MacBook AirにWindows 8.1を入れてみた
3月15日、ハロー通訳アカデミーの2013年度通訳案内士試験合格祝賀会に裏方として参加させていただきました。
祝賀会と、引き続いて開催されたお茶会では、通訳案内士の重鎮や今回合格された方々とお話しして、大いに刺激を受けました(帰宅後、来賓のお一人、協同組合 全日本通訳案内士連盟 理事長 松本美江氏の「英語で日本紹介ハンドブック」にKindle版が用意されていることに気づき、早速購入しました。通訳案内士関連の電子書籍を見つけたのは、初めてでしたので)。
当然かもしれませんが、通訳案内士には筆者のような完全ドメスティックかつ独学という経歴の方は少なく、駐在や留学を経験し、何らかのスクールを受講された者が多いようです。筆者は希少種(?)でしょうか。
通訳案内士にはITを苦手とする方が少なくないので、継続的に語学を学習する上で、本コラムがお役に立てればと思います。
さて、今回のコラムでは、ガジェットの「母艦」となるノートPCについて書きます。
■ノートPCを1台にする!
初代MacBook Airのヒンジが壊れてからは専らWindowsを使ってきましたが、先月MacBook Airを購入してからはMacがメインになりました。
家人にお下がりしたiPad miniに音楽を入れるよう頼まれて困ったのが、いわゆる「母艦」を何にするかということです。iOSデバイスの場合、Androidと違って、iTunesを使って音楽を入れる必要があるからです。
筆者は、音楽、写真、動画などをNASに入れており、データそのものは共有しているのですが、状況に応じてMacとPCを使い分けるのも面倒です。それと、Macの方は初代MacBook Airからデータを引き継いでおらず、家人のアカウントすら用意していなかったという状況もあり、さらに悩みました。
結論は、MacBook AirにWindows 8.1を入れるということです。これによって、VAIO Fit 14Eも手放すことにしました。今回の作業とは独立ですが、初代MacBook Air(Lion)とGateway MX6217j(Windows XP SP3)も処分予定で、ノートPCは1台になります。
■仮想化ソフトParallels Desktop 9 for Macを導入
筆者は、Parallels Desktop 9 for Macを利用してWindows 8.1をインストールしました。Windows 8.1はリテール版を購入したので、32ビット版にするか64ビット版にするか悩みましたが、ベンダー推奨の64ビット版を選びました。
Windows 8.1のインストールは非常に簡単でした。先日、デバイスドライバのトラブルでVAIOをリフレッシュしましたが、プレインストールされたWindows 8に戻されてしまったので、Windows 8.1にするまでにも手間取りました。これと比べてしまったせいもあるでしょうが、あまりに楽で拍子抜けしました。
■ガジェットにまつわる悩みを低減
ガジェット好きに共通する悩みかと思いますが、ガジェットが増えてくると、付随する「もの」が本体の個数以上に増えすぎるのが困ります。
ACアダプターやケーブルが増えることにまず閉口しますが、今回のように「母艦」をどうするかという問題もあり、関連して使用するソフトウェアが増えてしまうという問題も発生します。
筆者の場合、モバイルスキャナー関連のアプリなどをMacとWindowsの両方に入れてきましたが、今回の統合でMac版1本にできます。費用と運用の手間を削減することができ、統合に満足しています。
ちなみに、ガジェットを活用した英語学習法をテーマにしている本コラムは、一太郎の文書校正機能と共同通信社 記者ハンドブック辞書 第12版 for ATOKを利用して書いています(それでも編集部の校正で指摘を受けてしまうのは、筆者の力不足です……)。
(2014年9月28日 追記)
Mavericks(MacOS 9.5)を10.9.5にアップデートしてParallels Desktop 9が起動しなくなった方は、オルタナティブ・ブログで書いた以下の記事をご覧ください。