キャリア20年超。ずっとプログラマで生き延びている女のコラム。

あらためて、プログラマなんかで終わりたい

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 あけましておめでとうございます。

 旧年中は思いがけずたくさんの方にコラムを読んでいただき、とてもうれしく思っております。まことにありがとうございました。

 コメントもたくさんいただきまして、本当にありがとうございました。ことに年末にコラムニストの逆転仕事術さん(『エンジニアライフたまに見るならこんなコラム(女性エンジニア編』)と編集の金武さん(『座談会:「エンジニアライフ」をめぐるごきげんな日々』 )がそろって、わたしのコラムの中で『プログラマなんかで終わりたい』が一番好き、とおっしゃってくださったことは、本当にうれしかったです。

 実を言いますと、当初わたしが書きたかったのは『プログラマなんかで終わりたい』だけでした。

 わたしが仕事関係でつきあってきた人たちの中に、プログラマに留まろうとしていた人なんて1人もいなくて、皆あたりまえのようにシステムエンジニアもしくはプロジェクトマネージャを目指すか、この業界を辞めていくかでした。プログラマからシステムエンジニアに「出世」するルートに乗れる機会が何度かあったにもかわらず、それを回避してきた自分はかなりのマイノリティであることは、重々承知しています。

 けれど、「ずっとプログラマなんてありえない」という扱いをされるのはどうしても納得がいきませんでした。
さまざまな状況や希望をもとに考えた結果、選択肢からはずされるのならともかく、そんな選択肢は存在しない、と思われるのはイヤだったんです。

 そんなわけで、主流からはずれてるけどとりあえず安定した生活はできてるよ、ということをどうしても書きたくなったのでした。

 「プログラマで、生きている」なんて大仰なコラム名をつけたのも、ちょっとでもプログラマの方々の関心を惹こうと考えた結果でした。今になってみるとなんか恥ずかしいんですけど、この看板(苦笑)。

 この年までプログラマをやってきて、今のIT業界の中でプログラマを続けるのは大変だということは、身にしみて分かっているつもりです。

 この業界で生き延びたいだけなら、お勧めできないルートであることは、まず間違いありません。

 流れに逆らってその場から動かないというのは難儀なことですよ、ホントに。

 ですから、「みんな! ずっとプログラマでいる方が楽しいよ!」などと言う気はまったくなくって、後輩が「ずっとプログラマでいようと思うんです」とか言い出したら「よく考えてみた方がいい」と引きとめるようなことを、一度くらいは言ってあげないといけないと思っています(←でもそんなこと言い出した後輩は1人もいない)。

 それでも、「プログラマ止まりのルートはある!」と、わたしはどうしても言いたかったんです。

 当該コラムなどにさまざまなコメントをいただきまして、いろいろと考えることはあったんですが、今のところ「プログラマなんかで終わりたい」という気持ちに変わりはありません。

 プログラマとシステムエンジニアの仕事をわけること自体がおかしい、というご意見もありますが、それをできる能力がある人ならそれでもいいと思うんですけど、両立はかなり困難な気がします。

 プログラマがフォローすべき知識は年々増えていきます。言語や開発ツールの類も新しいものがどんどん出てきます。

 既存システムもそう簡単には捨てられないので、増えていく知識ばかりを追いかけていくわけにもいきません。

 システムエンジニア的な仕事(マネージメント、コンサルティング、システム設計etc.)とプログラマ的な仕事(プログラム設計、コーディングetc.)を高水準で両立させることができるのは、かなり優秀な方に限られるんじゃないんでしょうか。

 定年までプログラマとして置いてくれることを約束してくれる職場なんてめったにない。生活もかかってるんだし、そんなリスキーなルートをわざわざ選ぶなんてできない、というご意見もあるようです。

 これに関しては反論できないですね(苦笑)。わたしだって、今の会社がつぶれたら次に拾ってくれるとこあるのかなあ、と不安になることもあります。それでも「あの時、素直にシステムエンジニアになってればよかったのかなあ」と思ったことは一度もありません。なんでだか、「それでもなんとかなる。プログラマのままで食べていける」という根拠のない自信がいつも湧いてでてくるんですよ。なんなんでしょうね、この人(笑)。

 とりあえず、うちの会社をつぶさないことが今のところ最も確実なリスクヘッジだと思うので、全力を挙げてうちの会社を守っていきたいと思います(新年早々、不吉なことばっかり言ってすみません、社長)。

 繰り返し言いますけど、今のIT業界ではプログラマからシステムエンジニアになることが主流です。けれど、今、「プログラマ止まり」が流れに逆らう存在であっても、これから業界構造が変わって主流のひとつになる可能性だってあるとは思いませんか?

 流れは変わるものです。

 ていうか、変えるための1滴になりたくて、このコラムを書いているような気がしてきました。

 ところで、『プログラマなんかで終わりたい』だけが書きたかった、と言ったんですが、もうちょっと書きたいことがあるんで、しばらくはこちらに居座らせてもらうつもりです。よろしければこれからもおつきあいください。

Comment(22)

コメント

士郎

あけましておめでとうございます。

しばらくとは言わずずっとここにも居座ってください(笑)。
自分は結構ひでみさんが更新するのを楽しみにしてますんで。

SEとPGの定義が明確ではないので何とも言えませんが、ひでみさんが
書かれているSEとPGの仕事を両立できる人は確かに少なそうですね。
恐らく、設計や実装にまで手が回らないと思いますが・・・?

だからSEからマネジメントとコンサルは取り除き、それらは管理者として
PMとかPL、コンサメタントとして活躍することが多いような気がします。
そうなると基本設計(要件定義)~テストぐらいでしたら十分可能と
思います。私の中ではこれらのこうてをメインに携わる人をPG(SE)と
思っています。

不安になる気持ちすごくわかります・・・。
私は30台半ばですが、このぐらいの年齢になったらどんだけ経験があっても
再就職は難しい年齢です。もし倒産したら、もし解雇になったら・・と
思うと正直すごく不安になって眠れなくなることもあります。
でも、あまり考えても仕方が無いので気にしないようにしてますが・・。

無職

生涯プログラマを目指したかったし、そのための努力を重ねてプログラマとしては同僚の誰にも負けないだけの力を維持し続けましたが、昨年ついに会社から「おまえは要らない」と放り出されました。
そんな会社ばかりではないでしょうが、それでも「歳食ったプログラマ」を置き続けてくれる会社のほうが珍しいと思います。

一応SE的な経験もありますが期間的に短かったため、再就職の目処はありません。
たぶんこれが現実です。そして数年オーダーでは変わらないと思います。

にゃん太郎

あけましておめでとうございます。にゃん太郎です。

 私はPGやSEと言うのは基本的に「肩書」だと考えているのであまりあれこれ考えた記憶はありません。会社でもPGやSEなんて言葉はなくて、現場レベルでは「リーダー」と「メンバー」で役割的なものは基本的にリーダーが割り振ります。ですから言い方を変えればメンバー全員がSEでありPGでになります。なんでこうなのかは分かりませんが少なくとも開発要員であれば全員プログラムが作成出来る事は暗黙の了解だからだと思ってます。

 自分のコラムにも書きましたがこれからは専業ではなかなかエンジニアとして生計を立てるのは難しいと考えています(あくまでも私個人の考えです)こういう経済状況なので自分のスキルが高い/低いにかかわらず誰もがいつリストラされてもおかしくないのでリストラされない様にと考えるよりは倒産も含めていつリストラされても良いように考える方が現実的だとは思ってます。

 そんな中でも「プログラマなんかで終わりたい」と言えるひでみさんはすごいと思います(まじで)私も若い時はそうでしたが、独身ならともかく家族が出来るとエンジニアよりは仕事して収入を得る事の方が重要になってくるので流れに逆らってまで、とは行かなくなってしまいます。

 そうは言ってもソフトウェア開発のエンジニアである以上、プログラム書いてなんぼですからこのまま頑張って下さい。

 今年も期待しています。

インドリ

あけましておめでとうございます。
私もこの業界の肩書主義は非効率的で無意味だと考えております。
ですから、ひでみさんを応援しております。
ただ、一つ注意して欲しい事があります。
それは、上流/下流関係なく知識0だけは避けた方がいいという事です。
作業が細分化されていき、実装できない管理者などが横行して問題が起きているのはご存じだと思います。
ですから、その逆に設計知識0のプログラマも困ると言えるわけです。
システム開発は技術的コミュニケーションが求められています。
その時知識0では仕事の連携がうまくいきません。
なので、誰でも少しだけ自分が担当している工程の違う知識も身につけるのがよいと私は考えます。
私は色々あって、開発工程を選べず、全行程を担当してきたので「要らない知識なんてない」と言う事と「他工程の知識が0だと共同作業に問題が生じる」事が身にしみてわかっています。
それに、プログラマとしての実力をアピールするには、相手の世界を知らなくてはなりません。
実装が出来ない設計者(SE)はただの机上の空論を言っているだけですが、実装が出来るプログラマは設計を知れば百人力です。
何も全ての工程を究める必要はないので、自分の力をアピールする分だけの学習をする事が生涯一プログラマの道を作る事になるかと思います。
長くなりましたが、応援しております。
今時、階級社会なんて非論理的で馬鹿々しい。
生涯プログラマの人を評価する社会になる事を願っています。

FomalhautWeisszwerg

あけましておめでとうございます

わたしもプログラマを続けていきたいと考えている人間の一人です。
周りをみると、やはりというか「早く SE になって PM になってコンサルになってお金もらうんだ」という
人ばかりですが、わたしはプログラマを続けていきたいと思っています。

なぜかというと「プログラムを作ることが好きだから」
これに尽きます。

新しい言語、いいですね。どんなことに使えるのか、何が便利になるのかわくわくします。
新しいプログラミング手法、いいですね。今までの手法に比べて何がよくなるのでしょうか、
出来上がったプログラムのパフォーマンスはどれだけ上がるのでしょうか、楽しみです。

プログラマとして続けていくために気をつけていることを一つ上げるとするならば、
「宗教家にはならない」ことです。これだけは念頭に置いて行動しています。

しっぱ

こんにちは。しっぱと申します。

自分のやりたいことをやり続けることって難しいですね。
ひでみさんと逆で私は「しゃべれるエンジニア」(笑)としてWEB業界で生きていきたかったのですが、WEB業界は得てしてそっちに関しては分業されていて「しゃべり」は評価されないんですよね。。。。

いくらいい提案をしてもそれを実現できなければ意味がないので。

対営業向けにシステムのプレゼンを現在やらせて頂いています。
でも、WEB業界は開発してナンボの流れがあって、うまく歯車が合わない感じです。。。

なのに、辞められると困ると言われ、給料には「しゃべり」は反映されず・・・
人のプレゼンまでやってるのに・・・・

とまあ、愚痴になってしまいましたが、流れに逆らって仕事をすることは楽な道ではないですね。
でも、「辞められると困る」といわれるのはちょっと嬉しかったりしますけどねw

ちょびちょび

あけましておめでとうございます。

いきなりまとめ? そそっかしいので、終了予告かと一瞬焦りました。これからも楽しみにしています。生涯プログラマの生き様、発信し続けて頂けたら嬉しいです。

プログラマを名乗るのに今のところ国家資格は不要だし、ちょびちょびが目指しているのは年金生活しながら、ちょっと便利なフリーソフトを発信したりする謎のおばあちゃんなので、ゴールに至る最適ルートは「職業生涯プログラマ」なんですよね。年金貰うためには受給資格を満たさないといけないし、プログラミングの技術は中断すると復帰は厳しいだろうし。日中他の仕事をして、帰宅してからプログラムの学習などという芸当は無理だし。

20代の頃はプログラマ、SEと区分された環境で作業をしていましたが、一度その環境を離れたら、貰える仕事は低予算、小規模な開発だけ。「再々々々々リースの更新断られちゃったから、このオフコンのシステム、パソコンでも買って乗せ換えてよ。あ。仕様書とかソースはないから」みたいな感じで30代はスタートしましたっけ。開発要員はちょびちょびだけ。そういうワイルドな環境だとプログラマとかSEとか言ってられないですよね。お勧めはできませんが、生涯プログラマを目指すにはそういうコースもありかな、と。なーんて、ちょびちょびはヘタレなので、40代になった今は隙あらば大樹の陰に寄ってます。総合的に判断して、やっぱり楽だし。で、年下の上司と折り合いが悪いと契約更新しないで、「さ、次行ってみよー」という生活です。やはり他人様にお勧めはできませんね。

ひでみ

こんばんわです。ひでみです。


士郎さん。

> SEとPGの定義が明確ではないので何とも言えませんが、ひでみさんが
> 書かれているSEとPGの仕事を両立できる人は確かに少なそうですね。
> 恐らく、設計や実装にまで手が回らないと思いますが・・・?

それぞれの名義(?)の役割分担は個人や職場でだいぶ違うかと思いますが、うちの会社はこのコラムに書いた区分で仕事がわかれています。つまり、プロジェクトマネージャ兼システムエンジニアとプログラマのどちらかもしくはかけもちしかいない、という状況です。
いろいろな職場で働いてきましたが、この分担が一番、仕事がやりやすいと感じています。
以前はマネージャとシステムエンジニアの間のコミュニケーションエラーに悩まされていましたが、それがないのはこれだけ楽なのか、と(苦笑)。そして、要件定義は一種のコンサルティングなんだということを理解しました(←それだけのことに気づくのに何年かかってるんだか)。
まあ、会社の人数も小規模ならシステムも小規模なので、そうでなければできない体制だということはわかっているんですが。

> 私は30台半ばですが、このぐらいの年齢になったらどんだけ経験があっても
> 再就職は難しい年齢です。もし倒産したら、もし解雇になったら・・と
> 思うと正直すごく不安になって眠れなくなることもあります。

それを言うなら私もそろそろ40半ばですからねえ……厳しいですよねえ……。


無職さん。

> 昨年ついに会社から「おまえは要らない」と放り出されました。
> そんな会社ばかりではないでしょうが、それでも「歳食ったプログラマ」を
> 置き続けてくれる会社のほうが珍しいと思います。

私もプログラマとして雇い続けてくれる会社はめずらしいと思ったので、だったら最初っからそれを要求しよう、ということで就職活動した結果、今の会社に落ち着いています。
現実と折り合いをつけて生きていかないといけないとわかっているんですが、それでもどうしても折りたくないものがあったりします。
友人に「意地はって餓死するタイプ」と言われたのは、そこらへんが原因なんでしょうね(苦笑)。


にゃん太郎さん。

> そんな中でも「プログラマなんかで終わりたい」と言えるひでみさんはすごいと思います(まじで)

すごいなんてことはまったくなくって、単純に「プログラマをやめるのはイヤだ」と思うんです。ただもうそれだけなんです。
「浮世離れしている」とたまに言われます(苦笑)。


インドリさん。

> その時知識0では仕事の連携がうまくいきません。
> なので、誰でも少しだけ自分が担当している工程の違う知識も身につけるのがよいと私は考えます。

うちの会社は小さいので自然とすべての工程が見えてしまいますし、場合によっては要件定義あたりまで首をつっこむことになりますので、知らないままではいられない、という仕組みになっています(笑)。
とは言っても、今の会社に入るまではそこのところ無関心だったんですけど。


FomalhautWeisszwergさん。

> なぜかというと「プログラムを作ることが好きだから」
> これに尽きます。

わかります~。結局のところ、好きだから続けたいだけなんですよね。
それだけのことがなぜむずかしいのか。それとも、好きなことだけやってたい、と思うこと自体がゼイタクなのか。


しっぱさん。

> 流れに逆らって仕事をすることは楽な道ではないですね。
> でも、「辞められると困る」といわれるのはちょっと嬉しかったりしますけどねw

今、主流ではないからこそ、いつか主流になった時に競争相手が少なくていいんじゃないのかなあ、と思うこともあるんですが、そんな時代がいつやってくるのかが大問題です。
今時、「辞めたくなかった」という言葉をよくきくのに、「辞められると困る」と言われるっていうのはステキなことですね。


ちょびちょびさん。

> 生涯プログラマの生き様、発信し続けて頂けたら嬉しいです。

「生き様」……こう書くとなんかかっこいいですね(笑)。
「好き」と「嫌い」と「納得いかない」だけでできあがっているようなコラムですけど、まだまだおつきあいいただければありがたいです。

> ちょびちょびが目指しているのは年金生活しながら、
> ちょっと便利なフリーソフトを発信したりする謎のおばあちゃん

私は近所の子供に「メガばあ」と呼ばれるようなおばあちゃんになりたいです(←これが通じる人ってどれくらいいるんだろう)。

saki1208

あけましておめでとうございます。

私は基本的にSE、プログラマなどの区分けは単なる役割分担であるべきだと考え
ています。
マネージャやコンサルのあたりになると役割分担ではだめだとは思いますけどね。

実際には個々の能力差や向き不向きがあり、ある程度役割が偏るってのはあると
思いますし、そうしなければ全員が不幸になる場合もあるとは思うのですが。

ただ、私自身はどんな役割を担当することになろうとも全くプログラミングをし
ないことは無いと思っていますし、まわってくる仕事もごった煮状態で色々な工
程で作業をすることが多いです。
複数プロジェクトのブッキングなんてのも当たり前のようにあるし...
# ある程度はしょうがないのですがどうにも釈然としないというか...

システム構築そのものは全体像を考えながら行わないといけないと思いますので、
SEだからプログラミングしないってのはダメだと思います。
言語系ができない状態で設計なんてできないと思っていますから。
# 逆も言えますけどねw

でも、胸を張って『プログラマなんかで終わりたい』って言えるひでみさんが正
直うらやましいw

これからも発信し続けてください。

(株)ポチ

メタバグ!

実はわたしも好きでして。
横道にそれますがついつい反応。

山田たま子

更に横道すみません。

ちょびちょびさんの
「ちょっと便利なフリーソフトを発信したりする謎のおばあちゃん」
とひでみさんの
「「メガばあ」と呼ばれるようなおばあちゃんになりたい」
を見て即効「コンピューターおばあちゃん」が頭に浮かびました(笑)

>全力を挙げてうちの会社を守っていきたい
こう思える社員さんがいる、ひでみさんの会社はすばらしいと思います。
勿論そんな考えを持っているひでみさんもすばらしいと思います!

ひでみ

こんばんわです。ひでみです。


saki1208さん。

> 私は基本的にSE、プログラマなどの区分けは単なる役割分担であるべきだと考えています。

役割分担に関しては、ハイブリッド型の人がいてもいいし、特化型の人がいてもいいと思っています。
ていうか、そういう人たちがほどよく混在しているのが、健全というものなんじゃないかなあ、と。
キャリアの多様性が認められる業界であって欲しい、と切に願っています。


Toshiさん。

そうですか、ブラジルに出稼ぎに行くという手もありますか。
それはさすがに考えたことがなかったです。選択肢のひとつとして覚えておきます。


(株)ポチさん。

あっ、反応があった!(笑)


山田たま子さん。

> 即効「コンピューターおばあちゃん」が頭に浮かびました(笑)

そういえば、そんな歌がありましたねえ。よく覚えてないんですけど。

>>> 全力を挙げてうちの会社を守っていきたい
> こう思える社員さんがいる、ひでみさんの会社はすばらしいと思います。

「定年までプログラマ」という私の希望を受け入れてくれた貴重な会社ですからね。大事です。
会社の業績があがれば、その分、たくさんコーディングができますし。

我門 隆星

>今のIT業界ではプログラマからシステムエンジニアになることが主流です。

でも私に言わせれば、間違えた考えだと思います。
工程の上流下流を即ヒエラルキーの上下に結びつけるのは、
間違えています。

旧帝国陸海軍パイロットが我も我もと
カミカゼ特攻隊で突っ込んでいったのは
「正しい」と言えるのでしょうか。
#正しいと断言される方もおられるのでしょうが。

誰もが「そうなる」「そういう志向がある」からといって、
それが正しいとは限らないと私は思います。

そもそもプログラマには向き不向きというものが厳然として存在します。
#SEにもプロマネにも、言えます。

「プログラム作るのが楽しい」というのは、
プログラマに必要な資質と思います。

>流れに逆らってその場から動かないというのは難儀なことですよ、ホントに。

めげずに、心身つぶさぬ程度にがんばってください。

#などと両方つぶれている私が言っても説得力も何もないですが。
##健保連のページに「デパスを飲んで出勤するな」と書いてありましたが
##私の朝ごはんがデパス1錠だったりしますw。

ひでみ

こんばんわです。ひでみです。

我門隆星さん。

> >今のIT業界ではプログラマからシステムエンジニアになることが主流です。
> でも私に言わせれば、間違えた考えだと思います。
> 工程の上流下流を即ヒエラルキーの上下に結びつけるのは、間違えています。

私も「主流」がすべて「正しい」とは考えていません。
それでも、社会において数はパワーなわけです(←誰がその数をつくったか、についてはあえて触れませんが)。
ですから、数を1でも2でもいいから動かしたいと考えています。実に地味~な話です(苦笑)。

福田(仮)

皆さん、こんにちは。

私はプログラマというより研究者(プログラムもやります)ですが、
うちの会社にも、"成り上がる"のが普通みたいな風習はあります。
(うちでは研究者から管理者になって行くといったイメージです)
でも、"成り上がる"ことには価値を見出せないんですよね…。

同じ会社に居続ければおのずと後輩が出来ていくので、
後輩に教えたりとか全体像が見れるようになる視点は必要だとは思います。
でも、それと"成り上がる"のは違う気がするんですよね…。

なんか、似たような考えの方がいて安心しました(ぉぃ
がんばって研究者でい続けようと思います(笑)

ひでみ

こんばんわです。ひでみです。

福田(仮)さん。

> うちの会社にも、"成り上がる"のが普通みたいな風習はあります。
> でも、"成り上がる"ことには価値を見出せないんですよね…。

価値を見出せないもののためにがんばるのって、かなりしんどいですよね。
しんどいことはやりたくないんですよ、私(←いろいろとだいなしにしてるかもしれない発言)。

よみこ

ひでみさん、あけましておめでとうございます
私はどちらかというとPGでしかいられない人間で
”この業界つぶしが利かないよな・・・だから出来る事をがんばっていくしかないか。
 どうせこの年(40オーバー)じゃどの仕事でも大変なのは同じ。雇ってもらえないのも同じ。”
と派遣で頑張っています。(給料アップを目指して入った業界ですが今やすずめの涙です)

私がこの業界に入った時のその会社は、SE・PGという考え方はなく、全てPGでした
その後、SEという言葉がすぐ出てきましたが、当時はスーパーエンジニアという意味も含まれていました。
SEは設計は当然の事ながら、システムに関する全てのことをある程度こなせないとSEではないという考えで、
(今現在、スーパーじゃない人もSEと名乗っていると判っていても)自分はSEも出来ますと言う事が出来ません
ビビリな私です(笑)

そんな私なので当分はPGを続けたいと思っています
理系脳ではないので不都合な事も多いのですがこの仕事がそれなりに好きなんだろうと思います

学ぶ事も将来の不安も限りなくありますが、まあ、どの仕事でも同じですよね
ひでみさんの勢いのある文章にエネルギーを貰いながら暫くは頑張っていくつもりです
出来るだけ長くこのコラムを拝見させてくださいね!(^^)

ひでみ

こんばんわです。ひでみです。

よみこさん。

> 学ぶ事も将来の不安も限りなくありますが、まあ、どの仕事でも同じですよね

それはそうですね。将来の不安のない仕事なんてどこにもありませんよね。
だったら、好きな仕事をしていたいですよね。

> ひでみさんの勢いのある文章にエネルギーを貰いながら暫くは頑張っていくつもりです
> 出来るだけ長くこのコラムを拝見させてくださいね!(^^)

「勢いのある文章」と言われたのははじめてのような気がっ。なんかうれしいです。
このコラムは、りきまず、マイペースに、書き続けていこうかと思っているので、よろしければこれからもおつきあいくださいませ。

Buzzsaw

いつも楽しく、興味深く拝見しております。

私はPG~SEやPMへ「成り上がりたい」タチですが、それはあくまでいろんな
役割を覗いてみたいという欲求からくるものであり、世間一般の「形骸化した
成り上がり」とは違うと考えております。で、その「覗いてみたい」という欲求
を除外したら私も「PGなんかで終わりたい」人種かも知れません。

とはいえ、昨年は「PM・PLの経験がない」との理由でなかなか再就職が決まらず
「やっぱPGじゃダメか~??」と思っておりましたが、契約社員として腰掛就労
中の今の職場で業務アプリや会社HP、Excelマクロ等を組んでは「おぉ、
すげぇ~!」とユーザーに喜んでいただけると、「やっぱ技術者は作れてナンボ
だな」とちょっとだけ安心し、空元気の自尊心を生成しながらしのいで
まいりました。

とりあえず春からの再就職先は決まったので、私もその組織がつぶれないような
働きをしたいと考えております。(あら、不吉)

ひでみ

こんばんわです。ひでみです。


Buzzsawさん。

確かに「成り上がり」にもいろんなタイプがいますね。
目的がはっきりした「成り上がり」は好きなんですが、「周りがそうしてるからそうするもんだろ」というのがイヤなんですよ。でもまあそれはまだマシな部類で、さらにこじらせて「周りがそうしてるのに、おまえはどうしてそうしない」とか言い出すタイプが一番厄介です。

再就職決定おめでとうございます!
楽しく成り上がれる職場だとよいですね。

なんだか

はじめまして、なんだかです。

プログラマというか技術屋というか、生きたいように生きるのは
お金の問題もあり苦労しますが、結局のところ、

どんな会社に入社するか

これに尽きる気がします。
大企業でも中小企業でも関係なくて、自分のキャリアを認めてくれる
会社に入れることが、一番幸せなのかもしれない。

とおもったりしました。。。

だから、今の社長に感謝しなきゃならないですね。
と、思える私は幸せなのかもしれない。

ひでみ

こんばんわです。ひでみです。

なんだかさん。はじめまして。

生きたいように生きるには、自分が生きやすい場所を探すか、自分でつくってしまうか、のどちらかが必要不可欠なんだと思います。
でも、私には自分が仕事がしやすい現場を、自分でつくりだす自信がない。てか、めんどくさい(苦笑)。
ですので、生きやすいと思える場所をせっかくみつけたからには、それをがんばって守っていきたいです。
と、思える私は幸せなんでしょう。多分。

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