ふつーのプログラマです。主に企業内Webシステムの要件定義から保守まで何でもやってる、ふつーのプログラマです。

罪と罰(25) 裏切り

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 翌週の12月最初の月曜日、私が穏やかに過ごせたのは、10:00までの1時間だけだった。私はいつものとおり9:00少し前に出社して、カスミさんと雑談しながら仕事の準備をした。月初なのでやることが多い。第2開発課のメンバーの先月分の勤怠実績のチェックと承認、各種申請の確認と承認、メンバー全員の今月分の有休予定とスケジュール調整、予算管理表の更新。管理職になってから、やることばかりが増えて、実装から遠ざかっているのが怖い。

 10:00からは、何日かぶりで出社してきた村瀬さんを交えて、五十嵐さん、営業課の岩田さんと4人で打ち合わせだった。議題は、以前、村瀬さんが言及していた<LEAPCRAFT>のWebアプリケーション版の開発について。先週、五十嵐さんから言われた「相談事」の1つだった。

 「大森工業の営業さんと話をしたんだけど、うちがやる気なら、来週にでも見積出してほしいって」村瀬さんは朝食代わりに、キットカットをかじりながら説明した。「できれば3月にはベータ版を出したいってことで」

 「私も少し話を聞きましたが」岩田さんが言った。「開発費を出してもらえて、その後もうちから販売できるのは、かなりおいしい話です。今期の売り上げに突っ込めるので、第2開発課の実績としてもアピールできますしね」

 「見積と言われても」私は戸惑った。「不勉強で申しわけないんですが、そもそも<LEAPCRAFT>って、一言で言うと何をやるソフトなんですか?」

 「シミュレータ」

 本当に一言だった。私は続きを待ったが、村瀬さんはキットカットを半分に割っては口に放り込んでいるだけだったので、仕方なく促した。

 「具体的には何をシミュレートするんでしょう」

 「たとえば、部品やフレームに熱や圧力がかかったときの弾性やひずみの解析とか、その解析結果に基づいて最適な熱弾塑性を出すとか。あ、熱伝導解析で熱分布グラフを作成して、素材の非線形を考慮した残留応力の分析をしたりもするか、うん。後は、そうだな、有限要素法計算による......」

 村瀬さんはよどみない口調で説明をしてくれたが、私の文系方向に偏った脳細胞たちは、それらの単語を理解することを拒んでいるようだった。最初のうちはメモを取っていたものの、すぐに書ききれずに断念してしまう。

 他の2人はちゃんと理解しているのかな、と、あまりあからさまにならないように横を見た。岩田さんはそもそも理解しようする努力をしていないようで、自分の手帳の何かを見ていた。五十嵐さんは腕を組んでうなずきながら聞いていたものの、私の表情に気付くと、苦笑しながら村瀬さんの弁舌を制止してくれた。

 「まあ村瀬くん、細かい仕様部分はまた機会を設けて話してもらうとして、今のところは見積を出すことに集中しようや」

 「ああ、それもそうですね」

 そう言いながら村瀬さんは、赤い包み紙をポケットにしまうと、代わりにミニサイズのスニッカーズを4個取り出し、私たちに勧めてきた。私たちがそれぞれ礼を言って断ると、村瀬さんは1つの包み紙を剥いて、ナッツとキャラメルとチョコの塊を、嬉しそうに口に放り込んだ。

 見ているだけで胸焼けがしてきそうだった。以前にスニッカーズがカロリーが高すぎるという理由で販売中止になる、というウワサがあったが、結局あれはどうなったんだったか......とどうでもいいことに思考がさまよいかけていることに気付き、私は目前の仕事の方にスイッチを切り換えた。

 「えーと、つまり、何らかのインプットを材料に計算して、結果をアウトプットする、というのが基本仕様ってことでいいんでしょうか?」

 そう言った直後に、私は舌を噛み切りたくなった。インプットに対して処理を加えてアウトプットする。それをやっていないソフトウェアを探すのは難しい。

 「あ、ああ」村瀬さんは少し呆れたように答えた。「まあ、大雑把にまとめると、そんなとこだよ。ちょっとまとめすぎだけど」

 「すみません。文系人間なんで」私は気を取り直して続けた。「で、今は、SolarisのX Windowで動いてるわけですね」

 「そう。後で画面仕様を一式渡すけど、エンドユーザは今のインターフェースに慣れてるから、できるだけ変えたくない。とはいえ、バージョンアップなんかの手間を考えると、スタンドアロン型やC/S型は今さら選びたくない。そもそも、エンドユーザの環境もWindowsだったりMacだったりLinuxだったりするからね」

 「そうなるとSwingとかSWTはダメだから、やっぱりWebアプリケーションですね。HTMLでいけるのか、Flexか何かRIAを使わないといけないのかは、後で画面仕様見て決めましょうか。ちょっと気がかりなのは、各社のWebサーバに環境作って、インストールして、っていうのが手間だってことですけど」

 「うん。だから、ASP......今だとSaaSか、そんな形で提供できるといいんじゃないかと思うんだよね」

 「つまり毎月の利用料という形になるわけです」岩田さんが付け足した。

 「ああ、なるほど」

 「そうすると」村瀬さんは熱意がこもった口調で続けた。「今までなかった、エンドユーザ間の情報交換みたいな機能を、ゆくゆくは提案していけると思うんだよね。せっかく作り替えるなら、全く同じものを作るだけじゃつまらんしね」

 確かに「面白い」ということは、仕事をする上で重要なポイントだ。

 「わかりました。じゃあ」私はメモを書いた。「まず、インフラを作らないといけないですね。同時接続はどれぐらいでしょう」

 「まあ、いいとこ10じゃないかな。ユーザ数がそもそもそれぐらいだから。今後は増やしていきたいけど」

 「じゃあ、最低限のスペックで大丈夫ですね。とりあえずは。可能ならGAEなんかを利用してもいいかもしれませんが。岩田さんの方で、いくつか適当なPaaSを見つくろっておいていただけますか?」

 「了解です」岩田さんは手帳に書き込んだ。「OSはLinuxでいいですかね」

 「はい。計算が多いということなので、CPUは少しいい石にしといてください」

 「わかりました」

 「じゃあ、後は中身ですね。画面の方、見せてもらえますか。あ、できれば」私は慌てて付け加えた。「専門用語少なめで」

 村瀬さんはうなずくと、脇に置いてあったキングジムファイルを開いて説明を始めた。

 私が自席に戻ったのは、11時55分だった。

 「忙しそうねえ」カスミさんが言いながら、メモを渡してくれた。「美和学園大学の荒木先生から。メール送ったから見といてって」

 「ありがとうございます。すみません、お昼は後にします」

 メモを見ながら、私はカスミさんに謝った。今日は外にラーメンを食べに行こうと約束していたのだ。

 「うん。わかった。じゃ、塩ラーメンセットはまた今度ね」

 荒木准教授からのメールは、<ハーモニー>の次期バージョンの仕様に関することだった。私が前回提出した概要書を読み返し、現バージョンのソースを確認し、返信を書いていると、武田さんがやってきた。

 「悪い。明日からKSR電機の人たち来るだろ」

 「ええ」

 私は入り口付近に置かれた会議室テーブルを見た。電源やLANケーブルが引いてあって、少し古めのデスクトップPCが設置されている。午前中に久保さんとマサルが設置していたはずだ。

 「実は自分たちでノートPCを持ってくるそうなんだ」武田さんは申し訳なさそうに言った。「俺と久保は午後からKSRさんに外出の予定なんで、悪いけど、第2開発課の方でPC撤去しておいてもらえんか」

 「今月いっぱい床に置いておくんじゃダメですか?」

 「顧客のプログラマが来るのに、そういうみっともないことはできないだろう」

 まあ、武田さんとしては、KSR電機案件を何としてでも成功させたくて、不安要素を少しでも取り除こうというのだろう。確かに、床にPCやケーブルが転がっているのは、雑多な印象を与えるし、危なくもある。

 「......わかりました。そういう事情なら仕方ないですね」私は室内を見回し、3バカトリオがランチのために席を立ったところに声をかけた。「守屋、木下、足立。ちょっと」

 3人は私の命じた仕事を喜ばなかった。

 「午後の定例ミーティングは出なくていいんですか?」守屋が言った。

 「もちろん、その時間は避けてってことよ」私は苛立ちを抑えながら答えた。「いいから、お願い。PCを3台撤去するぐらい、1時間もかからないでしょ」

 そう言ったものの、たぶん1時間では済まないだろうことはわかっていた。備品倉庫から貸出手続きを取って持ち出してきたPCだから、今度は返却申請を総務に出さなければならないし、倉庫への搬入にあたっては総務部員の立ち会いが必要だ。Webシステム開発部内の申請はすぐに通るだろうが、総務側の手続きは単に申請しただけでは、まずスムーズに通らない。通常でもそうなのに、今回はわずか数時間で返却するのだから、理由などの説明を求められるに決まっている。

 「じゃあ申請なんかはすぐ出しますけど」守屋が渋々といった顔で答えた。「総務のおば......新美課長への説明は、箕輪さん、お願いできませんか。どうせ説明なんかを上の方からしろと言われるでしょうから」

 「......わかった。じゃあ、申請出したら教えて。あたしから連絡しとくから」

 守屋が申請を出し、残りの2人で物理的な撤去作業を行うように作業分担すると、3人はランチに出ていった。私はため息をついて、荒木准教授への返信の続きに戻ったが、今度はマサルとクミに遮られた。

 「すいません。今、話しかけていいですか?」

 クミは全く遠慮を感じさせない口調で言い、後ろに立っているマサルが申し訳なさそうに頭を下げた。私は手を止めて訊いた。

 「いいよ。何?」

 まさか、私たち結婚します、とか言い出すんではないだろうな、と身構えたが、クミの用件は仕事の事だった。

 「21日の金曜日に、レスポンシブデザインのセミナーが渋谷であるんで、2人で行ってきてもいいですか?無料です」

 「21日ね」私はスケジュール表を確認した。「うん、いいけど......朝から?」

 「そうです。夕方まで」

 「じゃあ直帰なわけね?」

 「もちろんです」

 つまり2人で帰りに渋谷でデートしたいわけか。そう思ったが、口には出さなかった。

 「わかった。じゃあ、その次の月曜日――あ、月曜日は祝日か――火曜日の定例で成果を発表してよ?」

 「あ、それなんですけど」クミはちらりとマサルを見た。「火曜日は2人とも年休にしたいんですが......いいですか?」

 思わず頬が緩んだ。クミが目を輝かせているのと対照的に、マサルはもじもじと床に視線を落としていた。この2人が普段どんなデートをしているのか、だいたい想像がつく。イブもクリスマスも、プランの決定権は全てクミにあるに決まっている。

 「まあ、年休取るのは労働者に保証された権利だからね。申請出しといてね」

 2人が喜色満面で去っていくと、私は再び書きかけのメールに戻った。ようやく送信して一息ついたとき、食事に行ったはずの武田さんと久保さんが勢いよくオフィスに飛び込んできた。私が驚いて顔を上げたとき、2人は最短距離で私のデスクに到達していた。

 「箕輪!」武田さんは喚いた。「どういうことなんだ!」

 「え?」

 「さっきCSの高橋から聞いたぞ。<LEAPCRAFT>を第2の方で再開発するって本当か?」

 「ええ、本当ですが......」

 「なんでこっちに何の相談もないんだ?」少し声を落としたものの、怒りがこもった声で武田さんは詰問した。「村瀬がやってた案件なら、第1の方で担当するのが当然だろうが」

 「そう言われても......」

 そのとき、タイミング悪く、村瀬さんが入ってきた。五十嵐さんも一緒だった。武田さんの怒りの矛先は方向を変えた。

 「村瀬!お前......」

 「<LEAPCRAFT>のことでしょうか?」村瀬さんは武田さんの怒りを予想していたかのように静かな声で訊いた。

 「そうだ。なんで第1でやらないで、第2に持って行ったんだ」

 「<LEAPCRAFT>はオレがずっと担当してきたシステムです。Web化するなら、ちゃんとやりたいと思ったからです」

 「おいおい」久保さんが笑いながら口を挟んだ。「どっちでやっても同じじゃないか。どうせ、メイン担当はお前なんだから。だったら第1でやるのが筋ってもんじゃないのか?」

 「やるからにはいいモノを作りたい。そう思っただけです」

 「だから第1でやっても......」

 「いいえ、ダメです」村瀬さんの声は鞭のように鋭かった。「第1でやったら、また仕様書仕様書仕様書になるのが目に見えてます。このシステムは、オレがずっと少しずつ手を加えて、完成度を高めてきたもので、顧客満足度も高いものです。Web版を作るなら、そのクオリティは維持したいんです」

 「おい」武田さんは強張った表情で言った。「それはつまり、俺のやり方じゃあ、高品質のシステムはできないってことかよ」

 「そうは言っていません。ただ、オレはオレが納得するやり方で、このシステムを出したいんです」

 「<LEAPCRAFT>はお前の所有物じゃないんだぞ。会社のものだ」

 「わかってますよ。でも、たとえば自分の子供が病気になったら、できるだけいい医者に診てもらいたいのが正直なところでしょう。もし難病だったら、少しでも治る可能性が高い技術を持っている医者を選ぶでしょう?それと同じことです」

 「武田くん」五十嵐さんが静かに介入した。「これは私が部長と相談して決めたことだ。<LEAPCRAFT>は既存システムではあるが、Web化で公開する新製品でもある。だとすれば、第2開発課で受けるのが自然なことじゃないか?」

 「いや、組織の筋ってもんがあるでしょうが」武田さんは反論した。「他の課の案件を横取りするようなことは、信義にもとると思わないんですか。少なくとも事前に俺に、いや中村課長に話を通しておくべきじゃないんですか」

 「なんで私がそうしなかったかわからんかな」五十嵐さんはため息をついた。「そうすれば君の邪魔が入っただろう?もう私が関わることができる時間は残り少ないからな。そんなことに時間を取られるわけにはいかないんだわ」

 そんなこと、と言われた武田さんの顔が真っ赤になったが、五十嵐さんは構わず続けた。

 「君はKSR電機さんの件で、12月いっぱいは手一杯だろう。<LEAPCRAFT>は来週にも見積が必要だ。君にそんな余裕はないんじゃないのか?」

 武田さんは沈黙した。五十嵐さんの言葉が正しいことは、武田さん本人も含めて、全員が認識している。

 「まあ、そういうわけで、これは決定事項だ」五十嵐さんはそう言いながら時計を見た。「私は部長と打ち合わせがある。武田くんも、久保くんも、今はKSR案件の方に集中した方がいいと思うぞ」

 五十嵐さんは後ろも見ずに出て行ってしまった。残された武田さんは、十分に発散させることができなかった怒りを、どこにぶつけようか迷うように周囲を見回し、冷静な顔で立ったままの村瀬さんに向き直った。

 「この裏切り者」ぞっとするような低い声だった。「お前はそんな奴じゃないと思ってたのにな」

 村瀬さんは付き合いきれない、というように肩をすくめた。

 「裏切るも何も、さっき武田さんが言ったじゃないですか。<LEAPCRAFT>は会社のものだって。オレは何が会社にとって、顧客にとっても最善なのかを考えた末に、第2でこの案件をやってもらうのが、一番良いことだと結論したんです。武田さんこそ、第1の実績を上げることばかり考えていて、会社全体のことや顧客のことを考えていないんじゃないですか?」

 「もういい」武田さんは背を向けた。「好きにしろ」

 そう言うと、武田さんは重い足取りでオフィスから出て行った。久保さんも少し迷った末に、後を追いかけていく。ドアが閉まったとき、村瀬さんはフーとため息をついて、椅子に座り込んだ。

 「大丈夫ですか?」

 私の問いに、村瀬さんは丸っこい顔に笑顔を浮かべてみせた。

 「ありがとう。まあ、ああ言われることは予想してたからね」

 「後で何か言われたりしませんか」

 「そのときはそのとき。それにKSR電機案件があるんだろ。五十嵐さんも言ってたけど、そっちにかかりきりになったら、<LEAPCRAFT>どころじゃないだろうしね」村瀬さんはハンカチで額の汗をぬぐうと立ち上がった。「じゃあ、オレもランチに行ってくるから」

 「はい」

 「ああ、そうだ」村瀬さんは一歩踏み出したところで足を止めた。「前に言ったけど、HTMLとかそのうち教えてよ。基本的なところからさ。武田さんたちに余計な口を挟ませないためにも、自分で簡単なメンテナンスぐらいはできるようになりたいからね」

 「了解です。じゃあ、早速、明日からちょっとずつやりますか」

 「いいね。時間は任せるから。じゃあ」

 村瀬さんが出て行った後、私は少し考えた。村瀬さんにWebアプリケーション作成の基本的な技術を教えるとしたら、何から手をつけて、1日どれぐらいの時間を取るのがいいのだろうか。私がやるのもいいが、3バカトリオに順番にやってもらうのもいいかもしれない。誰かに教える、ということは、教える方も勉強になるのだから。いっそ、ここらでHTML5とCSS3の体系的な知識を共有するために、外部から講師を招いて講習をやってもらう、というのも手だ。

 胃が空腹を訴えている。私はそれを鎮めるべく立ち上がった。午後からは、先週、五十嵐さんに言われた「相談事」のもう1つのための打ち合わせが入っている。こちらは<LEAPCRAFT>よりも重要だったから、しっかりエネルギーを補給しておく必要があった。

(続く)

 この物語はフィクションです。実在する団体名、個人とは一切関係ありません。また、特定の技術・製品の優位性などを主張するものではありません。

Comment(39)

コメント

ミーミー

HTMLについて教えて、はいいけど何がどうわからなくて何を教えてほしい、くらいは伝えて欲しいですね。。。
まさかこの人、いきなり1から10まで全部教えろって言ってる訳ではないですよね。

あと、武田さんは自分に相談が来なかった時点で悟ってほしい。
みなまで言わせないで下さい、お願いします。
あるある過ぎてもうね。

ワロ

毎週月曜日をいつも楽しみにしています。
何となくですけど、主人公になる女性の人物像が似てますね。
「高慢と偏見」シリーズと今回の主人公。

いつも思うのはリアルな内容で読者が感情移入しまくっているところが
すごいと思います。↑の人も感情移入がすごい。

Masa

箕輪さん気苦労が絶えないなぁ。
もう一つの相談事の内容がすごく気になる。
メールの件と関係あるのかなぁ。

#僭越ながら
イブが月曜日なら振替休日だから年休とる必要ないんじゃ…。
今までの日程設定だとイブが月曜はずらせないっぽいけど、お泊りかどちらかがクリスチャンって設定で火曜日年休ならつじつま合うかなぁ…。

dotJ

トヨタカレンダーだと祝日はないですね。
関連会社もそれに合わせることが多いので。
でも、この会社は部品会社というわけじゃないか。

a

2013年じゃない可能性を考えたけど、Nexus7を春の時点で購入しているので2013年は確定ですね。
会社カレンダー上では平日扱いと考えるのが自然。

jeid

12/21は土曜ですけどね、2013年だと…

Masa

>2013年じゃない可能性を考えたけど、Nexus7を春の時点で
>購入しているので2013年は確定ですね。

その7ってバージョンじゃなくてディスプレイサイズですから未来年でもあり得ます。

今までの話の内容だと
・jQueryが未来バージョン
・CSS3が実用段階
・Airが完全旧式化
・Windows XP絶滅後(要件がIE9以上なので)
で、日程設定から考えると2016年か18年です。

ただ、18年だと時期的にWindows 7移行期に入っていて、スマホ・タブレット・PCを同一OSでカバーできるようになっている(はず)のWindows環境を無視することは考えにくいので、Windows 7全盛期の16年ではないかと思います。

elseorand

文系人間がもろ理系プログラムを担当するという、
ある意味武田さんと同じ状況に置かれたわけですね。

五十嵐さんが意図していたとしたら、本当に怖い人ですね。
村瀬さんと上手くやって互いの担当領域を結びつけられるか楽しみです。

分数の出来ない大学生が話題になりましたが、
そういう連中が社会人になってきて、
計算幾何のアルゴリズムを研修に出してみたら、
線型代数を知らないという技術者としては信じられない基礎力の無さでしたね。

ttl

マサルとクミのデートの予定から考えて、21日が金曜日で24日が月曜日ってことは、2018年じゃないですかね。
それにしてもこの二人そういう関係だったのか!

みい

>>Masaさん

なんかしょうもないことを指摘してますねー。
なんかレビューでも誤字脱字だけを指摘して満足する人みたいで
ちょっと勘弁してほしいです。
それを指摘して、本文が修正されれば満足なんですかぁ?
明らかに記述がおかしいならわかりますけど。

sudo

考えていたよりずっと高度なソフトウェアですね。有限要素法で解析までやるなら数値解析、スパース行列のデータ削減できるデータ構造、メッシュ分割のノウハウなどいろんな知識が必要ですが、箕輪さんは大丈夫でしょうか・・・。
あと解析規模にもよりますが、サーバのスペックは最小限+αで本当に大丈夫なのか気になります。

>elseorandさん
私は専門はITではなくハードウェアなのですが、理系の電気電子を卒業したのにトランジスタの動作がわからない、基本的な回路がわからないという人間に遭遇する事が多く驚いています。(たまたまだと思いたいですが)
さらに電子回路専攻なのに回路シミュレータの使い方(操作の仕方ではなく、内部のアルゴリズムや収束問題とその対策を知っているかということです)も知らなかったりして、これで何を研究したんだ?と思うこともあります。

nagi

>>みいさん

なんかしょうもないことを指摘してますねー。
なんかレビューでも揚げ足だけを指摘して満足する人みたいで
ちょっと勘弁してほしいです。
それを指摘して、Masaさんが謝罪されれば満足なんですかぁ?
明らかに考察内容がおかしいならわかりますけど。

こうですか?わかりません><
別に何書いても非難や中傷じゃないんだし気にするのなら見なければいいんじゃ…。
あ、前の回からの内容を見る限りカレンダーにあう年は2018年かと。

みい

>>Masaさん

え?
なんで名前変えてコメントし直してるのかわかんないんだけど

カレンダーの日付の話は本文の流れとは関係ないからもう書き込まないでねー
コメント欄が汚れるから

nagi

何を言ってるかわからねーと思うが、勝手に自作自演認定された…w

あぁ、自分を批判する人は全て同一人物ってことですね、わかります。
ついでにブーメランてご存知ですか?w

hoge

2018年の12月23日が祝日かどうかは…おっと誰か来たようだ

Cお姉さん

#みいさんから、ミーちゃんを連想し、イ●ドリ氏を思い出してしまった。

武田と久保がこのあとどうなっていくのか楽しみです。
初期作のようにすっきりする話だといいなぁ。

DumbObj

カレンダー厨に乗っかると、
02月01日が金曜(1話)
04月09日が水曜(12話)
12月21日が金曜(25話)
さて、今西暦何年? え?


他の設定内容から、
2012年か2013年前後で適当に想像しながら読めばいいんでは?

Masa

>みいさん、DumbObjさん

設定から近未来だとは思ってますけど、そこまでは見てなかったです…。
しかもカレンダー見間違って変なこと言っているし。

当初は12/23は祝日では?って指摘するだけのつもりでしたが、余計なことをかいて変な方向に盛り上げてしまったようですいません。

nagi

無駄なことを真面目にちょっと考えただけで
○×厨とか決していい意味で捉えられない言葉使うのはどうなの?

コメント見ても、それに対して訂正しろとか修正しろとか書いてましたっけ?
そういう無駄なことを真面目に考えてるよーな遊びも認められないほど
ゆとりがないんですかねー。
おー、こわいこわい。

ミーミー

Masaさん、nagiさん、みいさん、DumbObjさんは同じプロジェクトに入れたらヤバそう

名無しPG

と、ミーミーさんがさらにプロジェクトの外で噂してるわけですね^^

nagi

そんなー。
仕事はちゃんと猫かぶりますから~何卒~何卒~w

lav

ただ、言えることは、マサルとクミはホテルで一緒に朝のコーヒーを飲む仲だということ

くそ、妬けるぜ。

翌週翌々週には、サードアイさんくるかな?
先週話のコメントの通りすがりさんの予想当たると思う

しっかし、ほんとうに武田さん、久保さんが面子でしか仕事しない老害だなぁ

lav

ただ、言えることは、マサルとクミはホテルで一緒に朝のコーヒーを飲む仲だということ

くそ、妬けるぜ。

翌週翌々週には、サードアイさんくるかな?
先週話のコメントの通りすがりさんの予想当たると思う

しっかし、ほんとうに武田さん、久保さんが面子でしか仕事しない老害だなぁ

a

大切なことなので2回いいました?

q

すごく今さらですが、サードアイって毎回お助けマン的な感じじゃないですか。
対立軸に対する第三の目、でサードアイなのか…!
と今さら一人納得しました。

みい

>>Masaさん

変にきつい言い方してごめんなさい。
日付にこだわる人もいるんだなーとちょっと自分の物語を読む
スタイルとずれていたので気になってしまいました。

まぁまぁ、仲良くしなさいよ。
しかし、武田とか久保みたいな人は勉強しようという気にはならんのかな。
仮に40歳くらいだとして、あと20年今の自分の知識と技術だけで何とかなると思ってるのだろうか。
ITという業界にいて、今から20年前を思い返してみたら、
そんな風には全く思えないんだけど、彼らは思えちゃってるのかな。

通り

>ミーミーさん

0からやる場合は概念を伝えてもらうために最初はちゃんと判っている人間に
ならう方が良いのですよ。変な本掴まされて間違った方向性や考え方植えつけ
られると無駄な時間が増えるから。

例えば、こういう記事書いちゃう人の書いた入門書とか、、、、、
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Watcher/20130331/467401/
(この記事自体はネタだと信じたい、、、、、)

基本的な概念と方向づけさえできてしまえば、あとは書籍や自己学習ベースでも
何とかなる。社内部隊みたいに余力のあるチームならエクストリーム的にOJTで
吸収、継承、共有もあり。日本的なインチキOJTでなくね。

通り

>あさん

大手だとルール管理部門とか二線級部隊とかに多いよ。
管理部門は自分達は現場仕事しないくせに社内の開発ルールを押さえていて
「社内ルール」を盾にヘボイ時代後れの手法押しつけてくる。
本来、そう言った管理部門がルール、フォーマットの改善をはからなければ
いけないのだけれど、ことなかれ主義、前例主義で一番動かない。

二線級部隊は不勉強な人が多くて入社以来の手法変えないでデスマ量産している。

それでも大手だとどうにかなっちゃうだよね。

acb

どんなに目的が崇高でも手段がアレじゃ...

フィクションでやってたことを現実でも実行やろうと思う人はいないだろうけれど、ここまであからさまに企業秩序を乱されると、「労働契約法と企業秩序・職場環境」に関する法律に抵触して懲戒の対象になるかもしれないから気をつけよう。

のののの

>acbさん

五十嵐は契約上、武田の上司の立場であり、それ以上の立場の人間に反対する人がいない(というより五十嵐を呼んだのが上層部)以上、企業秩序を乱しているのは武田ということになりませんか?

改革派な上司と保守的かつ反抗的な部下の対立であり、以前の状態は上層部に快く思われていない&上司は結果を出しつつある現状では、たとえ現実に置換しても武田に勝ち目はないと思われる。

この話のもっともフィクションなところは、武田の無能さだな。こんな40代ウチの会社にはいないよ

DumbObj

>Masaさん、nagiさん、
"カレンダー厨"は、"日付が気になってしまう属性の人たち"という意味で使ったのですが、
言葉が悪かったようですね。
揶揄するつもりはなかったのですが、嫌な思いをされてたら申し訳ない。
私もコメントを見て気になってしまったので乗っかりました。

DumbObj

今回はサードアイじゃないパターンを予想してるんだけど、やっぱり東海林さんなのかな?
3人のプログラマー早く登場して欲しい。

Masaさん、どうも。

>イブが月曜日なら振替休日だから年休とる必要ないんじゃ…。

うーむ、これはうっかりしてました。
若い2人が年休を取るのは、クリスマス、ということに変更しました。

鶏すがり

KSRの池田達が実はイニシアチブのメンバーだった。とか
KSRからの常駐3名がサードアイで武田をタコ殴り。とか

夢が膨らみますな~。

.

どうにも過去作に比べて作りが荒い印象。
無能な老害を血祭りにあげるという目的が先にあって、
そのために物語を動かしてる、みたいな傾向が露骨なのが残念。

もちろんエンジニアのとるべき姿勢、
というメッセージは理解できるのですが。。。

通り

そら、日本のIT産業の場合、技術者が勝利するケースが少ないからね。
過去作品の様に不勉強な上層部により無責任な手法の押しつけで
デスマに入って現場が押しつぶされていくのが大半である以上、
成功例はどうしても架空な要素が多くならざるおえないから。

言語、フレームワーク、、、OOを求める要件なのに、開発工程、方式設計、
各種仕様書フォーマットは構造化言語の時代のまま(酷いケースだと汎用機
時代のまま)とかがあたりまえの世界。
仕様書的にはUMLが必要なのに仕様書作成ツールはMS-Officeしかないとかが
あたりまえの世界。
一部のちゃんとした会社を除いては、技術の進歩についていくなんてそりゃ
ファンタジー的になってしまいますわ。

オレンジ

敵役?の武田さんの性格が極端なためそういう構図が際立ってしまうんじゃないかなぁ。
前作の城之内といい、性格描写については作者はあえてそう書いてるようにも思えます。

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