ネットワークエンジニアから着物屋さんとして独立しました。ネットショップのIT面を中心にお伝えします

着物のカラーコーデのアプリを作りました

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こんにちは、ITエンジニアを辞めてネットの着物屋さんを始めたHiroです。

着物も作りますが、相変わらずITは続けます。今日は着物のカラーコーディネートをするウェブアプリを作ってみました。

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■ IT面
全てフロントエンドで、Javascriptで動きます。サーバサイドのPHPやSQLは使いません。JQueryのフリーのライブラリで、色を選べるパレットがあったので、流用しました。

選んだ色は全てテキストボックスに16進数カラーコードで表示されるようにしました。

また、保存用のアドレスも動的に表示させることで、これをブックマークしておけば後で見返せますし、他の人にもアドレスだけ送って見せられます。

懸念はフロントエンドのため、動きがブラウザ依存となることです。今のところWindows 7のChromeと、AndroidのOperaでのみ動作確認済みです。Internet Explorer 11では動作しなかったので、早急に直しておきます。ちなみにブラウザの幅によってはレイアウトからはみ出してしまいます。

■ 作った理由
僕の着物サイトには着物初心者ばかりが訪れます。すると「そろそろ秋が来るから落ち葉色の羽織がほしい」といったレベルまで要望を具体化しないものなのです。

「着物って普段着ていいの?」とか「着るにはどんなパーツが必要なの?」といったスタート地点の疑問を持って訪れるため、色使いをどうすべきかを思いつかないんですよ。

僕ら現代人は普段から洋服を着ますよね。そうすると「ジーパンは紺だと濃い目で固い印象、水色まで洗って色を落とすとカジュアルな印象」などといった無意識レベルのコーデのノウハウがありますね。「夏は白シャツにボーダーでしょ」とか。

ところが着物となると、全く思いつかないですよね。例えば30代男性が秋にお買い物に着ていく時の、着物のカラーコーディネートなんて。

そのためまずはプリセットで季節ごとに用意してみました。

・ 春の芽吹きコーデ
・ 夏のさわやかコーデ
・ 落葉の秋コーデ
・ シックな冬コーデ

これをベースにパレットを色々といじくりながら自分の好みを探っていくことが、このアプリの狙いです。

■ これからの改善点

肝心な着物の絵がカクカクとしてロボットのようなので、これを何とか自然な着物姿に変えたいと思っています。さらに、人の顔写真も付けられたらと思います。

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"Internet Explorer 11"でのバグは直しておきました。

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