哲学対話を推す理由
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小学校で「プログラミング教育」が2020年に必修化されることについて、
皆さん既に色々意見をお持ちかと思います。
私としては、まさに泥縄だな、と思いますし、
また、それより先にすべきことがあるんじゃないかな、と考えています。
今現在、確かにコンピュータエンジニアは世の中から求められています。
そして「プログラミング教育」は、
論理的思考や問題解決力を伸ばすというのもわかります。
ですが、プログラミングを含むシステム開発というものは、
あくまでも何かを実現するための手段です。
それよりなにより必要とされているものは、
そもそも今何を実現すべきなのか、
それからシステムが出来たとして、
それをどのようにビジネスに繋げるのか、
そういった観点を持てる人材かと思います。
そしてそれは、人がビジネスを進めていくうちは、
普遍なものではないでしょうか。
そのためには、出来る限りの要素を考慮することや、
それについて粘り強く推敲し、
アウトウットまで持っていけること。
まさしくこの能力を鍛えるのに、
「哲学対話」
はうってつけだと思うのです。
哲学対話は時間がかかります。
それは確かです。
ですが、「急がば回れ」という言葉の通り、
強く推奨したいと思います。
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