クロスプラットフォームでのスマホアプリ開発は避けられない状態になるのでは?
iPhone用やiPadに各種Android系にWindows系などOSの種類も複数あり、それぞれにバージョンもあったり、端末の画面も当然それぞれ違ったうえで、縦と横の画面が存在します。
利用者の観点からすれば、どの端末でもサクサク動いてほしいという要望がありますが、作っている側ではかなり大変だったりします。ブラウザに表示させればいいじゃん!という意見もあると思いますが、それは用途によってはかなりNGですよね。そもそも2本の指で画面を拡大しながら見るのって結構面倒な時もあります。
そういう意味では、ワンソース・マルチOS開発やクロスプラットフォーム開発のようなほうほうでチャッチャッと開発でき、サクサク動けば何ら問題ないのですが、「そんなことはない!」と思っている人も多いのではないでしょうか?
ただ、端末の種類はどんどん増える一方で、スマートデバイスがさらにシェアを伸ばせば、その数はもっと増えるでしょう。Cisco社の資料によると2020年のスマートデバイス保有台数は一人当たり6台を超えるそうです。この状況では、スマートデバイスを持っていない人はほぼいなくなり、個人・法人用途も含めて全て、かなりの比率の端末がスマート化するのだと思います。そのころには「昔はWindowsにだけ対応しておけばよかったのになぁ」とか「ガラケーのほうが楽だったなぁ」と思う人もいるかもしれませんね。
その状況の中で、個別のスマートデバイス毎にアプリを開発していたら開発コストがかかってしょうがないでしょうし、技術も進化していてクロスプラットフォーム開発が当たり前の時代になっているように思えます。(そうなっているといいなと)ただ、最近、クロスプラットフォーム開発の事例もボチボチ出てきています。少し前は明治大学でそのような事例が発表されてます。
※明治大学の事例は以下のページの資料を参考ください。
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http://www.internetacademy.jp/special/interview06_1.html
そして今回、北陸コカ・コーラ社の事例が発表されようとしています。興味がある方は以下のセミナーで解説がありますので、スマートデバイスのクロスプラットフォーム開発の技術がどこまで進化したのかをご覧ください。またUXのビジネス用途についてもコンセプトの解説があります。