@IT メールマガジン「@IT通信」に載ったアイティメディア社員のコラムを紹介します。

死の恐怖の真実

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 2002年2月13日の「@IT通信」に掲載したコラムを紹介します。ただいま編集部員Kは、口内炎に悩まされています。箱いっぱいのビタミンCが欲しい……。

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 あれは忘れもしない1月25日(金)のことでした。

 「薬を飲んでも熱が下がらない……」

 週初めから具合が悪く、薬でごまかすという小細工を弄していた神崎でしたがこの異常事態になすすべなく、よろよろと近くの病院に這っていくことしかできません。

 ──死ぬんじゃないか!?

 何しろ病気知らずのアンブレイカブルな身だった神崎にとって、検査を受けるのも久しぶりの経験で、診察結果が不安です。

 そんな中、眉をひそめながら、お医者さまが重たい口を開きます。

医者:「神崎さん。症状はインフルエンザですが……ちゃんと栄養とってますか?」

神崎:「は、はぁ。ちゃんと食べてますけど」

医者:「ちなみに昨日の晩は何を食べられました?」

神崎:「え~U、UFO(焼きソバ)」(※編注1)

 ……気まずい沈黙。

 その後のやり取りをまとめますと、日ごろの食生活(肉食一辺倒)の偏りとそれによる体の抵抗力の低下を、やさしくご指摘いただきました(※編注2)。

 つまり……この飽食の時代に「栄養失調」であるという診断だったのです。この指摘に、わが人生のあまりの寂しさに、苦しい熱も一気に引く思いでした。

 実家の両親にもずいぶん心配をかけ、2日後にはダンボール箱いっぱいのビタミンC、俗にいうミカンが送られてきたのでした。

 いかがでしょうか? この神崎の貴重な体験からいえることは1つ。「抵抗力をつけなければインフルエンザにはかかるべくしてかかる」──。

 これは、下のようなサイトでは得られない貴重な情報です。皆さんもお体にはくれぐれもお気をつけください。

インフルエンザ総合対策(日本医師会感染症危機管理対策室)

※編注1:別に「焼きソバ」という食品が悪いわけではありません
※編注2:血がドロドロだったとの報告もなされている

(営業企画局 神崎良介)*当時
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