@IT メールマガジン「@IT通信」に載ったアイティメディア社員のコラムを紹介します。

新人・神崎良介の真実

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 2001年7月11日の「@IT通信」に掲載したコラムを紹介します。@IT編集部は現在、大手町で働いています。変なテンションはばっちり健在です。

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 いや~何はともあれ、@ITに入社して1週間。1週間って一言で簡単にいっても、いろいろありまして、もう何カ月もこの会社で働いているような、そんな気がする1週間でした。

 とにかく1日が非常に長いというか、濃い! そしてとにかく異常なテンションのままに気づいたら1週間が終わってしまったという始末。

 それはやはり@ITっていう会社が持っている、ある種独特の雰囲気であったりとか、職場環境的なものが大きな原因を与えていると思うんです。今回は入社わずか1週間目のわたし、神崎がなんとなく感じた@ITの変なところを紹介しちゃいます。

■1 変なテンション

 まず驚いたのが、@ITの異常なテンションでした。動物園のようにテンションが高い(*1)とか、そういうわけではないんです……もうハイテンションを通り越しちゃった境地というのがあります。そりゃ~社員はみんな仕事はとにかく黙々とこなしていくタイプだと思うんですが……。

 まず、あまりに連日連夜仕事をしすぎたために、信号待ちで思わず目を閉じて眠りに入る四本さん(怖いよ~)(*2)。

 それにも増して印象に残っているのが、初めて@ITの人に飲みに連れて行ってもらった際、「神崎君が人生の中で大切にしている3つのものって何? 俺は愛と金と権力なんだけどね~」と唐突に聞いてきたT塚さん、あなたでした。

 嗚呼、こんなにも自分の考えや夢をストレートに話した機会なんてどれくらいぶりでしょうか? 四本さんだって、一生懸命自分の仕事に没頭したあまり、そういうことになったんだものね。そんな子供のような大人が@ITの変なテンションを形成しているのです。

■2 チームワーク

 読者の皆さんもご存じのことかも知れませんが、@ITは社員26名っていうことで、立ち上がって見渡せば、視界にすべての顔が目に入るほど。全員集まっての全体会議だってできちゃいます。

 だから、何か問題が起きたときは、すぐに関係者全員が集まって対策を話し合うこともできるし、意思の疎通が非常にスムーズ。何も自分の仕事だけをやるってわけではなく、ほかのことにも首を突っ込まずに入られない。そんな社員が集まっているので、それだけダイナミックな仕事につながっていくのです。

 そういう意味では同じ会社の人というよりも、むしろ同じ目的を共有する愉快な仲間たちって感じでしょうか(笑)? 俺も早く打ちとけなきゃ!

■3 ……渋谷

 「まんまじゃん!」って多くのご非難の声も聞こえてくるようですが、やっぱり渋谷ってなんとなく気分がいい。駅から会社間での区間を歩いていても、仕事に向かってるような気がまだしないですもん。

 渋谷にたむろする若人たちのエキスを胸一杯に吸い込んでいるような気がするし、いまの時期、クーラーが効いてて会社にいても快適! それでもって仕事を終えて会社を出たら、そこはもう夜の道玄坂!

 なんか気分がワクワク、ドキドキするじゃないですか~? 仕事が終わったらっていう話なんだけど……。

 ということで、今のところドキドキワクワクしながらこの会社に通っているわけですが、@ITの妙~な雰囲気(*3)に慣れるためにも、いち早く妙~な人(*4)にならなければ! 頑張るッス!!

(*1)編集注:動物園ってどんなテンションなんでしょうか? 今度聞いときます

(*2)編集注:営業企画局長。取締役である

(*3)編集注:妙……ですか?>社長!

(*4)編集注:いや、すでに妙です

(神崎良介)*当時
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