これまでの経験で感じたことを、つらつらと述べていきます。

新人管理者さん達の季節

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前回、偉そうに書きましたが。
 
私も初めて管理職になり、
新人さんはじめメンバーへの管理を始めた頃は、
それはもうメンバーに厳しく対応し過ぎていてですね。
自分自身も、イライラを抑えられず、
感情をコントロールできていませんでした。
なので、それはもう色々思われていたろうな、と。
※そんな昔の話でもないのですが。
 
まぁでも私は幸いなことに、
優秀なメンバーに恵まれましたので、
時が経過するとともに、
お互いに成長出来ていったんじゃないかなと、
個人的には思っているのですが。
 
それで、です。
この時期は新人さん達が一斉に社会にデビューするのと同じく、
新人管理職さん達が管理職デビューされるケースも
多いのではないかと思います。
 
うん、悩みますよね。
 
なんで思ったように動いてくれないんだとか。
今までは自分の心配だけしていればよかったのに、
他人の面倒まで見てられるか、とか。
結局自分でやったほうが早いじゃないか、とか。
メンバーの失敗は全部自分がひっかぶる?冗談じゃないよ、とか。
他人の評価なんて出来る自信なんて無いよ、とか。
そもそも無理やりやらされてるだけで、やりたくない!とか。
 
本当に、心が壊れてしまうくらい無理!ということであれば、
それはすぐに辞退した方がいいです。
ですがこれも前回にもありますが、
成長できるチャンスでもあります。
 
どうすれば思うように人が動いてくれるかを覚えれば、
管理職という立場に関係なく、
複数人で作業する場合にはどんなところでも役に立つはずです。
 
他人のフォローをすることで、後々自分のフォローを
してくれるようになる可能性が大いに高まります。
それに、成長してくれたときは、
自分のことより嬉しいと感じるものです。
 
作業を整理して、他人でもすぐにできるようにしておけば、
長期的に自分の作業量が減っていくはずです。
 
グループ内の他のメンバーがミスをしてしまった場合、
そのままでは結局グループとしての評価は落ちてしまうわけですから、
なんらかの対処をグループとして考える必要が出てきます。
ですがそれも各自の負担が増えることには変わりないので、
それなら最初からミスが出にくい体制を考えることにつながるはずです。
 
他人の評価を冷静に行えるようになれたなら、
翻って自分をも第三者の視点で見つめ直すことも出来るかもしれません。
 
それに、管理職ってのは、単に役割です。
なったからといって偉くなるわけでもありません。
失敗したと感じても、それは任命した人間の責任です。
 
そんなふうに、これも経験かな、というノリで、
チャレンジしてみては如何でしょうか。
 
最初からうまくいくことなんて、まず無いです。
私もそうでしたけど。

 

でも、大抵のことは、諦めずに続けていればなんとかなるものだと、
今では思っています。
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