フリーランス一人だけではできないことが多い
こんにちは、手塚規雄です。
最近、IT業界以外の方と知り合う事が多くなりました。フリーランスになってからは今までは自分一人でできる範囲を広げる事に注力してきました。それなりの力が身に付いてきたので、今度は多くの人と知り合う事を目標にしたのですが、そこで壁にぶち当たりました。そんな私自身の悩みが今回のコラムです。
ITに関する要望は絶えない
フリーのプログラマーと自己紹介して、非IT業界の方と接すると「自分はIT系には疎いけど、今後はITの力を活用したい」と話す人が非常に多いです。もちろん社交辞令的なあいさつのようなものとして言う人もいますが、本気で言っている人が多いのです。
そこでもうちょっと突っ込んで話を聞いてみると、「流行りのAIを使いたい!」「便利なシステムが欲しい!」とぼんやりとした要望もあれば、具体的な業務改善のためのこんなシステムが欲しいという要望もあります。しかし、話はここでどうしても止まってしまいます。自分一人ではどうにもならない規模の話ばかりだからです。
クライアントの企業で働く自分には時間がない
例えばざっくり見積もりで2人月程度のものだとしても、私一人だけで作るとなると1年以上かかってしまうわけです。なぜなら平日の夜間と土日しか時間がないからです。そして、その時間はすでに他の仕事を割り当てているし、休日がほんとうになくなってしまいます。つまり実質一人だけで請け負うのは不可能です。
現実的な手段として他のフリーランスのエンジニアに頼って分業というより外注することです。問題点は私自身の人脈が非常に少ないので、人材を探すところから始まり、正直割の合わない仕事となってしまいます。そしてクライアント側にとっても最初から外注先と仕事すればよいのですので、この案はボツです。
後から考えると人と人を繋げる紹介ビジネスでもいいのかもしれませんが、今のところ積極的にやる気はありません。
紹介ビジネスを積極的にやらない理由
・単純に人脈が少ない
・自分が知っている範囲の企業では仕事の規模が小さすぎるので繋げられない
・紹介ビジネスそのものにあまり興味がない
自分が知っている範囲の人脈で紹介するのはいいのですけど、積極的にやろうとすると、多くの人と知り合うという次元でなく、とにかく人と会うことになります。その行為そのものがちょっとしんどいと思ってしまいっているのが本音ですね。
人脈はなくてもなんとかなるけど、人脈は広いほうがいい
今まであまり人脈について考えることはありませんでしたが、こんな悩みが出てくると人脈というのは広いほうがやっぱり有利になるというのを改めて実感しました。とくにエンジニアが他業界と接点が少ないのが普通なので穴場といえば穴場だし、スキマ産業とも思いました。
もしフリーランスになることを考えている人は、こんな事を考えつつ人脈を広げていくとすぐ稼げるわけではないのですが、稼ぎのネタとして使えると知っておくと後々楽になると思います。ぜひ活用してみてください。私も今後はちょっとだけですが、紹介ビジネスをやっていこうと思います。本業はやっぱりエンジニアなので。
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