リーダーや管理職も自分の仕事を楽しんで!
昔の上司はやりたい放題!
昔の上司は、今と比べるとずいぶんわがままな人が多かった気がします。気に入らないことがあると怒鳴る。パワハラやセクハラは当たり前。部下に嫌われてもおかまいなし。
みんなががそうだったというわけではありませんが、そんな課長や部長がよくいたものです。そしていい先輩だったと思っていた人が、管理職になったとたんにいやな上司に変わってしまったことも。そんな経験ありませんか?
今の上司はいい人が多いけれど
昔の上司に比べると、今の管理職やリーダーには「いい人」が多いと思います。時代の流れもあり、昔のスタイルの上司像では通用しなくなっています。わがまま放題やっていると、セクハラやパワハラで訴えられてしまうこともあります。それに部下が鬱病になったり退職してしまったら上司の責任になってしまいます。そうならないように、セクハラやパワハラをしないための研修を受けたり、部下の気持ちのケアに気を使ったりしています。わがままな上司が減って「いい人」の上司が増えたのはいいことです。
けれども自分がリーダーや管理職になってみると、その大変さが分かります。パワハラやセクハラにならないように、部下のやる気をそがないようにと気を使います。部下の残業を減らしたために自分の仕事が増えたりもします。リーダーや管理職の肉体的な疲労と精神的なストレスは昔と比べてずいぶん大きいくなったと思います。そんな仕事って嫌ですよねぇ。
店長が一番楽しんでいるお店
先日、ある飲み屋に入りました。その店には若い女性のアルバイト店員が何人もいます。お酒と料理を運びながらお客さんに話しかけて店を盛り上げています。そしてその中に交じってこの店の店長もいました。店長と言ってもオジさんではありません。20代のさわやかな青年です。
通常、店長というと店の奥で金勘定や発注管理をしていて忙しいときだけ料理や接客をするというイメージがあります。ところこの店長はそうではなく、アルバイトの店員と一緒に接客をしています。それもどちらかと言うと接客というより、客との話を楽しんでいる感じでした。ニコニコしていてなんだかとっても楽しそうなのです。 お客よりも店長が一番楽しんでいるように見えました。
店長が率先して楽しむことで、アルバイトの店員もお客さんも笑顔になっているのでしょうか。こういう仕事って楽しそうだなあ。私も仕事を楽しくやりたいものだなあと思いました。
苦しそうに仕事をしているあべっかんでした。