漫画で日本を紹介するアプリ「Ms.Green」で英語を学ぶ
今回は、漫画で日本を紹介するアプリ「Ms.Green」をご紹介します。このアプリは、株式会社JTBグローバルマーケティング&トラベルが公開しているもので、iOS版、Android版とも用意されています。20万ダウンロードを達成した人気アプリなので、すでにご存知の方もいらっしゃるかもしれません。
■日英中の3言語に対応
言語は、日本語、英語、中国語(繁体字、簡体字)の3言語に対応しています。英文は難しくないと思いますが、残念ながら明らかな誤訳が散見されます。筆者は中国語を勉強したことがないので、中国語については判断できません。
セリフの中には略記されていて、意味がわからないものもあります。そんなときは、日本語と切り替えながら読むと辞書なしで理解することができます。
言語を切り替えて読んでいたら、人気漫画「のだめカンタービレ」の主人公「のだめ」こと野田恵(のだめぐみ)が、フランス語を漫画で覚えたエピソードをふと思い出しました。好きこそものの上手なれ、という言葉もありますから、好きな漫画を他の言語で読んで、語学を勉強するという方法もありそうです。
脱線しますが、筆者は初期の「のだめカンタービレ」のファンです。一昨年、長崎県佐世保市に行ったときには、コミックス各巻の最後に登場する、のだめのモデル「リアルのだめ」が住む大川市まで足を伸ばしてみようかと思ったほどでした。
■毎週水曜日に新エピソードを公開
漫画は、毎週水曜日に新エピソードが公開されています。コンテンツの制作は、JTBグローバルマーケティング&トラベルのサービスとの兼ね合いがあるようです。同社のトップページにも記載がありますが、新潟県観光協会のプレスリリースや鳥取県のプレスリリースもあります。
■ネットワーク接続が必須だが、もっと気になることが...
このアプリはネットワーク接続が必須となっており、オフラインで利用することができません。移動中はWiFiやモバイルデータ通信が使えるとは限らないので、ネットが使えないときに起動すると少々イラッとしそうです。
個人的にネットワーク接続必須以上に気になっているのが、このアプリのアイコンデザインです。他人にホーム画面を見られたら、ちょっと恥ずかしいかもしれません。ということで、筆者はスマートフォンにフォルダーを作成して、少し目立たないところに移動してしまいました。
余談ですが、漫画で英語を学ぶということで、ふと@ITの「ITエンジニアのための業務でサクッと使える英語Tips」を思い出しました。こちらも、お時間のあるときにどうぞ。