可能か不可能かは別として、面白いこと中心に書いていきます。

会社設立しました。その前にいろんなことがありました。

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 前回のブログが2009年4月3日で、もう4年も経ってしまってました。……ということで、4年ぶりのコラムです。4年経っても、おそらくあまり成長のない文章ですが、お読みいただけますと幸いです。


■4年の間に何があったか

1)部署異動 人事から営業へ

 2009年、人事採用とWebディレクターを兼務していました。

 前回のコラムを書いた当時は、世の中はリストラの嵐。非常に厳しい経済状況であり、採用はストップし、サイト構築などの受託案件もなくなり、営業に異動しました。

 SIerの会社だったため、(社員の)スキルシートを持って顧客先へ営業という日々でした。営業の結果が思うようにいかなかったのと、幸か不幸か某協会の大規模受託案件が立ち上がったため、案件のリーダーとページデザイン兼務でプロジェクトへ。

2)グループ会社転籍

 それから10カ月ほど経ったころ、グループ会社が新規ビジネスを立ち上げるということで、そのグループ会社へ転籍し、新規ビジネスの立ち上げと、新規ビジネスのサイト制作、そしてなぜか広報の業務も兼務することになりました。

3)転職

 3カ月経ったころに、まったく畑の違う業界の社内システム担当として転籍しました。冷や汗をかきながら、社内サーバの保守運用を行ったり、前職でやってきた自社サイトの制作や、各サービス先(常駐先)のシステム運用を行いました。

 また、社内にサーバを置くほどのレベルではなかったので、外部ストレージの提案をしましたが、ストレージとはなんぞや、とのことであえなく却下。(システム部署がなかったため)経営企画部署でシステム関連業務を行いながら認証保育所の設立業務や、某雑誌とのコラボ企画、某テレビ局でのNW構築などの業務を行いながら、1年間さまざまな経験をすることができました。

 それと同時に、自分で事業を行うタイミングはここだと思い、まったく先が見えませんでしたが、思い切って退職し、起業の準備を始めました。

 4)ニート? から起業へ

 当時住んでいた東京の住まいを引き払い、12年ぶりに実家へ。失業給付金をもらいながら、少しずつ準備を始め、昨年5月に合同会社を設立しました。

 ちなみに、なぜ合同会社かと言いますと、

  • (株式会社に比べて)設立の時の費用が安い
  • 社員が誰でも決裁権を持つようにしたかった
  • 仕事の成果や分量などで報酬を決めることができるように、柔軟にしたかった

などを含め、身の丈にあった形が合同会社だったからです。

5)設立から1年経過

 変な社名で非常に呼びにくく、都度お客さまに「ナニコレ?」「意味が分からない」「覚えられない」など、どちらかというと悪評? 寄りの評価をいただいています。

 もうすぐ1年になりますが、お客さまからもからかわれるようになり、わざと社名を間違って連絡頂いたり、実名でなく「○○:社名くん」と呼ばれるようになったり、少しずつですが良い関係を築けるようになってきたかなと思っています(そうでなかったら少しショックですが……)。

 4年ぶりのコラムということで、復帰しました宣言のような内容になりましたが、会社員だったからできたこと、起業して分かったこと、ワークスタイルなど、さまざまなことに触れつつこれから定期的に書いていきたいと思っております。

 何とぞ、よろしくお願いいたします。

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