人生はなりゆき(1):自分の棚卸しをしてみる その1
はじめまして、せつらです。
ひょんなことからエンジニアライフの存在を知り、読者として読んでいるうちに「自分でも書いてみたい!」と思うようになり、コラムをはじめました。拙い文章ではありますが、よろしくお願いたします😌。
■自己紹介
自己紹介できるほどの者ではございませんが、お約束(?)なので簡単に。
仕事は客先常駐するも不況のせいで仕事がない状態ですが、一応現役SE(NWエンジニア)です。
経歴(職歴)ですが、昔のSEになるための通る道(?)をそのまま歩んでいます。最初はプログラマとして下積みし、その後基盤/インフラ系作業を担当し、チームリーダー(TL)の経験を積んで現在に至っております。ちなみに転職も一度経験しています。
■現状
本題に入る前に、今回棚卸しを題材にした理由を少し述べておきます。
4年前までは、自分のやりたい仕事(プロジェクト)に参画し、とても満足な生活を送っていました。この業界でいわれる、いわゆる3Kではありましたが……。それでも耐えることができたのは、好きな仕事に対するモチベーションがあったからだと思います。
ところが4年前、あるプロジェクトに移ってから歯車が狂い始めました。そこは大きなシステムの中で小さな案件が複数同時進行しているプロジェクトでした。僕はその中で3カ月程度のプロジェクトをプロジェクトリーダー(PL)として任されました。
当時は「PLになったから進捗管理をしっかりやろう!」とはじめての管理業務にワクワクしてました。しかし、実態は想像以上にひどいものでした。
一例を挙げると、プロジェクト開始時点ではお客様要求(RFP)に対する概要説明資料しかなく、案件内での必要作業の洗い出し(WBS)は一切実施されていません。どのように見積もっているのか不思議でしたが、PLにプロジェクトが渡ってきた時は、すでに予算も決められており、WBSもないのにスケジュール(概要レベル、納期含む)も要員も、すべて決まった状態で渡されるのです。つまり、人、期限に関する口出しはできず、決められたリソースで無理やりプロジェクトを完遂させるスキル(?)がPLには必要だったのです。
ともあれ、任された仕事は実施しないといけないので、PLとしてまず最初に業務分析をし、WBSによる作業項目の洗い出し、成果物の確認を実施しました。これを元に詳細線表を引いてみると……
明らかに期間も人員も足りないんですけどぉ~😭(しかも毎回!!)
そんな中、自分のやりたいインフラ/基盤系の仕事はできなくなり、社内調整、客先調整、進捗管理がメインとなる調整役生活になりました。権限がない上に、お客様の矢面に立たされることとなり、この頃から仕事に対するモチベーションが低くなってきました。
だって“PL”って名前はかっこいいけど、実態はパシリなんですもん😢
モチベーションが決定的に下がったのは、そのプロジェクトが終わった後も社内で同じような仕事を任されたこと。4年前から基盤/インフラ系の仕事がしたいと何度もいっているのですが、上司は都合の悪いことは聞こえない(聞いたふりで大抵終わる)。つまりお先真っ暗なんですよ。
さらに悪いことは続いて、次に配属されたプロジェクトは、通勤に2時間以上かかります。かつては1時間でしたので、倍の時間! しかも仕事がない!……そりゃモチベーション下がるよなぁ。
■自己の棚卸し
さて、そんなわけで現在仕事に対するモチベーションが下がっている状況ですが、何とかこれを打開したいと思っています。そこで思いついたのが自分の棚卸し。実は転職をしたときも自分の棚卸しを実施したんですよね。転職後はひたすら突っ走ってきたので、自分の棚卸しがまったくできていなかった気がします。
特に理由がなくても一度立ち止まって自分の棚卸しをすることは結構重要なのかなぁ?
と今は漠然と思う次第です😔
では、棚卸しといっても何をすればよいのか? これ重要ですよね。正しいかどうかはわかりませんが、僕の場合以下5つを実施しています。
- 今まで仕事で何をしてきたか?
- 現状仕事で何か不満はあるのか?
- 2.で不満がある場合、原因は何か?
- 3.で判明した原因を取り除くにはどうすればよいか?
- この先何をしたいか、もしくはやりたいか?
特に仕事に不満がない場合は1、5のみ実施すればOKです。僕のように悩みがある方は1~5すべてを実施するのが一番ですが、時間がない場合は2~4を実施するだけでも発見があると思います。
次回は、この5つについて掘り下げてみたいと思います。ではでは♪