IT業界団体のCompTIAよりスキル構築に役立つ様々な情報をお届けします。スキル構築にお役立てください。

はじめまして! 「+」なスキル身につけましょう!

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 はじめまして。

 この度、「エンジニアライフ」のコラムニストに参加させて頂きましたCompTIA日本支局の吉村と申します。コラムを通して、皆様のスキル構築の立てるように、様々な情報をご提供していきたいと思っております。よろしくお願いします!

 さて、今回は、第1回ということもあり、「スキル」のお話をさせていただく前に、まずは「CompTIA」と言う団体についてご紹介をさせて頂きます。

 ぜひ、このコラムを通して、こんな団体もあるんだ~ということを知っていただければ幸いです。

 さて、そもそもどうやって読むのという方もいらっしゃると思いますが、「コンプティア」と読みます。The Computing Technology Industry Associationの頭文字をとって作られた名称です。あまり日本語で団体名を紹介することもありませんが、強いて日本語でご紹介をすると「コンピュータ技術産業協会」となります。

 CompTIAの原形が設立されたのは、1982年、今から26年も前のことになります。当時は、現在のCompTIAという名称ではなく「Association of Better Computer Dealers, Inc.」、通称「ABCD」というちょっと怪しげな名前で設立されました。その翌年の1985年には、現在CompTIAが拠点を置く米国シカゴに本部を移しました。その翌年からは、バーコードなどの技術の標準化を中心にIT業界の様々な企業の皆様との活動が開始されました。

 CompTIAは、設立当時から、会社組織ではなく、IT業界の様々な声を反映するための「IT業界団体」として活動をしています。現在は、ワールドワイドで14拠点を持ち、CompTIAメンバーとして102カ国2万2000機関以上(2008年4月現在)の企業、学校、政府機関などが活動に参加しています。日本では、2001年4月に支局が開設されました(日本国内では、約90社の企業や学校の皆様にメンバーとして活動を支えていただいています)。

 ワールドワイドでの活動では、政策の立案活動やリサーチ活動なども実施しているCompTIAですが、日本国内では、「CompTIA認定資格」を中心とした人材育成支援が主な活動です。2008年8月現在、13業務分野に渡る認定資格をご提供させていただいており(内、日本語受験の可能な資格は11業務分野)、企業で必要とされる「軸になる」スキルを持った人材を効率よく育成するために活用いただいています。

 タイトルにもなっています、「+(プラス)」は、CompTIAで提供している認定資格に共通してついている文字です。皆さんの中でも、「A+(エー・プラス)」という認定資格を耳にされたことがある方もいらっしゃるかもしれません。

 次回以降は、CompTIAが考える「軸になるスキル」について、いろいろとご紹介をしていきたいと思います。また、なぜCompTIA認定資格には「+(プラス)」がついているのかといったレアな情報までご紹介をさせて頂きますので、ぜひお楽しみください!

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