筆者は1970年生まれ。先輩から、情報技術者を目指す若い方へ生きてゆくためのコラムです。

快適、朝型生活のススメ!!

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 人間、眠らないとどうなるか。ずばり、神経症になります。もっと眠らないと、統合失調症になります。そうはひどくならなくても、睡眠障害、入眠障害になります。つまり、何らかのメンタル的ケアが必要になってきます。メンタルクリニック通いです。

 酷くなる前に、ここは勇気を出して、事前にメンタルクリニックの門をくぐりましょう。悪化しないうちに。鬱病になってからでは遅いので。また、不自然ないびきをかくこと(睡眠時無呼吸症候群)などにも対応したメンタルクリニックは、都会ならばいくらでもあります。

■快適、朝型生活のススメ!!

 例えば、ツイッターのやりすぎで、変な時間に寝落ちしたり、アニメの見過ぎで昼夜逆転したり、入らないアタマに無理矢理勉強を押し込もうとするなど。そんな時は、生活習慣の改善をいたしましょう。僕は、なるべく、午前5時に目覚めるようにしています。朝早く起きて、コラムの執筆や、資格勉強を朝にやるのです。運動に例えれば、早朝ランニングみたいなものですかね。今は、土曜日の朝4時にこのコラムを執筆しています。朝目覚めると気持ちがいいし、早朝なので、騒音など邪魔なものが一切ない、あっても、新聞店のバイクぐらいな状態なので、勉強や執筆にちょうどいいからです。

■夜型生活が、やがて精神病を招く

 あってはならないことですが、鬱病になった友人を知っています。最初はテニスをしたり、英語学習(彼は来阪して、努力して、なんとTOEICのスコア、900点満点を達成した)などでイキイキとして暮らしていましたが、悪辣な労働環境で、サーカディアンリズム(自然の生活リズム)を崩し、やがて鬱状態になり、さらに不運なことに、病院を転々としたために、鬱病が悪化し、今は、誰からのコンタクトも取らずに、名古屋近郊で、貝のように閉じこもっています。そして、極度な人間不信になって、拒食症になって、いまや、音信不通です。こうなってしまってからでは遅いのです。

■サル的生活のススメ

 まずは、健康的な職場選び。健康的な生活。充分な睡眠。そこの笑っているあなた。睡眠をあなどっていると、若いうちはいいですが、30歳を超えてからが、しんどくなりますので、できるだけ陽の当たる時間に起きて、陽の沈む時間に寝る。これが、サル的生活のススメです。そもそも、我々は元をただせばサルだったのですから、サルに習うことは大いにあります。ともすれば、我々は自分が生き物であることを忘れがちですが、我々は数多ある動植物の一種類に過ぎませんので、そこのところをお忘れなく。我々は生き物なのです。霊長類と言われるほど進化しているとはいえ、しょせん、一種のサルなのです。

■もし神経障害になったらどうするか

 まず、お気に入りのメンタルクリニックを見つけましょう。予約制の方が、逆に待ち時間が少なくて済みます。もし、神経障害で休職、退職しているのなら、市町村役場の健康福祉課か何かに、精神の自立支援医療の申し込みをすると、手帳がもらえる上に、病院代が、都道府県内であれば全額公費、隣接県であれば1割負担となります。ただし、精神障害者というレッテルは貼られますので、そこのところをどうするか。短期間で自らをリカバーできたら、手帳を作るまでもなく、健康保険でいいですし、あまりにも酷い状態になり、医療費がかさむ場合は、むしろ逆に、福祉の制度を積極的に利用するべきだと考えます(専門医にご相談下さい)。

■残業、徹夜続きのあなたへ

 冗談じゃねえ。こちとら、休憩、睡眠なしで働いているんだ! とおっしゃる向きもあろうかと思いますが、ここはいっちょ、リラックスする時間や機会を設けましょう。そもそもVDT(ビデオ・ディスプレイ・ターミナル)作業は、45分やって、15分目や手を休めるもの。年がら年中、連続でやるものではありません。作業には、目立たないような、小休止を入れましょう。

 まずは、指のストレッチ。机の角に指先を置いて、手の指を軽く反らせる運動を、アキレス腱を伸ばすようなリズムでやってください。これは、腱鞘炎の予防にもなります。病院で教えてもらいました。また、頸椎をいたわるために、首の回転運動をするのも良いでしょう。ゆっくりと10数えて回し、またゆっくりと10数えて反対側に回し……。これだけでも随分違います。また、肩こりを取ると同時に、首筋の頭側の付け根。ここを親指で押すと、じーんと痛いのがわかります。痛いスポットをゆっくり押すと、こりが取れて行くのがわかります。

 僕みたいに、頸椎捻挫なんかになって、首を通る神経を圧迫され、常にSG配合顆粒(セデス・ハイ)頼みの生活と、普通の健康な生活、どちらがいいと思いますか。頸椎捻挫になる前に、手を打ちましょう。お金があれば、ソフトな方のカイロプラクティックがオススメですが、なかなか身銭を切るのがしんどいのが、今の世の中です。5000円で何が買えますか。

 と、いうわけで、快適、朝型生活のススメ!! でした。

(とはいえ、ワールドカップでは夜型でした……)

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