477.AIをうまく使うための方法
初回:2026/7/1
今年もすでに半分が過ぎてしまいました。何も出来ていないというか、なんとなくだらだらと過ごしてきた気がします。
P子「1年のちょうど真ん中の日は、明日の7月2日ですよ」※1
そうやって、人が哀愁に浸っている最中に、ちゃちゃを入れないでください。
さて、AI の進化は目覚ましいのですが、これをうまく使える人と使いこなせていない人に分かれ始めているという話をよく聞きます。そこで、どうすればうまく使えるようになるのか?について考えてみたいと思います。
P子「あなたは使いこなしているの?」
使いこなしているとは言えないと思いますが、便利に使っている程度には使っていると思います。
P子「よくわからない回答ね」
1.米名門大学がAIを「原則禁止」
まずは、今回の内容を考えるきっかけとなった記事から。
≪参考資料1≫
https://nikkan-spa.jp/2168883
AIに作らせた資料が"ちっとも頭に入らない"のはなぜ?米名門大学がAIを「原則禁止」にした本質
投稿日:2026年06月18日 15:52
福原たまねぎ
内容を読んでいただければ、なかなか面白いと思います。
実際、AIに作らせた資料が"ちっとも頭に入らない"... ということはなく、個人的にはそこらの素人(私も含む)が作成するより、AIに作らせた方がよほど整理された文章になります。
よく言われるAIに文章を作らせるにしても『自分の考えを入れろ』とか『実体験の話を入れろ』というのを見聞きしますが、報告書にそんな『感動話』を入れてもらう必要はありません。自分の考えや実体験は、報告書を読んだ私自身で考えますから。
P子「まあ、人それぞれだから、AIの出力を丸々提出するのはやめておいた方がよいかもね」
丸々出されるくらいなら、自分でAIに聞きますから、そういう意味で『自分の考えを入れろ』って言われるんだと思いますが、ある意味、事実と感想をごちゃ混ぜにされた報告書を見せられても分離するのに手間がかかります。
今回は、AIの使い方とか、出力結果の加工方法とかではなく、うまく使う方法について考えてみたいと思います。
2.AIをうまく使うための方法
さて、AIをうまく使うにはどうすればよいと思いますか?
P子「やっぱり、AIに投げる質問文をうまく整えることじゃないの?」
そうですね。この質問力を鍛えようとか、質問形式のパターンとかをAIをうまく使う技術...って話はよく聞きます。
ただし、今回の『うまく使うための方法』ではありません。
P子「じゃあ、どうすればうまく使えるの?」
それは、『疑う力』だと思います。
AIにどんな素晴らしい質問をしても、その回答が 100% 正しい保証はありません。AI の回答は常に疑ってかかるべきです。それができれば、AI を使いこなしているといえると思います。
P子「それは、ハルシネーション(幻覚)のこと?」
それだけではありません。間違っていない回答でも、最善ではない場合もあるからです。
私は主に プログラミングにAIを使っていますが、『なんじゃこりゃ~(松田優作風に)』と叫びたくなる時があります。動くのですが、ダメだろ と感じるコードを出す時があります。そんな場合は、何度も作りなおしてもらうのですが、これ、疑う気持ちがなければ、最初の一発で動いて終わり...ってなる可能性が高いです。
P子「『なんじゃこりゃ~(松田優作風に)』は、今の人には分からないんじゃないの?」
AI を疑うということは、AIに依頼する内容について、ある程度の結果を予測している必要があり、それなりの知識が必要です。もちろん、コード生成能力は私よりずっと上ですが、すべて丸呑みできるほどの信用はしていません。
そして、『うまく使うための方法』が『疑う力』だとすれば、何が正解かをある程度把握していないと使いこなせないということになります。つまり、プログラマー不要論とか言われていますが、プログラミングもしたことがない人がAIのコードを疑うことができるか? ということになります。
3.まとめ
ここまで考えていくと、プログラミングを知らない人が AI でコーディングする時代が来る? と短絡的に考えてしまいそうですが、ゴリゴリコードをかける必要はないと思いますが、ある程度の知識は必要でしょう。そのあたりをどのように教育していくのかは、これからの課題ではないかと思います。
P子「でも、AIも進化しているから、さらに方向性が変わるかもしんないわよ」
そうですね。
でも、どんなにAIが進化しても、『疑う力』は必要だと思います。世の中には、答えそのものが存在しない課題が山のようにあるのですが、AI は分からない...なんて回答をせずに、何らかの答えを出そうとします。それを鵜吞みにするのはやはり危険でしょう。
なのでAIをうまく使うための方法は『疑う力』を身に着けること。そのためにどのような勉強が必要かは、それぞれの分野で異なるかもしれませんが、AIがどれほど進化しても、この心は忘れてはいけないと思っています。
ほな、さいなら
======= <<注釈>>=======
※1 P子「1年のちょうど真ん中の日は、明日の7月2日ですよ」
P子とは、私があこがれているツンデレPythonの仮想女性の心の声です。