(ちょっとベタですが)熱中するものを見つける(シリーズのその3)
(前回の補足)今の時代プロパーのSEの方も、複数案件抱えているのがふつうですよね。まぁ、優秀であるがゆえにどんどん任されてる方だけじゃなく、そうさせられてる方も多いですが...
それって、我々のような立場の人間が複数の仕事を並行して進めているのと、あまり変わらないと思います。
要はどういうマインドでもって仕事に臨むかが問題で、あってどんな立場であるにせよ、自分の仕事を効率化し自身の生産性を高める意識を持つことは絶対に必要です。
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(これもゆるやかに前回の補足)状況を変えたい!と強く願えば、変えるためのTodoは浮かんでくるものです。
強く願っただけでは実現はしません(アタリマエですが)
なので、その脳内に浮かんでくるTodoはおそらく正しいので、それを実行することですね。
たぶん、それだけです。
ただ、そのTodoは今のアナタにとってはかーなーり「めんどくさい」ことのはずです。でもまあ、まず一歩を踏み出す。
一歩を踏み出したらまた次のやるべきTodoが提示されることでしょう。
せっかく脳がTodoを出してくれたのにそれをやらなかったとしたら、それがたとえ逡巡した結果なのだとしても、意識的にガン無視したのだとしても、やってないものはやってないということです。
脳(あるいはその奥の無意識?詳しくはわかりませんが)からすれば、ちっ、せっかく正しい答えを教えてやったのに...ということになります。二度と正しい答えを教えてくれないかもしれません(笑)。
たとえばいつも時間がない!時間にゆとりのある生活をしたい!と嘆いている方に対してはネットスマホゲームテレビの類を、一切、とはいいませんがほぼほぼやめる、そして早起きをするというのがTodoになるでしょう。
そしてそれはたぶん「かーなーりめんどくさい」ことなのでしょう。
やらない理由は無限に思い浮かぶことでしょう。でも、まず一歩を踏み出してしまえばいいのです。
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さてここからは、自分への投資の意識を持ち始めて、それのために意識して時間を「割く」ことができるようになったかならないか、ぐらいのときどういう心持ちでいるべきか、という話です。
なので、仕事が忙しくて帰れるわけないじゃん!SEが早起きなんてむりー、みたいな状況の方は読まないほうがいいかも...
イラっとするだけかも?
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最初のとっかかりは、たとえばビジネス書であったり?あるいはSEであれば技術的な本を読み込むとかベンダーのセミナーに参加するとか...
そういうのはとてもわかりやすいですが、まだぜんぜん、仕事から離れてないですよね。
ですので、こういうのはカテゴリ的には「仕事」の中です。
つまり、今の自分を維持するための自己投資です。未来の自分のためではない。
ただし!この過程は絶対必要ではあります。すっとばすわけにはいきません。ですので、イメージとしてはこういうのはゆくゆくは「仕事の中にいれちゃう」という感じですかね。
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次に、読書です。いわゆる、今の流行り言葉でいうリベラルアーツというもの。
教養の蓄積は絶対必要、かつ一生必要です。
21世紀に中流以上の生活を望むのであれば、という前提ですので、それを望まないのであれば不要です
一生必要ですので、カンゼンにルーティン化する必要があります。読書はイベントではないのです。
ルーティン化して、年100冊が最低条件。
年100冊の読書をルーティンに組み込むとなると、自身の時間管理の考え方を相当変えていかなければなりません。
そしてその読む本というのは、たとえばグルメサイトの点数とか口コミをみて、かつステマに踊らされずに美味しくて良い店を選んでいくように、厳選しなければなりません。
読む本の厳選のしかたについては、ネットで検索してみてください。
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私が読書の重要性に目覚めたころは、ノンジャンルで良本を読むことはまだ乱読とか雑読とか、悪い意味で揶揄されることが多かったです。「それが何の役に立つか?」と...
上述したような、即効性のある専門書を読むことがもてはやされていました。でも、一部気づいている方はいましたね。自分がいかに、専門分野以外の教養がないかということに...
時代は変わりました。良い時代になりました。
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次が... 昔は「趣味」というカテゴリでしたが(今も?)、熱中するものを見つけること、そしてそれを長く続けることです。
趣味とかいう生ぬるいレベルは、超えていかなければなりません。
んーなんていったらいいかな...「ふたつの顔を持っている」といってよいぐらいに。
そしてそのふたつめの顔は、周りに対する納得感がある(悪印象が残らない)こと。
まずは周りに自分のことを「おぼえてもらう」のが大事なんです。
スポーツであれば...プロ級であれば、望ましいのですが、スポーツは残酷なまでにセンスと才能が必要ですので、とにかく打ち込んでます、と。
休みの日だけやってます~じゃ全然ダメです。たとえば、ガチ大会に出るぐらいですかね。
楽器とかも凄腕だったら、いいですよね~
先ほどの読書の話と一緒で、たとえば週3とか?その熱中するものに時間を割いていくのであれば、自分の時間管理を根本的に変えていかなければなりません。
年100冊の読書&週3の熱中する何かが入ってきたら、長時間残業なんてしてられないでしょう(笑)。
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食べ歩きが趣味です、じゃダメなんでしょうね...なんか受け身ですよね。料理の腕がプロ級、ならよいですが。
あ、そうそう、バーチャルはダメでしょうね。身体を動かす、手を動かすのが大事。
このエンジニアライフ界隈でもいらっしゃいますね...「ロボットと一緒に住んでいる」とか。まったくバーチャルではないですし(笑)インパクトあっていいですよね~尊敬します。
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けっこう知られていることですが、ふたつの顔を持っている方ってけっこう仕事できるんです。
ひとつのことに、仕事がおろそかになるぐらい熱中しているのにもかかわらず、結果的には仕事で成果を出しているという...
ゴルフはたしなむ程度とか、日曜朝だけ草野球とか、そういうレベルではもはやキビしい。それは就活のときの「テニスサークルで副部長を経験」とかと似ています(苦笑)。
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さて、この次の段階があるのです。ここまで書いてきたことはけっこう手垢にまみれて...といったら言い過ぎかもしれませんが、かなりいろんなところでいわれている、もはやアタリマエといっても過言ではないことです。
次の段階についてが、本当はいちばん書きたかったことなのですが例によってたどりつきませんでした(苦笑)。次回に書きます。