「生活イチバン、ITニバン」という視点で、自分なりのITを追及するフリーエンジニアです。ストレスを減らすIT、心身ともにラクチンにしてくれるITとはどんなものかを考えていきます。

ドラクエがバイブル

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 どんな分野にも「バイブル」と呼ばれる権威ある書物というものが存在する。

 しかし、わたしが人生の様々な局面において、バイブルと仰いでいるのは、ドラクエだ。RPGゲームの不朽の名作である、あのドラゴンクエストシリーズこそが、わたしのバイブルなのだ。

 例えばドラクエでは戦闘時にパーティに「作戦」を指示することができる。「ガンガンいこうぜ」「いのちだいじに」などのアレだ。雑魚敵が相手の場合などは、いちいちすべてのパーティに個別の指示を出すのが面倒だから、あらかじめ適切な作戦を与えておけば楽に進めることができる。

 しかし、ちょっと敵が強くなると、漫然と作戦を遂行させるだけでは負けないまでも効率は悪くなってくる。

 倒すべき敵の優先順位を間違えなければ楽に勝てるはずなのに、そんなことは考えずに戦ってしまう。だから無駄にHPを削られたり、せっかく倒した敵を蘇生されたりして余計な作業工数を浪費してしまったりするようになるのだ。

 お分かりだろうか。これはつまり、簡単な仕事には簡単な指示で十分、複雑な仕事にはきめ細かい指示が必要という教訓だ。

 しかし我々はいつも逆の行動を取ることが多い。複雑な仕事になればなるほど、簡単な指示だけ出して細かいことは担当者任せにしてしまいがちではないだろうか?

 まぁそんなわけで、みなさんにも、強大な敵(プロジェクト)が現れた時には、ドラクエのボス戦を思い出して、ひとりひとりのステータスに十分注意した上で、敵(プロジェクト)の属性などに適した道具を装備して、パーティのスキルを最大限生かせるような指示を出し続けるように心がけることをお勧めしたい。

Comment(1)

コメント

ぶたねこ

思わずコメントしてしまいます。自分もドラクエがバイブルです。
しかし、遊び人から賢者に転職できないのが現実の厳しいところですね。

ちなみに自分は「めいれいさせろ」の指示ばかりを出してメンバーに嫌われるタイプです。ある程度は「いのちだいじに」で任せることが必要であると感じているこのごろです。

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