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プロジェクト成功のコツはやっぱノリでしょ-ものまねショーで感じたこと

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 「似てる~、そっくりだ(^o^)/」

 先日、東京新宿にあるものまねショーレストラン、「そっくり館キサラ」に行った。ここのショーでは多くの芸人がものまねを披露している。今ではすっかり有名になったキンタローや、まねだ聖子ニッチローなども登場する。

■そっくり芸人で盛り上がる

 この日に登場したのは、きゃりーぱみゅぱみゅイチロー長友佑都、B'z、工藤静香などなど。全部そっくりな人もいれば、歌だけそっくり、顔だけそっくりな人、メドレーでいろいろやって見せる人もいる。100人程度の客が入った会場は大盛況で盛り上がった。ショーの後には一緒に記念撮影ができるサービスも。  これだけのショーを見ることができて、ビールと焼酎が飲み放題で4000円~というのはお得だ。

■ショーを盛り上げた立役者は?

 ものまねは確かに上手かった。でもそっくり館キサラのショーが盛り上がったのはただものまねが似ているからではないと感じた。盛り上げた立役者は司会者とスタッフだ。ショーが始まる前に、司会者が説明して客席も廻って客に話しかける。最初はただの時間稼ぎかと思ったがそうではない。話しかけながら客を盛り上げていく。声を張り上げて、

 「千葉県から来た人?」「イエーイ!」

 「神奈川県から来た人?」「イエーイ!」

 「このお土産が当たります。欲しい人」「イエーイ!」

 店のスタッフも全員が加担して大声を出して会場のテンションを上げる。さらにアルコールも入るので、ショーが始まる前にすでにみんなハイテンションになっている。そこで出てきた芸人は、たとえものまねが似ていなかったとしてもハイテンションに振る舞えばウケる。芸人が出てくる前に、すでに盛り上がる仕組みができあがっていたのだ。なかなかすごい仕組みじゃないか。

■ハイテンションにさせること

 事前の雰囲気作りが大切というのはITプロジェクトでも同じだ。 プロジェクトが始まるとき、スコープを決めてキックオフミーティングをしてチームの役割分担を決める。綿密なプロジェクト計画、周到なリスク管理は大事だ。

 でもそれだけではうまくいかない。プロジェクトを成功させるために一番大切なのはメンバーの士気だ。ノリだ。いいシステムを作り上げるぞ、このリーダーについて行くぞ、とメンバーがハイテンションになれば、無謀なスケジュールだってこなせてしまう。メンバーをハイテンションにする仕組み作りができれば、きっといいシステムができることだろう。そのためにはPMBOKを勉強するよりも、ものまねショーで盛り上がっている方が、実は得るものがあるのかもしれない。

 「タスクが遅れているかい?」「イエーイ!」

 「まだ頑張れるかい?」「イエーイ!」

 「日曜も来てくれるかな?」「いいともっ!」

 しまった、乗せられて休日出勤するハメになった(^_^;)

 abekkanでした。

 「そっくり館キサラのショーの盛り上げ方」(写真付)

 そっくり館キサラのホームページ

Comment(2)

コメント

Buzzsaw

なんか無理やり「ものまねショー」に帰結させようとしてるようで
コラムの内容としての深みを全く感じられませんでした。
別に「ものまねショー」でも「ヌードショー」でも「SMショー」でも「まな板ショー^」
でも、なんでもよかったんじゃないですか?

abekkan

>Buzzsaw さん

おっしゃるとおり、この話はものまねショーである必要はありません。
たまたま私が見たのがものまねショーだっただけです。

深みのある内容にするには、もっとじっくり考えて書く方がいいんでしょうね。
うまく書けるようになりたいものです。

コメントありがとうございました。

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