言語の歴史は人類の歴史。そして人類はコンピュータを言語で動かすようになった。

あなたは対等という立場に耐えられるか

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この前、外国人に路を聞かれました。外国の人ってなぜでしょうか、日本に来ていても英語で質問してきます。人の国に来て自国語つかうのかと思っていたのですが、実は母国語は中国語でした。実は彼らなりに最大の知恵を絞ってコミュニケーションを取る努力をしていたのです。

外国の方と話すといつも思うのですが、彼らは堂々としています。自分の聞きたいことをハッキリ言います。日本語が分からないからといってひるんだりしません。自分なりの解釈ですが、彼らが堂々と振る舞えるのは、相手と対等だと思ってコミュニケーションを取っているからだと思います。

この対等に振る舞うというのはコミュニケーションの基本かと思います。本当にコミュニケーション能力の高いひとは、この対等に振る舞うことができています。現に、よその国から日本に来て、果敢にコミュニケーションを挑む人は対等に接してきます。言葉を知らないながらも、何らか目的を達成しています。

自分たちのコミュニケーションを見ていると、この対等というのがどうも苦手なように思います。一般的に謙ることに長けている人の方が、コミュニケーション能力が高いと言われる傾向が強いです。私たちは対等に振る舞われると、相手に威張られていると感じてしまうからです。

対等という接し方は、相手への敬意と自信の両方が無ければできません。また、対等である以上、立場や権力を使っての誤魔化しが利きにくくなります。立場に安穏としている人のコミュニケーション能力は退化していきます。本当にコミュニケーション能力の高い人は、謙遜ではなく対等というスタンスが取れる人ではないでしょうか。

Comment(4)

コメント

仲澤@失業者

シルバーサンドで釣りをしていると北欧から来た彼が話しかけてきました。へたな英語で。
鱚(キス)を釣っている事を話すと仕掛けを見せてほしいというので、
日本式のキス仕掛けを一組プレゼントしました。
それから、英語のできないおっさん二人は、夕方まで身振り手振りで釣りの話をしましたとさ。

Devilman

非常に的を得ていると思いました!

匿名

外国ではこうだ、とか言っている人って基本外国が優れている前提だよね。それもほぼ欧米。

Horus

> 匿名さん
確かにそうだ。言われて納得です。マイナーな国を出す人はいない。

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