新情報処理試験に勝つ(1)
■高度共通午前Ⅰ合格の秘訣
10月18日に、新制度秋期情報処理試験が実施される。
特にITストラテジスト、システムアーキテクト、ITサービスマネジャ試験は今回が初試験。
新制度で午前試験が午前 I ・ II となったが高度共通に実施される午前 I 、出題範囲は23分野と非常に広い。
もちろん、高度共通午前 I 対策を真面目に学習することをオススメするが、「高度共通午前 I 」の合格の秘策を考えてみたい。
(参考)高度共通午前 I 対策
■分からない時の解答を決めておく
30問を50分で解答する高度共通午前 I は、3問5分(300秒)が目安。1問100秒の解答が必要。
解答はア~エの中から適切なものを選ぶ四者択一方式。分からなくとも解答できる。 不謹慎と思われるかもしれないが、一般的な四択では「ウ」の正解確率が高いと思われるので、分からない時は「ウ」と解答する。
「ウ」は正解でないと思う時は「イ」と決めておく。 「ウ」も「イ」も正解でないと思う時は、「オ」と決めておくとよい。
■30問全問解答する
- 時間切れになり最後までいかなかった。
- 分からない問題は後で解答しようと思っているうちに、時間切れになった。
解答しない限り、正解はない。30問全問解答する。
■4パターンの出題
高度共通午前Ⅰの出題パターンは
- 用語(キーワード)選択の問題……次の説明に該当する用語を選べ。
- 計算・チャート関連問題……2進数、論理演算、通信関係、DFD、E-R図、経営指標、OR・IE~
- ア~エが文章で記載され「適切なものはどれか」を問う問題
- 図や文章、計算問題など複合した総合問題
■用語選択の問題
見た瞬間に勝負がつく問題、用語を知らなければ「ウ」と解答するしかない。本番試験で「知らない、分からない」用語を減らすために、1日5問となどと決めて、空き時間などを使って過去問題の用語選択問題を解くのがベスト。
■ア~エが文章で記載された問題
文章を読んで適切な場合「○」、誤っている場合「×」、分からない場合「△」と記号ア~エの前に記載する。
- 適切なものを選ぶ問題の場合
→「○」の記号が正解 (「○」1つで、残りは「△」か「×」の筈)
→「○」がなく、「△」と「×」の場合は「△」の記号を選ぶ。 - 適切なでないものを選ぶ問題の場合
→「×」の記号が正解 (「×」1つで、残りは「△」か「○」のはず)
→「×」がなく、「△」と「○」の場合「△」の記号を選ぶ。
■自力で10問正解する
全て同じ「ウ」を記載した場合、同じ確率でア~エが正解になるとすると、30問/4=7.5問、約8問は正解になる。合格ライン18問まで「あと10問」。合格ラインは遠くない。
■高度午前 I は希望の持てる試験……合格率は77~84%
初めて実施された今春の高度共通 I の合格率は以下の通り。
- システム監査:84.4%
- プロジェクトマネージャ: 80.4%
- データベース:83.6%
- セキュリティ:77.2%
非常に高い合格率、高度午前 I は希望が持てる試験といえる。
――「情報処理試験に勝つ」(1)終わり。
コメント
suga
自力で10問正解すると残りの勘で答えた20問は確率的に20/4で5問しか正解しない。正確には自力で14問正解が合格ラインなのでは?
■半分できれば大丈夫 とかにしたらいいと思いました。
>ご指摘の通りです。次回の投稿で対応したいと思います。