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「小損を取る」(16) 実践編その5:(ただ)時間を守る

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 時間厳守はもうしみついています。意地でも5分前行動。

 もはや古いタイプの人間ですね...

 携帯電話が普及するにつれ世の中全体が時間にルーズになり、そもそも定刻を設定せず、「何時にどこで待ち合わせ」ではなく「何時頃●●あたりで(連絡する)」という流れになっています。

 ここ10年ぐらいビジネス・シーンにもそのルーズさが浸食してきているような気がしてなりませんが... まぁでも、さすがに大事な商談では「何時頃●●あたりで」にはなっていかないような気がしますね。

 そして大事な物事を決めるのはこれからもテレビ会議やネットではなく対面なのでしょう。

 ふだん、いわゆる「社内」で時間にルーズな仕事をしている人は、お客さんや取引先やあるいは社内であっても上層部とか?そういう相手との会議などでてきめんにポカをやらかします(苦笑)。

 時間のルーズさというのは年齢は関係ありません。

 そしてお客さんとの打ち合わせは時間厳守だけど同僚相手だったらちょっとぐらいいっか、とか相手をみて仕事をしている人の末路は若干悲惨です。

 さて、このような時代に、私のように頑なに時間を守る人間(ビジネスではもちろんのこと、プライベートでも)はそれだけで周りが個性(良い意味での)とみなしてくれるので、内心しめしめと思っています(笑)。

 それどころか、いつの間にか「信頼感」「安心感」(私に対する)のようなものが醸成されているようなので、大変助かっています。仕事がしやすくなります。

 さらに、どうやら時間を守るが拡大解釈されて(苦笑)、「約束を守る」人間と評価されているみたいです。

♯まぁ約束っていうものはふつー守るものでしょ...と私は思うのですが(苦笑)。

 ただ時間を守ってるだけなのですが...ありがたいことです(笑)。

 特に、ビジネスにおいて「時間」と「納期」を守ることは、20年以上、ずーっとプライオリティNo1でしたので(「スキル」を身につけることよりも)、やっとそれが身を結びつつあるのでしょうか。

 時間に関していえば、珍しく古いタイプの人間がウザがられないという(笑)。時間にルーズな集団の中でびっと、時間を守る人間が一人いるとなんというか、目立つというか、頼られるみたいですね。

 ウザがられないのは、自分にだけ厳しいからなのでしょう。周りには時間に対しての正確さをそれほど要求しませんので。

 ていうか、ダメな方は何をいってもムダですから...(爆) 私より上の世代では、時間にルーズな若手に説教する暑苦しい管理職の方(笑)が未だいますが、まぁ暖簾に腕押しでしょうね。

 たとえば、とある待ち合わせで5分前に到着したとして、プライベートでは結局皆がそろうのに20分ぐらいかかるわけなので(苦笑)、その25分は「小損」なのかもしれません。

 いや、「かもしれません」ではなく今の時代は「小損」認定されているようです。どうせ皆遅れるのに自分だけ待ち合わせ場所に時間どおりきているのはバカらしい、という考え方がますます強くなってきているような気もします。

 つまり、損得で考えているわけですね。

  かたくなに時間を守っているだけで(それがあたりまえと思っているので、特にストレスはない)私は「小損」を取っていることになります。他の方々はぼ けーっと待つことを「損」として敬遠するみたいですが、容易に「小損」を取れるというのは私にとってとてもありがたいことなんです。

 実際は損どころか待っている間本を読めますしね... すきまの時間をつくれる(計算できる)のはとても貴重です。

 ところで、こと仕事に関しては5分前行動どころの話ではありません(笑)。現場常駐となると、出勤は定刻の約45分前にしています。

 これはなんとなく昔から決めているマイルールで、お客さんのところへ出勤のときはそこの現場の始業時刻の30分前が私の始業時刻(笑)。なので余裕をみて、40~45分前出勤というところに落ち着きます。

 もちろん、例外はありますよ。ビル管理の都合上あんまり早くきてくれるな、っていう現場もありますしね。あくまでお客さんの都合優先なので、柔軟に対応します。

 30分前までに必ず現場にいるように習慣づけておけば、たとえばJRが全滅とか私鉄で人身事故とかそういうクリティカルなケースでも、なんだかんだで本当の現場の始業時刻にはギリギリ間に合います。

 朝は、大事ですからね。多くの現場で朝会とかありますし。

 特にSEは平常時であっても出勤時刻はルーズですし(苦笑)、交通機関に乱れが生じているときは一蓮托生で遅れてもかまわないのかもしれませんが、私はとにかく定刻にそこにいないと気がすまないのです。これも「小損」を取っているということなのでしょう。

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