ストレスとうまく付き合っていこう
2009年2月27日の「@IT自分戦略研究所 Weekly」に掲載したコラムを紹介します。人間には2種類あります。「1人で飲むのが好きな人」と「そうでない人」です。1人酒が好きな人は「酒そのもの」が好きな人なのだと思います。
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営業活動をしていると、市場が縮小していることに嫌でも気付かされる。昨年、一昨年のことを詳しくは覚えていないが、「こんなに案件が少なかったかな」と不思議に思う。
案件が少ない=提案金額が少ないことになり、上司に詰められるという構図になる。最近はそれが続き、逃げ出したくなるときがある。
毎日ストレスが渋滞しているような気がしてならない。同じような境遇に立たされている人は多いのではないだろうか。そこで今回のコラムでは、非常に個人的な「ストレス忘却方法」を紹介したい。
方法1:「1人で飲む」
すごく安易な答えだと思うが、“1人で”飲むことがポイント。飲みながら浸る。浸りながら考える。考えながら忘れる。うまく忘れて、明日につなげる。そうしてまたストレスをためる。ためても1日分のストレスなら、仕事に差し支えないはず。
方法2:「テレビでWBCを観戦しつつ飲む」
いま話題の「WBC」(WORLD BASEBALL CLASSIC)をテレビで観戦しながら飲む。緊迫するゲーム内容に一喜一憂しながら飲むのがポイント。試合が終わるころには、今日の思い出はすべてWBCの試合内容になっているはず。
書く前から気付いていたが、自分にとってのストレス忘却法は「飲むこと」だ。人によっては、旅行やドライブ、モノを買うという行動かもしれない。こんな世の中だからこそ、ストレスとうまく付き合っていきたいと思う。
今日も飲も……。