言語の歴史は人類の歴史。そして人類はコンピュータを言語で動かすようになった。

継続的努力をどうやって続けるのか

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ITエンジニアである以上、継続的な努力は必須であると考えている。それをやらなければ、技術の変化に対応できないのはもちろん、人間というのは何もしないと技術を忘れていきます。昔覚えた技術に頼り切っていると、気付かないうちに大きく技術が退化していたりします。そういうリスクを避けるためにも、継続的な努力は必須かと思います。技術力が安定していないと、ITエンジニアほどストレスのかかる仕事はありません。

継続的な努力をしようと思ったら、まず何をするでしょうか。駆け出しのエンジニアを見ていると、Twitterなんかで「〇〇を〇時間勉強しました!」みたいな発信をしています。個人的な感想ですが、ああいうのを見ると回し蹴りを入れたくなります。それに「がんばったねー♪」なんてリプライ入れてる人には飛び蹴りです。特に理由とか恨みとかは無いのですが、とにかく何かを大きく外している感が漂ってくるので、蹴りたくなります。

その蹴りたくなる理由の一つとして、「自分のアクションに対して他人に結果を求めるな」というのがあります。〇〇を〇時間勉強したのは分かるが、それを報告してどういうリアクションが欲しいのでしょうか?「がんばったねー♪」のリアクションが欲しいというなら、殴りたくなる人も多数でてくるでしょう。勉強は自分のためのアクションであって、人に何かを求める餌にされると、どうも殴りたくなります。

簡単に言えば、「甘えるな」の一言に尽きます。勉強した結果、圧倒的な成長を実現して年収アップや賞賛を得られることはあります。ただし、勉強自体の客観的評価に大した根拠はありません。例えば、自分の大好きな美人さんが勉強してたら「がんばれー!」と応援するが、見ず知らずの他人が勉強してても「はいはいそうですか」程度にしか感じません。客観的に見たらそんな程度のものです。そんなものを頼りにしてたら、精神がブレまくって勉強になりません。

なので、勉強するときに人の目や評価等の見返りを気にする人は苦労します。自分の成長に対してリソースを集中できないからです。継続的な努力ができるようになりたければ、まずは一人でも行動できる力が必須です。当たり前ですが、勉強は自分事です。自分のためにやるものなので、自分に集中しましょう。これが大前提です。ここが固まったあとに、どういう努力をするかという話が乗っかってくるものです。

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