コードのこと、チームのこと、エンジニアキャリアのこと等を思いつくままに。

再開

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 随分長いことコラムを書いていませんでした。忘れていたわけではないのですが、諸事情があり筆(指)が止まっていたのです。書けない理由も整理されてきたので、そろそろ再開です。

 久々のコラムなので、指慣らしを兼ねて、コラムを更新できていなかったこの3カ月間で身の周りで起こっていたことを書いてみたいと思います。特に、エンジニアの輪を広げるきっかけになったイベントを中心にまとめてみます。

◆ 合同勉強会 その二

 以前、フェンリルさんとの合同勉強会についてコラムに書きましたが、第2回となる合同勉強会をIIJさんと行いました。例によって相互にスピーカーを出し合うLT大会です。さらに今回は趣向を少し変えて、LTの時間からアルコールを入れた非常にノリのよい勉強会となりました。

 (これまでやったことのない形だったので、ちょっとビビってしまい、アルコールは会場である弊社の業務時間終了のタイミングで開放しました)

 この勉強会は、第1回の勉強会の後、弊社開発メンバーが参加した社外イベントの懇親会会場での会話がきっかけです。以前のフェンリルさんとの合同勉強会は楽しかったし、こういった形でも他社の開発者と交流を持てるのだという気持ちから、意気投合したIIJの方と合同勉強会の話をまとめていきました。

 さらに、普段このようなイベントでは必ずといっていいほどスピーカーを担当する私が、今回はなし。完全に一参加者として楽しませてもらいました。先述のとおり途中からアルコールが入っていたこともあり、LTはかなりの盛り上がりを見せました。また、そのような雰囲気のLTの後だからこそ、懇親会ではいつも以上にIIJのエンジニアの方々との交流も深いものになったように思います。

 ひょんなことから始めた合同勉強会が、このようにして進化しながら伝播していくのはとてもうれしいです。ご興味のある方は、イベントなどで私を見かけたら声をかけてください。ぜひ一緒にやりましょう。そして、お互いのエンジニアの輪を広げていきたいです。

 三三 ニュース&トピックス
 クラウド名刺管理の三三、IIJと合同でエンジニア勉強会を開催

◆ 合同勉強会 その三

 立て続けに合同勉強会です。第3回は、弊社社員の以前からの知人が勤務されているVOYAGE GROUPさんと共同で行いました。この勉強会は、三三合同勉強会初のアウェイです。VOYAGE GROUPさんの誇る社内バー「AJITO」で軽食やアルコールを取りつつのLT大会となりました。

 しかし、この勉強会については多くを語れません。なぜなら、大変楽しみにしていた当日に体調を崩して参加できなかったからです。本当に楽しみにしていたので残念です。悔しくて仕方ないです。ですが、こうして、もはや私が参加もしない(できなかっただけですが)ところで、合同勉強会がどんどん広がっています。

 勉強会に参加できずに失った、エンジニアの輪を広げる機会を挽回するべく、VOYAGE GROUPボルダリング部と三三ボルダリング部による合同でのボルダリングを計画しています。合同ボルダリングについても、いずれ当コラムでお伝えできるかもしれません。

 エンジニアの方で(当然エンジニアでなくてもよいのですが)、ボルダリングをやるという方がいればぜひお声がけください。都内23区内であれば、一緒に登れるかもしれません。

 三三 ニュース&トピックス
 三三、VOYAGE GROUPと合同でエンジニア勉強会を開催

◆ 高専企業訪問ツアー受け入れ

 以前から私の所属する三三では、高等専門学校(高専)といろいろな形で関わってきています。高専の学生さんは意識や専門スキルも高いため、将来は優秀なエンジニアとして世界で活躍してほしいという親心的な感覚で学生さんとお話をさせていただく機会も多いのです。

 日ごろのそのような活動からのつながりもあって、「高専ベンチャープロジェクト」の主催する「企業訪問ツアー in TOKYO」の訪問企業の一つとして、三三に15名の学生さんが訪れました。ここでは、弊社の誇るホープである高専卒の中森と私がそれぞれ、これから社会に出ていく皆さんにお伝えしたいことを話させてもらいました。

 さすが、意識の高い学生さんたちです。話の後にオフィス内の見学をしてもらったのですが、その合間にも中森や私と名刺交換をしたり、Facebookの連絡先を交換したりと、その後の交流につながっています。高専の学生さんと私は年齢的にはかなり離れていますが、やはりエンジニアマインドに年齢や性別の差はありません。このような会社のイベントを通じても、私のエンジニアの輪は広がっていきます。

 三三 ニュース&トピックス
 高専ベンチャープロジェクトによる高専生の企業訪問を受け入れました

◆ 専門学校特別講義

 学生さん関連が続きます。東京デザインテクノロジーセンター専門学校(TECH.C.)でIT-Web系コースを専攻している学生の皆さん向けに特別講義を行ってきました。講義の内容は「ITベンチャーで働くということ」です。私からは、学生さんがこれから社会に出るに当たって知っておいてほしいことを中心にお話をさせていただきました。

 突然ですが、私はソフトウェアの開発者という職業が好きです。天職であるとすら思っていますし、大いに誇りも持っています。これから開発者になる方には夢と希望、野望を持って業界に入ってきてほしいです。一口に開発者といっても、自分の専門領域をどこに持つべきか。誰にも負けない専門領域を持ちつつも、フロントエンドからバックエンドまでカバーできるジェネラリストであることも、これからのエンジニアには必須条件になってきます。

 さらには、開発者として価値あるものを提供し続けるには、スキルはもとより、心構えなども非常に重要です。われわれの仕事は単に動くプログラムを書くことではありません。開発するソフトウェアを通じて、価値を創造することが仕事です。自分の職業の意義を知り、価値創造のためのスキルを研鑽し続けるのには、それなりに覚悟がいります。そのためにも、今から高いプロ意識を持ってエンジニアの道を歩んでほしいと思います。

 学生の皆さんには、上記のような内容をお伝えしてきました。

 ここでも、このような特別講義に出る学生の方々は意識が高いなと感じました。講義の後には、講義中には聞けなかった質問を聞きに来られる方や、やはりここでも名刺交換やFacebookの連絡先を交換する方が多く、新たなエンジニアとのつながりを作れました。

 三三 ニュース&トピックス
 専門学校(TECH.C.)で特別講義を行いました

◆ 3カ月を振り返る

 コラムの更新が滞っていた期間のまとめ記事のようになってしまいました。

 でも、こうしてみると、この3カ月の間にも私のエンジニアの輪はどんどん広がっていることを、あらためて認識します。エンジニアにはエンジニア同士で分かり合えることがたくさんあります。お互いに切磋琢磨もできます。社内や閉じた世界でくすぶるのではなく、どんどんと外に出ていくことをお勧めします。そして、エンジニア同士の輪を広げていきましょう。

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Normally I'm against killing but this article slaughtered my ingronace.

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