ordinary -何てことない- 普通のエンジニアが書くコラム。

どんなことでも"面白い"と思ってしまえば面白くなるかもしれない

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みなさま、おはようございます。Kyonです。

先日、同じ情報を見た感想が人によって全然違うという状況に何度か遭遇して、「面白いなー」と思ったので、今日はそのお話です。

グループワーク?どう思う?

先日、会社でアジャイル開発に関する研修を受けました。事前にその研修でどんなことをするのかを書いてある文章を同僚と二人で読んでいた時のことです。

その研修では座学だけでなく、後半はグループワークが用意されていて、その情報を見た時の反応です。

私「なんか面白そうっすねー」

同僚「えー面倒くさそう・・・」

誰かと話すことを意識的にしないといけないグループワークは、集まったメンバーによって上手くいったりいかなかったりするので、面倒くさそうというのもわからなくはないです。そもそも研修自体を面倒くさそうと感じる人もいますし。

積分?どう思う?

また別の機会に、お勉強仲間たちと高校数学の積分の問題を見た時の反応です。

お勉強仲間Aさん「積分いいねー」

私「うわ、難しそう・・・」

さっきとは立場が逆転しました。高校数学に対するアレルギー克服中の私にはどれも難しそうにしか見えなくて、目の前にある問題もきっと難しくて、私には解けないんだろうと思ってしまっていたのです。

前述の同僚も今まで受けたグループワークは面倒くさいものが多くて、今回のもそうだろうと感じたのでしょう。

"面白い"と思えるか?

感じ方には個人差がありますし、対象に対して今までどうだったかについても個人差があります。

実際にこのようなシチュエーションで、同じタイミングでどう思っているかを話すと、個人差が明らかでとても面白いなと思いました。ほとんど真逆の感想だったので、「こんなに違うんやなー」といったところです。

それと同時に、第一印象やパッと見の瞬間で、「面白くない」「つまらない」と思ってしまうのってもったいないし、惜しいなと感じました。

まずは"面白い"と思ってみる

"ダメだ"と思うと、そのダメな理由を探してしまう性質が人間にはあると聞いたことがあります。 ということは、"面白くない"と思ったら、"面白くない"理由を探し続けることになります。

それってもったいないですよね。もしかしたら"面白い"ことが隠れているかもしれないのに、"面白くない"ところにばかり目を向けるなんて。

だったら、とりあえず最初に、機械的でもいいから「面白そう」と思ってしまえば、もっと面白いことが見つけられそうな気がします。無理に「面白そう」と思う必要はないですが、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

ちなみに、冒頭の研修のグループワークは学びが多く、とても面白かったです。今すぐ何かに活かせるということはないけど、体験できてよかったと思うことがありました。前向きに研修に向き合えたからかもしれません。

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