ふつーのプログラマです。主に企業内Webシステムの要件定義から保守まで何でもやってる、ふつーのプログラマです。

イノウーの憂鬱 (28) 特権ID

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 10 月1 日からシステム開発室の新しい管理者となった夏目課長は、初日から早速いくつかの改革を断行した。まず、週に2 日の出社しての定例ミーティングは、毎週水曜日の午後のリモート会議へ変更された。そのため課長席は不要となり、その日のうちにシステム開発室から撤去されていった。また、それまでは伊牟田課長が握っていた様々な権限の多くが、ぼくたちに委譲された。有給休暇の申請などの勤怠関連処理は斉木室長が最終承認者となったし、Rivendell やm2A の修正リリースも、上長の(形式上の)承認をパスして、ぼくやマリの判断で可能となった。この効率化を優先する方法が夏目課長の流儀なのか、単に伊牟田課長との差別化を図っただけなのかはわからないが、職場環境が改善されたことは事実だった。
 次に夏目課長が行ったのは、メンバーの業務内容の把握だった。リモートで行われた面談は、ぼくの場合、2 時間に及んだ。ぼくはRivendell、m2A のシステム構成や、実装方法、言語、データベースについて詳細に説明した。伊牟田課長が結果にしか興味を示さなかったことに比べれば雲泥の差だ。
 ただ、実装レベルの知識については、夏目課長も伊牟田課長と似たり寄ったりであることはすぐにわかった。2 時間の面談の間、ぼくは何度もFlask について言及し、説明したのだが、面談の終了間際、夏目課長はRivendell のシステム構成図を見ながら、Flask とは何か、と質問してきたのだ。
 10 月7 日、水曜日。ぼくたちは久しぶりに出社した。夏目課長が広報課との、いわば異業種交流を設定したためだ。これも伊牟田課長がやらなかったことの一つだ。伊牟田課長はマネジメント三課とシステム開発室の交流を図るどころか、むしろ対立を煽っていた感がある。
 以前であれば、この手の集まりは、終業後にレストランや居酒屋で開催されたのだろうが、コロナ禍の現在では論外だ。とはいえリモートでは味気ないのも確かだし、やる意味があまりない。そのため、ソーシャルディスタンスに留意しつつ、社内の会議室で開催となった。名目上はランチミーティングだ。ランチミーティングであれば、会社から親睦経費という名目で一定の金額が使えるのだ。残念ながら木名瀬さんは、今日もお休みだった。
 12 時少し前にぼくたちが揃って会議室に入ったとき、すでに広報課は顔を揃えていた。広報課は夏目課長を含めて6 人だ。メンバーのほとんどは20 代で、服装もおしゃれなビジネスカジュアルの人が多い。
 ぼくの姿を見ると、好奇に満ちた視線が集中した。今現在、ぼくは社内でちょっとした有名人だからだ。
 「イノウーさん」マリが囁いた。「注目の的ですね」
 「......仕事以外で注目されても嬉しくないね」
 ぼくがマネジメント三課の椛沢に掴みかかった件は、その日のうちに社内に広まっていた。ぼくは数秒で何とか理性を回復し、手を離して謝罪したので、実害といえばシャツにしわが寄った程度のはずだが、椛沢は自分の被害を過大申告したらしく、ぼくは人事課に呼ばれて弁明する羽目になった。幸い、後から会議室を出てきた湊くんが現場を目撃していたため、事実関係の確認はスムーズに進み、ぼくは口頭による注意だけで済んだ。それが気に食わなかったのか、マネジメント三課が総員で拡散したようだ。ヒマな奴らだ。
 「揃ったみたいね」夏目課長が朗らかに言って注目を自分に向けた。「では始めましょう」
 親睦会といっても、参加者全員がテーブルを囲むのではなく、個別にパックされたサンドイッチのランチボックスが配られる立食形式だった。もちろんアルコール飲料の用意はなく、飲み物はペットボトルのウーロン茶だ。夏目課長が「双方の部署の交流を図り、互いの特色を生かした......」などと定型文のような開会の挨拶を述べて、ウーロン茶で乾杯した後、参加者は一定の距離を保って、ぎこちない会話を始めた。
 マリは広報課の小泉という女性社員と親しいらしく、すぐに過去の仕事話に花を咲かせ始めた。斉木室長は夏目課長から一番遠い場所で、ぼくと同年代の仁田という社員と小声で会話をしている。こういうとき、プロパーでなく社歴も短いぼくは話し相手に困る。一人でサンドイッチをパクつきながら、木名瀬さんも今頃エミリちゃんとランチをしているのかな、などと考えていると、20 代前半の一組の男女が会釈しながら近付いてきた。男の方は村上という名だが、女の方は名前が思い出せなかった。どちらもこれまで仕事で関わったことはない。
 「どうも」村上くんの方が先に声をかけてきた。「村上です。有名なイノウーさんですよね」
 「有名かどうかは知らないけど」ぼくは答えた。「よろしく」
 「友成です」女の方も挨拶してきた。「イノウーさん、ちょっと訊いてもいいですか」
 大きな目に好奇心が光っている。知的なそれとは真逆だ。ぼくは何となく質問が予想できたが、鷹揚に頷いた。友成さんは数センチ距離を縮めてきた。
 「木名瀬さんとのウワサって本当なんですか?」
 やっぱりそれか。ぼくは苛立ちを押し殺して訊き返した。
 「ウワサって?」
 友成さんは村上くんと顔を見合わせて、クスッと笑った。
 「お二人が付き合ってるって話です」
 「そんな話になってるとは知らなかった」
 「またー」友成さんはさらに距離を詰めてきた。「ここだけの話でいいんで、教えてくださいよ」
 「そして拡散する?」
 「まさか」村上くんが笑った。「そんなことしませんよ。どうなんですか?」
 「事実と反するよ」ぼくは嘆息しながら答えた。「付き合ってない」
 「えー、そうなんですか」友成さんもクスクス笑った。「伊牟田さんと三角関係だとか聞きましたよ」
 どうしてそうなるんだ。この会社のPC には曲解フィルタリングでもインストールされているのか。
 「伊牟田さんは関係ないよ」
 「でも木名瀬さんとイノウーさんは関係あるんですね」
 「ないよ」
 「隠さなくてもいいじゃないすか」村上くんがニヤついた。「今どき不倫とか珍しい話じゃないし。イノウーさんの世代だと、不倫は文化なんじゃないんですか」
 いつの時代の話だ。こいつはウーロン茶で酔ってるのか。苛立ちが募ったぼくは、つい声を荒げてしまった。
 「ないって言ってるだろ」
 その声が大きかったのか、何人かが話をやめて視線を向けた。ぼくは声を落として続けた。
 「そういうことは全くないから」
 うっかりキスしたことはノーカウントにさせてもらおう。会社ではないし。
 「そうなんですか。でも木名瀬さんが旦那と別居中ってのは事実ですよね?」
 「あのな......」
 「やめなさい」
 不意に割り込んだ鋭い叱責にぼくたちは口を閉ざした。顔を横に向けると、紙コップを手にした夏目課長が立っている。そのすぐ後ろにはマリがいて、残念そうにぼくを見ていた。どうやら、ぼくたちの会話を聞きつけて援護に駆けつけるつもりが、夏目課長に先を越されたらしい。
 「村上、友成」夏目課長は広報課の二人に言った。「やたらに人のプライベートを突き回すのは感心しないわ。そのウワサは私の耳にも入ってますが、荒唐無稽だとしか言いようがないわね。木名瀬さんは人格的にも能力的にも立派な人よ。欠点がないとは言わないけど、少なくともイムタ某に比べれば1000 倍ぐらいはまともな社会人です」
 村上くんと友成さんは、気まずそうにうつむいた。
 「イノウーくんも同じよ」夏目課長はぼくに頷いてから続けた。「エースシステムとのデータ連携をトラブルなく成功させた実績があるし、その前の検温フォームやノートPC の申請フォームでも、しっかり成果を出してる。何より、エースのビジネスマーケティング課とダイレクトにコンタクトが取れる唯一の社員なの。もっと敬意を持って接することを期待してもいいかしら」
 会議室内は静まりかえっていた。夏目課長はぼくに向かって頭を下げた。
 「ごめんなさい。教育が行き届いていなくて」
 広報課の二人も慌てて頭を下げ、モゴモゴと謝罪の言葉らしき音声を口にした。ぼくが気にしてませんから、と言うと、急いで会議室の反対側へと移動していく。それを見た夏目課長は、もう一度、小さく会釈すると離れていった。
 マリがすっと寄ってきた。
 「今度はまともな人みたいですね」そう囁いた。「イムタナニガシに比べれば」
 「マリちゃん、夏目さんと仕事したことは?」ぼくは夏目課長の後ろ姿から目を離さずに訊いた。
 「うーん」マリはこめかみに指をあてた。「今まで、仕事で絡んだことはないっすね。前は営業だったみたいですけど、あたしが入社したときには、もう広報課でしたから。斉木室長の方が詳しいんじゃないですか」
 「斉木さんは嫌ってるみたいだったよ」
 「そうでしたね」マリは笑った。「何かあったんですかね。まあでも、前の兼任課長よりはいいんじゃないですか。少なくとも、仕事はできる人ですよ。とにかくそういう評判みたいっす」
 「比較対象でしか話題にしてもらえないとは、伊牟田さんも気の毒に」
 もちろん本気で気の毒だと思っているわけではない。さっきの二人が言っていたウワサの発信源が伊牟田課長だとしたら、どんな事情があろうとも同情する余地は1 ナノメートルもない。
 ぼくはふと思い出して訊いてみた。
 「先月、さっきのウワサが社内で広がってたとき、マリちゃんは知ってたんじゃないの?」
 マリは「飲み物を」とか何とか言いながら離れていこうとしたが、ぼくが素早く肘を掴んだので、観念して答えた。
 「はい。実は知ってました。同期のランチで、その話が出たんで」
 「それでケンカになった?」
 「そんなところです」
 「教えてくれればよかったのに」
 「だって」マリは上目づかいでぼくを見た。「木名瀬さんが別居だとか知ったら、その......怒らないで聞いてもらえます?」
 「約束する」
 「イノウーさんが、チャーンスって思ったりしないかなって」囁くような小声でマリは答えた。「ちらっと」
 「......」
 「それで二人の距離がグッと縮まったりしたら、あたしなんてモブ扱いになっちゃわないかなと。ちょっとだけ心配になって」
 苦笑せざるを得なかった。なるほど、そういう考え方もあるのか。
 親睦会という名のランチミーティングは、1 時間ジャストで終了した。夏目課長は13 時5 分前には、終会を宣言し、後片付けを指示したのだ。時間にルーズだった伊牟田課長とは大違いだ。成功だったと自負しているのか、夏目課長も上機嫌だった。ぼくに関して言えば、広報課と親睦が深まったとは言えないので、有意義だったかと問われれば、今のところ否定的な答えを返すしかないのだが。
 ぞろぞろと会議室を出て行くとき、夏目課長がぼくたちに近付いてきて言った。
 「15 時からミーティングをやるわよ」
 「システム開発室ですか?」
 「いえ、最初だから、ここで」夏目課長は背後の会議室のドアを指した。「今後の方針なんかも説明しておきたいし」
 そういうわけで、ぼくたちは15 時5 分前に、同じ部屋に集合することになった。木名瀬さんもリモートで参加している。ぼくはノートPC の画面に映った木名瀬さんの表情を観察したが、例のウワサが届いているのかいないのかを読み取ることはできなかった。
 夏目課長は10 秒後に「おつかれさま」と言いながら入ってきた。伊牟田課長がオヤジギャグで第一声を切り出していたことを思い出してしまい、やっとまともなミーティングになりそうだ、と思った。
 最初の30 分ほどは、各部門長が決定した下半期の方針を、夏目課長がかいつまんで伝達することに費やされた。延期になっていたダリオスのリニューアルの話も上がった。
 「これはまだ結論が出ていないんだけど」夏目課長はタブレットから顔を上げた。「おそらく社内で、つまり、システム開発室で開発をやるってことはないと思うわ。外注する、という方針自体に変化はないようだから。すぐに何らかの具体策が出ると思うけど、大竹専務マターだから、今のところ待ちね」
 そこまではどちらかと言えば退屈な話ばかりで、睡魔を追い払いながら拝聴していたが、システム開発室の今後の方針に話が移ると、ぼくたちは姿勢を正して身を乗り出した。
 「システム開発室の置かれている立場は知っていると思うけど」夏目課長は告げた。「ざっくばらんに言えば、社内の意見は二分されています。端的に言えば存続か撤廃ってことね。幸い、イノウーくんの活躍で、エースシステムから一定の信頼を得ることができているから、撤廃案は今のところ下火。理由もなしに潰して、エースシステムの信頼を損ねては、という懸念からですけど」
 夏目課長はニコッと笑った。
 「私自身は現在の状況を最大限に利用して、エースシステムとの関係を深めていきたいと考えています。つまり存続派と見ていただいて結構。ただし社内の存続派を拡大するためには、何らかの成果が必要です。それも継続して出せる成果であることが重要ね。でも、当面、大きな開発案件は予定されていない。そうですね?」
 最後の疑問符は斉木室長に向けられていた。斉木室長は頷いて答えた。
 「m2A の冗長化、Rivendell の機能追加が現状のタスクです。JINKYU のリニューアルなども声は出ていますが、具体的に動くまでには至っていません」
 「ということで、下期に何らかの成果を出す必要がある。ここまでは理解してもらえたかしらね」
 ぼくたちは頷いた。木名瀬さんがノートPC に開いたTeams のウィンドウから発言した。
 「JINKYU の件は人事課から非公式に話が来ています。全体のリニューアルをいきなりやるのではなく、不足している一部の機能を別システムで補完する形でやりたいと」
 「スモールスタートというわけね」夏目課長は頷いた。「それは進めておきたいところだけど、大きな成果とは言えないわね。そこで、私の方で、いくつかの案を作ってみたわ。チームのファイルにパワポのドキュメントが入れてあるから開いて読んで」
 ぼくたちはそれぞれのタブレットで、指示されたドキュメントを開き、しばらく無言のまま目を通した。
 「どうかしら」数分後、夏目課長が言った。「質問があればどうぞ」
 「特権ID 管理」ぼくは配付されたドキュメントの一部を声に出して読んだ。「なんですか、これ」
 「あらイノウーくんともあろうお方が」夏目課長は目を細めた。「特権ID もご存じないの?」
 「特権ID はわかります。わからないのは管理の方です」
 「文字通りの意味よ。特権ID を管理するシステム。何社かから見積をもらってあるわ」
 ぼくは斉木室長とマリの顔を見たが、どちらにも同じ表情、すなわち困惑が浮かんでいた。
 「特権ID というと、つまり管理者権限を持つアカウントとかユーザのことですよね」
 ぼくが当たり前のことを確認したのは、ときに企業には、独特のローカル用語が存在することを知っていたからだ。マーズ・エージェンシーでは、特権ID が別の意味を指すスラングなのかもしれない。たとえば、とてつもなく危険なID とか。
 「他に意味があるの?」夏目課長は訊き返した。
 「いえ」ぼくは首を横に振った。「それで、どうして特権ID 管理システム導入の話が、システム開発室の部門目標になるんですか? 社内のアカウント管理ならIT システム管理課だと思いますが」
 夏目課長は探るような目でぼくを見た。
 「Rivendell だったかしら、検温フォームなんかが乗っているシステム。あれはデータベースを使っているわよね」
 「もちろんです。PostgreSQL です」
 「だったら、その特権ID の管理が必要になるでしょう。これまでやってなかったのは、ちょっと怠慢じゃないかしら」
 ぼくは茫然と夏目課長のドヤ顔を見つめた。
 「あの......システム開発室でリリースしているのは、全てWeb アプリケーションなんですが」
 「知ってるけど」夏目課長は訝しげに訊いた。「だから?」
 「PostgreSQL を使ってはいますが、データベースへのアクセスはアプリケーションからのみになります」
 厳密に言えば、ぼくやマリの開発環境からも許可してあるが、それを説明するとややこしくなりそうなので省略した。
 「それが何?」
 「アプリケーションからは、データの参照のみでなく、当然、登録や更新や削除を行います」
 「何が言いたいの?」
 「つまり特権ID しかないんです」ぼくは言った。「特権ID しかないのに、特権ID の管理をやるんですか?」
 「ちょっと待って」夏目課長は驚いた顔でぼくを注視した。「どうして特権ID しかないの? それはシステムとしてまずいんじゃないのかしら」
 「補足すると」木名瀬さんが加勢してくれた。「特権ID 管理というのは、たとえばAccess やExcel などで直接データベースへのアクセスを許可している場合に有効な仕組みです。つまりデータベースとクライアントが、1 対多になる環境ですね。そのような場合、登録、更新、削除ができる権限を全員に与えるのは危険なので、特権ID 管理が生きてくるかもしれません。しかし現在は、Web アプリケーションしかデータベースにアクセスしません。つまりデータベースに対するクライアントは1 対1 となります。1 対多になるのは、アプリケーションとユーザなんです」
 「そうなの?」夏目課長はぼくと木名瀬さんを交互に見た。「メーカーの営業に聞いたけど、そんなことは言ってなかったんだけど......」
 それは話を聞いたメーカーの担当者が無知だったか、問い合わせをした夏目課長を無知ないいカモだと考えて舌なめずりしたのかどちらかだ。たぶん後者だろう。そのような不誠実な業者の存在を、ぼくはいくつか知っている。
 この会社に転職してわかったことの一つが「成果」というものに対する考え方の違いだ。多くのベンダーと同じく、サードアイでも、いかに少ない工数で結果を出すかが求められていた。潤沢な予算と人員など望めない環境だから、コーディングの工夫や車輪の再発明をしない知恵、プログラマ同士のコミュニケーションが重要になってくるのだ。たとえば100 億件のデータをシーケンシャルに1 ミリ秒で走査できるようなハードウェアとソフトウェアを使えるなら、RDBMS を扱う上で要求される大抵のスキルは無用のものになる。それができないからプログラマは実行計画を読むスキルを磨く。
 マーズ・エージェンシーでもコスト削減が重視されるのは同じだ。ところが「成果」という点では、高価なシステムやサービスを導入したこと自体が評価されることがある。言い換えると、会社のお金を使ったことが「悪」ではなく「善」だと見なされるケースがあるのだ。長期的にみれば負の遺産になったとしても、その頃には、導入を主導した担当者は損をしない。導入を成功させた、という実績だけが残るからだ。今でもぼくは、この思想に完全になじむことができないでいる。
 夏目課長はしばらく無言でタブレットを見つめていた。下半分がマスクで覆われたその顔からは、内心をうかがい知ることはできなかった。

 (続)

 この物語はフィクションです。実在する団体名、個人とは一切関係ありません。また、特定の技術や製品の優位性などを主張するものではありません。

Comment(24)

コメント

ロコ

>ぼくは斉木室長とマリの顔を見たが、どれも同じ表情、すなわち困惑が浮かんでいた。木名瀬さんは今日もお休みだ。

木名瀬さんは~ の文が余分…?(作者様が意図したものでしたらすみません)

ちゃとらん

伊牟田課長退場後の夏目課長は救世主かそれとも…
全く先が読めなくなってきました。


ところで、特権IDの話が出た数行後の、
> ぼくは斉木室長とマリの顔を見たが、どれも同じ表情、すなわち困惑が浮かんでいた。
> 木名瀬さんは今日もお休みだ。
の箇所、この会議には木名瀬さんはリモートで参加中で、その少し前に、
> 木名瀬さんがノートPC に開いたTeams のウィンドウから発言した。
となっています。
最初のお休みというのは、出社していないと読みましたが、ここでのお休みという表現は、だと若干違和感が残りました。(その場にいないとお休みの感じ方の違い?)
会議開始時の
> ぼくは木名瀬さんの表情を観察したが、例のウワサが届いているのかいないのかを読み取ることはできなかった。
からの流れでいうと、「リモートなので表情は読み取れなかった」とか読者の記憶力を元に、「木名瀬さんの表情は、やはり読み取ることはできなかった。」なのかなと思いました。

もちろん、誤字・脱字の類ではないので、作者の感性にお任せいたします。

のり&はる

コピペの消し忘れかなと思いました。

匿名

「伊牟田さんと三角関係だとか聞きましたよ」…うわ、最悪。

リーベルG

ロコさん、ちゃとらんさん、ありがとうございます。
コピペの消し忘れでした。

匿名

この手のランチミーティングは嫌いだ。
休憩時間にならない。
どーしても必要なら業務時間にやってくれ。

ちゃとらん

> この手のランチミーティングは嫌いだ。

《本文》ランチミーティングであれば、会社から親睦経費という名目で一定の金額が使えるのだ。


私は昼休みは寝てるだけなので、昼食代が浮くなら歓迎です。


でも最高なのは、業務時間中の昼一に、軽食付きのミーティングなら休憩も出来て昼食代も浮いていう事なしです。


所で、東京の会社では、親睦経費なんて出るんでしょうか?
お客様が来社されたときに、営業さんが同席している時だけですね。ただでコーヒーが飲めるのは。

白栁隆司@エンジニアカウンセラー

> ちゃとらんさん


他人様のコラムのコメント欄で失礼します。
会社の経費の世界?では、「福利厚生費」の一環として出せるらしいです。
ただし、1人あたりの予算の上限とか、参加者を明確にすること等の条件があるっぽいです。
外部の人が入ると、「接待交際費」になると耳にした覚えがあります。


ここ2~3年でいろいろな東京のいくつかの企業の話を聞くと、
「就業後に勉強会+飲み会をやってる」という話題がちらほらでます。
ベンチャーばかりではなく、100名以上規模の会社でも耳にしました。


東京とその他の地域で違いがあるのかはわかりませんが、参考になればと思います。

z

税法上の「交際費等の範囲」で割と明示的に示されてるので、興味があれば調べてみてはどうでしょ。
当然、東京だろうが島根だろうが、青森だろうが関係ないのです

ちゃとらん

> 白栁さん。


> 他人様のコラムのコメント欄で失礼します。
同じく、失礼しております。


> 「就業後に勉強会+飲み会をやってる」という話題がちらほらでます。
なるほど。
そういう集まりって、いいですよね。
# コロナのせいで下火にならなければいいんですけど。


> 東京とその他の地域で違いがあるのかはわかりませんが…
地域差なのか、企業の考え方の違いなのか判りませんが、社員には余りお金を使ってくれません。(単なるグチですね)

匿名

本当に程度の低い会社で震える(プルプル

匿名

椛沢への処分がないのが不思議。
イノウーは事情を説明しなかったのだろうか。
普通に考えて、椛沢がやった社内で他の社員への暴言を大声で叫ぶという行為は
注意処分どころか出勤停止レベルの処分になってもおかしくない話だと思うが。

匿名D

伊牟田グチ氏は恥も外聞もなくごり押しで我を通すタイプでしたが、
さて夏目女史はどんなタイプなのか、今から楽しみです。


それにしても、躾のなってない社員が多いですね。
会社の中でやっていいことと駄目なことの区別が付かないのでしょうか。
会社の、というよりも一般常識の次元ですよ。
まあ、大竹専務からして同類でしたしね。

匿名

> マーケティング三課
マネジメント三課ではなかったでしょうか。

匿名

ゲスニックマガジンの西条バリのゲスさウケるw

匿名

> この手のランチミーティングは嫌いだ。

《本文》ランチミーティングであれば、会社から親睦経費という名目で一定の金額が使えるのだ。

なんだ、これ。
いかにも本文見落としてますよ的な引用。

経費が出る出ないじゃなくて、休憩にならないって理由も書いてるのに。

じぇいく

>椛沢への処分がないのが不思議。
会社の規模が大きくなるほど、「処分」をするのも面倒なものです。
内部統制担当部署のチェックなども入りますし、中間管理職クラスの一存で出来ることではありません。
事実関係が明白なセクハラ・パワハラ・横領・背任などなら話は別ですが。
私も若いころに公衆の面前で罵倒されて、掴みかかったところを羽交い絞めにされたことがありますが、双方ともお咎めなしでしたw

匿名

じぇいくさん

両方処分しないならその考えもなりたつでしょうが、イノウーは処分されてますからね。
注意って処分ですよ一応。
片方だけ処分する、しかも原因作った側は無罪放免なんてことはまともな会社ならしないと思いますが。

匿名

やっと伊牟田さんの読み方が分かった

元SE

>匿名さん

椛沢への処分がなかったとも書いてないし、あったとも書いてないので、そこ突っ込んでもしょうがないのかなと思います。
が、イノウ―君は手を出しちゃってるので原因がどうあろうと処罰の対象にならざるを得ないかなと、社則的にも刑事的にも。

匿名

なんか登場人物の精神年齢低くないですかね
中学生みたいな気持ち悪いキャラが多いなぁ

ちゃとらん

> なんだ、これ。
> いかにも本文見落としてますよ的な引用。


ご気分を害されたようなので、謝っておきます。
そんなつもりは毛頭ありませんし、見落としたとも思っていませんでした。


私は昼にやることがないので、昼食代が浮くという事を言いたいがための引用です。

匿名

社則的にも政治的にも社員への暴言もアウト

匿名

教育が行き届いていないのではなくて、わざとやっているのか、そうでなければどうしようもないバカかどちらかなので、上司が謝ったとことで何一つ意味がないと思う

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