健康について第41回 心について
お世話になります。龍澤と申します。
第39回まで、(本当の意味での)基礎体力をつけましょう! ということを書いてきたつもりです。基礎体力をつけるとは必ずしも身体の「外側」を鍛えることではなく、どちらかといえば「内側」(内臓系含め)に特化していきましょう、と。
また、以前より書いておりますとおり、身体だけでなく「心身」をともに鍛えてゆくことが大事だと考えており、この「心」といいますのが身体の「内側」にひそんでいます(たぶん)。そして私たちの行動をつかさどっています。
今回は「心」について、少し書いてみたいと思います。
といいましても私は心理学者ではありませんし、うかつに「心」について書くのは非常にキケンな行為です。なぜならば、私がここで「心」について文章化し、視覚化されて自分の意識から「心」の中に入ってくる時点で自分の「心」が揺り動かされてしまい、極端にいえば人生変わってしまうからです(このあたりでかなりヤヤコシい)。
あくまで、素人考えであることはご了承いただきたく思います。
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身体の「外側」だけを鍛えることについて、否定的に書いてきたように思います。が、仮に、外側を鍛える、あるいはブラッシュアップすることで、例えばモテるようになったり、外見で人に認められるようになったりするケースがあります。
若いうちは特にそのようなケースが多々あります(笑)。
つまり、(「外見」を含む)「外側」を鍛えることにより、「心」が快になってゆくということです。自分の自尊心やナルシシズムも満たされ、外部からも評価され、その相乗効果で快になってゆきます。
これは、「悪くない」と思うのですよね。それで心の安定が保たれるのであれば……。
でも、外側を鍛えるために内臓を犠牲にすることがほとんどなので、それはいけないことですので「期間限定」であればよいかと思います。
いつかはやめなければいけません。ムリをせずに自身の「心」を定常的に「快」にする方法を、探してゆかなければなりません。
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特に30代を過ぎたあたりからは、内臓をムリさせずに身体の外側、あるいは「外見」をブラッシュアップしてゆくのがベターです。これは、十分可能なのですがそれぞれの考え方次第なのです。
例えば、男子であれば逆三角形の肢体、腹筋が割れている、といったような状態は人間の営みという点ではかなりムリがあります。(女性でいえば「プロポーション抜群」とか?)そういう身体をつくり上げるのも、維持するのも、内臓に負担がかかります。
そして、内臓に負担がかかっている状態では「心」が安定しません。なぜならば、身体の「内側」の状態と「心」の状態は、直結しているからです。
マッチョな男性/プロポーション抜群の女性が、「とある特定の場所」(想像におまかせします)にいけばモテるとしますと、当たり前ですが、いつもその場所にいきたがるようになります。なぜなら、その場所でのみ「快」が与えられるのですがそれ以外の場所では、相対的に常に不快だからです。一種の依存状態です。
そういう身体でいなければ自分に自信を持てない、という方もいらっしゃるでしょうし、それは実際、そういう身体が評価されるこの現代社会では、いたし方ないところもあります。
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ところで、逆に、「太っている」という状態も、同じようにムリがあります。太っていることでどれだけ内臓に負担をかけているか、というのは、経験されている方も多いと思います。もともと人間本来の普通の生活をしていれば、太らなかったはずなのです。
親が太ってるから自分も太ってしまったとか、母親が出された料理を食べていたら太ったとか、そういうのは言い訳にすぎません。
でも、今の日本では、標準の範囲内の体重でも太っていると自覚していまうことが多い(特に女性)ですね。これはけっこう大きな問題です。
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マッチョな男性/プロポーション抜群の女性は(と、何回も書いていますがあくまでたとえです)、もしそういう体型でなくなってしまったとしても認めてもらえるような場所なり、コミュニティなりを自ら探す必要があるのでしょう。そのためにはまず、外側の「鎧」(あるいは「仮面」?)を外す勇気を持つことからです。その勇気を持つためには内面を磨く必要がありますね。
太っている人はやせるだけで世の中の評価が高まるので簡単です。すぐに健康的にダイエットしましょう。
長くなってしまったので、(たぶん)続けます。