TOEIC 600点への道 2009(9):「試験当日記」
1月31日。TOEICの受験に行ってきました!
TOEICの公開試験は初経験で、何回も受けて慣れてしまっている情報処理技術者試験と(当然といえば当然ですが)異なる部分も多かったので、受験経験のない方向けに公開試験当日の模様を書いていきたいと思います。
■持っていくもの
まずは受験票。これを忘れたら受験できません。また、受験票にはAとBの2種類があります(めくって剥がすタイプの葉書が受験票です)。受験票Bには証明写真と手書きの署名を書く必要があります。この2つはスコア証明書に印刷されるものだそうです。
また、受験者本人であることを確認できる、写真つきの自己証明書が必要です。例えば、運転免許証。あとは住基カードとか。
次に筆記用具。これも当然ですが。個人的にはシャープペンシルよりも鉛筆をオススメします。マークシートの試験で、かつ、TOEICは時間との勝負でもあるので、1秒でも無駄にしないためにも、マークをサッと塗れる鉛筆の方が良いと思います。TOEICに限らず、情報処理試験の午前試験でも僕は鉛筆を使用しています。
最後に、時計。当然のように携帯電話を時計代わりに使用することはできません。試験前に電源を切れと言われますので。
■試験開始40分前で受付終了
随分と早いですが、試験開始40分前で受付が終了し、その後は入室できなくなります。特に、最寄駅からバスで行かないとならない会場へは乗り遅れがないように注意しなくてはなりません(実際、今回、僕が受験した会場がそうでした)。
会場に着き、受付を済ませ、自分の席へ行くと、「受験のしおり」と「解答用紙」が置いてあります。解答用紙は両面刷りで、A面が名前などの基本情報とアンケート用、B面は試験の解答用です。A面への書き込みは、書くための時間帯(下記のオリエンテーション中に3分ほど)があるものの、到着後すぐにしてもOKみたいです。情報処理試験のように、受験番号等を書く場合でも試験時間中でなければいけない、ということは無いです。情報処理試験を受けすぎたためか、「始まる前に書いていいの?」とすごい戸惑って周りをキョロキョロして、相当な挙動不審っぷりをアピールしてしまいました(笑)。ちなみに、アンケートの書き方は、受験のしおりに記載されています。
受付が終了すると、15分ほどオリエンテーションが行われます。諸注意が放送で流れます。リスニングの音量確認も行われます。その後、10分間の休憩に入ります。休憩が終わると、試験終了まで休みがないので、この時間内にトイレへ必ず行くべきかと思います。
休憩終了後は、受験票Bの回収と本人確認、そして問題用紙が配布されます。問題用紙は紙テープで止められていて、試験開始まで剥がすことはできません。また、問題用紙には受験番号と名前を書く欄があります。試験終了後に問題用紙を返却しなくてはならないので、その確認のためだと思います。
そして、試験開始です。45分のリスニングが終わってすぐに、75分のリーディングの問題を解いていきます。計120分の試験時間が終了しましたら、問題用紙と解答用紙が回収され、回収が完了次第、解散となります。そして、帰りもバスが混みます(笑)。
■試験を終えてみて
疲れました。やはり2時間も続けての試験ですし、しかもTOEICはスピード勝負ということで集中力を相当使うので。
出来ですか? リーディングは、まあ、戦略どおりにいきました。リスニングは……、もう最悪でした。あまりにも分からなくて、途中で心が折れました(苦笑)。新公式問題集よりも全体的に難しかった気がします。ただ、それでも精一杯やりました。やりきりました。悔いは残っていないです。600点を大きく割っても、それはそれで仕方ないかな、とまで思います。企画上は大失敗ですが……。せめて500点は超えてくれれば企画上の面目は保てるかなとは……。
先に書いたリーディングの戦略ですが、「解く順番」のことです。僕の場合、順番に解いていくと(時間が大きく余っていると)Part5でゆっくり考え込む癖が治らず、また、Part6に至っては、やたら時間を使うくせに殆ど正解しないという状態だったので、7→5と解きました。Part7で190問目までを45分で終了させ、Part5へ強制的に移行。ゆっくり解いても正解率が悪い、191から200問目とPart6は完全に捨てるという戦略です(今のスキルではリーディングを全問、時間内に解ききれないので……)。これについては、信条や個人差があると思うので、「7→5→6」と解くこと自体はオススメしませんが、自分にあった解く順番の戦略は練っておいた方が良いと思います。
☆★☆
次回はスコアが出た際に、とりあえずの最終回として更新したいと思います。
コメント
starwada
こんにちは、私も昨日受験しました。
3回目ということでシャーペン1つしか持っていかず、
消しゴムを忘れてしまいました。
逆に迷いを捨てることができましたが。
今年も最後まで行き着くことはできず、1分前に
残りのマークを適当に塗りつぶしました。
2時間の集中はきついですよね。
私はまた1年後に受けるつもりです。
あずK
starwadaさん>
コメントありがとうございます。
先日の試験、お疲れ様でした。
TOEICは受験馴れしてくるとスコアが良くなるという話を聞きました。
ただ、馴れたら馴れたで持ち物を忘れる可能性もありそうですね^^;
忘れ物は子供の頃から酷い人なので、気をつけたいです。
> 今年も最後まで行き着くことはできず、1分前に
> 残りのマークを適当に塗りつぶしました。
同じです。完全に捨てた問題は適当にマークしました。
いつか時間内にリーディングを全問解けるようになりたいです。
ネットで受験を申込んだため、
来年1月の試験は受験料が割引になるので(笑)、受験します。
(1月受験は、毎年の恒例行事にしたいです、自分的に。)
その前に半年後の7、8月に別の英語の試験を受ける予定です。
これからも英語学習を頑張りましょうね^^
こんにちは。
私自身はTOEICは初回受験で
とりあえず760点取れましたが、
かなり運がよかったような気がします。
私もパート7の問題は最後までできませんでした。
しかも、適当にマークする時間もありませんでした(汗)
この760点のスコアは去年の5月のものなので、
今年は3月にあらためて受験したいと思います。
ちなみに時計は持って行きましたが、
試験開始と同時に秒針を動かし始めたつもりが
動いていなったたため、
まったく時間が分かりませんでした、、。
これが致命的ミスですね。
次回はこの記事を参考にして、
基本的なことでミスを犯さないようにしたいと思います。
次の記事も楽しみにしています。
あずK
furukiさん>
コメントありがとうございます。
リンク先を拝見しました。
BBCやCNNを見聞きできるレベルなら700超えは当然の結果ですよ^^
自分の場合は、学習初期の頃、TIMEやNY Timesのサイトを見聞きして
絶望して(苦笑)、「単語や文法をちゃんとやらねば」と思いました。
700点レベルの方でもリーディングは解ききれないのですね…。
ということは、解ききれるスキルは800点や900点以上なのでしょうかね…。
自分にはまだまだ高すぎる目標です^^;
> ちなみに時計は持って行きましたが、
> 試験開始と同時に秒針を動かし始めたつもりが
> 動いていなったたため、
> まったく時間が分かりませんでした、、。
時間との勝負だと焦りますからね…。そういうミスはしてしまうかもしれません。
自分も時計ではミスをしていて、
持っていった時計が、受験直前になって正式な時間とズレていることがわかりまして…。
直す暇がなかったので、
「その時計での」リスニング終了時の時間と試験終了の時間を机に落書きしました(笑)。
#帰る際にちゃんと消しました。
本文に書けばよかったかもしれませんね、これ。
> 次の記事も楽しみにしています。
ありがとうございます。
今後もTOEICの受験や英語学習は続け、コラムにも書きたいと思っています。
まだ若い人
こんばんは。
一週間遅れですが、試験お疲れ様です。
電子媒体で勉強していると、マークするときの時間を
考慮に入れてなかったりするので5分くらい時間を見誤ってしまいます。
+5分あっても、とても全部は解ききれませんが。
今回は受けられなかったのですが、
学習を始めた8月から比べるとかなり力が付いてきたように感じます。
嫌いでも、苦手でも、やり続ければ
少しずつ出来るようになるものですね!
「継続は力なり」
と、中学の時先生に言われたのですが、この言葉の意味を
頭でなく体で理解したような気持ちです。
あずK
まだ若い人さん>
コメントありがとうございます。
ご返信が遅くなってしまい、失礼いたしました。
新公式問題集にはマークシートが付属しているものの、
普段の学習では使わないですよね。
塗りつぶす分を含めて、この制限時間となるわけですが、
少しでも短縮するためには、鉛筆で塗った方がいいと思っています。
ぜひ8月に受験を!
学習した分だけスコアは伸びますよ。
とか書いておいて、今回の僕のスコアが
400点台前半だったら非常に恥ずかしいですが^^;
ひとまずTOEICは終わりましたが、今後も英語学習は続けていきたいです。