筆者は1970年生まれ。先輩から、情報技術者を目指す若い方へ生きてゆくためのコラムです。

謹賀新年2010

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 あけましておめでとうございます(なお、我が家は一応、喪中ですが)。本年もお手柔らかにお願い申し上げます。

■新春一発目の祈祷は、門戸厄神

 さて、今回の初詣はいつもと様子が違う。たまりにたまりまくった1円、5円玉を、節分の豆のように、賽銭箱に豪快にぶちまけるのは例年と一緒。だが今回は、それに加えて「特別祈祷」つまり「おはらい」が待っているのだった。例年通り、門戸厄神 東光寺(リンク)なわけだが、本殿に上がって、自腹でお祓いをしてもらうのは初めての経験だった。

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東か、南に正面が向くようにお札をお祀りするのが慣わし

 特別祈祷。それは、この先1年間、毎日毎日、僕の名前を読経して、厄払いを行うものだ。何でも良い、この厄のかたまりを、強力に厄払いしてもらおう。多少のゼニはかかっても致し方ない。それに加えて、破魔矢、家族へのお守り、おふだ類などを含めると、軽く1万円は飛んでいきそうな勢いだ。さあ開運だ。さあ厄除けだ。これ以上人生が悪くならないための、清めの儀式だ。でも、いちばん幸せなのは、あんなにいっぱいお札やお守りを買ってもらえる寺の職員ではなかろうかと、ちょっと邪推してみたりして。

 来年からは、一般祈祷にしてもらおう。なぜかって? 控え室で30分待たされた挙句に、本堂に100人近くがすし詰めになって、読み上げられる自分の名前をじかに聞けるというのは利点だが、欠点も多い。まず、この退屈さに、赤ん坊が泣き出す。それにつられて、幼児が泣き出す。この寺には、ベビーシッターが必要だ。なので、次回からはお祓いのない一般祈祷にしてもらおう。それにしても、お坊さんの時給すげえなあ。1時間200万円。すごすぎる。

■メンタルヘルスとブランクの狭間で

 メンタルヘルスを優先すると、職歴のブランクが伸びる。かといって、ここで無理をして職場復帰すれば、ノイローゼが再発し、再度、辞職せざるを得なくなる。難しいところです。もし、次の職場が、メンタルヘルスを一切考慮しない企業だったら。もし、次の職場が永遠に決まらなかったら。あと20年、60歳までどう過ごしていけばいいのか、頭の痛い問題です。

 普通のおっさんに戻るのか、情報技術を続けるのかの二者択一。究極の選択ですね。まあ、今は、病気が再燃しないことを祈るばかりです。おだやかで、健やかな毎日を過ごす。これに尽きるようです。また、年齢がいっても続けられる職業を探すのも手だと思います。それが情報技術になるのか、ならないのか、今は何とも言えない状態です。

■自分のコアコンピテンツをつくる

 最近、ハードウェア関連、C言語および、それにまつわるアルゴリズム関連の本を読んでいます。一般に、組み込み開発というのでしょうか。そちらにも食指は動きます。不況で、設備投資を抑える企業が多いので、そのまんまインフラ系SEというのは、もう若い子に任せるべきだと考えます。若い子にはできない作業。若い子に対して差別化できるコアコンピテンツをつくる。療養中、年金生活者という都合の良い立場を生かして、ゆっくりと自分と向かい合い、何が自分のもっとも得意とする「必殺技」なのか。もっともっとセルフモニタリングをして、自分はこの社会で何ができるのかを、じっくりと考え、やがて今年中に実践に至りたいと思っています。何らかの形で。

■厄年であることを実感しています

 厄年は、僕の場合、今年・来年・再来年と続きます。昔の人が、人生の節目節目のライフイベントに対して決めたのが、厄年とされているようです。また、役に立つ年、という意味も込められているそうです。人生80年時代になり、昔の厄年の意味は薄らいで来つつあるものの、確かに僕はいま厄年だなあ、と実感する次第です。一度、セーフティーネットにかかったら、抜け出すのは容易ではありません。しかし、いつまでも国費で食わせてもらう訳にもいかないので、身動きの取れない限られた現実や状況のなかで、いかに事態を好転させるか。そこにかかってきます。自分はジェネラリストだが、果たして、何のスペシャリストたり得たか。僕は、僕自身思うのですが、キャリアの多様さゆえに「カテゴライズしづらい人間」なのではないかと、自己分析をしています。

■過去には嘘をつけないジレンマ

 履歴をざっと見る。百貨店、機械設計、商業印刷、インフラ構築・設計などなど。馬鹿正直に年金手帳通りに履歴書を書くと、書類でネガティブなイメージを相手に抱かせます。こいつは移り気な奴だと。かといって、年金手帳で過去は分かるので、まるっきり嘘っぱちを書くわけにはいかない。採用された途端にクビになるのが嫌だから。なので、過去には嘘をつけないでいます。器用貧乏、ここに極まれり、ですね。今年は、何かを見つける年でありたいですし、何かを極める年にしていきたいです。あくまでも、自分の体調が許す範囲内で。過去はもう、しでかしてきた若い日々なので、いまさら、覆しようがないのですから。

■自営をしようにも、自宅に会社登記ができないジレンマ

 もう1つ。この団地では、この住所で会社の登記が行えないということです。一軒家の親戚もなくはないですが、昨今の住宅事情ゆえに、事務所として部屋をぽーんと貸してくれそうなところは、今のところ、どこにもないのが現状です。仮に事業に失敗したら、自称、ナニワ金融道の皆さんがやってきて、部屋の貸主にもご迷惑をおかけするので、来年度の大阪商工会議所会員継続については、更新をするかどうか、自分が得られるメリットと天秤にかけて計算し、春までに、もう少し考えたいと思います。今はまだ、目論見書も書けず、会計・経理・営業面でもよく分からないところだらけです。

■ついったーが若返りに役立っています

 おもしろ半分で始めたついったー。1つ前のコラムは、そんな中から得た感想です。みんな違ってみんないいのですが、違いがまたおもしろい(まあ、あまりに違いすぎる人や情報技術一本槍の人などは、原則どなたでもお断りしているのですが)。僕より、おそらく、ひとまわり以上も年下の人たちが、日常をつぶやく。遅刻しそう。風邪ひいた。資格取った。おなかすいた。今日はこれを食べた。ここがむかつく。……などなど、寂しかった僕の心に、ついったーは良い働きをしてくれています。ああ、僕も会社勤めの頃はああだったなあ、と共感をおぼえます。それに、僕よりスケジュールを工夫しているところが参考になったり、人生の楽しみ方を、無趣味な僕に教えてくれます。それ、いいなあ。僕も始めようかなあと、若返りの役に立っています。なので、年少者の方から教わることも多々あるのです。

■次に何をするかは未定です

 とりあえず、まだ何も決まっていません。おそらく療養に専念するでしょう。テキストは山ほどあるので、それを使って何か少しずつでも勉強したい、そう思います。僕は、何かの誓いを立てると、必ず失敗するジンクスがあるのです。むしろ、何をなすべきか無理に決めつけない方が、心の健康、メンタルヘルスには良いと思います。さて、そういえば、楽天市場で、性能の割には、破格なデジタルカメラを入手しました。デフレ万歳!! さて、これを持って、どこへ出かけましょうか。

(今年もこのような状態で、思索は続く……)

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