今、けっこうピンチですか?
新型コロナウイルスの影響により仕事がなくなった人と、まだ影響のない人
リーマンショックの時、私は当時サラリーマンでしたが、半年後には社内ニートになりそうなぐらいに仕事がなくなってピンチだったことを覚えています。もちろん社内的にニートになってもお給料は貰えますが、今後はどうなるのかな?とういう不安はいっぱいありました。そんな中、上司を含む会社の上の人達がけっこう苦戦しながら仕事を取ってきていたのを覚えています。
私自身も感じていますが、今の状況はリーマンショック時と似ているし、もっとひどくなる可能性すら秘めていると思っています。まだ影響のない人もこれから影響を受けてくるかもしれません。リーマンショック時にIT業界(というよりSIer)は半年遅れで不景気の影響を受けると当時の上司が言っていました。これは今、受注している仕事が終わった後、次の仕事が受注できなくなるまで半年ぐらいあるからだそうです。
でも今回は4月からのお仕事が無くなることもあるので、いきなり影響を受けている人もかなりいると思っています。
仕事がなくなる=ピンチ、さてどうする?
これは立場によってけっこう変わってくると思います。
経営者や営業はとにかくお仕事を確保することが最重要課題です。仕事がなければ利益も生まれず企業として成り立たないからです。
中間管理職やプロジェクトマネージャーは現在の仕事に規模変動や次の仕事確保のための動きが課題だと思われます。
平社員で営業など関係のない人でも、少しでも仕事が取れやすくなるようにスキルアップが求められたり、今までとは違う仕事を頼まれる可能性があります。一言で言えば変化を求められるようになります。
フリーランサー、個人事業主は今も今後もピンチな人が増えていく一方です。私はたまたまなんとかなっていますが、いつ同じ状況になるか分かりません。とにかく仕事の確保ができなければ稼げずに終わります。
こんな風に一言でピンチと言ってもどんな状況でピンチなのか、何が課題で、自分は何をすべきかがまるで違います。
ピンチな時に必要なこととは?
・自力でなんとかする
・他人に頼る
この2択しかありません。と言いつつ実質一択で自力でなんとかするしかありません。他人に頼ってうまくいく人はそれまでの信用信頼がものすごく積み重なっている人のみです。ちょっとした信用信頼では全然足りませんからね。
この「自力」でなんとかする。精神的にもキツいですが、同じような状況からピンチから復活した経験者からアドバイスを求めるのが一番参考になります。そんな人と繋がりを持つもの自力の一つとも言えます。
私自身のピンチの経験
ピンチな状況を打開するには
1:1ヶ月はガムシャラに頑張ってい見る(それ以上は身体も精神も持たないのでストップする)
2:他人からのアドバイスを聞き入れる、多少無理と感じてもやってみる
3:今まで無理と思っていたことでも多少はチャレンジして、自力の幅を広げる
効果的なのは実は3番です。1番しか考えられない人がいますが、視野が狭くなりすぎです。多分パニック状態になっているので、一回落ち着きましょう。他人からのアドバイスはキッカケしかなく、結局は3番に行きつきます。
自分の仕事の幅を広くすることは、変化に強くなります。それはスキルアップというより、自分の持つスキルとこれから習得するスキルがうまく噛み合うと、相互作用が生まれていろいろな仕事ができるようになっていきます。だからピンチを切り抜けた人は一回り成長するということです。
単純なスキルアップより大事なこと
・スキルを効果的に使うこと
・スキルを複合させて、スキルに幅をもたせること
・仕事を合わせてスキルを使うことを覚えること
ピンチなときほど、自分の能力と今の状況、何ができるか?それをしっかり考えて答えを見つけ出すだけで、どんな立場でもピンチを切り抜ける方法が見つかるし、大きく成長できるチャンスになっていくと思います。本当はピンチとは無縁になるぐらい普段から準備しておけよって話もありますが、それができる人はかなり少数です。
最後に
ピンチだ、もうだめだー、は誰にでもできるし、誰かに頼るのも誰にでもできます。その前にちょっとは自分でも頑張ってみましょう。ピンチなときほどその人の本性が出るというのは誰もが知っています。ピンチは誰だって嫌ですが、歯を食いしばって、力の限り踏ん張って、耐えることも大事ということです。
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笑顔表情筋のトレーナーをやっており、朝活やセミナーなどやっています。
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