情報システム部門での経験から生まれた、格言、迷言集です。

【広報にも筆の誤り】

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■原典:

 弘法にも筆の誤り

■意味:

 意味的には原典と同じ。弘法の代わりに、広報を当てはめただけです。

■解説:

 筆とは、記事のこと。広報にも、ときには間違った記事を書く場合もあるということです。

●用例:

 

川伊さん

現木さん。この前の社報の記事、読んだ?

 

現木さん

ああ、ヨソノ工業様の導入苦労話みたいな感じの記事だろ。

 

川伊さん

そう。結構美談っぽく書かれていたわね。

 

現木さん

苦労話は、生産管理システムの導入時の話なんだけど、お客さまインタビューの回答は、会計システムとのデータ連携時の話なんだ。

 

川伊さん

え、あの美談は、ウソだったの。

 

現木さん

違うよ、多分どこかで、話がこんがらがっただけだと思うよ。悪意はないんだけど、困るよね、ああいう間違いは。

 

軽井主任

「広報にも筆の誤り」ってか。

 

川伊さん

そういえば、軽井主任もインタビューを受けて、苦労話を美談っぽく語ってましたね。

 

現木さん

「広報筆を選ばず」ですね。

登場人物と相関図

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