書く思考回路を作るには、実際に文章を何度も書いてみる必要があります。ラケットを使うスポーツで言うと、カットサービスを打つストロークを身に付けるために、繰り返し素振りをしたり、ボールを打ってみたりするのに近いイメージです。繰り返すことで自分の身に浸透させます。
また、言葉のストックは、自分で文章を書いたり、人の文章を読むことで増えていきます。書くためには、自分が考えていることを適切に表す言葉を知らないといけないので、言葉を調べるようになります。さらに、人の文章を読むと、「この言い回しはこういう時に使えるのか」と知ることができるし、「この表現いいから、今度使ってみよう」と自分の中にストックできます。
文章を書く練習をする場所
ただなんとなく過ごしていると、文章を書く機会は巡ってこないので、自分から練習する機会を掴みに行く必要があります。
今は、ブログやWebサイト、ここみたいなコラム等で自分の書いた文章を発信する場所があるので、活用してみてはいかがでしょうか。個人的には、noteが気になり始めています。
あ、もちろん、エンジニアライフでもコラムニストさん募集中とのことなのでぜひ(詳しくはコチラ)。
コメント
おたみ
私も社会人になって、文章を書くことが極端に減りました。
しかも最近は急ぎ働きばかりでドキュメント類すらまともに書かないまま案件が終わってしまうことがほとんど。
文書を書く練習はしておかなければと思いますが、テーマを見つけるのも一苦労ですね。。。
Kyon
おたみさま
コメントありがとうございます。
文章を書くことが減ったのは私だけではないんですね。
確かにテーマを見つけるのは楽しい時もありますが、難しい時も。
他のコラムニストさんのコラムに便乗しちゃうのも一つの方法だと思っています。
Kyon
通りすがりさま
コメントありがとうございます。
そのような団体があるんですね、知りませんでした。
ご紹介いただきありがとうございます。