@IT メールマガジン「@IT通信」に載ったアイティメディア社員のコラムを紹介します。

サーバ管理者の一番重い日

»

 2002年1月16日の「@IT通信」に掲載したコラムを紹介します。「サーバ管理者」って、肉体もバリバリに駆使するお仕事なんですよね……。

■□■

 その日はけっこう肉体的にツライ日でした。席に戻ったとたん、シャチョーから「社内サーバ落ちてるんだけど」といわれようものなら、こっちの方が身も心もシステムダウンです。

 しかし、泣く子とサーバダウンとシャチョーには勝てません。

 とりあえずサーバにモニターをつなげてみると、OSが落ちています。再起動してみるとOSロゴが表示されたあたりでリブートしてしまいます。何度かトライしましたが、その都度違うところでリブートするのです。safeモードでもダメ。こうなるとわたしではお手上げです。ジョーシにバトンタッチし、ハードウェアチェックをすることにしました。ほかのPCからメモリをもってきたり、CPUを取り替えても状況は変わりません。

 原因が特定できないので、とうとうわたしが秋葉原で安いPCを買ってきて、ダウンしたマシンのHDDを内容をコピーすることになりました。重いPCをもって帰ってきたわたしに、みんなは「好きなアキハバラに行けてよかったね」と何の慰めにもならない言葉をかけてくれました。屈辱です。しかも重いPCを運んだためにその後 2日間、筋肉痛でものすごい苦しみに苛まれていたことは、誰も知りません。

 HDDをフォーマットし、OSをインストールし、古いHDD からのファイルコピーを行い、新しいPCでサーバが稼動したのは夕方でした。新しいHDDにコピーをしながら気付いたのは、古いHDDは残り 7Mbytesになっていたこと。トラブルはこのせいかもしれませんが、そうだとすると、OSも起動しないっていうのはあんまりです。あるいは、新サーバ稼働後に見たこの記事(*)と同様の原因かもしれません。

 あまりのことに古いPCは手付かずのまま放置しています。渋谷近辺で安いPCを売ってるお店を知っていたら教えてください。

 (*)この記事:PCメンテナンス&リペア・ガイド 第6回「意外に故障の多いパーツ『電源ユニット』の基礎

(事業企画局・Ver.2.11)
Comment(0)

コメント

コメントを投稿する